鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

宝石買ってあげようか?

2014-06-30 22:52:29 | Weblog

曇りがちなれど、凌ぎ易い。

このところ、シネ・コンへの出没率が高くなってしまった。

都内のシネ・コンは、ビルひとつが全部映画館・・・?だったりするけれど、地方のシネ・コンは、ショッピング・モールの 一部として『映画館』の存在がある。
お買いものをして、お食事をして、じゃあ、ついでに映画でも見ようか・・・(順番は、いろいろとあるかと思う・・・映画見たから、ついでにお食事して、それから、買い物もしちゃおうか・・・とか・・・。)

シネ・コンへ映画を見に行くときは、大抵、ショッピング・モール内に、併設のレストラン街で、食事をする。

上映時間に余裕があれば、ウィンドウ・ショッピングなどして、時間を潰すのだけれど、宝飾品店の前を通ると、相方は、

『宝石(指輪)でも、買ってあげようか?』

と言う。

・・・たぶん、私の安物の宝飾品が、彼の意に、染まらぬのだろう・・・と思っている。

ガラクタのエメラルド、不純物の多いクズ・ダイヤ、幼稚な色のルビー。

そんなものを得意気に、

『How much?』

等と言っているから・・・。

相方の値ぶみは、大体、合っている。
先日も、コレいくらでしょう・・・などと言って、身につけているダイヤモンドのネックレスを外して、みせた。

『・・・そうですねぇ。私だったら、7万円以上は出しませんけどね?』

『うん。いい線行ってる。』

ご実家のお商売は、時計商だけれど、昔の時計商は、宝石も扱っていた。
そのせいか、目利きでもある。

クズ・ダイヤを見せた日には、(近視なので)目を細めて、

『ぼったくられましたね?宝石なんて、ほとんどが、言い値だからなぁ。』

と笑っていた。

私は、コレまで、宝石なんて、(買って)貰ったことが無かったので、宝飾品店などは、敷居が高いし、分相応のガラクタのおもちゃで、充分である。

質のよい、最高級グレードの宝石を身につけても、ガラス玉にしかみえないだろう。

だから、相方は、宝飾品店の前を通ると

『宝石買ってあげようか?』

と笑って言う。



失業日記⑬

2014-06-29 22:54:38 | Weblog

深夜から降り出して、明け方には、相当強まった雨脚だったけれど、昼前には、青い夏空。
水溜りに映った青空は、何故か、悲しいくらいの青さを湛える・・・。
天空のご機嫌は、目まぐるしく変わり、午後から、雷を伴う雨・・・また雨・・・。


3日前(26日)、6月の失業認定のため、午前中、職安へ。

午前8時45分受付開始だから、たぶん、一番早い時間なのだろうと思う。
8時半に自宅を出て、20分後には、受付ボックスに書類を提出。
椅子に座って、順番を待つ。
普通なら15分以内には、終わるのに・・・この日は、あまり人がいないのに、30分以上待たされる。

10時から、車の6ヶ月点検の予約を入れていたので、間に合わないようなら、電話しなきゃな・・・なんて思いながら・・・。

9時半に終わり、職安を後に・・・。

10時の予定には、まだ少し間があったので、自宅へ戻り、古紙・ダンボール回収出す古新聞やら、カタログ類を車に積んで、自宅を出る。
ゴミ回収車は、まだ到着していなかった。
今月は、間に合った。

車の半年点検は、30~40分くらいかかりますので、あちらでお待ちください・・・と言われ、お茶など振る舞われ、窓際の商談ルームの椅子にかけて、行き交う車を眺めながら、時を待つ。
いつも持参するMP3も、イヤフォンを忘れたので、音楽を聴くことが出来ない。
わたしには、珍しい事で(人目のあるところでは、ぼんやりできないのであるが・・・)、この日、窓の外を、ぼんやり眺めていたら、既に、50分が、過ぎていた。

予定時刻より、遅れている・・・。

それでも、別に、急ぐ用事はなかった。
私は、失業者なのだし・・・。

午前11時少し前に、整備点検完了し、支払をする。

帰りに、ショッピング・モールで、銀行のATMで、お金を引き出す。

市・県民税を納付するための引出しだ。

預金額は、日に日に減っていくだけで、増えることがない。

フリーの求人雑誌も貰って帰る・・・失業申請には、カウントされない求職活動の一環。

フードコートで、ひとやすみ。食糧品購入。

薔薇の花束も買おうかな・・・と思ったけれど、預金残高を考えてやめる・・・案外、惨めである。

13時帰宅。

夕刻より、相方と映画に行く(昨日のブログのとおり)。






映画『超高速!参勤交代』

2014-06-28 11:54:26 | Weblog



雨の土曜日。気温低めで、凌ぎよい。

一昨日の木曜日(26日)。
夕刻より、相方と佐々木内蔵介さん主演の映画『超高速!参勤交代』を見に隣々市のシネコンヘ。

舞台系出身の役者さんの映画は、面白い。
無事、参勤交代を終えたばかりの東北の湯長谷藩に、5日以内に再び、江戸まで、参勤交代せよ・・・との無謀な幕府のお達しに、弱小貧乏藩の心優しき藩主・内藤政醇(佐々木内蔵介さん)と総勢?6人の藩士達が、超・無理難題に挑む。

この6名の藩士たちを演じる役者たちが、キワモノぞろい。
寺脇康文さん、八角精児さんは、 先日、公開された映画『相棒』組。
知恵者の御家老・相馬を演じる西村雅彦さんは、威厳のある御家老から、落ち武者の亡霊?姿を惜しみなく公開。爆笑。
謎の助っ人・霧隠段蔵には、伊原剛志さん。存在感が光る。

そして・・・なんと、湯長谷藩江戸屋敷の家老に、大人計画の近藤公園さんが出ているではありませんか・・・。
地味な役を、地味に確実にこなす近藤公園さんは、陣内孝則さん演じる幕府のお偉いさん松平信祝に、九官鳥の餌を食べさせられるという・・・カワイソ~~~な役。

そして、八代将軍には、市川亀治郎さん・・・去年?だったか、猿之助を襲名したばかり。
配給元が、松竹だからな~~~歌舞伎役者には、事欠きませんね(最初みたときには、コロッケさんかと思ったちゃったケド・・・少し太りましたかね?)

・・・などなどの出演者に加えて、花を添えるのが、深田恭子さん。
深キョンは、可愛い・・・。女郎役である・・・。
姫様姿も可憐だ・・・でも、あの姿で、江戸から湯長谷藩へ、走って帰るのか・・・???財政難だしな。


物語の終局。

将軍は、内藤に命じます。
『いわきの土を守れ・・・』と。
藩主・内藤政醇の愛したいわきの地・・・原子力発電所から、そう遠くない。
美味しい大根も再び、作られることがないだろうか?
セシウム137の半減期約30年・・・プルトニウム2.4万年・・・。

爆笑映画のラストは、ちょっと悲しい・・・。



モスラ~や。モスラ~~~~~。③-米国白火取②

2014-06-26 22:55:36 | Weblog
昨日の激しい雷雨から、くもりがちながら、晴れ間ものぞく一日。

・・・このところ・・・。
まだ、夕方というか・・・あかるいうちに(午後7時頃)、就寝して、午前2時半頃起きるパターンになってしまっていて、何処へも外出しないので、ネタもなく、ブログなどの更新も滞りがちで、同じようなテーマをトッカエ、ヒッカエ書いていて、退屈このうえなし。

『蛾』をふくむ昆虫類は、私の前に現れないで欲しいと常々思っている・・・こんなふうに思っていると、何故か、遭遇してしまうのは、引き寄せ???の法則なのかもしれない。

米国白火取(アメリカシロヒトリ)については、先日も書いたばかりなのだけれど、画像的に綺麗な姿の蛾であるな・・・と思いつつ、実物を見たら、やはり逃げるだろうと思っている。
側に寄ってほしくない・・・ということを、相方に言ったところ、

『アメリカシロヒトリ・・・なんて、今、いないでしょ?みんな駆除されちゃったから。』

という見解であった。

そう言えば・・・小学校以降は、ヤツに出会っていないもんなぁ・・・。

アメリカからの貨物に紛れて、日本に上陸したアメリカシロヒトリである。
毒蛾ではないが、物凄い繁殖力で、果樹や街路樹を荒らす虫だから、見つけ次第、根こそぎ、駆除する・・・というのが、各市町村での対策であったらしい。

そうなのか・・・。

それにつけても。
今年は、ゴジラ生誕?60周年で、かのモスラ(蛾)のお友達(←違いますって・・・)も、還暦なのね・・・。

蛾=モスラ=ゴジラ
↑私は、この公式?から逃れられない。

相方は、ゴジラファンなので、来月公開の『ゴジラ』を見に行く予定らしい。

私は、怪獣映画というのは、全く興味がないのだけれど、かのキング・ギドラについては、モデルは、『八岐大蛇(やまたのおろち)』だろうと思って相方に聞いてみた。

『八岐大蛇が、キング・ギドラのモデルであるとすれば、何故、キングギドラは、首が3本しかないのでしょうか?8本のがよかったんじゃないの?』

相方、無知な私を哀れむような目でみて、

『特撮するのに、当時、あの首を3本動かすのが、限界だったのでしょうね。8本は、無理でしょう。』

とのことだった。

モスラと米国白火取のお題が、何故キング・ギドラになるのか・・・相変らず論旨ブレまくりなこの頃である。




24時間ぶり・・・。

2014-06-25 05:10:49 | Weblog

昨日の午前5時に、食事をして、珈琲を飲んだあと、正午くらいまで、DVDをみたり、本を読んだりして、そのあと、正体もなく、眠ってしまった。
途中で、何度か目が覚めたりしたのだけれど、へんな睡魔に引きずり込まれ、結局、24時間、食事をせずに、現在に至る・・・。

先程、24時間ぶりに、熱いお茶をくちに、して、なんとなく自分の生存?を確認する。

特に、空腹感もないのだけれど、メープルシロップをたっぷりかけたプレーンヨーグルトを食べる。

そう言えば・・・(飲まず食わずに1日過ごしたのだから、当然)お手洗いにも行っていなかったな・・・。

人間として、どうなんだろう・・・? と思う。

空腹に負けると食事をする。
睡魔は、食欲さえも駆逐する・・・私の場合は。

例えば・・・今現在、いかに高級な食事を供されようとも・・・食欲がまだ、目覚めていないから、食べたくない。

先程、淹れた安い一煎の緑茶で充分だ。

24時間ぶりの水分。

『茶は、淡泊であるに限る。』

夏の早朝。
一煎の茶・・・。

私は、かつて、こんなお茶を飲んだことがなかった。

朝はいつも、眠気と嫌気と義務の闘いだったから。

夏の早朝。
一煎の茶・・・。

前日から、一切の食を断ったあとの・・・甘露。





雨の日曜の朝に・・・。

2014-06-22 12:01:01 | Weblog

梅雨に入って、大雨に見まわれ、少し長い梅雨の中休みが、あって、昨日の夜から、また雨が降り出して、涼しい雨の日曜日になった。

昨日は、気温30度の薄曇りで、午後3時に、相方が、仕事する事務所に、アイスクリームなど持参して、話をした。

この事務所は、かつて、私が居た場所でもあった。

その昔・・・。
今、相方が仕事をしている場所で、私は、仕事をしていた。
しばらくして、部全体が、上階に引っ越したし、派遣に出されたりもしたから、この場所には、1年くらいしかいなかったのだけれど。

レイアウトは、変わっていて、かつての場所とは、ちがっていたし、窓から見える風景も、一部は、変わらず、あとは、大きく変化した。

私は、この場所が、大嫌いだった。
この会社が、大嫌いだった。
いまでも、大嫌いなのかもしれない。

・・・百年に一度の不況・・・リーマン・ショックにも耐えたこの中小企業・・・いや、零細企業か・・・そんな中で、相方は、ずっと仕事をしてきたのだろう。

私は、この会社にも、派遣先にも、一切の場所に馴染むことが出来ずにいた。

そして、今は、何処にも属することない失業者だ。

アイスクリームを食べながら、そんな話をした。

昔話もした。

全ては、過去である。
こんな過去振り捨てたい・・・そう思うけれど、今日のような雨の日には、辛かったこと、悔しかったこと、悲しかったことが、雪崩のように押し寄せて、泣いてしまった。

午前4時52分。
相方から、いつものように、メールが送信されている。

このひとは、あんな会社に、何を見出しているのだろうか・・・。

雨の日曜・・・過去を逡巡するばかり・・・。





夏至の闇、白い闇

2014-06-21 03:10:51 | Weblog

今年の梅雨入りは、例年よりも早くて、最初から大雨に見舞われた後、小康状態というか・・・、日中は、お天気で、夕方から雷雨など、一時的な大雨になる・・・トータル的な降水量は、いつも通り・・・ということになるのだろうか?

今日は、夏至。

1年で、太陽高度が一番高く、昼の時間が一番長く、夜の時間が一番短く、影がもっとも短い日でもある。
そんな夏至の日。
今日から、また陽は、少しづつ短くなっていくのかと思うと、少しだけ、悲しい?ようなセンチメンタルな・・・そんな気がする。

陽極まれば、陰。
満つれば欠ける・・・極めれば、落ちはじめる・・・そんな日。

季節は、一瞬の休みも無く、過ぎていくのかもしれない。

真夏とは、ちがって・・・季節的には、真夏・・・なのだけれど、今の時期は、初夏の風が、気持ちよい。
少し湿度のある冷たい風が時々吹いてきて、物憂い午後には、うたた寝などしてしまう。
うたた寝くらいで、済めばよいのだけれど、気が付いたら、既に、夜だったりする。

そんなふうに、迎えた夏至の夜の闇。

夏至・・・だから、そう思うのか、ただ、そんな気がするだけなのだろうか・・・?

夏至の日の闇は、白い。

あくまで、そんな気がするだけである。

午前3時を回ると、もう闇は、足早に去っていく。
早く・・・早く・・・。
闇は、駆け足で、逃げていく。

私は、ぽつんと取り残される。
午前3時の白い闇の中で・・・。

白い闇の中で、私は、ひとり・・・。
時間の流れに逆行して、悲しみの闇を見つめている。



夜と朝の境界線。朝と夜の境界線。

2014-06-20 04:46:25 | Weblog

早起きの鳥たちは、陽のまだのぼらぬうちから、朝のご挨拶。

あたりは、まだ仄暗いのに。

デジタル時計が、朝の4時を刻む前から、

おはよう。おはよう。

朝を迎えた喜びを歌います。

おはよう。朝だよ。

夜と朝の境界線に、立ちすくんだ私は。

朝靄立つ紗のかかった空気の中で、深呼吸してみる。

光合成を終えて、眠りに着いた樹々たちも、再び目覚め酸素の蘇生を繰り返す。

哀しみを吸い込んだ肺は・・・。
蘇生された酸素のシャワーに、
暗い闇を押し流し

新しい朝を、小鳥達と寿ぐ。

おはよう。おはよう。

もうすぐ朝だよ!

朝と夜の境界線に、立ちすくんだ私は。

光の洗礼を浴びる前に、再びの眠りにつこう。

おやすみなさい。小鳥達。

おやすみなさい。光達。




モスラ~や。モスラ~~~~~。②米国白火取

2014-06-17 22:44:19 | Weblog

暑さ、幾分、和らぐ。

去年の夏から、ウダウダ、ダラダラと暮らしている。
イモムシ状態で、自室の低反発マットレスの上を、ゴロゴロと反転するばかりである。
このイモムシ化は、会社に勤めていた頃も同じであった。
朝・・・目が覚めても、なかなか起きることができない超低血圧で、床の中で、2時間くらい、煩悶する・・・起きたくない、会社へ行きたくない、仕事したくない・・・イモムシは、イモムシのまま、失業してしまった。
蛇の生殺し・・・ならぬ、イモムシの生殺し状態でもある。

そんな日常の状態を相方に説明すると、

『イモムシ・・・っていうと、モスラの幼虫ですかね?』

と可笑しそうに笑う。

『モスラっていうと、あのゴジラのお友達で?』

『お友達ではありませんよ。』

・・・なんだ、違うのか。


蛾と蝶は、似て非なるものである。
どっちも苦手なれど、現在、イモムシ化している私には、避けて通れない話題かもしれない。

小学生の頃・・・。
鉄筋コンクリート3階建ての社宅の一角に住んでいて、その壁に、怪しい生物が、貼りついていた。

真っ白な羽をもつ蛾。
アメリカシロヒトリ・・・という名前なのだと聞いた。

子供達の噂では、触ったり、刺されたりすると、死ぬそうなので、近づかないように・・・ということで、その姿を発見するたび、逃げ回っていた。
たしかに、その異様な白さは、不気味であったし、何より、目が赤かったような記憶があった(あくまで、記憶なので、真偽はしらない)。

漢字表記だと、米国白火取。

火取というのは、灯りに誘われて、街灯や家屋に浸入して、鱗粉などをまき散らしながら、その羽で、灯りを消してしまったりするとことから、夏の季語の火取虫などがあるようだ。

こうしてみると、字ズラとしては、綺麗だ。

私は、蛾の画像は、怖くて、直視することができないので、調べようがないのだけれど、頭部の下には、白い襟巻をしてるようにみえて、なんだか貴族のような感じがするアメリカシロヒトリの画像を発見した。

なかなかに、美しい蛾ではないか・・・と思った次第。

目が赤い?のは、もしかするとアルビノ種なのかも・・・と、勝手に想像してみた。

この白蛾。毒性は、全く無いそうである。





六月の観月会

2014-06-16 22:51:32 | Weblog
 
朝方、2度に渡る大きな地震。
部屋の書筍の山、ひとつ崩壊。


昨日の日曜日。

夕刻より、月例の観月会。
某所、15階の展望レストランで、月替わり懐石をいただく。

日曜日なので、いつもより早い18時スタート。
夏至が近いので、まだまだ明るい。
雲が厚くなってきたうえに、月の出も遅く、食事中に、月を愛でることができなかった。

先附けは、トマトを丸ごとビネガーに漬けたさっぱりとした一品。
稚鮎、木の芽山椒、茄子、さやえんどう、ししとうなど、季節の旬の野菜など贅沢なメニュー。
帆立すり身の入った椀物は、極上。
デザートは、無花果のワイン煮。

次第に暮れなずんでいく夏の風景を眺めながら、いつもの指定席。
市内中央部から、東部を眺めると、新幹線が行き来する。

毎月15日の食事は、この半年間、途絶えることなく続いている。
相方と私の正体不明のカップルは、お店のひとにも、謎だったらしく、どうも、夫婦だと思われているらしい・・・それにしては、言葉遣いが、夫婦らしくないし、不思議なのだろう。
会話の内容も、映画だとか、数学だとか、物理だとか、会社の話だとか・・・あまり夫婦らしくないしな・・・。


今回の話題。

『完全数』について。

完全数とは、自身の数字を除く、約数を全部足し合わせると、自分の数になるという数字。

例えば、『6』。

『6』の約数は、1,2,3。

1+2+3=6。

この6は、天地創造、6日で、世界を作り、一日休んで、1週間は、7日なったというもの。
コジツケっぽい気もするけれどな・・・?

6の次は、『28』。
これは、月の公転周期。太陰暦が、28日ということのようだ。

こういう話をするとき、相方は、うっとりしながら、

『数字は、ロマンなんですよ。』

と言う。


私には、『ロマン』ならぬ『コンラン(混乱)』なのだが・・・。



・・・一応、名目が、観月会なので、月のお題も・・・。

月が消失したら、どうなるのでしょう・・・?
引力のバランスから、海流が変わり・・・なんてことを、懐石料理を食しながら、会話する・・・このヘンテコなカップルが、夫婦のわけないだろう・・・と・・・私が、給仕なら、たぶん、そう思う・・・と思う・・・。