畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

台風一過

2009-10-08 21:18:57 | 暮らし
10月8日(木)  そして  たり  たり

まず、ほとんど被害は、受けなかった。一安心。
雨は、午前中、早いころに上がり、台風一過のような、陽が照ってくる。しかし、台風はまだ、通り過ぎてはいない。強い風は、収まる気配はない。空も安定せず、急に、真っ黒の雲に覆われ、大粒の雨が落ちてきたり。低気圧の通過による不安定な気象現象が続く。風も弱まり、空も安定してきたのは、昼もかなり過ぎてからだった。
昼食後、風の中(といっても、吹き飛ばされるような風ではない)、畑を見に行く。ほとんど被害はない。べた張りの不織布も、浮き沈みはしているが、飛ばされるようなことはない。ヤマイモの棚もなんともない。背高く伸びたヤーコンもしっかり立っている。いつもの畑の風景に、安心する。
と、不敷布の下、小さな緑の点々が。ニンジンの畝でも。
9月11日に蒔いたニンジン。発芽していないところが、2割ほどあった。そこに、小さな双葉が、両手を広げるように、そよいでいる。16日、28日に播種した、菜っ葉類も、ところどころ、土色のところがあった。そんなところの、種が、この長雨をたっぷり吸って、命を吹きかえし、双葉が、緑色に日を浴びている。台風の害どころか、この雨で、畑は、よみがえったようだ。(太陽熱処理の透明マルチを張ったところは、水分が少なかったようだ。特に、真ん中の方が乾き気味で、発芽状態が、悪かった)
夏野菜の畑も、倒されるようなことはなかった。もう、それほどの収穫は、あてにはできないが、たっぷりの水分を蓄えた畑で、もうしばらくは、つないでくれるだろう。
雨の量も、極端な大雨ではなかった。強粘土の畑以外は、明日からでも、機械を入れての作業も、なんとかなりそうだ。
台風一過の晴天が、数日は続きそうだ。気持ちよく、畑仕事ができるだろう。
コメント
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