蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

木もちeーガーデンプロジェクト-子育て+第一次産業の啓蒙-

2010年02月02日 11時53分17秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
NHK教育テレビで「となりの子育て」という番組があります。
野菜と共に子どもも成長する〜理科系実験型?家庭菜園〜.のような番組がありました。
何回かにわけて放映され、個人的にかなり注目していました。

竹村先生という「栽培を通して子供はかわる」と確信している
熱心な中学の先生の番組です。




司会が藤井隆さん、
ゲストに元モーニング娘の誰だったか?きれいな人で子供が3人いるタレントと
おしゃべりの中で何十年と栽培を通した教育現場からの
先生の哲学アンド実践ノウハウがギュッと詰まった
奥深い番組でした。

番組の中で牛乳パックを使った野菜たねまきなど
工作感覚?理科の実験感覚のような栽培方法が
紹介されていました。

私は以前から、「教育と家庭菜園」に興味がありました。
というのも自分も結婚仕立ての頃
10坪程度の畑を開墾し色々な野菜を植えていました。
鍬ももったことのない私が、始めたので隣近所の人が
色々教えてくださり
田舎の女性の生活力に感動したものでした。
また当時、主人は家業の製材業をやっており
経営が大変だったこともあり
自分自身も精神的に追い詰められたことがありましたが
「野菜から学ぶ」ことが数多くありました。
振り返ってみると、あの頃の試練が今の仕事に結びついているように思います。



アメリカでも校内暴力で荒れていた学校が
「生徒達が畑を耕し、収穫した野菜で料理をし、校庭で食べる」
というプロジェクトを導入し
生徒達が変わってきたというニュースをみたことがあります。
きっと、あの頃の自分のように「自然から学ぶ」ことに出会ったのではないかと思っています。


▲竹村先生の本から

野菜つくりを通して「感動」という体験が、よく表現されているイラストですよね。


昨年の11月末から急遽、
自邸を実験場にして「木もちeーガーデン プロジェクト」はじめました。
木もちeーデッキ展示会ブースを設計してくれた設計士さんが
「種を蒔く 育てる 収穫する 食べる」という行為をリビングに持ち込む
とでもいうのでしょうか?
デッキが庭+菜園になったパース図がぶっとんだ提案が届いたのです。


かなり工夫を重ねないと 下手するとデッキが腐りやすくなります。
そのうえ、スケジュール的にもかなり無理がある。
しかし家の改修工事を引き受けて下さった 
丸京建設様が「面白そうじゃない。やります。」といってくれた一言で
工事が始まりました。


▲娘の同級生が遊びにきて水をやっています。
家庭菜園も色々な提案があると、面白いのではないかと思い始めています。


これだったら家庭以外でも学習塾、病院、企業の応接室、車の販売店のお客様ロビーなど
色々な場所でできるのではないかと考案中です。



▲在来種の種を中心に扱っている畑懐の社長さん

御茶ノ水のエコショップGAIAさんから
独立した畑懐さんは、とても面白い種屋さんで
その視点にとても注目しています。こんな人が木もちeーガーデンで
ワークショップ講師をやったら
絶対に面白い!



▲奥さんが絵を描いた 「畑懐の土」のパッケージ

ここの土は、糠床のように繰り返し使えます。
土づくいからエコを考えています。
プランター栽培でもかなり育つとか・・・・・


木もちeーデッキは
国産杉3番玉、4番玉が山で放置されているのをなんとかしないと!」
と商品化した商品ですが
(木もちeーデッキ+農)で
第一次産業の啓蒙活動ができるかもしれない!
と考案中です。
形にするまでは、思考錯誤を繰り返しますが、
「e暮らしを提案できるデッキ材」に育てられる事業へ成長していきたいです。

皆様、色々な情報、ご意見お待ちしています。