鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

睡眠

2015-05-31 05:24:15 | Weblog

5月最終日は、日曜日。
 
今年の5月は、あまり雨が降らなかったような記憶があるけれど、台風なども接近したようで、なにやら、急に夏めいて来た気がする。

去る者は、日々に疎し・・・というか、仕事から離れて、何をするでもなく、ただ日々を流されている身にとっては、月日の立つのは、早い事、早い事。

眠りこけているうちに、あっという間の日々が過ぎて、この間は、あんなに寒かったのに、もう夏もまじかとは・・・。

眠りこける・・・と言えば、どうにも、疲労をリセットする・・・ということが、上手くできないでいたから、仕事を持っていた時には、随分と辛い思いをした。

翌日が、眠くて辛いのに、明け方まで眠れず、2時間か3時間・・・トロトロと眠ったかと思えば、起きて仕事に行かねばならないのは、かなりの拷問であった。

眠入るのに5分も掛らず、3時間か4時間眠れば、もう充分・・・というショートスリーパーが羨ましい気がする。
何だって出来そうだ。
それに比べて、入眠するのに、2時間、3時間・・・ヘタすれば、一晩中、眠りにつくことが出来ず、ちっとも眠った感じがしないし、眠ったと思ったら、なにやら、不安な感情に揺り起こされ、目が覚めてしまう日々である。

それでも、最近は、3時間くらいは、眠りが続くようになってきたのは、幸い・・・なのかどうか。

相変わらず、夢は、物凄い。
先日などは、自分の身体から、得も言われぬ芳香が立ち上り、これまさに、天国の香りなり・・・みたいに、よい香りのする夢をみた。
夢に、嗅覚がある・・・というのは、あまり経験がなくて、もしかすると初めてかもしれない。

阿弥陀や観音・・・天女や迦陵頻伽などが、現れると、よい香りがするのではないだろうか・・・?
↑こういうものが本当に存在するのかどうかは、わからないことだけれど・・・。

いまの処、現実を忘れる手段は、眠る事しかないようだし、読書などしても、なにやら続かぬし、また仕事に行くとなれば、それはそれで、厄介だ。
・・・第一、雇ってくれるところなど見つかりそうもないから、それはそれで、困っている。

八方ふさがり、四面楚歌とは、こういうことをいうのだろうか・・・?

せめて、夢の中だけでも、阿弥陀や観音の慈悲にすがりたいものである。



訃報・今井雅之さん

2015-05-30 05:23:45 | Weblog



一昨日(28日)、俳優の今井雅之さんの訃報を知った。
先月の末だったか・・・舞台降板の記者会見に姿を見せてから、ちょうど1ヶ月。
舞台復帰、映画監督作品について、述べておられたけれど、残念な結果になってしまった。

今井さんの『The Winds of God』については、拙ブログ(今月2日)に記載したけれど、再演につぐ、再演、映画化、テレビドラマ化もされた。

私は、舞台を2回、テレビドラマ、映画も見た。

二度目の舞台で、今井さんは、客席の通路に降りてきて、観客に握手をしてくれた。
大きな肉厚の暖かい手だったことを思い出した。

元自衛隊員で、体力には、相当、自信があったようだし、アルコールもかなり強いと聞いていた。

先月末の記者会見のときは、別人と思えるくらい痩せてしまっていて、動くのも、声を出すのも、辛そうだった。

天国へ行っても、自転車こいで、演技を続けているのかもしれない。


本日の画像。
今井さんの出演した舞台のチケット


感動の舞台をありがとう。

ご冥福をお祈りいたします。



駆け落ち女と駆け出し男

2015-05-29 05:10:55 | Weblog

ここ2,3日、真夏日だったかと思うと、夜間や朝方は、少し肌寒いくらいだったりで、身体が体温調節についていかないようで、気怠い。
(たぶん、1年中あると思うのだけれど)コンビニエンスストアで、カキ氷の贅沢?版・しろくまの苺バージョンを発見したので、つい買ってしまう。アイスと温紅茶・・・という冷たいんだか、あったかいんだか・・・そんな曖昧な日々。

一昨日(27日)などは、目に異物?がはいったらしく、ゴロゴロとした不快感を抱えながら、夕方から相方と隣々市のシネコンへ、『駆け落ち女と駆け出し男』を鑑賞に。

天保の江戸期は、老中・水野忠邦による倹約令の嵐の吹き荒れる中、三人の女たちが、縁切寺である鎌倉・東慶寺へ駆け込みをした。

羽振りのよい豪商のお妾・お吟(満島ひかりさん)、鉄練りのじょご(戸田恵梨香さん)、武士の妻・おゆう(内山理名さん)である。
三人とも、理不尽な夫から正式に離縁をのぞみ、寺へ駆け込んだ。

寺へ入る前の前段階に、御用宿という東慶寺と連携している宿で、取り調べをうけたのち、言い分が認められれば、お寺に入山でき、2年間、精進潔斎し、尼僧の修行をすれば、離縁成立となる。

この御用宿の三代目・柏屋源兵衛に樹木希林さん。以前、目を悪くなされたとの報道が、あったけれど、焦点の合わないような?目の感じだったけれど、私の気のせいか・・・?
相変わらず、このひとは、存在感のある大女優である。
演技力もさることながら、樹木希林さんがいるだけで、映画になってしまうのだった・・・。

この源兵衛の甥で、戯作者をめざし、医師見習いの甥・信次郎を演じるのは、大泉洋さん。
このひとは、春の日だまりのような雰囲気がある。
駆けこんだ3人の女たちを暖かく見守りながら、東慶寺の女達の生きざまを書きつづけることになるのだろうか。

信次郎は、原作者である井上ひさし氏の分身のようにも思える。
数年前にお亡くなりになった井上ひさし氏であるが、彼は、生前、DV(ドメスティックバイオレンス)の加害者だったと聞く。御夫婦間のことだから、真偽の程は、わからないけれど、前妻・好子氏が、書かれていたと思う。その経験者?が、縁切寺のことを物語にするには、その下地は必要だったのか否か・・・。そんなことを思いながら、見ていた。
また、井上氏自身、少年期にかけては、孤児院で過ごされたことも書かれているので、家庭環境なども、関係あるのではないだろうかと勝手に思っている。

特筆すべきは、東慶寺院代さんの法秀尼の存在である。
凛として美しく・・・真面目で、清らかなこの女性を演じるのは、陽月華さん。宝塚のご出身らしい。
私は、このひと(法秀尼)のドラマが別枠で見てみたい気がする。

東慶寺を取り潰そうとする水野忠邦と鳥居耀蔵の幕府の水面下での工作も興味深い。

製作が松竹さんだけあって、演劇関係の役者さんが多数出演している。
堤真一さん、山崎一さん、宮本裕子さん、キムラ緑子さん、神野三鈴さん、木場勝己さん、橋本じゅんさん、北村有起哉さん・・・そうそうたる舞台人たちである。

美しいカメラワークも必見。
約2時間半、現実を忘れる映画の世界を堪能できる逸作である。

一昨年、相方と訪れた東慶寺で見た水月観音像もわずかなショットで、配されていた(ようである。チラっとだけだったので、確認はできなかったけれど)。



雨の予感②

2015-05-25 14:44:38 | Weblog

ヒンヤリとした・・・けれども湿度のある風の吹く午後。

曇り空。


そろそろ梅雨マジか・・・の雨を連想させるような月曜日。
太陽の力が、一番強く、紫外線も強烈に降り注ぐであろう夏至まで、あと1ヶ月足らず。

風が湿度を帯びて、少し冷たい感じがするけれど、ちょっと動くと蒸し暑い。
自転車などは、気持ちがいい季節なのだろうと思う。

躑躅(つつじ)も満開(・・・いや、もうピークは過ぎたか・・・)だし、これからは、春の花から夏の花へとチェンジしていく時期。

そろそろ菖蒲(あやめ)や杜若(かきつばた)等の水生植物が見頃となる頃で、国道沿いのアヤメ園の看板が出ていたから、ピークなのだろう。

イケバナ(生花、活花・・・どちらが正しいのか分からないけれど)の手法(これも、曖昧だけれど)に、『立花(りっか)』というのがあって、中心になる花木を垂直に立てる形式とうことだけれど、菖蒲や杜若、アイリスなどは、天に向かって一直線・・・というか、そんな勢いのある姿だから、それだけでも、立花・・・という感じがする。
折り目正しい、きちんとしている、礼儀正しい・・・なんとなく(コレもよくわからないけれど)武士道的な潔さ・・・みたいなオーラのある姿であるなぁ・・・と、これらの5月の花々を見るたびに、毎年、同じことを考えてしまう。

立花は、武士の嗜み。
一流の武人たるもの、立花は、教養のひとつ。

武士道的な花といえば、『椿』などもそんな種類かもしれない。
首から、ぽとり・・・と地に落ちるから、そんなイメージがある。
公儀介錯人・拝一刀さんは、凄い刺客ぞな・・・。

仏に会えば、仏を斬る・・・。
奥さんと子供を愛する孤独な狼である。

・・・なことを書いていたら、大きな地震が発生。
揺れましたね~~~。

先の震災を思い出して、ちょっと怖かったです・・・。





野菜の献立

2015-05-24 14:10:52 | Weblog

曇りがち。雨の季節を予感させるような湿度のある空気。


夏野菜の美味しい時期になってくる。

野菜類は、生で食べて美味しいもの、火を通しても美味しく食べられる、火を通さないと食べられないものの三種類あって、トマトなどは、生でよし、火を通して、ソースに使ったり、煮込み料理にしてよし・・・の万能選手である。キャベツなんかもその仲間だろうかね。生でよし、煮てよし。
トウモロコシは、生では、食べない野菜だろうし、茄子(なす)なんかも、油との相性が最高によいから、火を通すのが普通だろう。

表記のとおり、生で食べられるものは、お手軽だけれど、総じて、火を通した方が美味しいのかもしれない。
お勤めなどしていると、日々、時間に追われるから、ゆっくり、野菜を茹でこぼしたり、蒸したりする時間が惜しい・・・というか、もう疲労の極みで、食べられるなら、何でもいいや・・・ってことで、最悪、コンピニで、お弁当を買ってしまったり、お湯を注いで3分のカップ麺で、終わらせてしまったりしていた。
月末月初の一週間は、そんな状態だったから、今思えば、ヒトらしからぬ生活をしていたものだと思う。今はいまで、働きもせず、グータラしているから、コレもヒトらしからぬ生活なのだろうと思う。
いづれにせよ・・・真っ当な人間として生きるのが、難しいのかもしれない。
つまり、人間失格であろうよ。

・・・という訳で、現在は、野菜を茹でこぼしたり、蒸したりする時間は、たくさんあるので、夕方になると、煮たり焼いたり、蒸したりして、野菜の献立で、食事を作っている。

家人は、余程のことが無い限り、3日に一度は、食材を購入してくる。
余計なモノを買う人で、冷蔵庫の中にあるものを、把握するということをしないから、出来るだけ、無駄にしないよう、冷蔵庫の中にあるもので、献立を考える。

使い切れないキャベツ、レタス・・・。
トマトなどは、ソースにして冷凍。
ナマでヤバそうなモノは、火を通す・・・。

そんなことをしている。
余計なモノを買うな・・・といっても、聞いてくれないから諦めている。

キャベツ半分を、買ってきたので、そろそろヤバそうなピーマンと人参、買い置きのタマネギなどで、野菜炒め。
カボチャは、蒸して、潰して、マヨネーズとゆで卵、タマネギと胡麻を合わせてサラダ。
汁ものは、里いもとサヤエンドウのお味噌汁。
しらす干しと卸した大根にお醤油をタラリ。

ご飯を炊いて、野菜献立。





塩の味⑤

2015-05-23 11:43:04 | Weblog

一昨日、相方の誕生日だったので、市外のイタリアンで、フルコースの食事をした。

このレストランは、JR某駅前と言っていいロケーションなのだけれど、市の中心から離れていて、JR某駅前・・・といっても、国道からホンの少しそれただけで、もう住宅街になっているところに存在する知る人ぞ知る?レストランなのであった。
ディナーは、予約客しかとらないし、当日は、17時までに予約した客しか、食事のできないシステムのようだ。
3日前の夜に、予約の電話をしたところ、臨時休業とのことで、つながらず、翌日のお昼頃、予約を入れた。

ランチは、通常営業だけれど、ディナーの予約の無いときは、店を閉めているようだ。
来店した時、お客は、相方と私の一組だけだった。

前回は、2年前に、会社の友達と訪れたときも、私達の貸切で、一組の客だけだった。

地方のフレンチやイタリアンのレストランは、そんなモノ?なのかもしれない。
平日の夜の営業をしていない店舗が多いのは、来ない客を待っているより、締めてしまった方がいい・・・ということで、材料なども予約客の分しか用意しないほうが、効率がよいのだろう。
企業だって、余分な在庫を持たない方が、経営的にも合理的なのかもしれない。

このお店は、野菜が美味しい。

アンティパストは、生ハムとアスパラガス。
最初から、美味溢れる一皿。
トマトとモッツアレラ・リコッタチーズ、トマトのシャーベット。
これもかなり美味。
プリモピアットは、春キャベツとアサリのパスタ。細身の麺が、美味しい一品。
セコンドピアットの魚料理は、スズキのポアレ、肉料理は、サーロインのローストビーフとラタトゥユ。これも、かなり満足の行くプレートだった。

焼き立ての胚芽パンに、オレンジの香りのするバター。

ドルチェは、シフォンケーキとティラミス、トマトのシャーベット、珈琲と焼き菓子三種類。

お腹一杯。ご馳走さま・・・。


おっとと・・・今日のお題は、塩の味・・・でした。

アンティパストの生ハムとアスパラのお皿に使われていた岩塩が、インパクトがあって、美味しかった。他のお店のように、食後、猛烈にノドが乾く・・・ということがなかった。
それだけでも秀逸なお店だということがわかる。

塩を使い過ぎていないのに、美味しいし、丁度良い味つけで、気に入っている。

よいお店というのは、食後、のどが渇かない・・・ということに尽きるような気がしている。




塩の味④

2015-05-22 07:47:36 | Weblog

料理の味というのは、所謂、塩の味・・・と言っても、過言ではないような気がしている。
減塩とかで、出来るだけ、塩分を控えた料理というのは、美味しくない。

甘い味を引き立てるのも塩である。

塩は、人体にとって、欠かせぬミネラルであり、サラリー(給与)の語源は、塩(ソルト)だと何かの本で読んだことがある。
労働の代償(給料)として、塩で支払っていたのは、古代ローマだったか・・・。

先日、野菜炒めを作成した時、手許が狂い、塩が多めの野菜炒めになってしまった。
その分というか、味噌汁の味噌をいつもより減らした。
ご飯のオカズとしては、それ程、悪くはないけれど、濃すぎるもの・・・と思いながら、食した。

それでも、食後に、水を飲みたくなるようなこともなかった。
外食をすると、のどが渇いて、水を飲みたくなるのだけれど。
・・・と言うことは、外食の料理に使われている塩の量が、ハンパではないことがわかる。

料理を美味しくするということは、すなわち・・・塩の量が多いということになるのだろうか。

収入があった頃は、50gで、500円だとか、千円だとか・・・今にして思えば、狂気の沙汰?と言えなくもないような高価な塩を使っていた(高いからケチケチしながら使うので、ナカナカ減らないし、減塩?効果もなきにしもあらず・・・)。
普通は、1キロ100円前後の日本たばこ産業の塩が普通だろうか?
岩塩などは、外国産のものが殆ど(日本では、採れないらしい)で、ヒマラヤだか、アンデスだかのピンクソルトやドイツのアルペンソルトなど、高価なものが多い。

塩は、取り過ぎると胃癌だとか高血圧だとかの生活習慣病(昔は、成人病って言ってたよな・・・)のリスクが高くなるそうで、国をあげて、減塩に取り組んだ結果、最近では、逆に欠乏の症状も目立つらしい。
夏などは、殺人的な暑さになるくらいだから、熱中症だとか、日射病だとかの予防の意味で、塩もある程度、必要なのかもしれない

足りなくてもダメ、取り過ぎてもダメ・・・塩の塩梅は、難しい。





読了。『海賊女王:皆川博子・著』

2015-05-21 05:14:12 | Weblog



これから雨期に向かう前のほんのひととき。風爽やかな季節。

深夜、遠雷の音がしていた。

夏が近い・・・。


5月の大型連休は、お勤めの人にとっては、比較的ゆっくり過ごすことのできるまとまったお休みで、気候もよくて、心が開かれるような気がする・・・それが終わると、ジメジメと湿度の高い梅雨の時期にはいるけれど、読書するには、やはり、雨の日の方がよいかもしれない。
お天気がよいと、お出掛けしたくなるから、(私は、面倒なんで、ずっと家に籠っているタイプだし、いまの処、手許不如意で、自由に使えるお金がない)やはり、何処かへ行くのが億劫になる雨の季節に読書するのは、理に叶って?いるのだろう。
まあ、どっちにしろ、ここ数年は、読書から離れているし、毎日が日曜日だから、寸暇を惜しんで本を読む・・・ということは、なくなってしまった。
気分的には、くたくたになるまで働いて、それから読書というのも、まんざら悪くもないけれど、出来るなら、身体的疲労の無い方が、いい。
身体が疲れていると、すぐ眠気が来て、ページが進んでいかない。


本日の画像。

はい・・・。読み終えました。上下1047ページ。
総登場人物(巻頭の紹介では)73名の名前が挙がっている。

相変わらず、スゴいっすね。
これは、17世紀初頭、エリザベス一世の統治するイングランドとそのお隣アイルランドの女族長・グラニュエルの物語・・・ってことで、いいんだろうか・・・。
間違いなくそうなんだけれど、なに、あの皆川博子氏の著作である。
フェイントが一杯・・・。

御年83歳(くらい?)の時のご著作である。

小説の主人公の二人の女王も老齢まで登場するけれど、この物語を構築している皆川氏は、更にその上を行く御歳なのだ。
よくもこれだけ、衰えもせず、書くものだ・・・といつもながら、感慨深い。

結局のところ・・・。

皆川氏の好む奇形・・・今回は、ロバート・セシル・バーリー卿は、コビトという扱いで、物語を牽引していくのか・・・と思っていたら、そうでもなくて、意外な伏兵が登場する。コイツかよ・・・?みたいな・・・。

処女王エリザベスとは、名ばかりのこの歴史に名高い女王様の秘密と、奔放な女海賊グラニュエルの相まみえるまでの長い事、長い事。

・・・で・・・。ロバート・セシルはどうしたんだ???もしかするとどうでもいいキャラクターだったのかもしれない(これもいつもの手法、いつも騙される学習しないワタシ)。

美男と奇形を好む著者としては、やっぱり『妖櫻記』の百合王に勝るキャラが必要なんでしょうかね~~~(私は、百合王は、大嫌いだけれど)。

長編幻想小説の女王健在!







アルパカちゃん。

2015-05-20 12:28:10 | Weblog


乾いた晴天。風が心地よい。
朝方は、曇っていたようで、本日も、起床が遅くなってしまった。

昨日(19日)は、午前中雨で、暗かったせいか、随分と寝過ごしてしまった。
ブログを書き終わった頃、雨が止んだようなので、日差しの無い曇りだから、外出しても、それ程、皮膚にダメージは、あるまい・・・と思いつつも、日焼け止めを塗って、首には、シルク混のスカーフをグルグル捲いて、出かけた。

ちょっと、ドライヴしたかった訳である(野暮用もあった。電球が切れたので、新しいのを買うとか、そのほかイロイロ)。

最近は、近所のショッピングモールへ行くくらいで、ほとんど運転しないから、高速道路並み?のスピード(制限速度が60キロ?フツーの国道なのに・・・???80キロ以上で走らないと、バンバン抜かされる)で、走行しないと流れに乗れない某バイパスを走ってみることにしたのだった・・・。

そう。最近、車の運転は、相方にして貰っているから、自分では、運転しなくてもいいのだけれど、それでは、やっぱりなぁ・・・と思う。

まあ、このままで行けば、今の車は、手離すことになるかもしれない。
自動車税や保険料や車検やら・・・車は、カネ喰い虫である。

このカネ喰い虫も一週間に一度くらいしか乗らないから、サイドミラーには、蜘蛛の巣がはっていた。
蜘蛛の巣城ならぬ、蜘蛛の巣車・・・シャレにもなんね~~~。

平日の正午だから、それ程、混雑はしていないけれど、やっぱ怖いわね。
片側3車線ってのは・・・。

雲は厚くて、少し蒸し暑い。梅雨の始まりのような日だ。


本日の画像。

目的地であるアルパカのいるショッピングモール。
4匹のアルパカの家族が住んでいるということらしい。
白いのは、お父さんらしい。

アルパカだとか、駱駝(ラクダ)は、何だか、いつも眠たそうな目をしているので、自分を見ているようで、なにやら・・・親近感があったりで・・・。

一応、ショッピングがメインで、目的のモノもゲットしたので、5月の湿度のある風を受けながら、帰路につく。

本日の走行距離往復70キロ。


姿勢が悪い・・・!

2015-05-19 10:57:00 | Weblog

昨夜よりの雨。午前中にあがる。
朝方、暗かったので、つい寝過ごしてしまった。


先週末は、映画、食事、演劇・・・とあちこち出かけてみたけれど、いつもは、車で移動することが多くて、でも都内へは、電車。
電車の中で、立っていたりする時間が長いし、都内では、地元にいるより、よく歩く。
そんな私の歩く姿を見て、相方は、

『姿勢が悪いよね。猫背だね・・・。』

と言う。


私は、子供の頃から、猫背だから、姿勢も悪くて、教師から注意されることもシバシバあったけれど、どういう状態が猫背なのか、子供の頃は、よく分からなかった。

『やっぱ・・・柏木由紀子(坂本九夫人)に似たおばぁさんが憑りついてんのかね?』

そう問うてみた。

『いや・・・。きみのはね。苦悩なのよ。重圧に耐えられないのね。だから、背中も肩もガチガチなんだよ。』

↑というような見解だった。

苦悩・・・というか、悩み・・・というか・・・。
直接、生きるの、死ぬの・・・といった、切羽詰まった苦悩・・・ではないから、対処の仕様がない苦悩で、中途半端。

そう・・・。私は、いつも中途半端なんだ。

そんなことを思う。
それが、姿勢にも出てしまうのだろう。

不治の病とか、返済しきれない借金だとか、命の保障のない劣悪な環境だとか・・・半端ない状態なら、必死になって生きようとか・・・思うのかもしれない。
私は、中途半端だから、命には、大して影響もないけれど、身体は、不調続きだし、借金には、至らないけれど、預金は、減っていくだけだし、一応、寝る場所と水・電気・ガス・食糧などのライフラインは、家人に頼ってはいるけれども、一応は、確保されているあたりが、半端なのだ。

だから・・苦悩なんだよね・・・たぶん。