朝起きると、外は雨、軟弱にすぐ、観光に切り替え、ノボメストの町をぶらつく。
町の中心、聖ニコラス教会の前で集合写真。
ノボメストはクルカ川が蛇行して出来た丘の上の町。クルカ製薬とルノーの大工場がある。

途中温泉保養地などを横目に見ながら、ジュジェンベルクにて昼食。ジュジェンベルクは
オスマントルコに対するオーストリアの防衛線上に建てられた城。

雨が降っているとは言え、道路が水浸しという訳でもない。ここで走らなかったら後悔が
残るのはいやなので、昼食後何人かで走り出す。
幾つかの丘を登って、Zagradecの町を見下ろす地点で休憩。

クルカ川の源流に近いクルカの町。10年くらい前までは動いていたと見られる、水車が
放置されている。この辺りは林業が盛んで、製材に水車を多用していたようだが、もはや
モーターで回した方が使い勝手がいいのだろう。

クルカの町を過ぎると、道はダートに。
雨でもあるので、のんびりと談笑しながら、新緑の芽吹きを楽しむ一行。

丘を登るにつれて、眼下に農村風景が広がる。

20数kmと短距離ではあったが、雨のダートを登り、走ったメンバーは一応満足。
宿について、各人が5冊づつ持参した本を日本人で文庫を運営している方々に寄贈。
新聞社のインタビューとか、話を聞きつけて駆けつけた地元のサイクリストと懇談する。
ローマまで行ったなら、その後はサンチャゴ・デ・ポステラを走って、大西洋を見なけりゃ
だめだとけしかける60才位のサイクリストと色んな話をさせてもらう。

リュブリヤナの町も霧雨にもかかわらず自転車で走っている人が多い。
非接触カード式レンタバイクも町のあちこちにある。

ブッチャー橋の欄干に結び付けられた、恋人達の鍵。

旧市街のメインストリート。もう夕暮れなので、人通りは少なくなってきた。

ケーブルカーでリュブリヤナ城に登れば、市街の向こうはアルプスの頂に雪が残っている。

そして、町の中心、龍の橋。

wadachiで作る、詳細地図と写真集はまた後で。
