8月21日(木)
今日も暑い。連れ合いは出かける。刈始をしようと準備。刈るのは、早稲のもち米だけ。家から見える田んぼだが、これからの準備、試運転を兼ねるから、トラックの荷台に、コンバインを乗せるところから始める。毎年のことだが、トラックの荷台一杯の機械。しかも、バック走で載せるので、その勘所もつかまなければならない。一、二度練習する。機械が載ると、アルミブリッジを積む場所がない。荷台の両脇にぶら下げるための金具を取り付け、そこにかけて運ぶ。そんな準備も、時間はかかる。軽トラの荷台には、グレンタンク(モミ搬送タンク)を乗せて、結わえつけておく。
そんな準備で、11時。早昼を食べてからと、昼飯を食べ、12時前に出かける。
刈取りは、田んぼも乾いているので問題ない。早稲なので、穂の数も、モミ数も少なく、そのうえ、鳥や、キョンなどの食害もあり、収穫は少ない。モミを、コンバインから、グレンタンクに排出しようと、装置を作動するスイッチを押す。あれ!、動かない。何度かやる。説明書を見る。どこも問題ない。が動く気配はない。電話する。
農機店の職員がすぐ来る。あれこれやって、動くようになる。何が問題だった?。ブレーキ版がくっついたままで、動かなかったという。揺さぶったり、たたいたり。で動くようになる。排出用の筒が、油圧で上下、モーターで回転する装置だ。排出中に、動かないようにブレーキがついているのだそうだ。機械の構造を知れば、なんということはない。修理の第一は、たたくこと、とひとしきり笑って、去ってゆく。
問題が解決すれば、あとは早いもの、2時には終わる。やはり、試運転は、余裕のあるように組んで正解だった。とにかく、機械のこと、始めてみないと、どんなことがあるか、わからない。
モミを乾燥機に入れ、乾燥中。機械を片づけ、コシヒカリは、数日後になるから、格納庫に入れ、給油してきて、早めに、仕事仕舞い。
実りの秋