goo blog サービス終了のお知らせ 

きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

大根いりビーフシチュー

2015-12-02 | 汁・シチュー・スープ

ストーブの上でクツクツ煮こんだら、すごく美味しくできた
おそらく、5時間以上は煮込んでいたと思う...............

材料が最低限しかなかったんだけど、美味しさの立役者は「時間」かと


蓋がキッチリしまる鋳物鍋などに(うちは野田製).......................

◆ねぶか葱(玉葱を切らしてたうえに、1本もなかった)
◆セロリ(葉つきの細いとこ、および葉っぱ)
◆人参(しなびれたの・使いかけの)
◆にんにく

 ・ぶつぶつと細かめに切って

◆大根(皮つきで)

 ・乱切り

◆牛肉(今回は輸入牛のザブトン)

◆トマトの水煮
◆水

◆デミグラスソース(小袋2)
◆トマトペースト(小袋1)
◆ケチャップ
◆フォンドヴォー(キューブ2)
◆塩・コショウ
◆はちみつ(アカシア・玉葱のかわり)

◆オレガノ(ドライ)
◆セロリシード
◆キャラウェイシード(少々)



 ・はじめ塩加減は薄味で
 ・蓋をして、沸騰したら弱火にし

◆塩・白だし

 ・時々かき混ぜ味見し、「味を調えながら」煮込む

 ・ラスト1時間は、蓋を斜めにして煮込む(煮つめ)



※うちはストーブに焼き網を置いて、5時間以上は煮込んだ

◆粒コショウ(4種)

 ・盛りつけてコショウを挽く



◆たかきび入りごはん(胚芽米)

◆塩あえ胡瓜

 ・薄味で塩を和え、冷蔵しているもの





翌朝も...................................



半熟めだまを添え、塩あえ胡瓜には「ゆかり」をふる
さらに味が深まって、美味しくなっていた





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



北海道から帰ってきたオットが、「軽くでいいよ」と言うもんだから
もう1品くらい野菜料理を、と思っていたんだけど胡瓜だけにする
よそったボリュームも、オットにしては控えめで.................

外泊後は、野菜不足になっているし疲れも癒してあげたいしで
けっこう献立には悩む、なにを食べてきたかよく解らないし

いつもじゃないけど、たまにメールで「なに食べた?」って聞くもんだから
ホテルの朝食とか、お昼とか夕食とかの写メールを送ってくることもある

なにも聞かなかった日に限って、お昼がカレー味だったのに夕食もカレーとか
ラーメンなのにお蕎麦を用意していたり、カツ丼にトンカツだったりとポカをする

長年一緒に暮らしていると、リズムが同じになってくるからこんな事にもなる

昨晩は宴会だったと知っていたら、何料理?と前もって聞いとくかメールで聞くかして
聞けなかった場合は、揚げ物・お刺身・中華・鍋もの....なんかはとりあえず避けとく


   ・・・

   ・・・


すこしトルコ料理を勉強しようと本を読んだけど、どれもこれも「この料理のルーツ」って感じで
さすが世界三大料理のひとつだと舌を巻く、香辛料が違うだけで別段めずらしくない感じ..........

新婚旅行で、3日ほどイスタンブールに滞在したことがあるけど、その時はトルコ料理を知らず
ぼんやりしていてあんまり覚えていない、残念、白チーズがびっくりするくらい塩っぱかったことと
お菓子類がやたら甘かったことと、名物の葡萄の葉で巻いた料理を「食べなかった」記憶と

夜おそくまで、ベリーダンスを見ながらの夕食とかだったけど、日本人の哀しさと言うか貧しさで
2週間で、エジプト・ギリシャ・トルコを回るという強行スケジュールだったために
最終地のイスタンブールでは、正直もう疲労困憊で(笑)....................

だけど街中で買い食いした、ムール貝のフライを挟んだパンの、ガーリックの効いたタルタルソースや
最後の最後で昼食をとった、ボスポラス海峡ぞいのレストランの鯖のフリッターの美味しさは、忘れられない

山盛りの、スダチにそっくりな小さなライムをジャブジャブとしぼって、塩味だけで食べたけど
身が厚くシットリと脂がのっていて、鯖の生臭みなんか微塵もなかった、ものすごく美味だった

いまだに、あれは美味しかったね~と繰り返しオットと話すくらい

そのときにでた、ガーリック風味の胡瓜いりヨーグルトスープも美味しかったな

美術館内の喫茶店で食べた、蜜のかかった極甘のパイ菓子も疲れた体には美味だったし
朝食にでてくるパンも美味しかった、そういえばエジプトのパンもやたら美味しかった

あっちは小麦がいいんだなきっと、それに変な味がしなくて素朴なのもよかった
日本のパンは弄り過ぎてると思う、もっと小麦の味がわかるパンを焼いて欲しい


もしまた訪ねられたら、橋のたもとで「鯖サンド」と「ムール貝づめピラフ」を食べたいな



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする