6月最終日。
雨がぱらついたり、本降りになったり、晴れ間も見えたり・・・でも、曇り空の蒸し暑い金曜日。
転居先で終日、土木作業のアシスタントの予定だったのだけれど、本降りの雨が降って来て、作業中止。
・・・予定変更で、県北の『那須芦野・石の美術館 STONE PLAZA』へ。
隈研吾氏の設計した美術館ということで、以前から、訪れてみたかった場所。
(以外に、県北は、晴れ間も見えると言った御天気で・・・)
芦野は、以前訪れた『堂の下の岩観音』より少しばかり、北上した場所。
静かな静かな城下町の山里。
車窓から、堂の下の岩観音の赤い屋根を見ながら、3年前に来たとき、母は、まだ存命であったなぁ・・・などと思い出し。
美術館も、街中も、殆ど人の気配がない静かさ・・・。
でも、鰻の人気店は、お客さんが一杯・・・。有名だからなぁ・・・丁子屋さん。
通りの商店には、屋号を刻んだ芦野石。
時の流れが止まったような街。
・・・というわけで、石の美術館も、ギャラリーは、相方と私だけ・・・であった。
古い大谷石づくりの米蔵2棟の他に、茶室、ギャラリー、コンサートホールなどがあって、建物を繋ぐのは石段と水の風景。
なかなかに不思議な風景の美術館だった。
移転先(宇都宮)から芦野迄は、1時間15分程。
芦野は、福島・白河に抜ける街道の途中にある。
お昼前に、移転先から出発して、途中、八溝のお蕎麦を食し、美術館を巡り、そして、県央へ戻るには、まだ少し早いので、途中、廃校になった小学校を丸ごとカフェとギャラリーにリノベーションしたお店で、ティー・タイム。
シフォンケーキ、南瓜プリン、ガトー・ショコラのハーフサイズの盛り合わせと珈琲。
周囲は、これまた静かで、のどかな田園風景の広がり。那須連山が近い。
梅雨空を楽しんだ県北へのドライヴだった六月最後日