畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

水滴

2014-08-04 18:57:49 | 農作業

8月4日(月)   のち 

今日も暑い。あまりの暑さで、仕事をやる気力も出てこない。

午前中は、ポンプやホースを片付けてきて、その後は、サツマイモの苗床を片付け、これからの秋冬野菜の育苗用に切り替える。トンネルにしておいた、POフィルムを撤去し、電熱線も取り外す。代わりに、防虫ネットを張り、虫除けの育苗トンネルにする。

昼はゆっくり休む。横になって、扇風機を回していても、汗が流れ落ちる。それでも、3時ころになると、さあ、やらなければと、作業服に着替える。外に出ると、空は雲に覆われ、日差しはなくなっている。風も強めに吹き、午前に比べると、気持ちよく感じるほどに変わっていた。

宮畑に行き、大豆の水掛けに使った、動噴のホースを片付け、大豆の畝間の中耕除草。置きっぱなしだった小型管理機で、畝間を耕す。二週間以上もカラカラ天気なので、さすがの夏草も、顕著には発芽していない。しかし、畑土の中で、じっと水分を待ち、発芽準備をしているさまは、想像できる。ここで、一度叩いておけば、かなりの効果はある。最初に植え付けた大豆は、かなり生育し、管理機に絡まるものもあるが、それはもったいないがしようがない。運が悪ければ、雑草並みに枯れ死してしまうかもしれない。

汗もあまり流すこともなく、作業していると、ポツポツと水滴が落ちてくる。雨雲というほどの雲はないが、白い雲に混じり薄黒い雲が、点々とある。雨を待ち望む者を、あざ笑うかのような、何の役にも立たない水滴。車のウインドウガラスを汚すくらいのものだ。

が、これを期に天候の変わり目にでもなってくれればよいのだが。