昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

湿原と雲と

2005-06-28 22:50:33 | 日々の雑記
 昨日と同じ湿原のコースを歩いて来た。ただ昨日は突然の海霧(ガス)の出現で、いつもの距離の半分ほどで引き返す破目になったが、今日は昨日の海霧がまるで嘘のように、朝からからりと晴れ上がった。
 昨日の分を取り戻すつもりで、早目に身支度をして家を出た。昨日歩きの少なかった分だけ、しっかりと休養の取れた老妻は何時に無く身軽だった。

 遥かな阿寒の山なみこそ見えなかったが、真っ直ぐに延びる自転車道路の先の青空には、真夏を思わせる入道雲が天を突くほどに発達していた。
 気温は予報どおりに20度を早々と超えているようで、風も無く陽射し強かった。少し歩いただけで堪らずベストを脱ぎ、更にシャツの袖を捲くった。その上帽子の下に手拭を垂らして日除けにして歩き続けた。
 何時もは途中で引き返して車で私を待つ事にしている老妻は、余程膝の調子が良いようで、私と同じだけ、それも何時もより余計の距離を一緒に歩いた。
 
しかし老妻は、後半流石に疲れたと見えて、コース最終のアンダーパスからの上り坂を避けるために、その手前で別れ平坦な取り付け道路から、アンダーパス上の環状線に出て私を待つ事にした。
 
※・昨日の海霧が嘘のように湿原が見渡せられた。

※・道路もはっきりと見える。

※・エゾノシシウド・・・?

※・オオハナウド・・・?