お天気下り坂。最高気温20度を割り込み、季節は逆戻り。
宵になって雨降りだす。
明日の朝まで、本降りが続く・・・という予報。
一昨日の夜、21時半を過ぎた頃、拙宅のドアチャイムが、『ピーンポーン、ピンポーン』と鳴る。
ドアチャイムの前に車の音がしたので、前のお宅かな・・・と思っていたら、拙宅に御用?だった。
こんな時間帯だからな。うっかり戸を開けて犯罪にでも巻き込まれたらイヤだしな(転居してから、夜の来訪者はかつてなかった)。
まあ、まだご近所も就寝していないだろうし、前のお宅の電気も点灯しているし・・・と、思って、玄関をあけてみると・・・。
『ウーバー・イーツです。』
雷都の街中で、自転車のウーバーさんを一度みただけだったので、このご職業については、あまり認識がなくて、先月観た『パリピ・孔明』で、諸葛孔明(演・向井理)が、ウーバーで自転車配達して『天下泰平』と言っているのをみたきりであって、田舎棲みの旧居宅に、ウーバーしてくれるお店もなかった私自身が、ウーバーなるものを利用したこともなかったので、ご縁がなかったのである。
そのウーバーさん(男性)の来訪であった。
『お食事のお届けにあがったのですが、ご注文されてませんか?』
私の玄関をあける対応の遅さに、(誤配達かも?と察したのか)軽自動車から、女性が降りてきてそういった。
『ウチでは頼んでないですが・・・。』
と答えると、男性ウーバーさんが、スマートフォンを取り出し、こちらの地図にお宅にピンが立っていて・・・というので、画面を見せてもらった。
ゴールの赤ピンのついた地図。
『お届け先の住所って、この家ですかね?番地とかは・・・』
ときいてみると、地図でしかわからない・・・という。
夜分遅くに申し訳ありません・・・と、女性。
利用したことないので、詳細は不明だけれど、マップのピンズレとかで、誤配も多いらしい。
注文先の名前とか住所とか・・・そういう情報って、配達員さんには通知がない???らしいけれど、そのあたりは、不明だ(そんなのでちゃんと配達されているのだろうか・・・とか)。
因みに、置配などで、誤配された食事は、喰っちまっても、罪?にならないという・・・。
昔でいう『出前』の進化形なんだろうけれど・・・。
前居住地は、雑木林の中の一軒家だったんで、出前(とはちょっと違うかな)を頼んだのは、ピザのデリバリーを一度お願いしたことがあったけれど、それ以外の食事の配達は依頼していない。
まだ昭和だった頃、旧居住地に来る前の旧旧居住地に居た頃は、国鉄(現JR)の駅に近い場所に住んでいたのだけれど、時々、土曜日とか日曜日のお昼に、ラーメンの出前をお願いしていたことがあった。
醤油味の細麺の美味しいラーメンで、出前を取っていいと許可がでると嬉しかった。
昭和の時代は、ラーメンがご馳走だったな・・・。
お寿司の出前は、もう少し後になるけれど・・・。
それにつけても・・・。
住民の多い場所ならではの商売なのだろうし、そんなことを考えると、やはり旧居住地は、ものすごくド田舎だったってことを改めて感じた。