鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

LEO 筝リサイタル・春の響

2024-05-20 21:45:44 | 音楽

昨日夕方から降り出した雨が、午前中迄、続く。

 

昨日(19日)。

市内文化会館で、箏リサイタル・春の響の公演へ。

 

開演の3時間前に、会館駐車場の一角を確保。

箏リサイタルのチケットを購入したときに、同日公演で、駐車場の確保が難しい可能性があるので、公共交通機関利用推奨の但し書きをいただいたので、早めに駐車場を確保して、周辺で、ランチにしようと計画。

会館より徒歩10分の和食料理店で、開演迄、ゆるゆるとランチ。

 

午前10時半頃には、既に、大ホールへの階段は、グッズ販売の長い行列が、屋外迄続き、文化会館周辺は、大混雑(相方が、誘導係員の兄さん?に何の公演ですか?と情報収集???していたのだけれど、相方、聞き覚えの全くないアイドルグループの名前すら記憶出来ず・・・)。

会館周辺のコンビニ、飲食店、交差点には、アイドルグループのファンと一目でわかる(各メンバーの名前入りのタンクトップ形状のユニフォーム?を着ているし、アイドルメンバーのコスプレをしている女性達、或いは、カップルなどがタムロしていた)。

『なんかすごいコトになっていますが・・・。』

と言いつつ、会館の行列で聞き取れなかったグループ名を割り出すために、ユニフォーム?に記載されているメンバー名で、検索をかけると1ダースの女性ユニットであることが判明。

同日公演のアイドルグループ『≠Me(ノットイコールミー)』どんなグループなのか全く知らず。

 

駐車場には、他県ナンバーの車。コレが所謂、『推し活』というものだろうか・・・ひと昔かふた昔前なら、『オッカケ(追っかけ)』とか言ってたアレかも・・・???

 

・・・私たちの目的の公演は、筝曲演奏家の今野玲央さんのリサイタル。

(文化会館で、全く異質な集団が二分された構図をみた)

特筆すべきは、二十五絃の箏。

コレを聴くだけでも、充分、価値のある公演で、箏の奥深さ、音色の豊かさ・・・そして、たぶん・・・電子機器では表現できない絃楽器の神秘さなどを味わえるのでは・・・と素人ながらに考える。

和箏で、ピアノの音色?と思われる音を再現???でも、よくよく考えてみれば、ピアノも絃をハンマーで叩いて音をだすのだから、箏爪をはじいて音を出す箏と構造は一緒か・・・などとヘンなところで、感心したりもして・・・。

地元の筝曲家、学生さんとコラボレーションした楽曲の演奏も。

どちらがどうの・・・と言う訳ではないけれど、同じ年代の若者でも、箏曲演奏を日常生活とする者、アイドルに熱狂する者・・・同じ若さでも、若さと精神の質が違うような気がするけれど、どちらも、若いってのは、或る意味、若い時期だけの特権なので、大いに発揮するといい・・・と若さを行使できなかった私自身、少し羨ましい気もするけれど、こういう文化って大切なんだな・・・。

お箏とアイドル・・・どちらの会場にも、きっと、若さの神が降臨していたのだろう・・・。

お箏の若者に降臨した神様は、その年齢に似合わず、成熟した神秘さを纏わせたかのようで、かのアイドルさん達とは、やはり次元が違うんだろうなとか、勝手な(まるで的を得ていない)感想など述べておこう。

その指先から奏でる絃の戯れは、煌めく光を紡ぎだす・・・。

 


虹のある街

2023-08-23 23:08:32 | 音楽

晴れ・曇り・土砂降り・・・今日も空は忙しく、相変らず、蒸し暑い。

 

お昼前より、県央移転先へ荷物搬入。

国道バイパスを走行。

沸き立つ入道雲。

綺麗な青い空。

北上するにしたがって、暗雲が行く手に迫る。

(なんだか、映画でもみているような気分になる国道からみる夏の空で)

ボツ!ボツ!っと大粒の雨が、フロントガラスに当たって来て、前も見えないくらいの土砂降りに。

速度80キロ出していて、こりゃ、ヤバイかも・・・アクセルを緩めて減速、ワイパー最速。

この国道は、80キロで走行車線を走っていても、追い越し車線から、猛スピードで、追い越される。

この道路で、速度違反で捕まったことはないし、オービスに引っ掛かったこともないのだけれど。

 

現居室の中を整理して、転居先に持っていくものはパッキングして、要らないものは、捨てる・・・のが、上手くできない。

処分しようと思っていた16年前のウォーク・マンは、電池切れで、スイッチも入らないものが2機。

もうひとつは、パソコンにつなぐとなんとか充電できて、再生可能だったから、車のFMラジオに繋いで、当時聞いていた曲を再生。

 

GLASS VALLEYの『虹のある街』

奇しくも、昨日、この曲を聴きながら、車を運転していたら、県東部の上空に、雨柱と虹が見えた。

虹か・・・。

 

『虹のある街』は、知り合って一緒に暮らしていた女性が、別の男性と恋に落ちて、別れたあと、彼女と暮らした虹のある街を歌ったものだけれど、

♪二人の記憶も消えて、見知らぬ街角で、偶然出会ったら、また恋をするのかな・・・

 

まだ年若いカップルだったんだろうな。

出会いから別れた日の翌日迄の物語。

 

・・・来世・・・また巡りあっても・・・。

(16年前にこの曲を聴いたときには、まだ少しばかり純粋さも残っていたから、年若いカップルの純粋な物語だと思って聞いていたけれど、劫を経るとどうにも、この二人の幸せは、続かないんじゃなかろうか・・・と思ったりする。女が別の男を好きになったから別れてって、涙流しても、それは、たぶん、嘘泣きなんだろうし、早いトコ、新しい恋人の元へ行きたいだけだろうから、記憶が消えて、まためぐり合っても、たぶん、一方通行だろうな・・・とか・・・)

 

でも、やっぱ好きなんだ。GLASS VALLEY・・・。

随分と・・・随分と月日が、流れてしまったけれど。

 

 


怨歌(えんか)と解呪歌(かいじゅうた)

2018-03-22 23:59:26 | 音楽

去年の・・・?何時頃だっただろうか?

YouTubeの広告に

『テポドンの核弾頭が発射~~~』

という過激な字幕の歌が、流れだしたのは?


あべりょうさんという方の『核攻撃サバイバー』という曲で、北朝鮮からの核攻撃を想定した楽曲のようで、

着弾予想は、東京!新宿!中央公園!上空!

かなり断片的な単語で、形成された曲であり、着弾までの5分間で、地下鉄に避難せよ!という・・・
啓蒙?的な内容で、核攻撃からの防御を知らされていなかった国民の間で、賛否両論で、炎上?だとかの文字が躍った。

私は、基本的に、『あべりょう』というひとの歌は、嫌いではないし(内容にもよるけれど)、どちらかと言えば、好きなのかもしれない。

不条理な世界を、歌を使って、切り捨てる・・・そんな楽人なのだろうと思う。

顔などは、露出していないようで、(私は)赤ずきんちゃんだとおもっていたけれど、マッチ売りの少女?をイメージしたイラスト、着ぐるみなどを着用されているようであった(よくわからないので、間違ったことを書いていたらお許しを)。


アクも強いし、インパクトもあるし。


恨みつらみの呪い唄・・・のようにしか思えない昭和の演歌(怨歌)とは、全くの対極にある楽曲だと思っている。

真偽の程は、知らないけれど、芸能界というところは、かの半島の人々で、成り立つ特殊な世界で、かの半島は、日本国を呪詛してやまないと聞く。
そして、彼らのいる芸能界で、作られる歌は、日本国への呪詛らしい?

私は、なぜか、歌謡曲というのが、大嫌いで、歌番組は、見ていなかったから、学校でも、話題についていけなかったし、20世紀の残り1/4と平成初期迄は、テレビは、一切視聴しなかったので、その頃流行していたドラマを全く知らない。

昭和の芸能界が、呪詛の歌を流行させ、日本国民の滅亡を願っていたとは、フツーの日本人なら、思いもしなかっただろう。しかも流行歌で。

そんな呪詛の歌の中で、諸悪を白日のモトに晒すような(別の意味もあるのだろう)あべりょうさんの歌は、何故だか、不思議な魅力があって・・・もしすると、彼の歌は、『寿(ことほ)』ぐ歌・・・なのかもしれないと勝手に考えた。

怨に対する壽(ことほぎ)←適当な語彙がみつからないので、意味不明かもしれないけれど・・・。

寿ぐではなくて、解呪(←こういう単語も存在するのかどうか???)の歌なのかも・・・?



松が峰教会・パイプオルガン演奏会

2017-11-19 23:44:55 | 音楽
良く晴れた日曜日。

風が冷たい・・・。


本日は、午後3時開演の松が峰教会のパイプオルガン・演奏会へ。

会場の松が峰教会は、東武宇都宮駅隣接で、市内の繁華街にも近く、近くの駐車場の料金は、結構・・・お高い・・・と言う訳で、いつものシネマ・コンプレックスのショッピング・モールに車をパークして、相方と待ち合わせしてから、バスに乗って、会場方面へ向かいました。


某・国立大学の学園祭などもあったようで、バスの中は、混雑。


駅のあるデパート・永坂更級で、お蕎麦。
タリーズで、お茶をして、開演を待ちます。


駅から徒歩5分くらいのところにあるカトリック松が峰教会。



周辺の景色がなければ、欧州(南欧の雰囲気ですかね?)にいるようです。
名前の通りに、教会内には、松の大木、棕櫚などの亜熱帯と思われる植物も。



松が峰教会は、ずっとずっと行きたいと思っていた場所でした。

荘厳なイメージは、期待を裏切らない建築物で、二つの塔を有し、外見は、大谷石作りのスクエアな直線的なイメージのロマネスク様式ですが、内装は、アール・デコ調?の優美な曲線で、壁のテンペラ画、アルコールランプ、夕暮れから、次第に暗くなっていく礼拝堂は、荘厳な静謐さがありました。

礼拝堂は、見えにくいですが、左右にマリア様の像。
真ん中には、イエス様の磔刑の像があったのですが、アーチ型の柱で、隠れてしまいました。


コンサートの開始前に、教会の鐘。

普段、パイプオルガンは、ミサの邪魔にならないよう、声を遮らないよう静かに演奏します。
パイプオルガンの持つポテンシャルを最大に発揮させる機会というのが、あまりないので、今日は、最大限に、チカラを発揮できる日になると思います・・・という神父様のスピーチがありました。


『ハンブルクの音楽~テレマン没後250周年)とバッハの友情~』が今年のテーマだそうです。

パイプ・オルガンの長谷川美保さんと、パイプオルガンと同じ音大の同級生であるヴィオラ奏者の松沼夕夏さんの演奏です。


バッハを中心に、天上の荘厳さ、天国の扉があいたようなパイプオルガンの響きに・・・何故だか・・・私は、脳貧血状態に陥ってしまいました。

椅子に腰かけていると、右の側弯が、緊張してきて、冷汗タラタラ・・・。嘔気を伴う・・・いつものアレだ・・・!

やはり、不届き者の私は、教会に来てはいけなかったのか・・・。
演奏中だし、退出するにも勇気がいるし・・・仕方ない・・・頭を低くして、その場を凌ごう。

カミさま。ごめんなさい。

・・・と訳の分からぬお祈りをしながら、床下から響くパイプ・オルガンの重低音が、地獄の釜の蓋のように響く・・・。

前半終了前、ナントカ、体勢を立て直し、事無きを得たけれど、ハンカチは、汗でびっしょり。


相方は、

『具合悪いなら、出ようか?』

と言ってくれましたが、峠は越えて、発作は治まったので、後半も聴かせていただくことに。

パイプオルガンの生演奏は、初めて聴きましたが、やはり、教会の音楽ですね。
天上の世界、地獄の世界を音で繋ぐ?というか?

シンセサイザーのヴァンゲリス・パパタナシューが、近い感じですかね?
炎のランナーのアレ。


クリスマス・シーズンの開幕ということで、最後は、『アヴェ・マリア』の演奏。

晩秋の日没は、早くて、コンサート終了時間には、あたりは夕闇に溶けていました。




写真を撮っているときは、気が付かなかったのですが、エントランスの窓には、ステンドグラスが。
もっと良く見ておけばよかったな・・・と思いました。



教会正面は、ライト・アップ中。

これからクリスマスにかけて、ますます美しさを増していくことでしょう。


随伴音楽を越えた伊福部昭とゴジラ

2016-07-30 17:15:25 | 音楽

昨日から、映画『シンゴジラ』が公開となったようで、私は、ゴジラのヴィジュアルが好きではないのですが、相方は、ゴジラをこよなく愛して?いるので、映画公開を楽しみしていたようなのですが、仕事が、忙しいようで、暫くは、ダメかも・・・なんてことを言っていました。

今回の『シンゴジラ』の予告映像をみると、陸・海・空の自衛隊・・・というか、ゴジラを攻撃するのは、いつも彼らなのでしょうけれど(見たことないのでよくわかりませんケド・・・)。

ゴジラ対日本政府という構造のようです。

それは、さておき。

毎回お馴染みのあのゴジラのテーマ。

あの楽曲を作曲されたのが、伊福部昭さん。
もともとは、クラシックのご出身だったそうですが、そういえば、あの『ゴジラが来る!』という・・・あの曲を聞くと、ゴジラ!!!というのが、日本人のDNAに、刻みこまれているんじゃないか・・・と思えるくらい、ゴジラ!なんですよね・・・。

音楽には、全く造詣がないので、感じたことを書きます(見当違いな事を書いていたら、お許しを・・・)。

ドラマチックな展開、音が、感情を表現していていて・・・特に、ゴジラ出現の驚愕、底知れぬ恐怖、これからすぐ先の未来に起こるであろう不吉な予感・・・そんなものがいっしょくたになって、あのゴジラがいる!


ゴジラが来る!!!!!!!!!

そのひとことにつきるかな・・・ゴジラ。

もう、そこには、コジラが来る!という間違いのない予感と、恐怖を通り越した得体の知れない感情というか・・・上手く書けぬのですが・・・。

コレは、かの機動戦士ガンダムの『シャアが来る!』・・・敵としては、最高最強の・・・それでいて、先の未来に、己の生存が、保証されるか、否か・・・の恐怖にも似た感じなのですが・・・。
まあ、シャアは人間だし、話してわかる相手ですけど、ゴジラはなぁ・・・。

生存権を持つ神との遭遇みたいな・・・出会わなければ、危機感はないのに、出会ってしまうと、もう・・・みたいな。
すみません。わけわからないですね。

それを音楽で表してしまうという・・・。

伊福部昭さんの曲は、ワーグナーを思い出してしまうのですが、ワーグナーにも、底知れぬ恐怖(絶対神の出現的な)のようなものが、あるような気がします。


音楽が既に、ドラマとして成り立ってしまう。

随伴音楽を越えて、ひとつのジャンルになっているような気がします。
随伴音楽は、映画、演劇、テレビドラマ、ドキュメンタリー・・・その視覚を邪魔しては、いけない・・・という制約のモトに成り立つ音楽であるにも関わらず。

伊福部音楽の凄いところは、あの音楽無しでは、もうゴジラは、存在できない(かもしれない)ってとこでしょうか?


関係ありませんが、対ゴジラ必勝法。

ジャンケンの『チョキ!』を出すと、必ず、ゴジラに勝てるそうです・・・???




Love me Tender

2016-03-26 16:48:13 | 音楽

春の土曜日。
でも、まだ花冷え。風が少し冷たい。

裏の雑木林から、春を告げる小鳥の鳴き声。
一番初めは、鶯(うぐいす)。
今年の鶯は、初鳴きから、上手で、たどたどしさがなくて、優等生だった。

ウチの場合の春告げ鳥は、鶯だけれど、中学の音楽の時間に、アメリカ民謡?として、歌ったのが、かのエルヴィス・プレスリーの『Love me Tender』 だったことは、後々に知ったことで、それでも、中学生だった私には、綺麗で、優しい曲で、春の歌と言えば、間違いなくベスト・テンにランク・インされる。
私の場合は、歌う・・・というよりは、リコーダーのテストが、あったから、練習した曲だった。


過ぎゆく春を告げる鳥
今も歌うは愛の歌
オーラリ オーララ
麗しの黄金(こがね)の髪は、陽に輝く


実際の英語の詞とは、随分、かけ離れた訳詩なのだろう。
音楽室から、LOVE SONG を全員で合唱するのは、やはり、ちょっとマズいかもしれない・・・或る意味、ストイックで純粋な時代でもあった(・・・ような気がする)。
音楽の教科書は、アメリカ民謡 Aura Leeというタイトルだった。
(Love me Tender は、ともかく、優しく愛して・・・は、やはり、ちょっとマズかろうからな・・・)。

定年間際のオジさん達が、カラオケ?なんかで、よく歌っていたのかもしれない。
コレとか、マイ・ウェイだとか・・・。

本邦では、布施明さんとかが、カバーしてたような気もするけれど・・・?


このアメリカ民謡・オーラリーを、エルヴィス・プレスリーが、カバーしていたのは、前述したけれど、私は、このエルヴィス・プレスリーというひとに、少しだけ、縁?がある・・・というか、縁とは、言わないかもしれないけれど。

1935年1月8日山羊座生まれ。

数秘術(ダン・ミルマン氏の)では、誕生数『9』

山羊座で、『9』・・・というところが、共通している・・・ただ、それだけ。

誕生数『9』は、良い面・悪い面が、極端になりやすいという解説で、ドーナッツを食べすぎて、肥満の為に、42歳で亡くなったのは、やはり極端なのかもしれない。

健康に気を使えば、もっと生きられたのかもしれないが、エルヴィス・プレスリーにとっては、生きていることに、もう意味がなかったのかもしれない・・・?



RAIN:大江千里

2015-12-12 23:14:10 | 音楽

月曜日に映画を、見にいってから、あっという間に数日過ぎてしまって、結局のところ、なにもせぬまま週末の土曜日になっていて、時間の感覚もあまりなくて、このまま、今年も終わってしまうような・・・そんな曖昧な感じで、何時までたっても、現状を抜け出せないでいる。

何かしようとしても、何も出来ず、ただぼんやり日を送るだけである。

・・・そんな日々をもう長いこと過ごしている。


深夜に、新開誠監督の『言の葉の庭』という映像の美しいアニメーション映画を見た。

梅雨に出会った淡い恋の物語である。

映画の中で、懐かしい曲に再開した。
大江千里さんの『Rain』である(別のひとが歌っていたけれど)。

この曲に出会ったのは・・・もう随分と前の事で、『1234』というCDのアルバムに収録されていたのだと思う。

あの頃の大江さん、可愛かったね。
大きなアラレちゃんメガネの都会的な青年(今でいうなら、草食系?なんだろうか。清潔な感じがする)。

随分と懐かしい曲(ひと)に出会ったもんだ・・・。

あの頃は・・・自分の車には、まだカセットデッキだったし、CDをテープに録音して聞いていたように思う。
レコードがコンパクトディスクに移行し始めたのが、1980年代の中頃?だったし、それから、デジタル化の波が一気に押し寄せてきて、今は、データの時代か・・・。
1曲づつダウンロードして購入できるようになった。
昔は、シングルレコードが、2曲で、500円くらいだったと思うけれど、音楽単価は、あまり変わっていないというか、貨幣価値から考えれば、格段に安価になってきたのだろう。

考えてみれば、あのとき、勤めていた会社は、今年になって、跡形もなく解体された。
あの『Rain』を聞いていた昔・・・。

大好きな曲だ。

そして、あの頃の私と、今の私は、まったく同じところにいる。
何も見つけ出せず、惰性のまま、生きている・・・。



洋楽Rockの祭典『 Classic Rock Jam 』

2007-10-08 14:41:42 | 音楽
明け方は、明るかったのに、だんだん、灰色の空に変わってきました。

昨日、15:30頃自宅を出たのですが、もう、陽は、西に傾き、日暮れが早くなったなぁ~なんて改めて思いました。電車の中で、既に日没・・・。
・・・で、帰宅したのが、今日になってしまいました。

昨日は、洋楽Rockの祭典『 Classic Rock Jam 』を見に行ってきました。

厚生年金会館って、初めての訪れたホールなんですが、あたりが暗かったので、ちょっと迷いました。JR新宿駅から歩いた方が、分かりやすかったんでしょうけど、丸の内線の『新宿御苑』から向いました。
エントランスへ向う階段が、宝塚歌劇のあの大階段みたいに、電飾されてて、このホールは、たしか国営?だったよな・・・国営?にしちゃ、派手でないかい・・・なんて思いながら・・・。

座席は、ゆっくり座って見られる2階席最前列の『おとなのロック・シート』を購入しました。普通の座席より1,000円くらい高いの。1階席は、座席があるにもかかわらず、みなさんスタンディングされてました(なんか勿体無いなぁ~せっかく椅子があるのに・・・)。スタンディングが辛いおとなの方向けの席ですね。

ステージは、ドラム3台を含むすごいデッキでした。
約8名のヴォーカルさん、6名くらいのギタリストさん、ベーシストさん4人くらい?ドラマーさんが4名、キーボディストさん2名(すみません。だいたいです。)の布陣です。

いろいろな楽器のプレイヤーが、入れ替わり、いろいろな組み合わせで演奏する形式でした。

出演者の中で、デーモン小暮閣下さん、寺田恵子さん、冠徹弥さん、K-A-Zさん、石川俊介さん、ピアニスターHIROSHIさん以外の方は、存じ上げなかったのですが、みなさんホントにすごいプレイヤーの方々ばかりでした。

メタル系のヴォーカルのみなさんってナンデあんなに高い声がでるの・・・シャウトしすぎて咽喉とか、大丈夫なんでしょうか・・・といらぬ心配をしてしまいました(特に、冠くん)。
そして、あの爆音でしょ・・・難聴とかさ・・・。

新たに、ファンになってしまったのが、大村孝佳さん・・・女の子みたいなサラサラ髪で、華奢で、まだ若いのに、ギターは、抜群!
ANCHANG の(カテゴリーは、ヘヴィメタでありながら???)、お人柄の良さを感じさせる和み系のトークにも素敵。

知らない曲も多かったのですが、楽しいステージでした。
(なぜか、途中のMCに東海林のり子さんもいましたし・・・)

音楽を聴かない一日

2007-09-29 19:23:30 | 音楽
気温20℃以下です。ちょっと・・・ヒンヤリ・・・。

今日は、音楽を聴かない一日です。

最近、あまり熟睡したかんじがしません。
昔から、ちょっとの物音でもすぐ目がさめてしまうし(かなりナーバス)、旅先でも、たぶん寝入るのが誰よりも遅いという睡眠の習性からくるもののようです。

眠り獣・・・或いは、ヒュプノスとの闘いに破れ、28日の23時ごろから、今まで(現在29日19:00)目覚めては、眠り、眠っては、目覚める・・・という非生産的な一日となってしまいました。
これを寝貯め(ねだめ・・・こんな漢字でいいのかどうか・・・???)と呼ぶべきか、惰眠と称するべきか・・・。


今日は、音楽を聴かない一日です。

本も読まない一日です。

ネガティブな思考ばかり繰り返し、雨音を聴きながら、薄暗い自室。
頭の中で、不意に浮かぶ錯綜するメロディと印象的な詩・・・。
でも・・・今日は、音楽を聴かない一日なのです。


今年の初め頃から、なにやら中毒のように、音楽ばかり、しかもかなりなROCK系ばかり、聴いていたのです。
まあ、生きていれば、いろいろありましすしね。
仕事で行き詰ってみたり、どうにもならないシステムに憤りを感じてみたり、理解できない人間の存在があったりで、それが解消されないとかなり辛くなる・・・(って最近の悩みってホント仕事絡みですね。別にそんな重要な仕事している訳ではないのですが・・・)。

まっ・・・それをかなり軽減してくれたのが音楽だった訳で・・・。

・・・でも・・・。

今日は、音楽を聴かない一日なのです・・・。




PRISM 『blue…』

2007-09-16 11:39:59 | 音楽
今日も残暑が厳しいようです。
何時までも、だらだらと暑いですねぇ・・・今年は・・・。

今日は、PRISM のCD 『blue…』

2ヶ月くらい前に、購入したのだけど、なかなかじっくり聴けなくて(ごめんなさい。他のアルバム聴いてたのね・・・GRASS BALLEY とか・・・)、一昨日の岡崎司さんのLiveでPRISMの木村万作さんが、ドラム叩いてたんで、あっそうだ・・・じっくり聴かねば・・・と思い立ちました。

今年の夏は、ホント、CD買いすぎっす・・・。
開封してないのが、まだ、7枚もあるぅ~・・・

ワタクシってば、1枚聴くのに、一ヶ月は軽くかかっちゃうんですよねぇ・・・トラック数とか、好き嫌いとかの要因は、あるけど・・・好きになったら、1ヶ月そればっかりだもんねぇ・・・
何とかなんないかしら・・・この聴き方・・・。もっと要領よく聴けんもんだろうか・・・。

・・・という訳で、今日は、PRISM のCD 『blue…』なんですの。

これは、思いっきりJazz系フュージョン。ただ聴いているだけでいいと思います。

やはり、昼間よりは、夕刻から夜とか、ドライヴしながらとか・・・本を読みながらとか、そういう感じで聴いていただくのがいいかと思います。
BGMとして聞き流しても、全然、うるさくないと思うし、こういう音楽を聴きながら、お酒でも飲みたい雰囲気(ビール1杯が、限界のくせにエラソーに言ってしまいました。でもね。酔っちゃう訳じゃないのよ。酔わないんだけど、胃が一杯になっちゃうんですもん・・・。だから、私は酔った事ないですよ。アルコールでは・・・って他になんで酔うのかというと、俳優さんの美しさとか、Liveの Soundとかには、簡単に酔っちまいますけど・・・)。

とにかくムードは、おとなモード。
ベテランミュージシャンの凄さを感じて下さい。
全然、不安なく聴いていられますよ。そのあたり、サスガ!!でございます。

ワタクシは、オープニングの『Aqua Bondi』 と『Scent of Rain』、『絆―Affection-』が今のところお気に入りです。