鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

航空地図。

2015-04-30 04:36:50 | Weblog

最近の地図を提供するサイトでは、目的地までの経路は、もちろんのこと、ストリートヴューなる機能で、実際の現地での画像も提供されるようになったし、何より、鳥瞰図・・・鳥の目線から、世界を眺められる航空写真の精密さにも驚かされる。

コレ・・・で、無料なのか・・・と思える程。

航空機をゆっくり飛ばして撮影するのか・・・或いは、衛星写真によるものかは、わからないけれど、こんなものが、自宅のPCで、見られるのは、楽しい。

先の東日本大震災のときの航空写真のニュース画像には、驚いたけれど、それより更に進化しているようで、日進月歩・・・というよりは、もう秒刻みでの技術の開発が進んでいるものと見える。

以前に、テレビ東京で、『空から日本を見てみよう。』という30分だったか1時間だかの番組があって、こちらは、上空からカメラを回し、その映像を放送する番組で、外観の不思議な・・・どういう建物なのか想像がつかない建築物などへの取材もあって、毎週楽しみに見ていた。

テレ東は、こういう奇抜?なアイディアに長けた放送局で、お正月には、時代劇を、10時間くらいぶっ続けで、放映したりする。

選挙番組だとか、報道関係には、あまり感心がないようで、かの国営放送をはじめ、民放が、報道スクープ合戦に、遅れじとばかり、追い回しているときも、のんびりとアニメーションやら、映画などを放映していたりする不思議なテレビ局だ。

民放では、異質なマイノリティ路線を行く稀有なテレビ局である。

私は、個人的には、好きなテレビ局でもある。

そのテレ東が、放送していた『空から日本をみてみよう。』も、シリーズになったけれど、首都圏では、オンエア当時よりも、またかなり様相が変わっていることと思う。

古いビルが取り壊され、再開発だとか、5年先?だったか、東京オリンピック開催に向けて、不動産会社の動きも活発だと聞いた。
その反面、売れない住宅やマンションなども増えて、ゴーストタウン化しているのは、都会に限ったことではなくて、地方でも同じ現象があると聞く。
高齢者の増加、少子化などの要因もあるのだろう。

そんなことを考えながら、航空地図を眺めている。

飽きもせず・・・。

だって、私は、暇・・・だもの・・・。



小鳥のごはん。

2015-04-29 04:21:48 | Weblog

1年中で、一番爽やかな季節であろうゴールデン・ウィーク。

夏が終わって、秋の爽やかな時期もいいけれど、秋は、日暮も早いから、なんとなく寂しい気がする。それに対して、今の時期は、夜明けも早くて、日暮が遅い。
子供頃、夕暮れ時は、いつまでも遊んでいられるような気がして、ワクワクした気分だったし、お休みも多いので、やはり、この時期は、心が浮き立つような解放感があったりする。

そんなゴールデン・ウィークなのに、相方は、仕事・・・である。
休暇中にやっておかないと・・・などとのたまい、休むことなく、出勤する予定らしい・・・?
中途半端が許せず、いちいち全部自分で、チェックしないと気が済まないタチらしく、なかなか仕事の山が減らない。私が手伝っても、必ず、チェックを入れる(面倒なヤツだ!)。

それなので、ゴールデン・ウィークだというのに、何処へも行けない・・・というより、私は、ヒトゴミが苦手だし、渋滞はイヤ、混雑はイヤ、行列はイヤ・・・だから、自分好みの気の利いた料理でも作って、テレビのニュースなんてみながら、
『高速道路は、すんごい渋滞だねぇ~~~。世の中のお父さんは、大変だねぇ~~~。』
などと言いながら、ビールでも飲んでいた方が、幸せである。

・・・という訳で、生まれてこの方、ゴールデン・ウィークに、出かけるのは、せいぜい、観劇くらいであったけれど、無収入の手許不如意の身だから、観劇も出来ない有様である。

従って、今年も、前述のとおり、たぶん、何処へも行かないか・・・もし出かけたとしても、自宅より、半径30キロ未満の範囲内にある飲食店で、夕ご飯を食べるくらいだろう・・・と思っている。

食事に行く・・・と言えば、相方は、毎回、食事の度に、

『今日は、コレが最初の食事なの?』

と聞いてくる。

私が、きちんとした食事は、日に一度ということを知っているからである。
時々、間食程度に食べたものを話したりするけれど、

『オレンジ1個とナッツ類。』

などと答えると、

『小鳥のご飯だねぇ・・・。』

と半ばあきれ顔をして、笑う。

美味しい野菜のサラダバーのあるお店などでは、メインより、サラダばかり食べているから、小鳥と一緒みたいだね・・・と、やはり、呆れ顔で言われたりする。

穀類と木の実と果実があれば、いいと思っているけれど、それでも、珈琲だって飲みたいし、甘いお菓子だって食べたいから、小鳥のごはんという訳にもいかない。




睡眠障害②

2015-04-28 04:25:58 | Weblog
 
暇を持て余しているというのに、このところ、特に今月は、ブログの更新が、出来ずにいた。

自宅からほとんど外出しないので、ネタが尽きた・・・ということもあるには、あるのだけれど、1日一度の食事は、午後5時半頃食べて(病院の入院患者なみである)、そのあと、午後7時頃には、眠ってしまったりして、夜中に何度か、目が覚めて、それでも、起きようなどとは、思わず、酷いときには、朝まで眠ってしまって、結局、ブログを書くには至らなかったりする。

それなら、午前中とか、午後とか・・・とにかく、暇なのだから、その時間で、やればいいのだけれど、コレをやって、アレをやって、さて、ひと休み、次は、コレで、その次は、ソレだが・・・と、益体もないことばかりしていて、ひと休みの時間が、長くなり、キリの良い正時とか、時計が、15分なり、30分になったら、始めようか・・・などと思っていても、あと10分後でいいや、いやいや、15分後に実行しよう・・・などと、時計とにらめっこしていると、時間は、あっという間に逃げていく。

結局のところ、再び、夕刻になって、食事の支度などして、韓流時代劇のDVDなど、同じものを何度もみながら、食事をすると、眠くなって・・・の繰り返しで、日付が変わってしまったりする。

何やってんだか・・・と思う。

会社員生活が長かったから、常に、午前7時前には、起きなくては・・・というのが、強迫観念になっていて、寝不足だと、翌日が辛いので、早く寝なくては・・・と思うと、全く、寝付けず、あたりがうっすらと明るくなってきた頃、1時間なり2時間なり、うとうとして、起床時間を迎え、寝不足のまま、出社すると、今度は、片頭痛で、気持ちが悪くなり・・・それが、イヤで、早く寝なくては・・・と思うと、ますます眠れず・・・の悪いスパイラルに陥っていて、数年が過ぎた・・・その反動で、未だに、寝なくては・・・眠れない・・・いつまでも寝ていられる環境?になっても、やはり、時間の経過ばかり気になって、ヘンテコな生活は、改まることを知らない。

派遣社員も長かったから、3カ月だとか、半年更新のたびに、継続か解雇かで、悩まされていて、それが、習性になってしまって、不安ばかりで、過ごしてしまった。

未来のことを心配しても始まらないのに、心配ばかりしていて、日々をおおらかに、のびのび過ごしても、不安に過ごしても、どうせ、解雇になるのだったら、もっと緩やかに、心穏やかに過ごせばよかったのに・・・と、今更、後悔しても遅いけれど、いつも、どっちつかずの不安に悩まされるのは、自分に自信がないせいでもあり、努力(らしいことを)しても、なにひとつ、報われなかったこれまでの経験から、努力しても、しなくても結果は、同じなら、心理的に楽な方を選びたかったと思う。
でも、楽な道を選ぶことのできない・・・貧乏性だから、困るのだ。

いまでも・・・好きなだけ眠っていいのだから、眠ればいいものを、眠っていては、埒が明かない・・・眠っちゃいけない・・・、眠っていたら後悔すると思いつつも、眠ってしまう。
どうせ、後悔するなら、眠ってしまった方が、ラクなのに・・・。

コレって一種の睡眠障害なのだろうか・・・不眠だとか、過眠だとか、嗜眠だとか・・・。



ゆっくり夕飯。

2015-04-27 10:55:14 | Weblog
 
一昨日、映画のあとで、映画館のある市内のイタリアンレストランで、食事をした。
毎月15日の観月会のときに利用する和食料理店と経営者が一緒なので、期待していた。
このお店の経営者は、別の場所にフレンチレストラン(ディナーは、予約客しかとらない)を経営していて、雰囲気もロケーションも最高で、相方も私も気に入っている。
そこで、3店舗のうち、まだ訪れたことのないイタリアンへ行くことにしたのだった。

19時半頃、来店してみると、結構、混雑していた。
客層は、20代から30代後半の数名の女性客のグループ、カップル、子供を連れた家族連れ・・・で、年齢層が、かなり若い。

他の2店舗が、比較的、高齢層向け(価格・メニューなどI)なので、こちらは、若い年齢層がターゲットなのだろうか。

相方は、和風パスタ、私は、ピザ・マルゲリータのSサイズ[直径18cm]、サラダバー、ドリンクバーをつけてもらった。

サラダが、凄く美味しい。
レタスキャベツ、トマト、お豆腐、コーン、ポテトサラダ、若布などの海藻、オニオンスライス、オクラ・・・などなど。
ドレッシングが3種類(レモン、黒ゴマ、にんじん)。
特に、レモンドレッシングの爽やかな酸味と香りがよくて、美味しかった。

ピザは、サクサクのナポリ風の生地。
サクサクなのに、フカフカ?で、美味しい。

パスタは、鶏肉のロースト付のきのこの和風だけれど、なにやら、ちょっと焦げっぽい・・・が、通常の一人前100グラムくらいが相場の麺の量が、1.5倍くらいで、かなり多め。

ピザとパスタを半分っこして食べる。

ピザが小さめかと思ったけれど、お腹いっぱいだねぇ。
二人で、3000円とは、リーズナブルだから、若年層向きね。
他の2店舗とは、コンセプトが違うのね。

映画が、夕方からの上映だったから、夕食は、ゆっくり食べることが、出来た。


帰宅する頃には、西の空に、半月になりかけの上弦の月。

お椀のような月であった。




『王妃の館』

2015-04-26 04:19:39 | Weblog

昨日(25日)は、夕刻から、相方と隣々市のシネコンで、上映中の『王妃の館』を鑑賞に。

映画も、1ヶ月ぶりである。

ブルボン朝の最大の王、太陽王とも称されるルイ14世にまつわる小説を執筆中の北白川右京先生の参加する超高額ツアーは、何故か、訳あり。
オカマ、警官、OL、編集者、中小企業?とおぼしき会社社長とその恋人、初老に差し掛かった男性を含め、9人のツアー客。『王妃の館』で繰り広げられるドタバタ劇。

製作元のテレ朝の看板番組『相棒』絡みのネーミングなのか・・・水谷豊氏演じる作家の北白川右京さんは、かの杉下警部と同じお名前(・・・もっと捻って、左京でも、よかったんじゃないか・・・?)。
ヴィジュアルは、かのレオナルド藤田(藤田嗣治)画伯そのもの。
オカッパというより、カッパ系のヘアスタイル、丸メガネ。
やはり、藤田画伯は、日本人にとって、日本のフランスの象徴といえる???ヴィジュアルなのかもしれないな・・・。

そのレオナルド藤田画伯を彷彿とさせるヴィジュアルで、執筆中の小説の世界に、少年時代のルイ14と、即位してからのルイ14世の料理長を演じている。

ボタニカル柄のジャット、膝丈のパンツに、紫色のタイツ姿。

あの服飾のデザイナーは、誰だったんだろうか・・・と相方。

去年あたりから、花柄・・・(花柄といってもいろいろあるけれど、結構、派手な)が、流行しているようだ。


オカマのクレヨンちゃんを演じるのは、中村倫也さん。この方は、長身だけれど、舞台などでは、オカマを演じることが多い。
舞台でもぞくぞくするような色気を放つし、アップで撮る映画でも、男性を感じない。
その独特の声、綺麗さ、キテレツさが、上手い俳優さんだなと思う。


この映画は、17世紀後半のブルボン王朝の物語を軸に、後半は、ミュージカル仕立てとなっている。

日本人の演じるフランス人ということになるけれど、ミュージカル・・・といえば、劇団四季出身の石丸幹二さんのルイ14世は、ヴィジュアル的にも、全く矛盾が無かったように思う。
赤毛(西洋)モノを得意とする俳優のオーラがそうさせるのだろうか?

魅力的なルイ14世に仕上がっていた。

ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿の要所、要所で、ロケを行ったのだろうか?よく撮影許可がおりたなぁ・・・と思うシーンも。

物語としては、結局・・・何だったの???と思うけれど、パリの空気を十二分に感じられる作品になっているようだ。





夜働く・・・④

2015-04-23 22:58:47 | Weblog

まさしく、初夏の一日。

昨日(22日)の20時より、月に一度の給与計算に伴うデータ作成の手伝いのため、深夜に働くこと3回目。

夕刻より、頭痛がして、何だか調子が悪いけれど、会計事務所に渡して、社員の給与明細を作成してもらう前の段階でのデータを作成する仕事で、タイム・リミットが本日の午前9時だから、徹夜の作業となっている。

今月は、ゴールデンウィークなんで、給与振込が、通常の月より、4日早くて、しかも、月末は、30日までしかない・・・といった、わりと切迫した事態だったのだ。

深夜を回り、夕刻から始まった頭痛も、だんだんひどくなってきて、数字をみていると、嘔気がしてくる。

私の片頭痛は、寝不足とプレッシャー、或いは、気圧の急激な低下などが要因になっているようで、今の時期など、割と多いかもしれない。
雷の発生するような時期には、一度か二度は、起こるし、運悪く、今日は、特にひどかった。

相方の指示のもと、計算を始めたけれど、下を向くともうダメで、時々、会議室の椅子で横臥させてもらった。

吐き気さえ、納まれば・・・と思っているうちに、胃がムカムカしてきて、お手洗いで、吐いた。
吐くと一時的に楽になるが、仕事を続けられる状態ではなかったので、約束の5時より、1時間早い午前4時で、今日の仕事は、打ちきりに。

中途半端な仕事しか出来なくて、申し訳ないが、自宅に戻り、とにかく、アタマの血管を広げねば・・・と思い、湯浴みをする。
熱いお湯に浸かっていると、吐き気は、納まってきた。

夜働くのは、それほど、嫌いではないのだけれど、やはり、健康には良くないのだろうし、やはり、それなりにプレッシャーはあるから、やはり、日中の勤務の方が、いいのかもしれない・・・と思う。

そして、本日は、絶好の初夏日和なのに、まだ少し痛む頭を抱えて、終日眠って、あっという間に、陽が暮れた。

こんなことをしていて、いいのだろうか・・・と不安に思うけれど、今の処、成す術もない。




第16回目の観月会

2015-04-16 23:27:43 | Weblog

すっきりと爽やかな初夏を思わせる晴天。

昨日(15日)は、毎月定例の観月会。
午後になって、雷雨に見舞われながら、いつもの展望レストランヘ。

北東の空に、直立する虹を見た。

相方と外出するときは、天候が荒れる・・・日が、多い様な気がする。
物凄い雷雨。台風。大雪。豪雨。

・・・でも、大抵、車だし、私は、自宅から市内の待ち合わせ場所までしか運転しないから、いいのだけれどね・・・。

さて。
昨日は、四月の中旬で、いつもの懐石料理を供するお店も、歓迎会なるイベントが行われていた。

先月の予約の時に、団体様が一組あるので、少し騒がしいかもしれませんが・・・と言われていたのだけれど、先客の皆様は、宴会のわりには、静かだった。

他には、私達1組だけで、いつもの展望が望めるカウンター席を用意してくれていた。

まずは、ノンアルコールビールで、乾杯。
蓬(よもぎ)豆腐と雲丹と蟹を乗せた先付。
帆立真薯のお吸い物。
姫筍、蛍烏賊、手長海老を揚げ物にした八寸。

そう言えば・・・。
もう筍のシーズンなんだね。

御作りは、鮪と鯛。

木の芽、山椒、そら豆、薇(ぜんまい)、タラの芽の天ぷら、桜えびのかき揚げ。

春の味覚満載である。

国道沿いは、山桜、八重桜、蘇芳(すおう)・・・今花盛り。

春色、花色、美味しい春の宵の口。




雨寝(うしん)する。再読『檀林皇后私譜』

2015-04-15 14:33:27 | Weblog

このところ、雨続きで、気温も低かったけれど、今日は、朝から爽やかに晴れた。
午後から、大気の状態が不安定になってくるという予報通り、妖しい雲と風が出てきた。

ここ数日、朝になっても、薄暗いので、ついお昼ごろまで、眠ってしまったりする。
ブログの更新も滞ってしまっている。

・・・それでも、いいのだ。
自分に何かを強いるのは、もうやめにしよう。
そんなことを思いながら、怠惰に、懶惰に、雨の音を聴いていた。

雨の音を聴きながら、本を読むのは、極上だ。


2年半くらい前に、一度読んだ『檀林皇后私譜 :杉本苑子・著』を再読する。
下巻を、パラパラ読んでいたら、面白くて、つい読んでしまった。
下巻のあとに上巻を読んで・・・なんていうヘンテコな読み方をしてしまったのだけれど、以前読んだときは、タイトルの檀林皇后こと、橘嘉智子(たちばなのかちこ)を、メインとして読んでいたけれど、上巻では、ヒロインの存在が薄い。どちらかと言えば、日本の名家、源平藤橘の四家のうちの『藤原』、『橘』両氏の結びつき、天皇家支配の崩壊、貴族政治の始まりなど、日本史の総復習という点でも、面白く読めたし、下巻は、日本史上、最高の美人皇后の結末・・・九相図絡みで、印象深い。

794年平安遷都にまつわる因縁、橘家出身の皇后登極など興味が尽きない。

私は、もし好きな時代に生まれ変われるとしたら、平安朝の宮廷貴族になってみたい。


某・国営放送局をはじめ、民放でも、歴史ドラマ(時代劇)は、戦国時代か、幕末・明治・・・或いは、太平洋戦争あたりの激動?の時代ばかり取り上げるけれど、なんで、古代史やらないのかいの・・・と思う。

系図や名前が、ややこしくて面倒だし、あの時代の天皇家は、ほとんど血族結婚だし(異母であれば、父親が同じでも他人とみなされ婚姻できる)、モラルとか生物学的にも、あまり推奨できない時代なのかもしれない・・・タブーというか・・・。
こんなことも、以前の、この拙なるブログにも記載済だれど・・・。

重複となるけれど、再読・・・だから、まあいいか・・・。


本日のタイトルの『雨寝』は、ワタシ的には、『ウシン』と読んでいただきたいのだけれど、こんな言葉は、存在しないようだ。

『あめねる』でも、『あめね(これは、どなたかのブログで使われていて、どうも固有名詞でお使いのようであった)』でも、何でもよいけれど、要するに、昼寝だとか、朝寝・・・だとか、形容動詞か、動詞か、或いは、名詞なのか・・・そんな意味で、使ってみた。

正しい日本語の単語の使い方では、ない・・・かもしれない。
造語・・・(・・・と言うほど、立派じゃないし、センスもない)みたいなもので、先達に使われている例がありましたら、お許しを。



木の実好き。

2015-04-11 12:08:30 | Weblog

生きとし生けるモノにとって、もし前世というものが、本当に存在するのであれば、自分の前世とは、一体、何だったのであろうと、愚にもつかぬことを考えてみたりする。

前世での生き方、生活習慣、思想、文化・・・そんなものが、現世に反映されるのであれば、私は、間違いなく、猫か、ナマケモノか・・・と思う。
ぐーたらで、横になってばかりで、労働が嫌いだ。

猫だったら、あのひとに飼われてみたい・・・などと妄想するが、『あのひと』は、某ミュージシャンなので、高級な血統書などのついた猫でないとダメかもしれない。
大体、そのミュージシャンが、猫が好きかどうかもわからない。
ただ、一度・・・そのポートレートをみたときに、(猫を抱いていたら、素敵かもしれない)そんなことを思っただけで、つまらない妄想をしてしまった。
私が来世、再び猫に生まれ変われたとしても、その名前通り、その辺の駄猫のノラ猫の三毛猫くらいが関の山だろう。

さて、前世の話に戻る。生活習慣・・・とくに、食の好み・・・ということであるならば、間違いなく、齧歯類(げっしるい)かと思う。

栗鼠(りす)だったのかもしれない。

私は、前世、リスだったと思う位、ナッツ類が好きで、少し前に、隣国の航空会社の女性副社長が、従業員のキャビンア・テンダー(・・・スッチーとは、言わなくなったようで、客室乗務員ってことでいいのか?)に、暴力をふるったとか、振るわなかったとかで、逮捕されたようだけれど、彼女のナッツ好きも有名らしいが・・・彼女は、どうも、前世、リスだったという感じがしない。

ナッツにもいろいろあるけれど、幼少のみぎりから、一番好きだったのが、ピーナッツで、チョコレートに入ったものがとりとめもなく好きで、あればあるだけ、食べてしまう。
子供の頃(昭和の後期)は、ナッツ類といえば、都心より離れた地方では、ピーナッツと胡桃(くるみ)くらいしか手にはいらなくて、アーモンドは、高級品だった。
チョコレートに一粒、ぽっちりと入っているくらいで、それでもチョコレートに入っていると、今でも凄く嬉しい。

高校生の頃、通学路の途中に、木の実を専門に卸しているお店があって、小売りもしてくれた。
少ない小遣いの中から、カシューナッツを200gくらい買って、食べていたが、そのお店もいつの間にか無くなってしまった。
カシューナッツに限らないけれど、素焼きで、塩などまぶしていない方が美味しい。

ヘーゼルナッツやマカダミアになると更に、高級である。
ヘーゼルナッツは、西洋ドングリの実ということだけれど、トルコ産が、一番美味しいらしい。
これも、チョコレートを合わせると、最高だ。
マカダミアもハワイ原産で、高価で、コレ単体で、200グラムの袋売りをしていたので、買ってしまった。
1000円くらいだったと思うけれど、毎日10粒か20粒(・・・それ以上かもしれない)、紅茶のお供で食べた。でも、単体で食べるより、チョコレートで、コーティングした方が、マカデミアに限っては、美味しいと思う。

要するに、ナッツチョコレートが、大好き・・・ってことを書くのに、前世の話まで、持ち出して、こんなに費やしてしまった。





鯛茶・・・で、ディナー?

2015-04-10 12:06:42 | Weblog

くもりがちで、寒い週末。
天気予報では、また雨になるらしい。
今週は、今年の桜(主に、染井吉野)には、生憎のお天気だったようだ。

昨日(9日)は、10日ぶりに、相方と食事をした・・・ということは、10日ぶりの外食で、私の居住地の隣の町内にある和食料理店で、鯛のお茶漬けを出すお店へ出向いた。
県道沿いの少しさびれた場所にポツンあって、あまり目立たないせいか、知る人ぞ知る・・・といったお店である。

去年の夏に、ランチで訪れたさいには、ちょっとガッカリ・・・だったけれど、それ以前に、訪れたときのディナーは、満足の行くものだったから、一応、春だし?鯛など食してみましょうか・・・ということで、予約を入れておいた。

鯛のお刺身を、最初は、お刺身として食べて、残りは、お茶漬けにして食べる。
おとうし、前菜、焼き物、お刺身(お茶漬け用の薬味、ゴマダレ、出汁などの細々したセット)、デザートで、コースとまでは、いかないけれど、ソコソコの値段で、美味しいものが食べられる。

相方曰く。

『日本人に生まれてヨカッタ・・・というメニューだよねぇ・・・。こういう繊細な味は、外国人には、分からないだろうなぁ。』

しみじみ???と食す。

『久しぶりに美味しいもの食べられてよかったね。きみは、不味い物を出されると、口には、出さないけれど、顔に出て、不機嫌になるから。』

・・・そんなふうに言われたけれど、私は、数年前から、きちんとした食事は、1日に1回と決めている(時々、2回食べることもあるけれど)ので、メインとなる夕食は、やはり、充実したものを食べたいと思う。

食事のあと、帰りは、夜桜でも見物がてら、ドライブしようか・・・と提案したけれど、週末近いし、相方は、疲労もピークだろうし、お腹が一杯になると、最近すぐ眠くなってしまって(実のところ、夜の7時に就寝してしまったりすることも、しばしば。特に、アルコールを飲んでしまうと、ダメである)、珈琲を飲んでから帰宅した。