鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

ぼと・・・ぼと・・・落ちる・・・。

2013-10-31 22:53:19 | Weblog

乾いた秋晴れ。


先週は雨続きで、台風も接近。秋雨前線も活発で、暗い曇り空ばかり。
昨日・・・今日と晴れ続き・・・なのだけれど、秋も深まり、朝晩、とても寒い。

そして、風が吹くと、自宅裏の雑木林から、落ちてくるのは、今秋最後のどんぐり達。

最初は、ポトリ・・・と控えめだったが、今は、ボト、ボト、ボトッ・・・と大量に落ちてくる。
車の屋根やボンネットにあたる、屋根に当たる、窓にもあたる・・・。

ぼとっ・・・ぼとっ・・・ぼとっ・・・。

そんな音で、目が覚める。

先週。台風の去った夜・・・。
珍しく、夜友の来訪?があった。

フクロウなのか、ミミズクなのか・・・。
優しく、柔らかい声で、訪れを告げてくれた。

何時まで、来てくれるのだろうか・・・?

ボトボト落ちるどんぐり達、ケンカする野良猫、夜中に啼くフクロウ。
秋の夜の雑木林は、結構、喧しい。

雑木林の木々は、まだ、緑色。
秋が深まって、色づき、そして、散っていくのも、もうすぐ・・・。

それまでに、私は、再起できるだろうか・・・。
それとも、ずっと・・・このままなのだろうか・・・。

隷属的な仕事からは、開放されたが、収入は途絶えた・・・。
それでも・・・。まだ、多少なりとも、財源は、残っている。
この財源(・・・それ程でもないか・・・)が、尽きるまでに、私の本当の仕事を探すことが出来るのだろうか・・・?

そんなことを、考えていると・・・また、ぼとぼと・・・と、どんぐり達が、落ちてくる・・・。


秋の海へ・・・。②

2013-10-30 22:51:56 | Weblog

終日秋晴れ。風邪をひく・・・。

秋の海は、少し暗い紺色をしていた。
車の中で、相方は、ちょっと仕事のメールチェックをして、添付された資料を眺め、
『そろそろ戻りましょうか・・・。』
と車のエンジンをかけて、海にさよなら。

来た道を戻りつつ、秋の早い日暮。
陽は既に、落ちて、オレンジ色の夕焼けが、山の稜線に微かに残る。

『もう、冬みたいで、何だか、寂しいね。』
相方は、ちょっと私の方をみたけれど、また視線を元に戻す。
私達は、家路をたどる人達で込み合う国道を西へ向かう。
暫く、走って水戸市郊外へ。

『そろそろ、食事でもする?何が食べたい?』

いつもと同じだけれど、
『何でもいい・・・。』
と答えてしまう。
『普通のお店でもいいけれど・・・、寂しいっていうから、ヒトのおおいところにしようね。』
相方は、大型のショッピングモールへ。

さっき、冬みたいで、何だか、寂しい・・・と言ったので、気を使ってくれたようだ。

夕方のレストラン街は、平日なのに、ヒトでにぎわっている。

和食店に入店。
野菜たっぷりの軽い定食とお豆腐のサラダ。
テラス席で、ピアノの生演奏を聴きながら、和食を食べる・・・この雰囲気だと、普通、御酒、フレンチかイタリアン・・・ってとこだよなぁ・・・。
そう思いながら、箸を進める。

早くも、クリスマスっぽいイルミネーションの中、ゆっくりした時間が流れる。
こんなに、ゆっくりしていていいのだかろうか・・・と、相変らず貧乏性の私だ。

年末ももうすぐ・・・。
けれど、私は、全く暇なのだ。

そして、緊張感のない私は、帰宅して、すぐ風邪を患うことになったのだった。



秋の海へ・・・。

2013-10-29 22:50:06 | Weblog
 
終日曇り。雨もパラつく。

昨日は、月曜日の秋晴れの晴天だけれど、私は、失職中なので、毎日が、日曜日の或る意味、極楽トンボ・・・でもある。
月曜日だろうが、火曜日だろうが、義務的な仕事もないから、日々、寒さが厳しくなるこの季節、寝床から脱出する苦悩を味あわずに済んでいるのは、僥倖でもあったり・・・で・・・。

そんな至福?の月曜日の朝、寝床で、グズグズと温もりを楽しんでいるところに、相方から電話がかかってきた・・・朝7時20分である。

このひとは、始業時間が、午前8時30分であるにも関わらず、1時間以上前には、出社して、当日の仕事の段取りを済ませぬと気が済まないそうである。

予定していた客先での打合せが、延期になり、頑張れば、今日予定していた仕事を、午前中に終わらせることが可能になったので、午後からドライヴへ行きませんか・・・という内容だったのだ。
(別に、無理して午後の仕事を午前中に片づけることもないだろうに・・・←私は、何処へも行きたくないし、この極楽の寝床で、一日グウタラしていたかったのであった)
でも、まあ、ドライヴなら、車の助手席に乗ったままだし、午後から半日だから、そうそう遠くへは、行けないだろうし、それに今日は、夕方に会って食事をする約束をしていたので、それが、6時間程、早くなっただけだから、まあいいか・・・ということで、OKした。

行先は、秋の海(居住地から一番近い大洗海岸)へ。片道約2時間。

このへんは、超高濃度の放射線の汚染水を、たぶん、人知れず、目立たぬように海へ流しているであろう最低?の電力会社の所有する、かの福島第一原発と地続き・海続きでもある。

浜辺へ出ると、平日なのに、結構、ヒトがいた。
家族連れ、犬のお散歩、地方自治体の何かの調査団?、サーファー?、釣り人などなど・・・。

『平日なのに、ヒトが、おおいねぇ~~~。』

冷たい海風を受けながら、歩きづらい砂浜を散歩する。

相方は、海洋工学部出身のせいか、海が、好きだそうだ。
私も海は、好きだけれど・・・。

風が強くなってきたので、車に戻る。

相方、カバンの中から、パソコンを取りだし、
『ごめんね。ちょっと仕事させて。』
懸案の連絡が心配なようだ・・・。

・・・だったら、会社で仕事してりゃいいのに・・・と思う無職の私であった。 



香考⑩記憶の中のヘリオトロープの合成香料

2013-10-27 22:53:48 | Weblog

久々の晴天。明け方、冷え込む。


都内(・・・都内には、限らないけれど)の有名デパートなどの1階フロアは、大抵、化粧品売り場になっていて、海外のブランドショップが、軒?を並べている。
私は、メイクというものをほとんどしないので(眉くらいは描くけど・・・)、当然、御用の無いフロアということになる。
・・・それでも、あのフロアは、よい香りがして、通路を歩くのは好きだ。
通路を歩くのは好きだけれど、サンプル配布や、メイクご指南の店員さんとは、目を合わせないようにしている。

・・・店員さんにしても・・・。
ノーメイクのオバさんは、お客じゃないと見切っているし、購買希望度の高い若年層をターゲットにしているのだろうと思うのだった。
(もともと、オバさん層は、もう購買するメーカーやショップは、大体、決まっているから)

そんな中で、以前は、見向きもしなかったし、必要もなかったし、害にはなるけれど、益にはならぬ・・・といった『フレグランス(香水)』のジャンルだけは、無視できないでいる。

私と香料(香水)の出会いは、8歳の時だった。
小さな小瓶に入れられた合成香料・・・ヘリオトロープ。
近所の薬局で、ワゴンの中に様々な香水と共に売られていた・・・たぶん100円前後だったけれど、小学生当時の私には、高価なモノでもあった。
今にして思えば、チープな合成香料だったけれど。
そして、小学生が、つけて遊ぶものでもなかったが、母は、それを取り上げようとはしなかった。彼女自身、仕事を持っていて、子供のちゃちな香水遊びなんざ、どうでもよかったのだろう。
それにつけても、この香調は・・・たぶん、30歳以上の大人の纏う香りだったのでないだろうか?と今になって思う。
いづれにせよ、小学生には、おおよそ、不似合な香りであったことには、間違いない。

ヘリオトロープの花は、紫色の可愛らしい花で、香水と言えば、この花の香りだったようだ。

そんな相当、大人っぽい香りが、好きなヘンテコな小学生だった私ではあるが・・・。

何故か、この時期(秋)になると、このヘリオトロープの香水を思い出すのだけれども、実際に買った時期は、いつだったのだろうか・・・。
記憶は、遠く、いつだったのか、まるで思い出せない。

そして、このチープな合成香料のヘリオトロープが、実際、どんな香りだったのかも、今となっては、はっきり思い出せないでいる。



『人生ノート:美輪明宏・著』

2013-10-26 22:51:15 | Weblog

台風に刺激された秋雨前線活発に。午前中雨。気温上がらず、寒い一日。


自室に隣接している物置部屋(・・・といっても、フローリングで、今居る部屋より、綺麗なのだけれど・・・)で、夏服などを仕舞いこんで、秋冬用のコートやら、鞄やら、季節の衣替え(・・・お勤めしていた頃など、やったことがなかった。せいぜい、半袖のシャツ類を適当に、箪笥にしまう位で)など行っていて、同じ部屋にある、まだ梱包を解かずに、置きっぱなしになっている本を詰めこんだダンボールの中から、顔をのぞかせていた一冊の・・・本を取りだしてみた。
丁度、2週間前に、東京芸術劇場にて、『MIWA(NODA MAP)』を観劇した・・・その主人公のモデルというか、その主人公そのもの・・・美輪明宏氏の著作『人生ノート』を発掘?する。

ジェンダーと戦ったひと。
類まれな容姿に恵まれ、女性とみまごうばかりの青年期。
神武以来の美青年・・・、シスターボーイ・・・、文化人から愛され、偏見や差別と対峙したひとでもあった(・・・いや、あったではなく、ある・・・の方が正しいのだろう。たぶん、今も、戦っていらっしゃるのだから・・・)。

そんな美輪氏の人生に対する著書。
正負の法則・・・など、彼(彼女の方がいいのかな?)の人生哲学。

正しいのか、間違っているのかは、別にして。
・・・たぶん、彼は、偏見や差別(あらゆる偏見と差別だと思うけれど、特に、同性愛に対する偏見)を、憎んで、憎んで、憎み切ったのだろうと思う。
そして、あれ程、憎み切った偏見や差別に・・・絡めとられたひとりでも在るような気がする。

それは、それで・・・。
ヒトには、それぞれの思想もあるし、物の見方、感じ方、考え方は、ヒトの数だけあるのだから・・・。

美輪明宏氏と私のファースト・コンタクトは、1980年代の始まりのころか、或いは、それよりも少し前か、多分、その頃。

池袋・サンシャイン劇場で、上演された『リチャードⅢ世』のマーガレット王妃役で、初めて、出会った。
あの揺らぐような声、よどみないセリフ、音楽を聴くように強弱のはっきりした王妃のセリフ。

私には、何もかも異質だった。

そして、王妃なのに、演じているのは男性だった・・・女性のように綺麗な・・・、妖しい魅力。


それから・・・12年後・・・彼(或いは彼女)は、『MIWA』が演じられた東京芸術劇場で、『黒蜥蜴』を再演することになる・・・。

これも、何かの因縁か・・・と今になって思う次第。



眠気に翻弄・・・さ・れ・る・・・。

2013-10-25 22:53:42 | Weblog

このところ、台風の連続接近で、お天気いまひとつ・・・というより、本夕から、再び、大荒れの予報も出ている・・・。

去年の夏頃から、夜間に眠れなくなり、眠気を抱えたまま仕事をしていて、悪化の一方だったし、全く、眠れぬ日が、2週間程続いていたのが、2ヶ月前の8月下旬から、9月初旬にかけてだった。

その不眠状態を取り戻すかのように、ここ数週間は、気が付くと眠っていたりする。
睡眠持続時間が、2時間前後で、すぐ目が覚めてしまう状態は、続いているけれど、断続的には、眠れるようになってきた。

・・・と言っても。
浅い眠りをだらだらと繰り返すだけなのだけれど。

自宅にいると、身体を起こしていても、すぐに横になりたくなる。
それでなくても、いまのところパジャマで日々を送っている私である。
身を起こし、パソコンに向かっていても、眩暈がすれば、すぐ横になれるし、そのまま眠ってしまっても、何の支障もない(・・・今のところは・・・)。

考えてみれば、土日祝祭日、年末正月、5月の大型連休、夏季休業以外は、身を縦にしていた訳だから、このへんで、身体の要求するまま・・・自堕落して、身体を横にしていてもいいのではないか・・・と思いつつ、もう2ヶ月近くこんな状態である。

そして、ここ数日は、眠っても、眠っても・・・まだまだ眠い・・・そんな状態に陥っている。
このまま、眠り続けて、そのまま腐敗してしまうのではないか・・・と思えるくらいの眠気だ。

充分、寝たのに、まだまだ、眠れる・・・って一体、私の脳と身体は、どんなことになっているのだろうか・・・と不安にさえ、思う。

ここ数か月間、本も読んでいない。
読み始めて、数ページで、もう眠くなってしまう。
入眠時に、不安が、フラッシュバックして、目が覚め、そして、自分を騙して、眠りにつくと、今度は、覚醒時に、あの言いようのない不安を告げる現実が、私を呼び起こす。

ソレの繰り返しで、そして、昼間とも、深夜ともなく、再び、恐怖の眠気が、繰り返される。

平穏な睡眠が、戻ってくるのは、何時になるのだろうか?


牡牛(おうし)座のひと

2013-10-24 22:54:58 | Weblog

午後から雨振りだす。寒い一日。


西洋占星術の大雑把な相性として、牡牛座生まれのひとと相性が良いのは、乙女(おとめ)座、山羊(やぎ)座ということで、私は、山羊座だから、乙女、牡牛とは、相性がよいらいしいです。
・・・と言っても、太陽星座だけでは、詳細な判断は、出来ないらしく、金星だの月の位置などが、関係するという・・・。

さて、今日のお題の牡牛座のひと。
今迄、縁がなくて、どちらかと言えば、繊細な清潔なイメージの乙女座さんの方が、断然好きで、ミュージシャンなどは、特に乙女座さんが好きでしたね。

そこで、ふと振り返ると、かのフランス文学者の澁澤龍彦氏は、牡牛座だし、あの不思議な神の声をもつと言われているイム・ヒョンジュさんも牡牛座でありました。
一種、美しいのだか判断に迷うところもあるのですが・・・未だに不思議な美感のある美輪明宏氏も牡牛座だったりして・・・。
ミュージシャンのエンヤさんも牡牛座だし・・・。
金星が守護されているから、こと『美』に関しては、特別?らしい・・・。

何故、今、牡牛座が気になっているかといえば・・・。
失職中で、日常、他人さまとほとんど接触の無いなか、唯一、私のお相手をしてくださる方が、牡牛座なのであります。

この拙なブログの中で、『相方』と称して、最近、露出度が多少高くなっているかもしれません。

牡牛座の方の全員が、全員同じ・・・という訳ではないでしょうが、この牡牛座の『相方』に関して言えば、絶対に怒らない、焦らないし、冗談なのか本気なのか・・・分からないところも多々あります。

『N(相方)さんって、怒らないよねぇ・・・。』
と言うと、
『それは、あなた(三毛猫堂)に、対してだけだよ・・・。会社じゃ怒ってばっかりだもん・・・。』
とゆったりと笑います。

いつもイライラMAXの私としては、見習わなければならないところでもあります。

『美』を司る金星が守護星のせいか・・・なかなか一筋縄ではいかないところもあるのですが・・・。

牡牛座と山羊座は、やはり・・・相性が・・・いいのかもしれません・・・???

ただ単にそう思うだけかもしれませんが・・・???


台風に翻弄・・・さ・れ・る・・・。

2013-10-23 22:53:19 | Weblog
 
くもりがち。嵐の前の静さなのか・・・???


今月になって・・・。
毎週のように、接近する台風。

お勤めしていれば、通勤への影響も気になるところで、無事たどりつけるか・・・アクシデントは、予想されるだろうか・・・などと心配などして、小さなことでは、レインシューズは、どうしようか・・・長靴にするか、ショートにするか・・・水濡れを想定し、出社後に予備の靴かサンダルでも持参しようか、レインコートは、着るべきか、止めるべきか・・・などと、つまらぬことで、頭を悩ませておりました。

とにかく、水の溜る会社であったし。
土地にもよるだろうけれど、会社に面した県道などすぐ冠水して、在職中には、何度工事したかわからぬくらいだったけれど・・・。

梅雨、豪雨、台風、秋雨・・・そして雪・・・。
気象条件により、出社が困難な会社に勤めていたのでした?
通勤時間片道15分程度でしたのに・・・。

・・・で、今は、お勤め解除だから、自宅にいて、通勤やら、雨への備えやらからは、開放されはしたものの・・・。

今週末も、台風襲来の予報。
実は、都内へ、出向く予定がありました。
しかし・・・。
先週半ばの鉄道関係の運休・遅延・・・などと考えるとなると、これまた、いろいろと頭を悩ますことになるのでした。

『いろいろ想定するのも面倒だから、やめようか・・・。』
しばらく、迷ったすえ、相方は、決断。
私は、最初から、中止がいいのでは・・・と言い張り、延期にしました。

そうだよな・・・気象庁だって、不要不急の外出は避けて、自宅待機をお勧めしますって言っているんだから、余程のことがない限り、安全を確保したほうがよさそうです。

相方と私は、嵐を呼んでしまうのだろうか・・・と常々思っています。

ほんと・・・台風に翻弄され続ける・・・日々であります。



パジャマな生活

2013-10-22 22:51:25 | Weblog
台風、次々と発生・・・。


服や靴ばかり買っているけれど、今の実生活では、全く必要がない・・・なんてあたり、少し悲しい気もしますが・・・。

そうです。
今のワタクシは、外出の予定がない時は、一日中パジャマ姿で、暮らしています。

着替えるのが面倒だし、病気でもないけれど、健康でもないので、すぐに身体を横にしたくなるので、パジャマでも支障がありません。

社会の落伍者だから、パジャマでもよいのです・・・???

パジャマ=寝間着という括りだと、寝てばかりだから、パジャマで生活してもよい訳です。
・・・良くはないかもしれませんが、失職しているから、よいのです・・・。

・・・んな訳で、今もパジャマです。
朝から夜まで、ずっとパジャマです。

一日中、パジャマでいるのは、すごくラクです。
外出するとき、服や靴が窮屈です。
家を出る前から、早く帰って、ラクなパジャマに着替えたい・・・と思ってしまいます。
それが、遊びに行く外出であっても・・・。
だから、今まで、ン十年間、毎朝、毎朝、イヤイヤながらも、会社に行けたのが不思議です。

・・・だって、会社へ行く前から、もう自宅に帰りたかったのですから。
まだ、自宅を出ていないのに、既に、帰宅願望があった訳で。
(だったら、行かなきゃいいのだろうけれど、何故か、出社していた・・・当然だけれど。)

会社というところは、不思議なところです。
良いか悪いかは、別にして、取りあえず、出社すれば、給料を貰えるのだし、取りあえず、出社するのが『普通』だから、出社しないと『普通』じゃなくなるのです。

失業中の私は、自宅にいて、パジャマで生活するのが『普通』になってしまいました。

ひとは、こうして堕落していくのです・・・普通が、普通じゃなくなるときに・・・。



エルメス:ローズイケバナ

2013-10-21 22:53:18 | Weblog
くもりがちな秋の日。


『薔薇の香りが、ラッキーアイテムです・・・。』
・・・などと、以前、占い師さんに言われたのは、もう何年前のことでしょうか?

そして、これは、何時まで、有効なのかわからないけれど。
薔薇の香り、花のアイテムは、もともと大好きだったのだけれど、薔薇の香りを身につけても、花のアイテムを身につけてみても、幸運は、やってこなかった・・・というのが、ここ数年の状態です・・・。

それでも・・・花は好きだし、薔薇は、大好きだし・・・。

本日の画像
エルメス:ローズイケバナ 15ml 箱なし

これは、たった15mlで、4,000円もする高価なオーデトワレです。
フルボトル100mlは、26,000円くらい(ショップによって異なる)なので、現状では、私が、購入するには、ちと高すぎます。
・・・半分の50mlで、13,000円くらいなら、どうにか・・・と思うのですが・・・。
50ml入りのボトルを販売して下さい・・・。

極めて、上品な薔薇の香りです。

オーデトワレなのに、香りが結構、長持ちします。
安価な香水のように、これみよがしに、香ることがなくて、本当に、仄かに、上品に、気が付くとふっ・・・と消え入りそうに香る奥ゆかしさ。
高価な香料というのは、こういうもんなのか・・・と改めて思いました。

トワレ・・・というからには、賦香率1%くらいでしょうか・・・?あとの98%は、エタノールですが、程良い感じです。

薔薇の香りに先行して香るトップノートは、フルーティな香りですが、ルバーブ(蕗)だそうです。

エルメッセンスというシリーズの1本です。

高価なので、もったいなくて使えません・・・(貧乏性なので)。

早く、お勤めをして、コレを、普段使いできるようになりたいと思っていますが・・・当分・・・無理ね・・・。