蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

出張報告

2010年02月25日 13時57分24秒 | 耕太郎の出張報告
日曜日から火曜日まで東京へ出張していました。



目的は、
住宅雑誌社に私の自宅兼ショールームをリフォーム例として
取り上げてもらえないかとお願いに行くこと。



「伝統を未来につなげる会」
http://tsunagerukai.com/
のシンポジウムに参加し、
「大工さん工務店さんが困っていること」
「山や地域が困っていること」の確認と
弊社の新規事業「自然乾燥の梁桁材」の反応を見ること。



東京ブラインド工業さんとの提携を進めること。
http://www.tokyo-blinds.co.jp/



以上の3点でした。(ちょっと付録がありましたが、怖くてここでは書けない。)





まず、住宅雑誌社に行き、
先月プロのカメラマンに撮ってもらった写真を見せながら熱弁を揮いました。



リフォーム前の家がどれほど酷かったか。
リフォーム後の家をどういうコンセプトで造り、
どんなに素晴らしくなったかを伝えると



「6月5日発売号で紹介する方向で考える。」との返事をいただけました。



「良し。まずはOK。」です。
3月末から4月始め頃、取材に来てもらえそうです。





次の「伝統を未来につなげる会」ですが、
日本を代表する棟梁がたくさん集まっていました。



ただ、山の話から一般住宅に至るまで話があるのかと思っていたら
坪数百万円~一千万円クラスの話が多くて、ちょっとがっかり。



名人と言われるような棟梁ばかりでしたので仕方がないですが、
「山をどうするか?」「一般住宅を伝統工法で建てるには」
という話が無かったのが残念です。



でも、鵤工舎の小川三夫さんにご挨拶ができ、
「蜜ロウワックスの小川耕太郎です。」と言うと
「君がそうか。うちも使ってるよ。」と言われて感激でした。



「小川三夫さんは使っている塗料のことまで知っていた。
 人任せにしていないんだ。」それが分かっただけで
 行って良かったと思います。




最後に、東京ブラインド工業㈱の櫻井社長と昆次長に会ってきました。



自宅兼ショールームは木製ブラインドにしようと思っていましたが、
ほとんど全ての木製ブラインドがUV塗装で困っていました。



UV塗装なんて置くわけには行かない。当たり前です。



意地になってネットで調べていると、
東京ブラインド工業さんが見つかりました。



現在、オスモで塗装されていること。
国産の杉でブラインドを製造されていることが分かり、
早速電話して、
「蜜ロウワックス仕上げでブラインドを作ってもらえないか。」とお願いしたのです。



何度かやり取りしているうちに、社長から電話をいただき、
蜜ロウワックスにご興味を盛っていただけたので
「一度伺います。」とお邪魔したのでした。



話はどんどん進み、ショールーム用ブラインドだけでなく
蜜ロウワックス仕上げブラインドを商品化してくださることになりました。



「建築建材展」の隣で開かれる「ジャパン・ショップ展」に出展されるそうで
「蜜ロウワックス仕上げブラインドをすぐに作って、展示しましょう。」
と言うことにも。



話が早いのなんのって。



話は更に弾み、
部外者立ち入り禁止の新商品の開発室にも入れていただきました。



近々商品化する予定の商品や木材の話になり、
色々伺ううちに、
「弊社で木材の供給ができます。是非検討してください。」と言うと
「このくらいの値段で、これくらいのグレードのものが出来るなら。」



「間違いなくできます。それにここはこうしたら如何でしょうか?」
(詳しくは言えない)と提案すると



「すぐに見積りを出してほしい。」



アレレという間に
秋に出す予定の「山SUN通信」に載せられる
「新商品」ができそうです。



2月17日のブログに書きましたが、



「全てが私の想っているようになってきている。
 後は、着実に、調子に乗り過ぎないように注意して行動すれば、
 なぜか、全てが上手くいく。」



そういう風になってきました。



不思議だけれど、いつもそう。



決められていたかのように進んでいます。