もう半月になるだろうか・・・?
3年くらい前から、我が家に出没して、仲良くなったシロ猫が、姿を見せなくなったのは・・・。
今日は来るかな・・・と思って、日に何度か、ヴェランダに出てその姿を探すも・・・。
水色の綺麗な瞳、薄桃色の耳と鼻、長い長いしっぽ。
とても美しい猫で、その綺麗さ故か、ヒトから可愛がられたのだろう。
ノラ猫なのに、ヒトなつこい。
何処かの家で、飼われていたけれど、何かの事情があって、迷い猫か・・・或いは、捨て猫になったのか?
こんなに、ヒトに慣れたノラ猫は、見たことがなかった。
ここ数日、頭が痛くて、日中も、トロトロ眠り続けた。
シロ猫の夢をみた。
戻ってきたんだね。
よかった、よかった・・・と安堵する夢だった。
でも、シロ猫は、少し痩せていて、真っ白な毛皮も埃で、薄汚れていた。
目が覚めて、もうシロ猫は、この世にはいないかもしれない・・・と思ったら、悲しくなって、少し泣いた。
きっと、お別れに来てくれたんだろうな。
シロ猫が、痛い思いをしたり、苦しかったり、寒かったり、お腹を空かせたまま、逝ってしまったのではないことを願っている。
何処か…我が家より、居心地が良く、温かな場所で、美味しいものを、沢山食べて、幸せに暮らせて、シロ猫を可愛がってくれるひとが、見つかったのなら、その方がいい。
元の飼い主に巡り会えたのだったら、シロ猫は、幸せだろう。
あんなに、人懐こく、頭の良い猫に育てたひとだもの。
ありがとう。
一緒にいてくれて楽しかったよ。
また会えたらいいね。
涙がでてきたので、このへんでやめておこう。