畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

日記

2011-07-22 19:32:12 | 農作業

7月22日(金)   いちじ 

台風が呼びこんでくれた北寄りの風で、真夏の蒸し暑さはない。作業をしていても、うっすらと汗ばむ程度で、助かる。

しかし、この時期らしい暑さの方が、作物には良いのだろう。また、原発事故が継続中の時、北寄りの風は、放射性物質を運んでくるであろう、恐い風だ。私たちが、簡単に測ることのできない目に見えない「毒」が、どれくらい運ばれているのか、などと思うと、蒸し暑さに、へとへとになっても、その方が、安心できる。

一回目の大豆は、植え終わり、恵みの雨で、根づいてくれた。二弾、三弾と植えなくてはならない。耕してある畑も、草の再生や、この雨での発芽もあるだろう。再度のロータリー耕をしておく。雨にしっとり潤い、柔らかくなった畑土だから、かなり細かになったようだ。午後は、秀畑。マルチの撤去作業。草は刈ったが、根はしっかりと生きている。雑草の生命力だが、この強さは、作業の妨げだ。縁を抑えている土はびっしりと根が絡み、マルチを剥がす作業を妨害する。鍬などで、根を切り土をどけないと、剥がすことができない。適期にやれば、たいしたことのない作業も、後手に回ると、大仕事になってしまう。半日づつだと、2~3日かかりそう。