戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

フェイクわざ

2014年06月13日 | 想うこと

ワールドカップ、ブラジル大会が始まりました。

開幕試合、ブラジル対クロアチアの試合を、朝食を採りながら、後半だけサラッと観ました。

クロアチアにとっては、ついていない試合だったでしょう。

PKを与えたプレーにしても、あれは、ブラジルの選手の巧すぎる演技のせいで、同情します。

それにしても、ああいう、少し触った程度でも倒されたんだと示すプレーは好きになれません。

いわゆる、キタナイやり方だと私なんか思ってしまいます。

それも作戦なんだと、言えるのでしょうが・・・。

思い出すのは、息子が中学野球部へ入ったばかりの頃ですが、私は初めて練習を見学に行きました。

その時、監督はいなくて、父兄のコーチが指導していました。

あるプレーを繰り返し行わせていたのですが・・・

それは、サードランナーがホームにつっこみ無理だとわかり帰塁するプレーなのですが、コーチが怒鳴りながら指導したのは、ランナーは、キャッチャーがサードにボールを投げる、その線上を走れ、ということでした。

ようは、送球の邪魔をしろ、ということです。

それを繰り返し、ランナー選手にやらせていました。

まあ、大切なプレーなんだと思います。

ランナーなら知らなければならないことでしょう。

だけれど、そんな細かいプレーを必死に覚えさせる必要があるのか、とシロートの私は思ってしまいました。

中学生には、もっと大きなプレーを、具体的には示せませんが、教えるべきであろうと。

たぶんサッカー選手も、こどもの頃から、この種の色々な業を身につけていくのでしょう。

そうでないと、はい上がれないというか。

ですから、自然と身体が反応してしまうのでしょう。

改められるのは、ルールと審判の質かもしれません。

フェイクのようなプレーは、反則にすべきだと。

となると、それを見抜く能力が大切になってくるのだと。

開幕試合の主審は、日本人の方でしたが。