起きてから大リーグ野球(ヤンイース対レッドソックス)を見ていたが、松井秀喜が所属するヤンキースが大量のリードされて、その上連続の二累ゴロで凡退、すっかり見る気も失せてチャンネルを移動した。
何気無しに回したところが民放番組で、「歩くイワナ」とあった。このイワナについては、樺太での子ども時代の馴染み川魚であったから、番組は途中であったがその後懐かしく最後まで見入ってしまった。
歩くイワナ(岩魚)の所以は、番組内の実験でヤマメ(山女)との比較で詳しく見せてくれたから、手に取るように解り「ナルホド・・・」と納得出来、これでまた知識が増えたと大いに喜んだ次第。
更に番組ではこのイワナが今では「幻の魚」と呼ばれるほど貴重な川魚となっているという。幻の魚と云えば湿原の置く深くに棲む「イトウ」だけかと思っていたのだったが、子ども時代に大抵の小川で入れ食い状態で釣れて、珍しくも何とも無いイワナ幻の魚とは世も中も随分と変わったものである。
さて私らの子ども時代のイワナ釣りは、今のように「フライフィッシング・ルアー・毛鉤」などは論外であった。イワナ釣りに出かける際には、普通の海釣用の小型釣針と魚網修理の綿糸に小刀だけである。小川を少し遡れば川端に柳の木はふんだんに在るから、その中の手頃な枝を切り取り葉を払う。この時枝先の葉だけは残して置く。これは結びつけた綿糸が外れないための仕組みである。
この手製の釣竿が出来れば後は餌なのだが、その餌は川床の石を引っ繰り返しさえすれば幾らで手に入る川虫である。
後は遡りながら、イワナの隠れて居そうな淵や淀みで糸を垂れるだけである。ツボが当れば正に入れ食い状態で、川釣りの醍醐味が満喫出来る。
なおこのイワナもヤマメも体型こそ小さいが、サケ科の「紅鮭・銀鮭・樺太鱒・マスノスケ」と同族だそうです。その証拠がヤマメやイワナの体に残る小判型の紋であり、鮭にも稚魚の間には現われているということです。
三十分にも満たない番組だったが、子ども時代に遊んだことや、釣ったイワナを焼干しにして保存食としてくれた母を懐かしく思い出させてくれた。
何気無しに回したところが民放番組で、「歩くイワナ」とあった。このイワナについては、樺太での子ども時代の馴染み川魚であったから、番組は途中であったがその後懐かしく最後まで見入ってしまった。
歩くイワナ(岩魚)の所以は、番組内の実験でヤマメ(山女)との比較で詳しく見せてくれたから、手に取るように解り「ナルホド・・・」と納得出来、これでまた知識が増えたと大いに喜んだ次第。
更に番組ではこのイワナが今では「幻の魚」と呼ばれるほど貴重な川魚となっているという。幻の魚と云えば湿原の置く深くに棲む「イトウ」だけかと思っていたのだったが、子ども時代に大抵の小川で入れ食い状態で釣れて、珍しくも何とも無いイワナ幻の魚とは世も中も随分と変わったものである。
さて私らの子ども時代のイワナ釣りは、今のように「フライフィッシング・ルアー・毛鉤」などは論外であった。イワナ釣りに出かける際には、普通の海釣用の小型釣針と魚網修理の綿糸に小刀だけである。小川を少し遡れば川端に柳の木はふんだんに在るから、その中の手頃な枝を切り取り葉を払う。この時枝先の葉だけは残して置く。これは結びつけた綿糸が外れないための仕組みである。
この手製の釣竿が出来れば後は餌なのだが、その餌は川床の石を引っ繰り返しさえすれば幾らで手に入る川虫である。
後は遡りながら、イワナの隠れて居そうな淵や淀みで糸を垂れるだけである。ツボが当れば正に入れ食い状態で、川釣りの醍醐味が満喫出来る。
なおこのイワナもヤマメも体型こそ小さいが、サケ科の「紅鮭・銀鮭・樺太鱒・マスノスケ」と同族だそうです。その証拠がヤマメやイワナの体に残る小判型の紋であり、鮭にも稚魚の間には現われているということです。
三十分にも満たない番組だったが、子ども時代に遊んだことや、釣ったイワナを焼干しにして保存食としてくれた母を懐かしく思い出させてくれた。