畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

鶏の群

2009-10-20 19:21:42 | 農作業
10月20日(火) 

薄日も顔を出すが、ほとんど曇り空。灰色の雲も出て、うす暗くなったりもする。
午前中は、家での作業。連れ合いが、配達がてら、ミカン山に出かける。早めに出るので、ニワトリのタマゴ取りをする必要がある。
ニワトリの群れは様々個性がある。毎年、連れ合いが担当で、育雛をしているが、同じようにやっているはずだ。しかし、その約100羽の群れの出来は、毎年、同じということはない。すごく神経質の群れ、のんびりの群れ、おっとりの群れ、巣箱の中に卵を産まない鶏の多い群れになったり。餌をやりに小屋に入ると、肩に飛び乗ってくるほどなつっこい鶏が多かったり。
今年の群れ。まれにみる、神経質な群れだ。ニワトリは、変わったことには敏感に反応する。連れ合いが所用で、私が餌やりをするときなど、ある程度大きくなった雛(小さい内は、そんなに敏感ではない)は、怖がって大騒ぎ。小柄な連れ合いに慣れているのに、背の高い私が、小屋の中に入るのだから。しかし、それにも何度目かには、慣れ、餌やりには、集まってくるようになる。今年の群れは、非常に時間がかかった。私が入ると、小屋の隅の方に塊り、大騒ぎをすることがかなり続いた。最近ようやく、慣れてきて、タマゴ取りに入っても、大騒ぎはしなくなった。
この鶏達、タマゴの生み方が、尋常でない。連れ合いが驚き、困っている。一般に鶏は、早朝に生み始め、ほとんど午前中に生み終わる。若いほど、この傾向は強い。産卵箱は、1.8mの幅がある。彼女らの異常さは、産卵箱の片隅で、押し合いへしあい、産卵の場所取りを競い合う。隅に座り込んで生む準備をしている鶏の、上に乗ったり、下に潜り込もうとしたり、10数羽の鶏達が、おしくらまんじゅう。すでに生んである卵があっても、平気で、騒いでいる。
放っておいたら、タマゴも割れたり、ひびが入ったりしてしまう。だから、早朝から、10時ころまで、何回も、タマゴ取りをやることになる。
そんな訳で、タマゴ取りもやりながら、クン炭づくり。ソラマメ用培土が足りなかったので、調合して、ポットの土入れ。昨日、掘ってきたヤマイモの整理。ついでに、明日の出荷用に、量って、包んでおく。さつま芋も。
午後は、ソラマメ用畑。トラクターで、耕す。粘土の強い畑だが、乾いているので、きれいに耕せる。
コメント
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