朝6時半頃から降りだした雨は、午前中は本降り。激しい雨音。
お湯を沸かそうと1階のキッチンに降りると、よい香り・・・。
母の仏壇の前に、お供えしておいたレモンの蕾が、開花していた。
白くて、可愛らしい花が一輪、ポッチリを開いていた。
レモンなんだけれども、レモンの果実とは違う柑橘の花の香り。
・・・香料のネロリ???ってこんな感じなのかなぁ・・・。
寝ぼけたアタマで、何の香りだったか・・・考えてみる(考えずとも、レモンの花の香りなんだけれど、生花のレモンの花の香りをかいだのは初めてだったので・・・)。
シャネルの『オードゥ・コローニュ』のラスト・ノートがこんな香りだったかも。
爽やかで、シャネルとしては軽め?というか、濃厚ではないのだけれど、ほんの少しだけパウダリーな残り香。
朝、コレをつけて、ざっとシャワーを浴びる・・・そういうかなり贅沢な使い方(私は、勿体なくてできないし、よほどのことがない限り、寝起きにシャワーなんて浴びない。湯浴みは体力使うし、湯冷めするのはイヤだし、何より、朝シャワーを浴びるのは、プロパンガス代が高額なんで・・・というケチくさい理由)をするのが本流らしい・・・(ホンマかいな?)。
この香りが似合う男性は、どこかの俳優か、モデルか、二次元にしか存在しないだろう・・・と勝手に妄想している。
コローニュっていうくらいだから、賦香率は、5%以下だろうし、あとの95%はアルコールなんだろうけれど、その薄さが柑橘系の爽やかさを目いっぱい感じるのかも。
小さな花一輪で、部屋中が良い香りになってしまうんだから、檸檬の木で、たわわに開花していたらどんな感じかな。
地中海沿岸の乾いた温暖な土地に育つ柑橘・檸檬。
イメージは初夏なんだけれども、実際、夏には、収穫されず、秋の実りを待ちわびる。