鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

神無月も今日でおしまい・・・。

2009-10-31 21:00:28 | Weblog
涼しい風が立ち、もう晩秋だというのに、随分爽やかな一日。

午前中は、ダラダラ眠って過ごした。
頭を枕から、上げる事が出来ない。
心身ともに疲労度のピーク。

この数ヶ月間、時間が経つのが、物凄く遅いような気がしている。

たった2週間前のことが、時間的にもうかなり昔のように感じてしまう。

1日は、すごく早いのに・・・。

アレは、やった・・・コレも終わった・・・次は、ナンだっけ・・・???
そんな感じで過ぎて行くのに・・・。

幸福な時間は、速く過ぎ、辛い時間は、長く感じる・・・ってことは、そうです。現在、結構、辛い訳です。

だから、長い・・・長い・・・。

でも、短い・・・。

そんな感じで、ここ数ヶ月過ごしてきたのだけれど。

10月も今日でお終い。
季節的には、5月と並んで、気候的にも、なかなかよい時期だと思うのに、こころが晴れず、仕事は、トラブルばっかりで、なにひとつ、上手くいかないような気がしてしまう。
ネガティヴな感情だけが、先走る・・・。

どうせ・・・上手く行きっこないし・・・。

公私ともに、どうもおかしくなってきているようで、どうにかなりませんかね・・・。

・・・季節は、程よく過ごしやすいのに・・・。
秋の終わりの風に吹かれながら、そんなことを考えてみる。

神無月も今日でお終い。
出雲へ出張?されていた神様達も、明日には帰ってくるのだろうか・・・???

抽斗(ひきだし)を開けると・・・!

2009-10-30 21:01:09 | Weblog
晴れ!昼間は、半袖でもいいくらい・・・もうすぐ、11月だってのに・・・。今年は暖冬でしょうかね?


最近、会社の駐車場で、配置換えがありました。
以前、ワタシが、駐車していた位置は、変更がなかったものの、今まで、わたしの後ろは、空きスペースだったので、すんなり駐車できていたのですが、後が埋まってしまったために、左右後と少し、狭いカンジで、駐車するのに、神経を使うようになってしまいました。

(・・・こんなところで、擦ったり、ぶつけたりしたら・・・)

そんなこんなで、回避策として、20分程度、朝早く出勤することにしました。
いつまで経っても上手く駐車できないってのは、やっぱり、運転技術が皆無なせいと、思いっきりがよくない臆病者なため・・・。

・・・で、ここ1ヶ月くらいは、早めに出勤しております(・・・とほほ・・・)。

無事、駐車して、事務所まで、5分くらい歩きます。
自分のデスクにたどり着いて、バッグを、デスクの一番下に入れようとして、抽斗をあけたところ・・・

(およっ・・・!)

小さなネズミが、抽斗の中で右往左往・・・。ネズミいうとネズミ色ですが、少し茶色の毛のまじった可愛い顔をしています。お互い、目が合ってしまい・・・

(・・・これ、どうしたらいいんだろう・・・)
多分、ネズミもそう思っていたのではないかと・・・。
ぼうぜんと立ち竦み、暫く、固まったままでいましたが、こんなところで、騒いでもな・・・と思い、見なかったことにして、一度、抽斗を閉めました。

椅子に座って、パソコンの電源を入れて、再び、抽斗を開けてみたところ、ネズミは、既に、逃亡したあとでした。

(やれやれ・・・)
・・・と思って、一番上の抽斗を空けたところ、残しておいたチョコレートは、全滅。
パッケージとアルミを食いちぎった後、おまけに、クリップを収納してあるポリ袋も無残に、かじられておりました。

抽斗をあけると・・・ネズミ・・・とはな・・・。

ため息まじりの朝でした。

異常食欲・・・再び・・・

2009-10-29 21:04:51 | Weblog
くもりがちな晴れ・・・今頃にしては、気温は、高めのようです。

五夜にわたり、長々、相当、ナマイキな劇評(・・・ホンっとに毎回、ごめんなさい。劇評なんて立派なモノじゃなくて、単なる感想なんですが、ちょっと格好つけたくて・・・使わせてもらってます)なんか書いておりますが、今回の観劇は、結構、辛かった訳です。

・・・なんでか・・・(堺すすむさんみたいですが・・・)。

当日、午前中仕事をしていて、なんだか、食欲がなくて、朝は、食べたくないので、食べていないし、お昼も全く食べたくなくて、胃が、空っぽで、夕方までいたのです(前日の夜からほぼ24時間何も食べていない状態ですね)。
・・・生態的にお腹は、空いているのに、まるっきり食欲がない・・・。

しかも、開演まで、少し余裕があったから有楽町駅から新橋演舞場まで、歩いたせいか、劇場入りしても、食欲が全く湧かない。
開演時間が、18時ってことだったので、銀座スエヒロのステーキ弁当なんか購入しての観劇で、開演前に、食べてしまえばよかったのですが・・・。
1幕後半に、かなりな空腹感。

幕間(20時少し前)に、食べ始めたのですが、どうも、空腹に詰め込んだのがマズかったらしく、終演近くになって、胃が痛みだしました。

地下鉄日比谷線に乗ったあたりから、痛みは、激しくなってきて、
(・・・これは、都内で、どこかのホテルに泊まって様子をみようか・・・)
と考えつつも、ナントカ、上野駅まで到着。

これから自宅まで、待ち時間も含めると2時間か・・・。
果たして、無事たどり着くかどうか・・・。
そんな心配が頭をよぎりました。

新幹線も、まだ、最終になっていないから・・・とも思いましたが、一応、ローカル線で、我慢できるところまでいって、どうしてもダメだったら、途中下車して、どこかで、休もう・・・と決めました。

あと・・・もう少し・・・。

日付も変わって、自宅についた頃には、だいぶ、落ち着いてきました。

やはり、極端な空腹に、いきなり、たくさん食べてはいけなかったようです。

・・・しかし、ほんとに、なんとかなりませんかね。このヘンな食欲・・・。

10月28日 『蛮幽鬼』⑤~最終夜・おまけ

2009-10-28 21:05:53 | Weblog
日中は、上着いらずの上天気。

今月の週末は、3週連続で都内へ観劇に出ることになってしまいました。

それにつけても・・・蛮幽鬼を上演している新橋演舞場って大きな劇場だな・・・と改めて思ったりしました。以前は、歌舞伎座の縮小劇場かな・・・とも思っていましたが・・・。
赤坂レッドシアター、シアター・サンモールと比較的コンパクトな劇場での観劇が続いたので、演舞場がとても広く感じました・・・。

『蛮幽鬼』五夜目となりまして、今回で、ファイナル。

さて、今回のヒロインは、稲森いづみさん。
NHK大河ドラマ『篤姫』の大奥総取締・滝山役だとか、数年前のお正月ドラマ『遥泉院の陰謀』が印象に残っていますが、大河共演の堺雅人さんは、家定役でブレイクしたし、篤姫絡みのキャスティングでしたね。今回の美古都役は、繊細な役づくりでしたが、ホントウは、結構、強い女性だったのか・・・。
巧みな策士・京兼惜春に上手く操られる役でした。
さて、この京兼惜春役の千葉哲也さん。
上手いですねぇ・・・。外見は、ヘラヘラして弱そうなんだけれども、権謀術数にたけた古代の官僚をみせてくれました。
柔らかいトーンの声といい、物腰といい、さすがに、TPT(シアター・プロジェクト・東京の略だったかな?)のご常連です。
同じ、TPTの出演の多かった山本亨さん(遊日蔵人役)もご一緒。
上手な役者さんが脇を固めた布陣でした。

Piperの僧正・稀浮名役の山内圭哉さん、『IZO』に続いての出演。
橋本じゅんさん演じるお父さん(稀同活役)との相性もぴったり。個性的な親子役でしたね。

毎回、書くことになるけれども、新感線の女優さんは、ほんとに綺麗なひとが多いのに、
『その芸風でいいの?』
と橋本じゅんさんに突っ込ませるほど、見ていて涙ぐましい役が多い。
今回、村木よしこさんがはじけた役でしたが・・・。
そのトップが、高田聖子さんだろうか・・・あんなにお綺麗なのに・・・。一度、普通の役をやってもらいたい。今回は亡国のお姫さま役でしたが・・・。

卑怯・・・という言葉がぴったりの音津空麿役・粟根まことさんは、両極端というか・・・。
『IZO』、『五右衛門ロック』では、すごくいい役だったり・・・。
メガネくんの領域は、どこまでなんだろう・・・。
声に特長のある得な役者さんのようです。

まだまだいろいろ、書きたいけれども、今回これにて、一応終了。

『蛮幽鬼』④~心の闇の果てに・・・あるものは・・・???

2009-10-27 21:01:53 | Weblog
天気晴朗なれど、風強し・・・台風の余波?で、午前中は、強風。

『蛮幽鬼』4夜目。

3月に赤坂ACTシアターで上演された『蜉蝣峠』に続いて、人の心の闇を扱った作品のラインだと思われる『蛮幽鬼』。

人と人の心に棲む鬼をテーマに新感線は、試行錯誤を繰り返しているように思えます。

親友を殺害され、その無実の罪に陥れられた飛頭蛮(上川隆也さん)は、復讐をちかい、ひとのこころを操る京兼惜春(千葉哲也さん)は、政治を手に入れようとする。
飛頭蛮の恋人だった美古都(稲森いづみさん)は、いつのまにか、父親・惜春の傀儡になり、かつての友は、友を陥れ、大陸の新しい宗教を使って、国家を牛耳って、富を得る。
それぞれの思惑が交差して、悲劇は、悲劇を呼ぶ。

そしてこのタイトル・・・『蛮幽鬼』とは、この物語の誰を示しているのだろうか・・・とふと考えてしまいました。幽鬼として相応しいのは・・・?
主人公の飛頭蛮は、鬼になりたくてもなれない、心の奥底には、人を信じてやまないものがあるから、多分、幽鬼には、なれないだろう・・・となると、やはり、これは、サジの物語なのだろうか・・・???
ひとのこころをもたないのに、ひとの運営する国家を破滅させようと画策するサジ。
 
どれも、これも、普通に生きているひとには、まず体験しえないことだし、時代設定も古代国家のようだし、場所も、日本とは断定していない架空の世界なのだけれども、人の心は、いつの時代でも、あまり変わりはないようです。
国家規模の陰謀に巻き込まれるという可能性は、限りなく『ゼロ』に近いものの、友人や信じていた人から裏切られたり・・・ってことは、まあ、日常的に起こりうるわけで。

人が心に与える傷というのは、些細な人間関係においても、その後、結構、重大なファクターとなり得るあたり、やはり、よく考えねばなりません。

ひとは、どうすれば『鬼』となり得るのか・・・。
身近にいるのは、『仕事の鬼・・・』とか、『債鬼』だとか、そんなところですかね・・・。

さて、『蜉蝣峠』でも、書いたかもしれませんが、最近の劇団☆新感線・・・。
再び、マンネリのスパイラルに入っていったようです。
・・・大体、想像のつく終わり方だし、やっぱり・・・ね・・・と言うカンジは、どうしても否めないようです。

でも、あの料金で、ここまで、ダイナミックな舞台展開をみせてくれる劇団って、現在、本邦では、新感線以外には、存在しないような気がしています。

『蛮幽鬼』③~どうしても一歩引いてしまう上川隆也さん

2009-10-26 21:02:54 | Weblog
冷たい雨、強い風・・・。嵐っぽい・・・一日。

・・・一昨日からの続きです。

本日の画像。舞台上の緞帳?スクリーンに映し出された上演前のタイトル。時間が経つと、『勇』と『記』の字がイロイロ変化するようです。

新感線の客演というと堤真一さん、市川染五郎さん、内野聖陽さんといった所謂、演技力があって男っぽくて、かっこよくて・・・といったラインでの構築でした。

今回の主役・飛頭蛮役の上川隆也さんも実力派だし、正統な二枚目俳優さんなのですが・・・。
どうも、去年あたりから、
『・・・かっこいいんだけどな・・・。』
と思うようになってしまいました。
(今年の4月に東京芸術劇場で上演された『その男』的には、とってもよかったんですが・・・)
なんか、大人しすぎるというか、控え目というか・・・静かな魅力の俳優さんなのだけれど、もしかして、どっちかっていうとテレビ向きな方なのかな・・・と。

帝劇で2004年の暮れに上演された『SHIROH』のときは、悩める殉教者を、とてもきれいに、正統派で、演じていらした。
天性の歌唱力をもつ中川晃教さんがお相手だったから、大変だったかもしれません。

・・・どうなんだろう・・・???と思うのは私だけか・・・。

サジ役の堺さんに喰われていたような印象を受けるのは・・・。

実際、サジを信じていたのに、最初から騙されていたという役だし、それ以前に、友だと思っていた稀浮名(山内圭哉さん)と音津空麿(粟根まことさん)の罠に落ちて、復讐の鬼になっていたはずなのに、こんなに簡単に騙されていいのだろうか・・・と思うくらい甘いキャラを、静かに演じていた・・・というところが、ミソなのかもしれない・・・。
結局、飛頭蛮は、いいひとなんで、鬼には、なり切れなかったようです。
そのへんは、きっと上川さんのような端正な二枚目でないと演じ切れないのでしょう・・・きっと。


原型は、デュマの『モンテ・クリスト伯』のようだけれど、自分を陥れたモトの親友達に復讐をしていく過程が、省略されてしまったようで、少し物足りない。復讐劇とは違うのか・・・。
あんなに簡単に終わりにしてしまう物語の構造が薄すぎるような気もしています。

もっと、じわじわ復讐するのかと思いきや・・・というのが正直な感想。


明日につづきます。

『蛮幽鬼』②~はりついたような笑顔の殺人鬼役:堺雅人さん・・・。

2009-10-25 21:03:04 | Weblog
初冬を連想させるような灰色の曇り空。雨もパラパラ・・・。

・・・昨日の続きです。

これは、もう・・・サジ役の堺雅人さんの独壇場でしょうか?
爽やかな笑みを湛えながら、飛頭蛮(上川隆也さん)を挑発し、唆し、そして、人を殺戮していくあくまで、爽やかな美貌を湛えながら、3時間・・・ほとんど顔面から、笑みを絶やさなかった堺さん。
殺陣のシーンでも微笑んでいた・・・これは、だいぶ苦しかったではないでしょうか・・・。

このひとのはりついたような笑顔が、このドラマの主題でしょう・・・たぶん。

この世の中に楽しい事なんてなにひとつないとわかったときのような笑顔(表現・・・ちょっと違うかもしれませんが・・・)と、少しお痩せになられた?蓬莱大王役・右近健一さんにそう言わせたシナリオ・・・。

そう・・・。世の中に楽しいことなんかひとつもない・・・とわかってしまった哀しみの笑顔ですね。
このサジ役・・・たぶん、すごく難しい役だと思います。
ひとのこころがないのに、心には、無限大の闇を抱えているようで・・・。
それを、あの爽やかな、しかも張り付いたような笑顔で演じきる・・・。

殺人を生業にしてきたローラン一族に生まれ、殺人以外なにひとつ教えられなかったローランの悪魔・・・
もう、堺雅人さんしか、演じられないでしょう。左腕を後手にして、右腕だけの殺陣もなかなか効果的でした。外見は、優しいのに、殺人鬼という『外面如菩薩内面夜叉』。お見事でした。

同じローラン族の刀衣役・早乙女太一さんとの真っ向勝負でも、引いていなかったですしね。
でも、殺陣に関しては、早乙女さんの技量には、及ばなかったようですが、ジャンルが違うからな・・・。
殺陣の上手さ、見せ方の上手さは、早乙女さんが、群を抜いていたようです。
舞を舞う様な美しい動き。
あの若さで、あれだけ見せる技量はさすがのひとこと。

どちらかというと女性的な美しさをもつ堺さんと早乙女さんの殺陣シーンをもっと見てみたかったけれど、その後の展開で、上川さんとも一戦まじえなければならない堺さんにとっては、ここは、体力勝負といったところでしょうか・・・。ラストに向けて少しでも体力を温存したいところでしょう。

この殺陣をみるだけでも価値がありますよ。

堺さん、早乙女さんと線の細い役者さんを両脇に添えて、かなり贅沢な布陣。
このお二人、アルコールで消毒したような清潔な美しさを湛えていて、特に、二十代の堺さんは、ほんとに爽やかだった・・・(今でも充分、爽やかだけど)。
東京オレンジの頃から、拝見させていただいているけれど、天使役とか、ゲイの青年なんて役がピッタリ来る方ですが、なんか、ほんとに不思議なオーラを纏われるようになりましたね・・・。

(明日につづきます)

『蛮幽鬼』~本日のサプライズ!

2009-10-24 01:00:41 | Weblog
曇りがち。

昨日は、午後から会社をさぼって、新橋演舞場へ、劇団☆新感線の『蛮幽鬼』を観劇に。
日付が変わってからの帰宅となりまして、こうして書いております。
今日で、見頃もそろそろおしまいの『オリオン座流星群』。
流星が見られるかな・・・と帰宅途中に空を見上げたけれど、雲べったり・・・。
夕方には、細い三日月も見えたけれど、月さえ姿を隠すくもり空。


いきなりのサプライズ!
新感線の音楽をご担当されている岡崎司さんが、客席に。
8列目センター・・・ど真ん中に、奥様ご同伴。

カッコいいです。素敵です。奥様は、とてもお美しくて、ほんとうに素敵なカップルでした。
プライヴェートでいらしているのでしょうから、握手とかサインとは・・・ご遠慮させていただきました。

お嬢さんで、歌手でミュージカル女優さんとして活躍されている大塚ちひろさんは、お母様似かな・・・?

岡崎さんは、Tシャツにジャケット、アクセサリー使いもとってもお上手。
奥様は、ほっそりしたお姿。エレガントでフェミニンで、知的なイメージ。
お二人ともお楽しそうでした・・・。

いきなりの(しかもワタシ個人の)サプライズ!ですみません(・・・でも、いいか、ワタシのブログだし・・)。

せっかく岡崎さん発見!で、はじまったのだから、今日は、音楽メインで行こうか・・・。

いつものバリバリ・ハードロックとは、一線を画す、所謂『吉原御免状』、『IZO』、『蜉蝣峠』系の比較的、静寂系なメロディ・ラインの音楽作品でした。
とても重厚な雰囲気。
いつも、その場面に相応しい音楽で、印象深い。
(しかも、その作曲者ご本人が、ワタシの至近距離・・・にいる訳ですから、なんかドキドキ・・・!)

幕間に流れる音楽は、NHKドキュメンタリー『映像の世紀』で使われた加古隆さん。
加古隆さんもいい曲作るよな~なんて思いながら・・・。

新感線の舞台に来たのに、加古さんのコンサートにも行きたくなってしまいました。

(明日に続きます)

海老・・・つづき・・・。

2009-10-22 21:01:56 | Weblog
今日も晴れて気持ちのよい一日。朝方の冷え込みが、だいぶ強くなってきました。

昨日は、『海老そば』のお話でしたが、本日は、食材の海老。
海老の御題で二夜つづき。

先日、会社の帰りに、郵便局に寄って、郵便局の側のスーパーに行きました。
いつものスーパーとは、別のお店です。

そこで、冷凍海老を買って帰ったのですが、今日、解凍してみて驚きました。
パッケージには、
『皮が剥きやすい』
というシールが貼ってあったのですが、気にも留めていなかったのですが・・・。

海老の背中に切れ目が入っていて、既に、背ワタが抜いてあって、皮がスルリ・・・と剥けるではありませんか・・・。
竹串で、イチイチ、あの背ワタを抜かなくていい・・・。
なんて・・・なんて・・・ラクなんだろう・・・。これは、忙しい勤め人の強い味方・・・。
価格だって、普通とあまりかわらないよ・・・コレ・・・。

『感動した!』(モト自民党の首相じゃないけれど・・・古いか・・・!)

この冷凍海老・・・ブラック・タイガーという品種で、ベトナム産・・・との記載がありました。
結構、大振りで、天ぷらとかエビフライ向です。

現地で加工しているんだろうな・・・たぶん・・・。
ベトナムの人が、背ワタを抜いてくれているんだろうか・・・。
・・・だとしたら、申し訳ない・・・。
ワタくらい自分で抜くよ・・・と思います。でも、その工程で、現地のひとも、賃金が高くなれば、お互い(ワタシと現地のひと)よいことだと思うのですが・・・。

・・・それで思い出したのだけれど、以前、猫を飼っていたおりに、猫用の缶詰の加工は、ベトナムでした。小さい缶で、エビだの平目だのビーフだの・・・猫用にしては、かなりの高級食材を使った缶詰で、これを加工しているベトナムのひとは、一体、どう思っていたのだろう・・・。

『日本の猫のために、働いているのか・・・。』

自分が、日頃、口にできないような食材を、猫ごときが毎日喰っているのか・・・と思うと、私は、非常に腹が立ったけれども、ウチの猫は、ご長寿さまだし、固いカリカリフードは、食えないし・・・テリーヌ状のこの猫缶なら、ナントカ食べてくれていたので・・・。
・・・と苦しいいい訳をしながら、猫に与えていたのでした・・・。

エビそば

2009-10-21 21:01:27 | Weblog
朝は、もう大分冷え込んできました。昼間は、気持ちよく過ごせる爽やかさ。

私は、かなり保守的というか、新しいことにチャレンジするのがあまり得意ではありません。

だから、都内へ出ても、人気のお店で食事をしてみようとか・・・そういうことは、全くなくて、大体、決まったところしか行きません。
・・・テレビで行列が出来るお店とか紹介していても、興味がないし、並んでまで食べようとも思いません。時間も勿体無いし・・・。
ようするに、面倒・・・。

・・・で、今のところ、マイ・ブームなのが、中国料理・銀座アスターのエビの温麺。
ワタシは、勝手に『エビそば』とよんでいます。

正式名称は、『海老と季節の野菜の温麺』

塩味のスープに、海老やキノコ類(袋茸、マッシュルーム、椎茸の3種類)、筍、青菜といった野菜類のとろみのある餡がかかっていて、生姜と茗荷が味のアクセントになっています。

麺は、ラーメン屋さんの中華麺とはちがっていて、縮れ麺じゃないようで、カンスイを使っていない白くて真っ直ぐな細い麺です。

海老にも、きちんと塩味がついていて、海老を片栗粉かくず粉のようなトロミのつく食材をまぶしてあるので、美味しさが逃げない調理方法をとっているようです。

これから寒くなるとますます、この温麺が食べたくなります。

因みにお値段1杯1,680円。ラーメンと思うと高いかもしれません。

温麺の入ったドンブリも最初は、
『えっ・・・???』
と思います。
値段のわりには・・・小さいような気がするのですが、ワタシは、これでお腹が一杯になるほど。
見た目より、重量があるので、底の深い器のようです。

同じ塩味系統の麺類で、もう一段お値段の高い『海鮮五目温麺』も具材に、蟹、帆立、海老、厚切りチャーシューといった豪華版もありますが、こちらも美味しい。

でも、あっさり系の温麺が食べたいときは、『エビそば』が、お勧め。
多少、食欲がなくても、こちらだったらOK!