アウトドア(登山・写真)・日記

北海道の登山ならびに風景と花の写真。個人の日記など。     アクセス状況追加(2009/2/24 以降分です)

鳥インフルエンザの脅威について

2008年01月14日 11時10分23秒 | Weblog
12日(土)、13日(日)の夜9時から放送されたNHKスペシャル「ドラマ・感染爆発」「新型インフルエンザの恐怖」をご覧になった方も多いと思いますが、この放送を見て改めて鳥インフルエンザの恐ろしさを知りました。

再放送がありますので、見ていない方にはご覧になることをお奨めします。
NHK総合テレビ
1月15日(火)深夜 0:10-1:40 (正確には 水曜日 午前)
1月16日(水)深夜 0:10-1:05 (正確には 木曜日 午前)


インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型が存在し、通常ヒトに流行を起こすのはA型とB型だそうです。

その中で新型ウイルスが出現して世界的流行(パンデミック)を引き起こすのは、A型ウイルスと云われています。

花080114-1
山口県環境保護センターHPより転載
■2003年12月以降、H5N1型鳥インフルエンザヒト患者が
報告されている国

花080114-6

日本生協連HPから転載


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
A型インフルエンザウイルスにはHAとNAの変異が特に多く、これまでHAに16種類、NAに9種類の大きな変異が見つかっており、その組み合わせの数の亜型が存在しうる。

これらの亜型の違いはH1N1 - H16N9といった略称で表現されている。
ただし、このうちヒトのインフルエンザの原因になることが明らかになっているのは2008年現在でH1N1、H1N2、H2N2、H3N2の4種類である。

この他にH5N1、H9N1などいくつかの種類がヒトに感染した例が報告されているが、これらの型ではヒトからヒトへの伝染性が低かったため大流行には至っていない。
ただし、いずれ新型インフルエンザが定期的に大流行を起こすことは予言されつづけている。

この間テレビを見ていたら、「森の樹木が果実の量を数年おきに変えるのは、果実を食べる動物が増えすぎて果実を全部食べられないようにするために、周期的に果実の少ない年を入れて動物の個体数を減らすのが目的ではないか。」と云っていました。

自然界には自浄作用があります。増えすぎた人間の数を減らすために、自然界がこの強烈な毒性をもつH5N1インフルエンザ菌を生み出したなどと考えるのは思い過ごしでしょうか。

ここ200年で世界の人口は爆発的に増えています。
 1800年  10億人
 1900年  20億人
 1960年  30億人
 1999年  60億人
 2050年  91億人(推定)

1960年から1999年までの僅か40年間で世界人口は倍増しています。

この爆発的に増えた人々の生活・食料を確保するために、自然破壊も爆発的といってよいスピードで進んでいます。

今後は、地球温暖化、水資源の不足、食料不足、天然資源の枯渇などが予想されるために、世界人口の増加率は鈍ると予想されていますが、それでも2050年には91億人と推定されています。

この人-人感染する新型鳥インフルエンザへの対策は日本でもまだあまり進んでいないようですが、世界的に流行した場合、医療体制の整っていない後進国では殆どなすすべがない状態になると思われます。

専門家はこのウイルスの世界的流行(爆発感染)がかなりの確率で起こると予想しているようです。
何れにしても、早急な国の対策強化を祈るばかりです。

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