畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

十五夜

2009-10-03 18:53:52 | 暮らし
10月3日(土)  のち 

降らないときは、降らないで、降り始めると、これでもかとばかりに、降り続く。明日は晴れるようだが、その後は、ずっと傘マークが途切れない、週間予報。今年は、秋雨が遅れ、10月になってから、やってきた。その上、非常に強い台風が、かなりの確率で、やってくるようだ。北の高気圧が強まって、張り出してくれれば、南の海の上を通ってくれるのだが。今の感じだと、秋雨前線にそって、直撃するようだ。この何日かは、気象情報を欠かせない。
雨の一日なので、出荷を手伝う。まだ、夏野菜が続いている。しかし、それもそろそろ終わる。秋野菜の生育は、水不足で、かんばしくない。夏と秋、冬の端境期。野菜の切り替えがうまくゆかず、頭を抱える季節に、なってきた。
二人でやるので、早く終わり、その後は、籾すり機などの、分解掃除。
所で、今日は十五夜。夕方には曇り空に変わっていたが、はたして、その雲は、消えてくれるのだろうか。外に出てみる。東の空。雲が流れている。雲には形がある。一面の曇り空ではなくなっている。雲の向こうに月明かりが、明るくなったり、暗くなったり。雲の動きが、影絵のように、はっきりわかる。切れ間から、月は顔を出してくれるだろう。しばらく、立って待っている。雲の向こうの月明かりが、だんだん明るくなる。と、白いうす雲の向こうに、まん丸の月が透いて見えてくる。そして、うす雲が流れ、くっきりと、十五夜の月が顔を出す。
お供えはしていないが、秋の月に、収穫を感謝する。
コメント
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