戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

国語から

2014年06月01日 | 想うこと

娘が高校に入ったことで、今度は、高校の教科を娘に教えることになりました。

ほんのたまにのことですが、これは何? どういうこと? とおかまいなしに訊いてきます。

中学までなら、どの教科もそれなりに教えることができたのですが、さすがに高校となると、わからないことが多いです。

特に、数学。

というか、高校時、私は数学でよく欠点を採りました。

ぜんぜん自慢になりませんが、数学は不得意でして、数学ⅡBからは、授業中、よく死んでました。

その私が教えるわけですから、娘と一緒になって、教科書を読みます。

そうなんです、読むのです。

例題で、この式の係数・次数を示しなさい、とかありました。

となると、まず、係数ってなんや? 次数ってなんや?、てところから始めなければなりません。

それで、教科書に書いてある法則などを読むのですが、この文章がまた難しいのです。

一回読んだだけでは頭に入りません。

何回も読まなければ理解できないのです。

はっきりいって、高校時代でさえこんなには読まなかっただろう、というくらい読みます。

それでようやく、式を解く方にいけるのですが、その時に思うのです。

数学は国語だと。

こじつけてしまいましたが、定義にしろ、問題にしろ、何が書かれてあるか理解できなければ、すなわち読解力がなければ、数学を解くことができません。

まずは国語からだと、あらためて思うのです。