昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

街の中の天然記念物(春採湖)

2005-06-17 23:50:11 | 日々の雑記
 今日は約1年ぶりに市内の真ん中にある、天然記念物に指定されている「釧路市春採湖」の湖畔を歩いて来た。
 この湖は天然記念物の赤いフナ「ヒブナ」が生息することで、「春採湖ヒブナ生息地」として湖自体が天然記念物に指定されている。
 この住宅地真ん中に在りながらも、湖畔には数多くの樹木や植物それに野鳥が多いことでも有名である。その中でも鳥類では森林・草原・水辺・海が近い事から海鳥などが飛来する。また湖畔を一周する遊歩道は、雑木林や草原も在り更に緩やかながら起伏に富んでいるので、市民の恰好なウオーキングやジョギングなどの場所として親しまれている。

 桜で知られているが、既に時季外れのためかツツジ類の花は散っており、彩りに華やかさは欠けていたが、木々と遊歩道沿いの野草の緑が視界一杯に広がって心が洗われる思いだった。特にイタドリの群生があちこちで見られた。
 子ども頃だった。このイタドリの事を「ドングイ」と呼んで若茎を食べたものである。確か酸っぱい味だったと記憶が甦ってきた。
天然記念物の赤いヒブナが棲む釧路の春採湖

今の時季花と云いばこの「エゾボウフウ」だけだった。

餌をねだりに寄って来た「マガモとヒゴイ」

やはり物欲しげに寄って来た「オオバン」

仲間を呼んでいるのか、しきりに囀る「コヨシキリ」