ガラスボウルの復活

今月は、姪の結婚式に出席したいので
アバスチンを休んだ、リムパーザは
とても迷ったが、ギリギリで続行する
ことにした、「悩むよね」と・・・
診察室で悩んでいるわたしに、先生が
声をかけて下さったけど、先生が～
決めてくだされば、と恨めしい気持ち

それでも気温の変化とか、あまり食べ
られずの貧血？とかで調子はよくない
・・と言ってるまに盆休突入～だ

ま～ダラダラしている、台所だけ綺麗
になっていればいいや、あとはおっと
にお任せしよう（何時もだが）


・～＊～・


抗がん剤の影響で、指や手首のあたり
くらいまで痛みがあり、うまく動かせ
なくなったのと、かなり朦朧として
注意散漫にもなっていた・・・

で、繊細なガラスボウルを割りまくり
2セットダメにしたところで、頑丈な
ガラスに変えたけど、そのうちそれも
重くて使えなくなり、プラに変更する

でも、気づくと不自由にも慣れていて
それなりに作業してる自分を発見する

大好きなガラス製は小さなものしか
使えなかったけど、このへんで復活だ

割れたっていいや
今日、今、自分が気持ちよく
楽しく過ごせることのほうが
ずっとずっとだいじだ

暑い夏の午後、ときどき通る
涼しい風が憩いの台所で

薄いガラスボウルを洗って拭いて
並べて眺めるだけで、いい気分だ

けだるい歌声の、逢いびき
イタリアの台所、と夢想して遊ぶ



出来ていたことが出来ない
同じようには2度と出来ない

他のやり方を考えればいいとか
些細なことだとか、言われなくたって
自分でもそう思う、微々たることだ

でも本当の問題は・・・
出来るとか出来ないとか
そんなことじゃなくて

変化してしまった自分や・・・
周りの環境や人生を、自分自身に納得
させることは、言うほど簡単じゃない
自分を欠陥品とは思わずに、素直に
現実を受け入れる、なんてことは
容易いことではない、強情者だから

諦める、って難しいことだ

ひとに愚痴ったり気晴らしして解決
できることでもないし、ひたすら
ひとりぽっちで自分の顔だけを見て
繰り返し繰り返し、今も説得中だ




・～＊～・