畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

草取り

2011-08-18 18:52:53 | 農作業

8月18日(木)  いちじ 

朝方は、太陽がカーッと照ることなく、曇り傾向。こんなときは、日中、ウンと暑くなる予兆だ。

案の定、畑に出かけるころから、太陽は顔を出し、作業を始めると、気温はどんどん高くなる。幸いに、今日も風はある。昨日より少し強めに吹く感じだ。そのおかげか、ときどき、暑中涼を感ずる、というほどではないが、ホッとする気分になる時もある。人工的な熱が少ない、農村ならではの、真夏の日中の、オアシスなのかもしれない。

けれども、水をゴクゴク飲みながらの、炎天下の草取りの半日は、作業着一式、着替える、昼上がりであることに違いはない。

花畑は、ニンジン用だけでなく、早蒔きようのダイコン、菜の花、タマネギ苗床、など、太陽熱処理マルチをやってある。当然のことながら、その畝間の草の生育は、どれも平等だ。この10日ほどの間に、伸びに伸びた夏草は、マルチの上にも日陰を作り、葉や茎で覆い始めているものもある。今のうちに引っこ抜いておかないと、後々大変になる。稲刈を始めると、また、畑はご無沙汰となる。稲刈が終わって、来てみたら、想像するだに恐ろしい。とにかく、少しでも、草を片付けておこうと、一日、花畑での作業だった。


夏草

2011-08-18 06:07:24 | 農作業

8月17日(水)  

すごい暑さだ。昼のニュースで、関東地方の気温の高さのトップに、我が街の名前が挙がる。海洋性の気候ゆえ、暖かいが、極度に、高温を記録しないのが、特性のはずだが。

それにしても、暑い。夏の最後のあがきなのか。炎天下の作業は、流し込む冷水と、汗との追っかけっこだ。午前中は、刈払機とともに田んぼの作業。収穫前の草刈作業のめどを付ける。無農薬でやっている田んぼを除き、一通り完了。早稲の餅米は20日過ぎに、コシヒカリは、25日過ぎからの刈り取りとなる。暑さが、一段落してくれるのは良いが、天気はどうなのだろう。前線が停滞して、ぐずつく様な事がなければ、と思う。

午後は、畑に行く。天気の変わり目で、この週末は、前線が南下し、雨の予報だし、これをきっかけに、今までの猛暑は、収まると云う。待っていた、ニンジンの種蒔ができそうだ。早くから、太陽熱処理をやっているニンジン用の畝、畝間の草取りが、途中だった。しかし、畑に到着して、びっくり。前回は、10日に来ている。その時は、草丈は30㎝ほどで、半日もやれば終わるな、と気楽に考え、後にした。その時ならば、半日だった。一週間も育ててしまった、畝間の草は、倍以上に成長。1mにならんとしている、旺盛な草もある。地上が育つことは、地下の根も育っていること。全身の力で引いても抜けないほどに、しっかりと根を張っているヒユナ。6時過ぎまで、苦闘するが、半分ほど、終わったかで、明日の作業となってしまう。

田んぼもだいぶ色着いた

ポツポツと刈り取られた田んぼも