通院が終了した、まるまる3ヶ月かかった
術後の経過が悪く、なかなか難儀したけれど何とか治った
「ありがとうございました」、深々と頭を下げ診療室をあとにする
あ~やれやれと気分も晴れやかに、止まってしまった時計の電池交換をしに
古めかしい時計屋さんへとむかう、時計に宝石にメガネも扱っていたな
年配の店主に復活させてもらっている時計は、ここ数年愛用しているナースウォッチ
腕時計が苦手なんだけど、懐中時計は大げさすぎるしペンダント型は重い
なにかないかな~と探していてナースウォッチに行きついた............
裏に「KIBANA」って彫ってもらって、姑さんに頂いた金と白金のブレスレットを繋げ
持ち歩くハンドバックに付けて愛用している、それが3年毎くらいに電池が切れる
そこを出たら、前から気になっていた「しぶい喫茶店」でお茶してみた
外からみると店内が薄暗くてよく見えず、髭でもはやした爺さんマスターを予想して
おそるおそる入ってみたら、室内は清潔で明るく、店主も従業員もコックさん以外は女性ばかり
あら~入ってみないとわかんないもんだなと
飲み物はもちろん、トースト系やサンドウィッチ類、パスタ類にピラフ、カレーやハヤシライス
それにパングラタンもあったし、パフェにケーキにホットケーキまであってメニューが充実してた
珈琲なんて「350円」で全体的にすごく安いし、アイスオーレを飲んでみたけど美味しかった
本当は何か食べたかったんだけど、お昼を食べちゃってたしグッと我慢する
オットを誘って来たときの、お楽しみにとっておこ~と自分に言い聞かせて
次から次へと常連さんがひっきりなしで、なかなかの繁盛っぷりだった
1階は女性客が占めていて、中年男性はなぜか2階へあがっていってた
たぶん上からだと思うけど、ちょっとタバコ臭かったのは参ったけど
ま~しかたあんめぇ~と、オーレをすすりながら週刊誌をめくる
ぼんやり、店内の様子やウエイトレスさんが立ち働く姿をみていたら
むかしむか~し、喫茶店で働いていたときの事を懐かしく思いだす
こんなとこだったら働いてみたいな~また、しかし使いものにならんだろうがな
他のお客さんとママさんの会話が耳に入ってきて、俳優さんが大腸がんで亡くなったこと知る
危ないんだろうなとは思っていたけど、まさかこんなに早く亡くなるなんて他人事ながらショックだった
オットとおない年だし、本人もだけど、奥さんや家族のことを思うと胸がつぶれる................
アタシも2月に内視鏡検査を受けて、がん化する可能性のあるポリープが4つも見つかった
今のところ問題はないけど、これから毎年検査をうけて経過観察しなさいと言われている
オットも昨年受けてポリープがあったんじゃなかったっけか、今年も受けるそうだ
日本女性の死因トップは大腸がんだそうだから、アタシも来年2月にはまた受けようと思う
内視鏡検査は苦しくて怖いと聞いていたけれど、アタシが受けた病院は「鎮静剤」を点滴してくれるので平気
それだと寝ている間に検査してくれるので怖くない、オットは本当に無痛で何も感じなかったらしいけど
アタシは途中でちょっと胃のあたりが痛くなり、数秒目覚めた記憶があった、ま~どっちにしてもその程度だ
気づいたら終わっていた
本当にあっけないくらい楽なものだった、ちなみに同時に胃カメラも飲んだけど平気だった
鎮静剤はたしか3千円くらいだったと思うけど、その程度なら「ぜひとも」打ってもらいたい
検査を受けるとき、鎮静剤の有無を確かめるのもポイントかと思う
そこの先生曰く、胃にせよ腸にせよ、健診のバリウム検査や検便検査は無意味だと仰る
内視鏡検査が一番だと仰っていた、本当にそう思うし平気なので個人的にもお薦めしたい
これでもっと「お安い」と言うことなしなのだが、その後の治療費や命を思うとケチってもいられない
それよりアタシは婦人科を受けてない、行ったことない病院だから敷居が高い、あぁ~憂鬱の種は尽きない