鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

長い長い3月・・・甘い甘い麻薬 

2013-03-31 22:41:22 | Weblog
花くもり。花冷え。寒い一日。


今年は、年明けから、今日の3月終了まで、ずいぶんと長く感じられた。
普通は、1月は行く、2月は逃げる、3月は去る・・・というくらい、月日が経つの早く感じるものなのだけれど・・・。

1月後半の腰痛から、3月の人事異動に伴う庶務仕事のシフトと、相変らず、中途半端な処遇にも関わらず、振られる仕事量については、いつも・・・『何故?私なんだろう???』と何処へ持って行っていいのかわかならい理不尽な怒りで、不条理の海に沈没している状態である。

本当に、長い長い3か月だった。

・・・といっても、たぶん、本当の地獄?を見るのは、明日からの新年度なのだろうと思う。

今回随分、人事異動があって、4年前の合併時、事務所には、100名近いスタッフが常駐していたけれど、今は、半分以下になって、更に、人員を減らせってことらしい。
会社のトップが、変わるたび、翻弄される。

・・・ここで、正規社員として、働いている訳ではないのに。
今回の契約だって、給料は1円たりとも、上がらなかった(・・・これは、この半年間、休み続けていたこともあるので、立場は、弱いからな・・・)。

長い長い3月も今日で終わり。

このブログ内では、何故か、昭和の回顧録みたいなことばかり、書いてしまった。

現実の生活が、砂をかむような味気無さ、努力がなにひとつ報われない・・・こんな状態が続く中で、私の日常を支えてくれたのは、あの美しい『声』だった。

あの美しい『声』の持ち主については、何も知らない。
知りたいのだれど、知りたくない・・・。
心(脳)の中で、勝手な人物像を作りだし、勝手に、想像しているだけで、現実には、あの美しい『声』の持ち主のCDを聴くだけにしている。

今のところ、あの美しい『声』に中毒している。

甘い甘い私の麻薬。

長い長い3月をなんとか、しのいだあの妙薬。


意外な年齢設定

2013-03-30 22:44:19 | Weblog
終日・・・曇りだったような・・・???

・・・ような・・・っていうことは、まあ、オボロゲながらの記憶でして。

・・・なにやら、身体を起こすのが、面倒で、だらだらと寝暮らしておりました。

世間では、お花見・・・なんだろうなぁ・・・と思いながら・・・。

私がダラダラ寝暮らしていても、誰も困らないし、誰にも迷惑は、かからんから、コレでいいのだ・・・とバカボンのパパみたいなことを言っていますが・・・。

・・・で、バカボンのパパは、41歳だったのね・・・。
(若いんだか、若くないんだか・・・。ハジメちゃんは、まだ、赤ちゃんだもんなぁ・・・。じゃあ、バカボンのママって・・・いくつなのだろうか・・・?35歳くらい?)

アニメ番組の登場人物の意外な年齢っていう記事が、あったけれど、なんと・・・ルパンⅢ世は、まだ二十代ってことで、ちと・・・驚いた。
しかも・・・あの銭形警部が、28歳?だったとは・・・。
次元大介さんだって、まだ30ソコソコくらいなんだろうな・・・???
峯不二子ちゃんに至っては・・・???24歳くらいですかね?サザエさんと一緒か?

あの『巨人の星』の星一徹さんに至っては、三十代だったなんて・・・。
ご苦労なさってるんですもんね・・・あの方は。
戦争に行っちゃってるし。
魔送球なる業も編み出したのに・・・。

いつまでも年齢不詳なのが、物陰から、父と弟をそっと見守る明子ねえちゃんでしょうか?
才色兼備で、忍耐強く、やってられるか・・・!!!状態でも、いつも冷静で控えめ。
後に、花形満夫人となる彼女であったが・・・???
・・・花形モーターズの次期社長夫人か・・・(なんかいいっすね)。

『サザエさん』も以外と若くて、24歳っつうことで。
24歳で主婦って、敗戦後の昭和中期だったら、まあ、普通か・・・。
お母さんのフネさんだって、40歳代後半?だもんな・・・(ワカメちゃんは、40歳くらいの高齢出産???)

・・・まあ、どうでもいいような設定ではあるけれど。
どうも、実年齢と噛みあわないような気がしてならない・・・?



残業解禁のお墨付き。

2013-03-29 22:51:21 | Weblog
先日の人事異動の発表後、引継ぎなど、何も決まらぬまま、月末を迎え、ジワジワッと、来年度からの戦慄の業務内容が、明らかになってきた。

・・・それでもって、『残業解禁』のお墨付きを頂いた。

まっ・・・好きなだけ、残業してくださいってことで。
イヤっ・・・意味が違う。
納期絶対だから、それに間に合わないようなら残業して結構です・・・っつうことのようで。

対外的な納期は厳守。
社内的納期は、幾分ゆるい・・・ってことか。

・・・でもなぁ・・・来月から課長が変わるし、前課の課長が残業許可したからって、新課長が、残業許可してくれるとは限らないし。

・・・でもって、部長も変わるし、座席も変わる・・・管理職から、少しだけ遠のいたのは、嬉しいのだけれど・・・。

・・・ンな訳で、今日は、まだ、危機感もなく、ダラダラ・・・と残業などしてみた。
・・・気分的には、早く帰宅したかったのだけれど、夕方になって、輸入許可書だとか、ドドンと届いたので、週明けは、収拾がつかないだろうから、出来ることは、やっておこうかと思ったりして。

2時間くらい残業して、自宅へ戻る途中の神社は、夜店が出ていて、お花見の宴を開いている人達もいた・・・寒かないのか・・・外気温13℃だから、花見には、ちと寒かろうなぁ・・・と思いつつ。

そんなこんなと思いながら、そう言えば、4年前の吸収合併のときを思い出して、あの頃もシチュエーション的には、今と似ている。
庶務派遣が、契約解除されて、その分の仕事を一気に背負うことになったのだったな・・・そして、今回も・・・。
但し、今回は、業務範囲が拡大で、現場を持っている5部署全てを受け持つ。
今までの業務は、継続・・・って・・・。
やれるのか・・・ワタシ・・・???

そう思うけれど、何故か、4年前程のプレッシャーは、ない。

別に出来なきゃ、出来ないでいいんである。他のひとにやってもらえばいいのさ・・・。
4年前は、リーマン・ショックという世界規模でのどん底だったけれど、今回は、それ程、重い背景がない分、気が楽だ。

残業解禁だし、夜中までだって、仕事してやるさ・・・(大嘘)。



花冷え②

2013-03-27 22:52:35 | Weblog
昨日に引き続き、小雨もパラつく、寒い一日。


昨日の夜は、さっさと寝ちまって、目覚めたのが、午前4時半前。
まだ、外は暗いものの、春分の日も過ぎたし、これから、夜明けも一段と早くなるだろうなぁ・・・などと思いながら、寝たり起きたり、ダラダラしているうちに、わずかな二度寝。

早く目覚めたので、一日が、長い・・・。

いつもより、3時間近く早く起きたから、午前11時半前に、訪れる魔の眠気も一段と強くて、こういうのって、一種の拷問だよなぁ・・・しかも、終了させなくてはならない仕事も溜まりはじめた。

・・・早く、昼休みにならないだろうか・・・などと思いながら。
うつうつとした眠気に、翻弄される。

外は、灰色の空から、細かい雨が降っている。

眠るのには、絶好の『睡眠日和』だな・・・(そんなお日和は、たぶん無いと思うけれど)。

気を失うくらい・・・眠い。眠い・・・。
目の前を全力疾走の羊たち。

寝つけぬときには、羊を数えるものだけれど、仕事中の眠気は、羊が、大量に暴走してきて、あっと言う間に眠りに堕ちそうな気がする。

しかし・・・なんで、睡眠=羊なのだろう・・・『なまけもの』だとか、『猫』だとか、『駱駝』だとか『アルパカ』なんてのも、相当、眠たげな顔をしているのに。

さてさて、眠気を払うには・・・。
ちょっと、外へ出て、歩いてみようか・・・

冷たい小雨の中、隣の建屋に行くフリをして、外にでてみる。

咲きかけの桜は、小さく震えているように見える。
寒そうだな・・・やはり、今日も花冷えか・・・。

新年度に向けて、ざわざわとした落ち着きの無い日々。

月次決算に向けて、繁忙期のなかの、いかんともしがたい、けだるい午前中の眠けは、花冷えの中、やっと去りゆく。



花冷え

2013-03-26 22:53:17 | Weblog
花冷えの寒い一日。


仕事の引継ぎが始まった。
後続の補充が、ないので、私には、出張の旅券の手配と精算、現業部門の改善提案集計が、割り振られて、異動対象者から、仕事を教えてもらう。
懸案だった事務所スタッフと現業部門への配布物(給与明細、各種庶務的書類など)は、男性スタッフがやってくれるというので(・・・何時まで引き受けてくれるのかわからないけれど)、ひとまず回避。
時間さえ、かければ誰だってできる仕事だけれど、いかんせん数が多いんで・・・。1日がかりになってしまうと、流石に夕刻には、飽きてくるし。

仕事の合間に引継ぎを受けながら、通常の生産過程、新機種開発に伴う製造工具類や工事の発注依頼書と費用処理、別件で、輸送費、営業費の支払い処理、物損事故などの請求処理は継続中。

輸送関係の仕事は、来月から、スタッフがひとり増える(・・・増えるといっても、片手間仕事なんだろうけれど、いづれ、そちらへシフトするんだろうと思っている。何時までも、何時までも、派遣上がりにやらせておく仕事でもないだろうから・・・)。

徐々に全貌見え始め、それでも、この先どうなっていくのやら・・・。

一番辛く、地獄を見たような日々だったのか、2008年のリーマン・ショックのあとの再改編だったけれど、あのときは、ほんとうに、誰もいなくなってしまって、合併した他工場の知らないひとばかりだった。

『他にこの業務(雑用)を、やるひとがいないから!』
と言われ、そして、後には、スタッフに、シフトする計画で、私は、お払い箱になるのが分かっていながら、一向に、報われることなく、終わりのないような仕事と、雑用で、本当に、辞めてしまおうか・・・と、思わない日は、1日たりもとなかったけれど。今、ここにたどり着いた・・・。

そして、たどり着いた先は、リーマン・ショックの時と大して変わらない状況だったけれど。

異動が決まって、2週間経っても、引継ぎの指示もなく、やっと昨日になって、管理職から
『後続がいないから、アナタしかやるひとが、いないんだよね・・・』
みたいな言い方をされるのも三度目。
こちらも他に就職口のアテもないから、黙っていた。

内心・・・(それじゃあ、アンタんとこの無能な社員に全部まかせたらいいじゃん。私の2倍以上の年収は、あるんだろうから・・・。そうやって、遊ばせとくから仕事しないんだよ!)
と毒づいてみる。

花冷えの今日・・・。
新年度は、花も散らせる嵐がくるのか、またまた不景気の波に飲まれるのか・・・。

再び、振出しに戻ったような日々である。



東へ西へ・・・②

2013-03-25 23:00:10 | Weblog
夕刻から本降りの雨。


先週の金曜日・・・。
管理職が、会議・会議・会議・・・で、ほとんど在席しておらず。
彼らの視界に、バッチリ入るが、私の座っているデスクなので、やはり、解放感があったりする。

(早く、席替えしてもらって、目立たない隅っこへ移動したいもんだ!)
と常々思っている。
4月1日には、組織大幅変更になり、現在、所属の課が、グループに降格、ドッカ(何処か)の課と合併っていうか、吸収されるんだろうな・・・それでもって、たぶん、席替えもあるだろうし・・・。

・・・月次決算中の超忙しい最中の席替えなんて、我が身にとっては、悩みのタネで、アレや、コレやと一気にやろうとする待ったなし!の体質は、相変らず・・・。
ああ、イヤだなぁ・・・と、愁いている。

それでも、今日は、管理職いないしさ・・・。
(別に、彼らが在席してなくても、仕事サボったりしてないけど、気分的に楽なんだよね~~~)。

・・・まあ、そんな雰囲気の中で、第一報。
『先々週、バン(バンニング:船積みのためのコンテナに輸出物品の梱包と積込作業)したコンテナの寄港地、間違ってましたぁ・・・!!・・・で荷降ろしちゃいましたぁ・・・ってかぁ・・・???しかも、一番遠い、西と東間違えたぁ・・・???ソレって、もしかしなくても、最悪のパターンじゃん。』
『・・・で。積み直しできんの?』
『一度、降ろしちまったから、無理、無理。ど~~~すんのよ?』
っつうことで、続きは、来週(つまり、今日)。
・・・こうなると、間違いなく、私の仕事が、増えることになる・・・のだが・・・。

(アメリカ大陸を)東へ、西へ・・・。
陸路で、搬送するらしい・・・。
東西・・・たぶん、3000キロくらいは、あるんじゃないかなぁ・・・???

3000キロっていうと、年間の私の車の総走行距離に相当するのか・・・コレ、数日で、走っちゃうってことだよね???

なんか、凄いですね~~~?

でも、まあ、取りあえず、今週から始まりつつある4月の嵐に向けて、身を低くして、通過するのを待つ以外、方法がないですからね~~~今の、私には。


物憂い春の・・・。③

2013-03-24 22:52:34 | Weblog
花曇り、花冷えの日曜日。


♪はぁ~~~る(春)は、ご機嫌。
はぁ~~~るは、ご機嫌・・・と相当、大昔、テレビで流れていた美少年(青年?)の時計のコマーシャル・ソングを口ずさみながら・・・このCFの美少年は、なんというお名前だったか・・・。
時計のシチズンで、起用された今でいう草食系の清潔な美少年であったな・・・。

たしか・・・佐藤ゆうすけさん(お名前の漢字失念致しました!)というモデルさん?(タレントさんなのか俳優さんだったのか・・・??)と今日も相変らず、『?』と『・・・』のオン・パレードである。
甘いカンジのする綺麗な男の子だったな・・・と今月のブログは、昭和の回顧録みたいになってますが・・・。

まっ・・・ご機嫌な春であろう。あったかくなってきたし。桜も咲いたし。
いいんですよ・・・ご機嫌な方が・・・。

・・・しかし、私は、自分で、言っときながら、全然、ご機嫌ではなく、どっちかって言えば、不機嫌なんである。

・・・はい。4回目の組織再編の嵐の真っただ中にいるもんで。
・・・しかも、この嵐を乗り切っても、どうせ何も報酬がないという、極力虚しい、一種貧乏籤の労働条件の中ですから~~~!

そして、あと5日しかないのに、何も引継ぎされていない状態で、しかも、何の指示もなく・・・ただ、おぼろげながらわかってきたのは、あの超面倒な出張旅費の精算業務が、確実に、シフトされているってことだった・・・。

出張に伴う航空券・JR乗車券・宿泊宿などの手配に始まり、
『タクシーの領収書なくしましたぁ~~~~~』
といった間抜けの為に、右往左往しなければならない・・・。
はっきり言って、一番やりたくない・・・そして、壊滅的に向いてない業務なのであった。
(まだ、備品の発注のほうが楽だわ・・・)
と思っているくらいで。

しかも・・・。
迷走ばかりしている取引先が、輸送トラブルばっかり、起こすものだから、やらなくていい仕事も月末に向かって、オセオセ状態になるらしい・・・というイヤな知らせもあったりで・・・。

ご機嫌な春はいつになったら、来るのだろうか・・・???



『きゃりーぱみゅぱみゅ』と『万景峰号(マンギョンボンゴウ)』

2013-03-23 22:50:18 | Weblog
絶好のお花見日和・・・と思いきや、午後から、暗雲。風強く、お天気下り坂のよう・・・。


一昨日の女子会なる送別の会合と、新年度組織再編に伴う異動により、請負う予定の仕事の引継ぎなど、あと5日を切ったのに、何も行われず。
所属長から、何の音沙汰もないので、アクションを起こすことが出来ずにいる・・・そんなイライラが、募って、疲れ果てた週末。

花見に行く気力すら・・・ない・・・。


・・・そんなこんなの女子会で、きちんと言えない言葉・・・が、話題になった。
『きゃりーぱみゅぱみゅ』嬢?なる方のお名前である。
百戦錬磨のアナウンサーも悩ませるこの『きゃりーぱみゅぱみゅ』であるが、解消法としては、どらえもん的『どこでもドア~~~』と大山のぶ代さん風にいうと滑らかに言えるらしい・・・。

そこで、『万景峰号(マンギョンボンゴウ)』もそうだよね・・・と、完璧な発音???で、振ってみたが、お若い方々は、『マンギョンボンゴウ?????』であった。
こういう会合では、芸能ネタは、OKでも、社会ネタは、NGの典型であったな・・・と思った。

し・か・も・・・例の『きゃりーぱみゅぱみゅ』嬢は、日本語で発音するには、どらえもん方式で解消するが、朝鮮語は、そうはいかない。
10個の基本母音プラス11個の複合母音・・・『あいうえお』の基本5つの母音しか、持たない我々、日本人にとっては、至難の業である。
更に、基本子音9個、これらの激音化、濃音化で更に10個の音、そのうえ、更に、更にパッチム、ダブルパッチムを含め、リエゾン(連音化)する・・・。

あいうえお・・・の50音表の約8倍もの音がある・・・。

複合の音の表現となるのだ。
あの一種、記号のようなハングル文字は、音の洪水でもあった。

朝鮮半島は、蹂躙の歴史でもある。
母国語もご飯も、複合する・・・ごちゃまぜで寛容な国家でもあるらしい・・・。

母国語ひとつとってもそうかもしれないが、自国の言葉を慈しみ、愛し、存続させるにもある程度、『知力』が必要なことを思い知らされた。

私は、『きゃりーぱみゅぱみゅ』嬢が、どんな言葉で、どんな歌を歌っているのかは、存じ上げないし、一説によると(女子会でのハナシだが・・・)、つけまつげが、ど~~~の・・・ということらしいが、多分、この歌が、50年後も、人口に膾炙していくとは、どうしても思えないのだった・・・。
今、その歌(曲)を愛する人たちが、いなくなれば、たぶん歌も消えていくのだろうと思う。

歌い継がれる歌(詞)も、生命力と知力と運命があるのかもしれない。

そして、情報の伝達速度が、早いほど、廃れるもの早いもの・・・なのだろう。



物憂い春の・・・。②

2013-03-22 22:50:00 | Weblog
桜既に満開。早い春の訪れ・・・。


昨日は、送別の女子会があった。

私は、仕事関係での所謂『飲み会』に、参加するのが嫌いだし、面倒だ。
会話が下手なので、間が持たないし、そういう会合で選ばれるお店で、美味しいものが、出てくる確率は格段に低い。
あるのは、アルコールと、アルコールモドキで、人工着色料と香料と砂糖だけでできた・・・添加物ばっかりの甘ったるい様なソフトドリンク?という意味不明な飲み物と、脂肪ばかりの肉類そして、やはり油漬け(ドレッシングまみれ)のサラダ類、物凄く濃い塩味とガーリック風味の食べ物しかでてこない・・・。
この会費なら、いきつけの割烹で、懐石のコースの方がずっといいと思ったりする。
二人差しで、話をする方が、余程いい・・・。

それは、私が人付き合いが苦手なだけで、世間の女子会なんて、こんなもんなんだろうと思う。

・・・それでも、お世話になったひとだし、ここは、やはり不参加ってのは・・・という義理もあった。

想像通り、楽しくなくて、早く帰宅したかった。
早く帰宅して、自分のすきな食事をして、本を読んだり、数学の問題集(何故か、最近ハマッテしまい、方程式を解くのが面白い・・・今更、何の役にも立たないのだが、今くらい解けるようだったら、進学校へ行けたかも・・・と、甘い後悔をしながら・・・)なんぞ解いていたほうが、私的には、楽しい。

メンバーにまだ20代前半の女の子が、3人いて、その子達の年齢の頃は・・・と、微妙な年齢のおねえさま方は、レトロなノスタルジーを感じてか・・・
『あの頃って、遊んでたよね・・・貯金とか保険とか・・・そんなこと全然、興味もなくてさぁ・・・。』
そんな話にもなった。

・・・その頃、私は、何故か勉強ばかりしていた。
しかし勉強は、したけれど、まったく出来ず、結局、ムダな時間を過ごしてしまったような気がする。
あのとき、遊んでいれば、今、つまらないと思う女子会も楽しく感じることができたのかもしれない。

つくづく・・・ひとと同じ楽しみを共有できない性質なのだな・・・と思う。

・・・そう思う反面・・・たしかに、勉強は、できなかったけれど、あの子達程、無知じゃなかった。
そして、無知であることを知らずにいる『恥(羞)』を自覚できない若さが、羨ましくもあった。
私は、自分の『無知』を恥じる気持ちは、人一倍で、若い頃から、たぶん『無知の知』を知るものだったのだろうし、無知だと思われるのは、屈辱だった・・・と今にして思う。

・・・しかし・・・どうして、あれほど、中身の無い会話ができるのだろうかと・・・無知の知は、思う。

そして、素直に、女子会を楽しむことのできない我が身の偏屈さを持て余している。




物憂い春の・・・。

2013-03-21 22:52:54 | Weblog
春を飛び越して、夏のきた今年の3月。
桜もあわてて咲きだして、今日の朝には、ほぼ満開・・・なのに冬に戻ったかのような一日。

夜、送別の女子会。


春を眺める余裕もなく・・・
夏を乗り切る力もなく・・・
秋の枯葉に身を包み・・・。
冬に骨身を曝け出す・・・。

春を眺める余裕もなく・・・と、つい歌ってしまったのは、泉谷しげるさんの春夏秋冬。

そう・・・この十年間・・・私は、春を眺める余裕すらなかった。
あるのは、不安だけだったなぁ・・・。
去年は、私自身の人事異動に翻弄されて、今年こそは、花見る春を楽しみたいと思っていたけれども、ついに今年も、それが叶わなくなった(・・・というか、組織再編の嵐の前。人員の異動で、仕事が増えることになったけれど、私には、御しがたく、荷が重すぎる)。

今頃から4月にかけては、ゴールデン・ウィークまえのワクワク感があふれて、気候も良くなってくるから、気分的にも楽しかったこともあったけれど、ここ十年以上、その楽しさを忘れてしまった。

寝ても覚めても・・・人には何でもない単純な仕事なのに、不安ばかりが先行して、先行して、私を追い越していく・・・。

宵のくちから、夜桜の花びらが散る中で、大好きだった友とふたりで、未来を語り合ったあのときは、もう、手の届かない・・・遠い遠い記憶の中に存在するものになってしまった。

あの頃、ふたりは、やはり不安だらけだったけれど、不安を凌駕するくらい未来は、有った。
両手で、抱えきれないくらい美しく明るい未来が・・・。

でも、春を眺める余裕もなく・・・、そして・・・もう夏を乗り切る力さえない・・・。

今日で全てが、終わるさ
今日で全てが変わる
今日で全てが、報われる・・・
今日で全てが始まるさ・・・。

始まらなくていいから・・・盛りの桜の花びらに埋もれて死ぬか、アカシアの雨に打たれてこのまま・・・死んでしまいたい・・・と何故か、西田佐知子で終わる気だるいブログ。