鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

土星は、カワイイ・・・???

2016-06-30 05:15:16 | 詩のような・・・?もの

夏には、まだ少しだけ猶予があるけれど、梅雨という雨期がなければ、地上に降り注ぐ紫外線などは、一番強いこの時期・・・。


占星術で、吉星とされているのは、太陽、金星、木星

凶星とされているのが、火星、土星、天王星、海王星、冥王星

吉凶がはっきりしないのが、水星と月かな・・・?

いづれも、惑星の位置、惑星間の相関角度なんかで、吉凶を判断するのは、西洋占星術もインド占星術も同じらしい。

地球より、内側を巡る惑星は、概ね、吉星で、地球より、外側を巡る惑星は、木星をのぞき、凶星というようで、私達に一番馴染の深いのは、やはり太陽と月だろうと思う。

占星術では、吉星・・・とされる太陽、金星は、灼熱の星である。

太陽は、みたまま、そのまま・・・ヘリウムなんかが、燃えているのだろうし、太陽に近しい金星は、地表500℃にも及ぶ熱の星だ。
生命のカケラもない。熱地獄である。

・・・どうしてソレが、吉星なんでしょうかね?

ヴィジュアル面からすれば、太陽も金星も輝いているから?
木星は、ガス惑星で、ヘリウムや水素やメタンガスでできていて、くすんだオレンジと赤で、構成されていてい、なんだか、禍々しい。

コレ幸運の星ですかね・・・と思ってしまう。

逆に、土星なんかは、輪っかを纏い、タイタンなどという衛星を連れている。
ヴィジュアル的に可愛い気がするし、凶星のイメージとは、遠いんだケドな・・・。

↓(YouTubeの動画にこんなのありました)

https://www.youtube.com/watch?v=fOb4Rvynv48&feature=youtu.be

やっぱ・・・土星が、一番絵になるわ・・・と思っている。

・・・で、試練と忍耐の星・・・土星。やぎ座の守護星。

大体、30年に一回・・・生まれた星座に戻ってくるようで、そのときは、いろいろと試練をもたらす・・・と言われているけれど、こんなにユニークな惑星が、悪さ?するなんて、思えないよな~~~なんて、勝手な事を言ってるのは、ワタシが、やぎ座の生まれだからです・・・。
・・・で、守護星だからって、何か恩恵があるんかい・・・イヤっ・・・全然ないから。

土星のあの輪っかは、氷の粒や隕石の欠片なんからしい。
ガスでできている割には、燃えない星らしい?(よくわからないけれど)。

海王星なんかとても綺麗だけれど、欺瞞の星みたいだし。
(宇宙戦艦ヤマトのイスカンダルって、海王星がモデルなんじゃないかと思う。水色の綺麗なヴィジュアルの惑星だよね)

何が言いたいのかというと、実際の見た目と占星術での意味が一致しないのよね・・・ってことだけなんだけれど。



詐欺通販サイト?で買い物をしてしまいました!

2016-06-29 01:21:47 | 社会・経済

昨日は、午前中は、本降りの雨で、肌寒いくらいだったけれども、今日は、また蒸し暑くなるらしい・・・。


真夜中・・・。
インターネットを見ていたら、なにやら・・・魅惑的な商品があった。

・・・このところ・・・。
日中の光を浴びていないにも関わらず、私の顔には、シミが、できてきたのであった・・・。

その魅惑的な商品とは・・・。

たった3日で、20年取れなかった顔のシミを薄くします・・・。

実は、クリニック限定のクリームなのですが、生産工場への発注ミスで、従来の半分の内容量の商品を作ってしまい、クリニックでは、規定量の商品しか扱えないため、市価の半額で、一般販売することになりました。
このたび、在庫限りの限定品で、在庫終了後は、販売の見通しは、ありません。
訳あり品なので、市価の半額(←だって、規定容量の半分しか入っていないのだから、コレが半分の値段は妥当だろう・・・どう考えても?)で、提供致します。
医療現場でしか許可されていない処方の商品で・・・云々・・・。

↑考えてみれば、相当、怪しいのであるが・・・。

雇われたさくらライターの書いた美容記事(まとめサイト)も、たぶん・・・全くのデタラメだろう。

はい・・・。
やってしまいました。
よく確かめもせず、しかも・・・2本も注文してしまいました。


それから10日。
受注メールは、来たものの・・・。
商品は一向に届かない。

それで、遅まきながら、調べてみました(本当に、気が付くのが遅い)。

・・・出るわ出るわ・・・。
詐欺サイトに引っ掛かった人達のお困り談。

まず・・・問い合わせの電話番号の表記がない。
少人数体制で、忙しいので、お問い合わせは、メールで。
いかなる場合も、キャンセル変更は、お受けできません。
代引き受取拒否、返品の場合は、キャンセル料金が発生します。

????????????????????????????????????????

ちゃんとサイトに書いてある・・・書いてあるから、詐欺ではないのかもしれないが・・・しかし・・・。

商品が届いていないのに、クレジットカードの引き落としは、まだ、ないだろう・・・?
クレジットカードを止めれば、大丈夫かも・・・と思い、利用明細を調べてみると・・・。
注文した日にバッチリ引き落としされているし・・・えええっ????????

もしかすると、コレは、やっぱり・・・詐欺ってヤツですかね?

詐欺られたのなら、騙されたワタシが、アホだけれど、クレジットカード番号を知られてしまっては、マズイよな。
商品云々・・・というよりは、そちらの方が、心配なのだった。

一応、問い合わせのメールを送信してみるも、3日経っても返事がこない・・・。

やっぱ・・・詐欺られたのね。
クレジットカードの番号変えなきゃ・・・。

サイトの会員登録を速攻で、抹消。
抹消前に確認したところ、幸いにも、カード登録情報は、登録されていなかったし、決済会社を通しているようだから、詐欺サイト側に、クレジットカードの番号を知られていることもなさそうだった。

そんなこんなしているうちに、詐欺サイトから、商品発送のメールが・・・。

翌日、商品が届いたけれど、発注後、16日で商品到着ってのは、どうなんだろうか?

商品が届いたから、詐欺ということではないのかもしれないけれど。

こんな詐欺サイト?が売っている商品だもんな。
商品自体信用できない。

成分をみると、トラネキサム酸、グリセリンなど含有の普通のクリームのようだから、手の甲くらいだったら、塗っても大丈夫か・・・?
きっと300円前後の普通の市販のクリームと大差ないんだろう。


被害にあった方々は、脱毛できる石鹸、寝ている間にバストアップできるナイトブラ・・・などなど、怪しい商品を購入されているようだった。

いづれも、普通で考えれば、効果がないものばかりのようだけれど、コンプレックスを解消したい・・・という切なる願いを利用したあくどい商法だ。

その後、サイトを覗いてみたら、クレジットカードでの支払いが出来なくなっているようだった。

クレジットカード会社か、決済会社との取引が出来なくなったのかもしれない。

商品が届いたのだから、消費者センターとかに相談に行くわけにもいかないし。

商品の効果が期待できないのだから、騙されたのには、違いないが、かといって・・・という微妙な買い物だった。




映画館、劇場、電車の中は、お茶の間じゃありませんよ!

2016-06-27 23:27:50 | 演劇・映画

久々に晴れた週明け。
空気が乾いて、カラリとした、爽やかな暑さ。


このところ、演劇の上演には、行けなくなったけれど、映画は、月に1回か2回見ている。

劇場と映画館でのマナーは、似て非なるところがあるようで、演劇の場合は、飲食禁止の劇場もあるし、飲食可の場合でも、上演中、音の出る食べ物(お煎餅とか・・・)は、ご遠慮下さい・・・とアナウンスが入る。
食事の時間にかかる演目も多いので、お弁当など持ち込みは、OK

映画館では、座席で、飲食が可能だけれど、映画館で販売している食品以外は、持ちこみは禁止。


一昨日・・・。
私と相方の座った座席のひとつとなりの座席に、随分とマナーの悪いガキが、5名程、座ることになった。

最初は、2名。
上映後、1時間くらい経ってから、3名が遅れて着席。

上映中、数回に渡り、映画館内で、売られているハンバーガー、ポテトを買いに行くため、席を立ったり座ったり・・・。
ポテトの(古くなった油)の匂いが充満。

特別上映だから、料金に割引がなく、当日券なれば、ひとり2100円也を支払い、更に、ハンバーガー3個づつ、ポテトも大量、ポップコーン、ホットドックなど、食べ散らかし(映画館にとっては、よいお客なのだろうけれど)、おしゃべりもするし、上映中なのに、スマートフォンを見ている・・・。

コイツら・・・映画見に来たんじゃないのかい?

ひとりは、金髪・・・。20代前半くらいの若者達である。

歌舞伎に関心があるのか、遅い時間だったので、シネマ歌舞伎しか、入場できなかったのかは、わからないけれども。
果たしてあの若者達に、現代歌舞伎は、理解できたんだろうか・・・と不思議に思う・・・。

とにかく、マナーの悪いガキどもだった。


これは、私見だけれど、演劇を上演する劇場では、所謂、戦前生まれと、団塊の世代と言われるひとたちのマナーの悪さが目立つような気がする。

お年寄りになれば、耳も遠くなるだろう、聞こえないこともあるだろう・・・老化に伴う不都合はあるだろうし、諸般の事情から生れるマナー違反もあるのかもしれないのだが・・・。・

戦前生まれは、戦争の犠牲者だから、何をやっても許される?みたいな感覚が何処かにあるのだろうし、団塊の世代が、戦後の世の中を作り上げたのだから?という驕りもあるのかもしれない・・・と勝手に思っている。

お茶の間じゃないんだからさ。

お茶の間・・・と言えば、電車の中で、堂々と化粧をしていたりするブス馬鹿女もいたな・・・。

劇場も映画館も電車の中も、お茶の間じゃねえ!





シネマ歌舞伎『アテルイ』

2016-06-26 02:25:50 | 演劇・映画
 
くもりがちで、ときどきあめ。ときどき、本降りの昨日。
夕刻より、相方と隣市のシネマコンプレックス迄、上映初日・シネマ歌舞伎『アテルイ』鑑賞。



これは、今をさかのぼる事、14年前。
新橋演舞場で、劇団☆新感線が、市川染五郎/堤真一の共演で、上演されたものを歌舞伎版にリメイク、昨年(2015年)同新橋演舞場にて、上演された作品を、映画館にて、上映したもので、最近とみに観劇から遠ざかっている(手許不如意のため)私には、有難い作品であった。

↓既訳
(あっ・・・なんだか、まどろっこしい変な言い方をしてしまいましたが、去年、観にいきたかったんだけれど、カネがないので、観劇に行けなかったの・・・でね、観劇だと13000円くらいかかるんだけどね、映画だと、1800円で観られるの・・・ってことです)

今回の映画は、14年前のアテルイ役を再演した市川染五郎さん、堤真一さんが演じた坂上田村麻呂を中村勘九郎さんが、演じた。
立烏帽子役には、勘三郎さんの弟さんで、色っぽい中村七之助さん。

・・・もしかすると・・・劇場でみるより映画館で見る方がよかったかも・・・と思えるくらいとても良い出来だった。

新橋演舞場は、まったりとしてよい劇場なんだけれど、やはり、座席によっては、見えにくかったり、役者さんの表情(にらみ/寄り目)、衣装の細部などは、舞台至近距離でないとわからないこともあるけれど、映画は、これらの難点をカバーし、更に、大画面だから、迫力もあるし、音響も抜群で・・・しかも・・・舞台系映画作品は、満席・・・ということもないので、周囲にあまり人がいないし・・・。

オペラグラスも不要だし・・・。

音楽なんかも生演奏?らしかったのだけれど、舞台中にミュージシャンのスペースが設置してあったのかどうか・・そのへんは、映画の画像では、よく分からなかった・・・。

孤高のアテルイ、爽やかな武人の田村麻呂、妖しい魅力の立烏帽子・・・いづれおとらぬ今、旬の歌舞伎俳優さんたちの・・・コレは、生粋の歌舞伎役者ならではの醍醐味あふれる見事な仕上がり。
普通の映画・舞台の俳優さんでは、演じられない歌舞伎ならではの魅力も満載だった。

コレで、1800円也・・・とは、格安である。

15分のインターバルを含み、上映時間約3時間半。


ひとの行く裏に道あり花の山

2016-06-24 22:32:48 | 社会・経済

昼頃、目覚めて、某・国営放送のお昼のニュースのトップは、英国のEU離脱問題の国民投票で、昨日までは、英国は、EUに残留・・・との見方が、強かったのに、フタを開けてみれば、離脱する・・・方向へ行くようだ・・・みたいな内容だった。

東京証券取引所での後場の取引は、日経平均株価が、前日終値より1283円下落して、15000円を割り込んだ。

この株価は、今年の2月12日につけた最安値14867円を、1円割り込む・・・という職人芸的な?価格だなあ・・・と思う。

東証株価を、誰か(誰だ?)が、意図的に操作しているのであれば、遊び心のあるヤツなのかもしれない。

最近、東証上場銘柄への資金の流入が減っているようで、3兆円を割っていたような記憶があるけれど、円が強くなるというか、ドルが弱くなったというか・・・手練れの外国人投資家さんが、東京市場を離れているのか・・・そのへんは、よくわからないけれど、マーケットは、あまり活気がなかったような気がしている

今回の英国EU離脱ショック・・・は、去年秋頃のチャイナ・ショック、その前の夏頃のギリシャ・ショックとは、少し、格が違う様な気がする。

ギリシャ・中国といったひとつの国ではなく、欧州全体の経済を、パニックに陥れるパワーの差なのだろうか?

少し遡れば、2013年5月23日に、1日の下落が、1459円という・・・(コレは、何ショックというのでしょうかね?)かなりな下落があったし、更に、2011年3月11日の東日本大震災のときは、地震当日こそ、124円の下落だったけれど、週明けの14日には、471円、その翌日には、1685円(最安値)があった(ざっと見た感じなんで、大マカな数字です)。
その前のリーマン・ショックだとか、ライヴドア・ショックなんてのは、チャートを観ることができないのだけれども、どのくらいだったんだろうか?

・・・1日で、1000円以上のボラティリティが、普通になってくるのだろうか?
これをピンチとみるか、チャンスとみるかは、ヒトそれぞれだろう。

カラ売りをしていれば、このうえもないビッグ・チャンスだったに違いない。

よくよく観察してみると、市場全体で、値を下げているのに、前日より挙げている銘柄もあった・・・。

5月末から6月初旬にかけて、ホルダーさんたちを、恐怖の6連日のS安磔刑地獄に陥れた医薬品バイオ関連株のアキュセラ・インクで、前日比93円高)。

上場間もない農業総合研究所(小売業)の逆行高のストップ高(前日比プラス700円)。

こちらも小売業の西松屋(前日比プラス5円)。

こういう相場で、買いで勝負できるひとは、凄いのかもしれない。


ひとの行く裏に道あり花の山、いずれをいくも散らぬ間に行け(千利休)



夏空。

2016-06-23 15:11:53 | 自然・気象
昨夜から本降りの雨で、午後2時頃から急速に回復して、青い夏空復活。



ここ2,3日、それ程、重くはないけれど、頭痛続きで、寝てばかりいた。
寝過ぎの頭痛と気圧が低くなると起こる頭痛がミックスして、重いような、へばりついたような・・・眠っても、眠っても、すっきりしない・・・そんな数日。

こういう状態の日が、月に1、2回くらいはあって、何をするのも、億劫な・・・ちょっこっと鬱状態みたいになるので、そういうときは、寝ているのがよいようで、コレが、お勤めをしているひとなら、叶わぬ事だろう。

雨のせいで、気温は、上がらず、半袖で、暑からず、寒からず、丁度よい感じで、窓を閉め切りで、現在は、25.6℃
それでも、夏日か・・・なんて思う。

画像は、自室ヴェランダから、南の青空。
洗われたような青さが、眩しいばかり・・・。





6月の白い花

2016-06-19 17:17:21 | 

気温30℃に届かず。

涼風が立つ。


6月に咲く花々は、様々あれど、菖蒲(あやめ)や杜若(かきつばた)、イチハツといった直立して、凛とした雰囲気のある川や湿地帯などの水際に咲く花、睡蓮や蓮なども今頃から、夏にかけて咲く植物なのだろうし、まだ少し先かもしれないけれど、梔子(くちなし)や百合(ゆり)などの芳香性の・・・かなり、キツイ香りを放つ白い花・・・などが、目につくようだ。

キツイ…芳香は、先日、相方の車の中にあった、芳香剤の香りに、一撃されて、乗り物酔いと片頭痛などひきおこし、嘔気が酷かったけれど。

車用の芳香剤には、辟易し、カーナビの横についていたのを取り外し、ティッシュにくるんで、ダッシュボードの中へ、仕舞ったのだけれど・・・。
車に乗っている間は、嗅覚が少し麻痺するけれど、再び乗車すると、慣れるまでに時間がかかる・・・。
なんで、あんなにストロングすぎる・・・な香りなんだろうな・・・と思うけれど、どうも喫煙者用らしい・・・。

あの芳香剤程では、ないにしろ、梔子(くちなし)だとか、百合(ゆり)だとかは、むせ返るような香りを放つ。

シャネルのガーデニアとか、ナンバー22(←記憶ちがいかも?)などは、梔子の香りをイメージしたものだろうし、キャシャレルのアナイスアナイスなどは、グリーン系ベースの百合の香りで、コチラは、清潔な感じがする。

湿気った6月の雨の日の車の中や、電車の中では、避けていただきたいのが、この濃厚な6月の花達のかおりだろうか?
いづれにせよ・・・梅雨時の重たい空気の中、濃密な花の香りは、空気中に拡散されて、更に、憂鬱さを増すのではないかと思う。

嗅覚的に頭痛を起こす香りなんだろうな・・・そして、気分は、更に重くなるというか・・・。

6月の花には、そんなイメージがあったりする。


他にも、土壌が酸性かアルカリ性だったか、どちらかに傾くと色が変わる紫陽花(あじさい)なども、6月の花の代表だろうか?

山あじさいやこあじさいなど、今が盛りだろう。

やはり、雨というか、水というか・・・そんなものを連想させる花が多い様な気がする。

薔薇は、5月が真っ盛り・・・かと思っていたけれど、6月もまだまだ見頃のようで、よくお手入れされたよその御宅の薔薇が、フェンスや門扉に綺麗に咲いていて、小雨に打たれていたりする姿を見かけると、6月の薔薇もいいもんだな・・・と思ったりする。

基本的に、薔薇の香りは、好きだ。

6月は、木に咲く花も多そうだ。
白い花で、目立たぬものも多いけれど、よく見ると、花だったりする。

先週訪れた北関東の山の中のダムは、水が少なくて、干上がりそうだった。
暑い夏との予報で、水不足が懸念される貯水量かもしれない。




梅雨時の月のひかり。

2016-06-18 21:22:52 | 詩のような・・・?もの

真夏日。

良く晴れて、暑い週末。


先程、少し涼を取るために、ヴェランダへ出たら、真ん丸いお月さま。
その右側に、ひときわ輝く赤い星。
火星だろうかね・・・?
月齢は、13で、満月まで、あと2日・・・か・・・。
なんとなく、曖昧で、なんとなく中途半端なつゆどきのつきのひかり。

観劇用のオペラグラスで、月と火星?を観察。



月のうさぎさんは、元気に御餅を搗いているみたいだ。

美味しい。美味しい。月の御餅。
うさぎさんの毛皮と同じ雪の色。

月明かり。
闇夜ではなく、湿度のある空気。
シャンパン色の光。
グラスの中で、弾ける光。

蒸し暑い夜・・・。

そういえば・・・昔・・・。
梅雨時に、満月を見たことがあったな。

梅雨時だったのだろうか・・・数年前の曖昧な記憶。

なんだか、悲しいことばかりだね。
なんだか、つらいことばかりだね。

つきのひかり。
つきのひかり。

透明な・・・でも、すこし水分の多い空気の中を透過して・・・

しゃんぱんいろのつゆどきのつきのひかり。



ヘーゼルナッツチョコを食べながら・・・、寝床旅。

2016-06-17 22:26:53 | 詩のような・・・?もの

良く晴れて暑い一日。

梅雨の晴れ間・・・。

それでも、時々、ひんやりと冷たい風が通り抜けるのは、本当の夏には、まだ、少し猶予があるのか・・・。


昨日、家人を病院へ送迎し、食糧品などを買いに出かける。

いつものショッピング・モールで、180グラムのヘーゼルナッツチョコレート375円也を見つけてしまい、ついつい買いこんでしまった。
分厚いチョコレートに・・・ポツリポツリ・・・とヘーゼルナッツが入っている。
ヘーゼルナッツチョコレートと言えば、リッタースポーツのぎっしりとナッツの入ったチョコレートなので、ヘーゼルナッツの含有量の少なさに、ガッカリ・・・した。

ナッツの入ったチョレートで、一番好きなのが、ヘーゼルナッツである。
西洋ドングリ・・・というか、ハシバミの実で、日本のドングリとは、似て非なるもののようだ。

そのヘーゼルナッツの含有量の少ないチョコレートを齧りながら、グーグルの航空地図を眺めている。

行ったことのある場所、行きたい場所・・・タブレットの画面に映し出される俯瞰図。

旅行会社のツアー案内。電車、バス、飛行機、新幹線・・・。

豪華なホテル、普通のホテル、旅館、民宿、宿坊・・・。

温泉、鉱泉。

ホテルフレンチ、和食、中華・・・。

ヘーゼルナッツチョコレートを齧りながら・・・。

身体を横にして、ネットの中で、旅をする。

私は、出かける前になると、具合が悪くなったり、乗り物酔いするし、脳貧血、低血圧、弱脈で、外出するは、不安だから、寝床でできる旅がいい。

ヘーゼルナッツチョコレートを、バスの中で、食べたなら・・・。
たぶん、絶対、気持ちが悪くなるだろう・・・。

一昨日は、山道のカーヴで、気持ちが悪くなったから・・・。

寝床の中での旅がいい。

スワイプしながら、何処へでも行ける。

ユーラシアから始めよう・・・北海道、樺太、ロシアに入って、真夏のバイカル湖。

シベリア鉄道で、レニングラードへ。

白夜の国の北欧へ・・・ストックホルム、オスロ・・・

ヨーロッパ・・・。

コペンハーゲン、ベルリン、ミュンヘン、ウィーン、パリ、ローマ、アテネ、ロンドン、マドリード。

イスタンブールは、ヘーゼルナッツ。

地中海を眺めてながめながら、対岸は、カサブランカ。カナリア諸島は、更に西へ。

ちょっと戻って、暑い都市カラチ。アラビア海を抜けて・・・インド洋が見えて来た。

アジアもうすぐ・・・。

アメリカ、オセアニア、南極、北極は、また後でね・・・。








映画『太陽』

2016-06-16 22:11:17 | 演劇・映画

夕刻より本降りの雨。
シャワーのような雨が、降ったり、止んだり・・・。
梅雨真っ只中。


昨日、わざわざ、片道車で、約1時間半くらいの場所にある県北のシネマ・コンプレックスまで、足を運んだのは、先月、世田谷シアター・トラムで上演された劇団・イキウメの『太陽』を見て、これは、実写版も見なければ・・・と思い、相方に連れて行ってもらったのだった。
もし、相方の都合がつかなくても、県北くらいまでなら、私でもなんとか、運転できるし、ひとりで、行こうと思っていた。

主演・神木隆之介さん。
主人公のキュリオ(旧人類)の純粋で、朴訥な少年・鉄彦役を見事に演じていた。

普通は、都会的な大人しげで、清潔そうな役柄が多いのではないかと思う。
天才子役から、無理なく、自然に俳優になった感じがする。

・・・舞台と比べることになるけれど、正直、映画は、かなり見劣りがした。

『太陽』というテーマが、影を潜め、別のストーリーが展開されていた。
大筋では、同じような展開なのだけれど、一寸、違うんじゃないだろうか・・・と思いながら観ていた。

ウィルスが、媒体となり、新旧ふたつの人類に分かれた世界。
万能で、健康で、老化もしない新人類・ノクスだが、唯一、太陽の下では、生きることができない・・・夜の闇の中でしか活動できないことと、出生率1%・・・子孫が生まれないということだろうか。

旧人類・キュリオは、その逆だけれど、太陽の下で、自然に生活ができる。

新人類・ノクスは、その性質上、高度な文明と豊かな生活を送ることができ、所謂、二極化が進む。

旧人類・キュリオは、新人類の血を体内に移植して、ノクスになることが出来るけれど、若年のうちに行わないと、危険が伴い、死に至るという設定である。

太陽がなくても、生きていけるノクスだが、現実的には、太陽の恵みを受けた全てもの(食料・水・資源など)を消費していくのだから、太陽なしでは、生存できない・・・ということになるのかもしれない。
そこがノクスの矛盾であろうか?

山里の美しい風景、対照的に都会的な夜景の交錯する中、物語は進行していく。

舞台にはない登場人物や、設定の違うキャラクターなど映画と舞台では、やはりテーマを変えないと難しいのか・・・と思う。

舞台を演じるイキウメは、ダンボールひとつでも、空間と時空を超える演出をする劇団で、観客は、俳優たちが紡ぐセリフの中で、各々の世界を構築し・・・舞台で演じられているストーリーは、ひとつだけれど、ディテールは、観客ひとりひとり・・・全員違うものを想像していることだろう。
そういう制約(?というか、それが演劇を見る楽しみでもある)がない映画は、観るモノが全てだ。

映画のよいところは、舞台上の背景やディテールを想像することなく、目の前に映し出してくれるところだろうか・・・。

閉鎖された村で起こるキュリオ対ノクスが、共存共栄の道を探りながら、人間本来の自然の中で暮らす・・・と言う意味を問うているのだろうか・・・?

舞台では、新人類ノクスの崩壊を予感させているのだが・・・。