昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

霧(海霧)の釧路

2005-07-14 21:13:04 | 日々の雑記
 少し続いて呉れるかと期待した先日の青空はあの日の夕方で終わり、その後の予報では晴れマークは出ているものの、気象庁の予報は相も変わらぬ出鱈目ぶりで、今更腹も立って来ない次第である。
 今日も黒い雲が低くたれこみ、新聞の予報欄に出ている晴れマークの時間帯が来ても、晴れる気配はさらさらに無く、むしろ今にも落ちて来そうな雲行きとなった。
無理してウォーキングに出かけて、途中で雨に降られて身体を濡らせば、それが素で風邪にもなるかも知れないと、今日の歩きは止む無く諦めた。

ならば日頃からの懸案の所用を済ませようと、街へと出掛けることにした。所用が予定より早く済んだので、図書館で植物図鑑でも見ようと思い立ち、図書館の建つ高台に向かった。図鑑の調べが済んで裏の駐車場に立って下に広がる市内を見下ろすと、何時の間にか霧(海霧)に包まれていた。
私の住まいのある地域と違って、海に近く川にも面しているだけに、海霧の到達も何処よりも早いわけである。
釧路特有のこの霧は今更とやかく言うことも無いのだが、この霧を逆手にとって市民の楽しみにしようと、最近街の青年会議所が「霧フェスティバル」なるものを主催して市民に喜ばれている。
昨日の夕刊にその開催日などのことが掲載されていた。今ではすっかり定着して、市民待望の年中行事の一つとなっている。

因みに晴れた時と霧に包まれた時を比較する為に、幣舞橋界隈の写真を載せてみた。
晴れた日の釧路幣舞橋界隈

海霧に包まれた幣舞橋界隈