鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

繭に籠る蚕② 或いは、圧力隔壁・・・?

2012-04-24 22:59:56 | Weblog
夏日。昨日とは一転、初夏のお日和。


私は、社会生活(集団生活)が、極めて難しい性質で、これまで、ン十年間会社員でいられたのが、奇跡だと思っている・・・なんてことは、何度も、この拙なるブログ内で綴った。
今の会社に来る前の会社では、『おはようございます』、『お先に失礼します』以外には、一言の会話もない時代が、10年くらいあった(・・・信じられないけれど・・・)。
別な意味での引きこもりだ。
隔絶する壁がなくても、私自身が、繭となる・・・というか、繭にならざるを得ない・・・というか・・・。
人目がない分、自宅での引きこもりは、随分と、ラクだというもの。

他者との絶望的な隔絶。
見えない壁・・・。

そんなものが、生体エネルギー化(・・・オーラ化?)しているのかもしれない。

蚕の繭は、美しい絹に変わるけれど、人の繭は、どうなのだろう?
蚕の繭は、絹糸にするには、蛹のまま、煮て、蒸して、絶命させられる。

ひとは、自分で、繭の中の自分を抹殺してしまえるのだろうか?

自分と外界を隔てるもの・・・。
・・・だから、いつもひとりだし、他者からも、私は、見えていないのだろうと思うときもある。
物理的には、存在するものの、他から見えにくくしているもの・・・。

それは、『意志』によるもの・・・だとしたら、案外、凄いと思ったりする。
魔法使いだとか、修行を積んだ忍者だとか・・・。

或いは、『天狗の隠れ蓑』みたいなだとか、座敷童っぽい・・・妖怪じみたものかもしれない。

まあ、何でもいいや・・・。

原発の内部で、放射性物質がコンクリートの隔壁を突き破って、外へ漏れ出すもの時間も問題だ。
人においても、人の放つ無神経で、破壊的で、悪意に満ちた気(のようなもの)を防ぐ繭或いは、隔壁は、必要なのだと、勝手に解釈している。

・・・度がすぎてもいけないけれど・・・みたいな・・・???