昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

湿原道路(鶴野休憩場)

2005-06-10 22:20:51 | 日々の雑記
 今日は全く昨日同様の天候で朝から曇り日、正午の気温も12,7度とほぼ同じだった。ただ昨日かかっていた海霧が無く、それに風も少なかった。
 それで今日は自転車道路の湿原エリアを歩く事にした。この道は6日ぶりであったが、近頃に無く一番穏やかで、まあまあのウォーキング日和と云えた。
ただ海霧は無かったが、遠くの阿寒の山々は雲に閉ざされて何も見えなかった。

 今日歩いて来た道路を簡単に説明すると、この自転車道路は阿寒町までで約24,5キロほどである。私のウォーキングの場合、この道路の僅かな部分を歩いているのに過ぎないのだが、私が歩くその範囲を二つに別けて、私なりに名前を付けている。その一つは住宅街エリアから鶴野駐車場までを、本来の呼び名である自転車道路であり、その先を湿原道路と呼んでいる。この呼び名はあくまでも私個人が便宜上そう呼んでいるだけで、公共的なものは一切無い。
私が何故そのように呼ぶかと云うと、この二つの区画での環境が全く違っているからである。例えば吹く風の強さが同じであっても、家が建ち並ぶ住宅街と、遮る物がない湿原とでは身体に感ずる強さは将に雲泥の差が有る。

今日も駐車場に車を停めて、湿原道路歩き出した。やや緩めの坂を下るとトンネル(アンダーパス)がある。そこを抜けると周りの景色が一変する。
私はこれを「川端康成の雪国」をもじって、「境界の長いトンネルを抜けると、湿原だった」と呟きながら目の前に広がる湿原を楽しんで歩くことにしている。

そのトンネルから500メートルほどのところに、鶴野休憩場がある。元は阿寒町の奥に在った雄別炭砿(三菱系)専用鉄道の鶴野駅の跡地である。
ここには四阿屋は勿論だが、ドッチボールコートや子ども用の遊具が色々と備えられてある。だから休日などにはいつも、サイクリングでやって来る子どもで賑わっている。
鶴野駐車場(絵はステンドグラス)・左へ行くと湿原エリアで右が住宅街エリアとなる。

アンダーパス、上には環状線が通っている。

鶴野休憩場の四阿屋

色々な遊具設備がある。