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きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

味噌の寒仕込み(2015・12)

2015-12-20 | もつもの



お味噌は冬に2回仕込んでるけど、思えば行程を記録してなかったかも
.........ってことで、大豆が味噌に変化する様子を撮ってみた



◆大豆を洗う

「泡」が出るので、それをキレイにしてから水に浸すと、あとで煮る時にあまり「泡」がでずラクチン



◆浸水する

左が6時間後まだシワがある、さらに数時間後が右、シワがのびきってぷっくり戻っている



◆煮る

味噌用には、簡単に潰れるくらい【柔らかく】煮ることが重要......................
うちはストーブにのっけて気長に煮る、いっきに煮るなら3時間ほどかかるが
火入れしたり休憩して余熱を利用したりと、アタシは1~2日くらい呑気に煮てる



◆つぶす

煮汁が底に「少しだけ」残ってくらいまで煮たら、火を止め潰す



◆塩と麹を混ぜる

前もって塩と麹を混ぜておき(塩切り)、つぶした大豆の粗熱がとれてから混ぜる



◆酒粕で密封する

しっかりと空気を抜くように容器に詰めたら、「板粕」を貼りつけ密封する



◆蓋をして寝かせる

さらにラップと塩で密封し、新聞紙で蓋をして冷暗所で熟成させる
熟成期間は「夏越え」させることが重要で、最低でも7ヶ月以上はかける



※仕上げに、側面を焼酎で拭きあげるなど衛生面には気を使うこと
※うちは天地返しをしない
※材料は、永平寺ご用達の「米五」から


・・・昨年11月製の味噌、樽開けの様子・・・


甘く美味しくできていた、いい香り

だけど、無精して「熱い」うちに混ぜちゃったせいか、麹の粒が残ってるかな
まずいかな~と思ったけどやっぱりだ(笑)、使うときは擦っているから問題ないけど


次の仕込みは、来年の2月か3月を予定..............................


コメント
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