鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

夏なのに、夏じゃないような・・・

2013-07-31 22:25:52 | Weblog

このところ、梅雨に戻ったような天候が続いている。
早かった梅雨明け後の猛暑、そして、再び、梅雨のような雨で、週末などは、経験したことのないような豪雨に見舞われ、随分と忙しい空模様だった。

通年だと、今頃は、夏真っ盛り・・・夏休みも始まったばかり・・・なのだけれど、梅雨明けが、早かったから、もう、夏は、いいや・・・みたいな雰囲気で、夏も、もはや、終わり・・・???
いや・・・夏は、コレからだから・・・。

そんなヘンな夏気分でいた訳だけれど、今日は、7月の末日。
先月までは、月末は、月次決算の真っ最中で、テンションも高かったけれど、一課分の仕事を、差し上げてしまったので、暇を持て余している。

明日からは、また、少しだけ、忙しくなるけれど・・・それでも・・・。

仕事は、減る一方で、周囲の噂では、この部署は、無くなるのかも・・・。

こういう噂は、結構、核心をついていて、現実のものとなるのを、何度となく、見てきたから、長くて、5年くらい先かな・・・と、漠然と思ったりする。

漠然とした不安。

季節は、夏だと言うのに、夏という気がせず、ただ、暑いばかりである。

ただ・・・暑いばかり・・・というのが、夏なのであるが・・・。

この不透明で、暗い気分は、一体、なんなんだろう・・・。

夏・・・という解放感が、まるで、感じられない・・・それでも、夏なのだ。

7月も今日でお終い。

いつまで、経っても、憂いの夏である。



浅い眠り・・・③

2013-07-30 22:51:09 | Weblog


はれときどきくもり。湿度の高い一日。夜から雨。

普段から、よく眠れるひとは、入眠から、覚醒までに何も問題がなくて、コトン・・・と眠りに落ちることができるようです。

私は、入眠にも時間が、かかるし、覚醒もまったくダメで、いつまでも、ダラダラとした眠気を抱いて朝を迎えます。

・・・そして、このところ・・・。
2時間くらい眠ると、目が覚めてしまい、それの繰り返しだから、二度寝、三度寝・・・というパターンで、気持ちの悪い眠気まで、ついてまわるようになりました。

二度寝の覚醒時のあの狂気のような眠気・・・。
三度寝なれば、おしてしるべし・・・でしょう。

そんな眠気を抱えて、仕事に行くので、どうにもこうにも・・・。
しかも、仕事量が半減して、眠気と戦うために、会社に行くようなもので、もう休んでしまおうか・・・と毎日の思案どころです。

どうやら睡眠の質に問題があるようで、この間も、
『ぜんっぜん、眠れないんですよ』
と、睡眠に悩みのないひとに、セツセツと訴え、たぶん・・・不興を買ったのではと思っています。

コトン・・・と何の憂いも無く眠れるのは、まさに、極上な眠り。

鎮痛剤に含まれる(と思われる)あの前後不覚になるような眠りには、憧れますが、コレは、覚醒のとき、あまり眠った気がしない・・・ストレートな眠りと言えるかもしれません。

理想的なのは、コトン・・・と眠りについて、そして、寝起きには、浅い夢を見る・・・というのが、私には、一番いいようなのですが・・・。

こんな眠り方には、しばらくご無沙汰で、まとわりつくような眠気が、いつもいつも、ついて回って、もうなんとかしていただきたいくらい。

そして、見る夢は、壊滅的なものばかり。

あんなに、眠るの好きで、前世は、間違いなく猫だと思っていたのですが・・・どうも違っていたようです。


『その男、甘党につき:えすとえむ・著』

2013-07-29 23:26:48 | Weblog
  
雨・・・一日中降ったり・・・止んだり。
月曜日。忘れ物ばかり。
ハンカチだけだったら、まだしも・・・。携帯電話を置き忘れる、眉を描き?忘れて家を出る。
アイブロウもアイシャドウも・・・自宅に置き忘れる・・・そんな一日。


男性のチョコレートについての執着度は、どれくらいなんだろうか?
私もチョコレートは、好きだけれど、毎日は、食べたくない。
しいて言えば、疲れた時くらいだろうか?

今日のお題・・・の『その男』・・・ジャン・ルイ。
パリ在住の弁護士さん・・・らしい。
年齢は、若者を過ぎて、中年の域に達している・・・には、違いないけれど、作中に年齢は、書かれていない。
離婚歴があり、離婚前の配偶者との間に子供がいるようである。
配偶者は、女優さんのようだ。

世界で一番、チョコレートを愛しているらしい。
ルックスもステータスも一流?だから、女がほっとかないし、男(歯科医師が、彼に懸想しているようでもある)も?ほっとかないし、どうも、セクシャリティは、両刀のようでもある。

幼児の頃、母親の愛情を充分に受けた形跡は、ないものの・・・こういうセンシティヴな子供を持った母親は、どう接していいのか、わからなかった・・・らしい。

原作者のえすとえむさん独特の欧州雰囲気たっぷりの雰囲気のある一冊。
エスプリっく(←こういう表現って有り?だろうか・・・?)。

チョコレートがお好きな方なら、ジャン・ルイの気持ちがわかるのだろうか?

私も、チョコレートは、好きだけれど・・・。

それでも・・・ジャン・ルイのように、毎日は、食べられない・・・と思う。



豪雨の翌日。

2013-07-28 22:52:52 | Weblog

昨日の豪雨は、スゴかった・・・と今更ながらに思うのは、通過した地点で、床上浸水だとか、停電だとか・・・自宅に戻ってから、ニュースで知ったことでした。

山で、発生した雷雲とともに、南下したルートだったから、無事に帰宅できたのは、運がよかったのかも・・・しれません。

今朝になって、自宅の近所で、落雷による火災のニュースも飛び込んできたので、夕べ、消防車や、救急車のサイレンの音が、止まなかったのもそのせいか・・・などと・・・。

道路が川状で、激しい雨の中のワイパーも効かない状況下で、私たちを護り、(結構涼しい顔?・・・いや、エンジン音)で、走ってくれた我が車よ・・・ごめんね・・・。
あの降雨の状況下で、車内は、もちろんのこと、エンジンが、水に浸からなかったのは、ほんとうにラッキーでした。

山の斜面から、滝の如く流れ落ちる土砂まじりの濁流の合間を、泥だらけになって走ってくれました。

雷と豪雨と冠水・浸水状態での渋滞の中、脅えを隠せず、次第に無口になる私に、こちらも涼しい顔で、フォローしてくれた相方にも感謝。

『ワタシだって、怖いですよ。』
・・・と言いながらも、始終、冷静に、運転してくれました。

今回の帰路の山岳ロードは、以前、半分くらい、自分で、運転したことのあるルートですが、それも、今の車に買い替える前の排気量が、小さい車でのドライヴだったので、10年位前だったかと思います。

あの頃とあまり変わらない道でした。


豪雨のドライヴ~南会津・大内宿へ

2013-07-27 22:51:31 | Weblog


今日は、朝から、福島県南会津・大内宿まで、ドライヴ。
(今回も、ドライバーは、私ではなくて、助手席で、ラクし放題)

朝は、曇りがちで、時々、強い夏の日差しが照りつける中、ロイヤル・ロード(国道400号線)経て、東北自動車道から南会津・大内宿へ。
夏休みの土曜日のせいか、観光客で、一杯。

お昼を少し回った頃から、暗雲が広がり始め、藁葺屋根の古民家を巡りながら、御蕎麦で、昼食。
食べ終わって、お土産屋さんを巡っているうちに、ポツポツと雨が降り出した。

駐車場に戻る前に、本降り。
車に乗り込んだ数分後、叩きつけるような豪雨。

雷雨の中、国道121号線を南下。
雨は、一時的に弱まったものの、再び、土砂降りになったり、間断を続けながらも、激しさを増していく。

帰路は、一般道を通ることに決めて、南会津から、五十里ダム、湯西川・鬼怒川・川治温泉街を抜け、日光へ至る。

このあたりは、何度か来たことがあるし、例幣使街道(杉並木)でも通って行こうか・・・ということになった。
雨は、ますます、激しさを増して、車内で、流している音楽は、全く聞こえないくらいの雨音。
道路は冠水して、川の中を走るようで、不安になる。

例幣使街道は、渋滞で、全然先に進まない・・・。
し・か・も・・・対向車線を、バックしながら、大型観光バスやトラックが、戻っていく・・・。
理由は、すぐわかった。
杉並木の大杉1本が、落雷のためだろうか、倒れて、道路を塞いでいるのだった。

私たちもユータン。来た道を戻り、別ルートで、宇都宮に至る。

とにかく、豪雨・雷・豪雨・・・の中、9時間もハンドルを握ってくれた相方に、感謝。

夕方、自宅に戻ってから・・・今度は、自宅付近が、雷と豪雨・・・。

豪雨の中の恐怖のドライヴの夏休みの土曜日・・・。



浅い眠り・・・②

2013-07-26 22:51:22 | Weblog


眠れぬ夜が、ひとつ・・・
病みながら、闇に堕ちる。

眠れぬ夜が、ふたつ・・・
艶のある黒髪を、銀色に染めてゆく・・・。

眠れぬ夜が、みっつ・・・
闇に沈む銀の雨の音が、過去の記憶を呼び覚ます・・・。

眠れぬ夜が、よっつ・・・
芳醇で、腐食にみちた過去の闇に・・・。

眠れぬ夜が、いつつ・・・
夜が、逃げていく。

眠れぬ夜が、むっつ・・・
夜が逃げて、そして・・・朝の光を浴びて・・・。

眠れぬ夜が、ななつ・・・
そろそろ・・・限界・・・。

・・・おやすみなさい・・・。


5ヵ月後・・・鬼に嗤われる・・・???

2013-07-25 22:45:53 | Weblog

曇り時々雨。湿度・湿度・湿度・・・ベタベタな1日。


先週。
今年の年末に帝劇で、上演が決定した『モンテ・クリスト伯』のチケットの先行予約の抽選があったので、もう年末の予約なのか・・・と思うけれど、なんだ・・・あと5ヶ月後じゃん・・・と思いました。

そう・・・あと5ヶ月で、今年もお終い・・・???

・・・その先は、来年。

今年の年末に、『モンテ・クリスト伯』を、観劇に行くときは、去年の冬・・・購入したのに、風邪やら、腰痛やらで、結局、何処へも行けなかったから、袖を通すチャンスも無く、クローゼットにしまわれたあのお気に入りのコートを着ていこう・・・などと、とりとめもないことを考えました。

去年から、今年にかけて、体調不良おびただしく、出勤率も悪かったから、仕事は、続けていないだろうと思っていました。

こんな予測をして、そして予想に反して、まだ、仕事を続けているけれど、『モンテ・クリスト伯』を観劇にいく12月末には、どうなっているのだろうと・・・再び、よからぬ心配をしてしまう・・・わたくしは、杞の国のひとの遺伝子を色濃く受け継ぐ・・・杞憂のひと。

いまの対人関係は、どうなっているのだろう。
憎みあって、嫌らわれて、愛想をつかされているかしら・・・?
憎みあって、嫌って、愛想つかしているかしら・・・?

かつて、親友だと信じていた人との信頼の亀裂から、私の方から一方的に交友を断った彼女と、最近、更衣室での遭遇が多くなり、彼女から話しかけられたけれど、私は、彼女のあの能天気さが、許せなくて、社交辞令的な対応など、全くできず、一体、どっちが、年上なんかだ、わかりゃしない・・・。何時まで経っても、精神的に成長しないからなんだろうなぁ・・・。

そんなこともあったので、現在の状態が、5か月後には、どう変わっているのだろうか・・・なんて、要らぬ心配をして、時間が過ぎてしまいます。

そして、今は、仲の良い友達だと思っていたひとの異動で、同じ部署になり、私の今までしてきた仕事を差し出すことになったけれど、こちらにも、微妙な亀裂が入ってきているのです。
私は、彼女に仕事を取り上げられた形になりました・・・。
それでも笑っていなくはいけないのかな・・・?

来年では、ないけれど、5ヶ月先の未来の話をすると鬼に爆笑されるかしら?

5ヵ月後、どんな状況で、どんな気持ちで、『モンテ・クリスト伯』を観劇しているのでしょうか?



浅い眠り・・・。

2013-07-24 22:51:11 | Weblog
 
午後から雨。気温25℃に届かず。涼しいというより、肌寒い。


どうしても・・・。
深い眠りに落ちることが出来ずにいる。
眠りについたと思っても、2時間も経つと目が覚めてしまう。
どんなに疲れていても。

以前は、眠っても、眠っても、眠り足りず・・・。
眠ることだけが、楽しみで、それは、もう楽しみで、眠ること以外は、何もほしくないときもあるには、あった。

今は、眠りたいのに、眠れない・・・。

先日。
CDを聴きながらだと、1曲終わらぬうちに、寝入ってしまって、朝まで目が覚めたことないというひととお話をした。

私が眠れない状態を説明すると、
『そういうのって、理解できない。』
と言われた。
身体が、きちんと要求する眠りを得ている人にとっては、理解できないのだろうな・・・と思いつつも、眠れない苦痛を、切々と訴えてしまった。

そのひとは、多分内心では、呆れていたことだろう。
眠れるひとに、眠れぬひとの苦しみなど、わかろうはずがないのだから。

すぐに、眠りにつける人は、最高にしあわせなのだと思う。

すぐに、眠りにつける人の眠りとは、一体、どういうものなのだろうか・・・。
子供の頃は、そうだったかもしれないけれど、もう忘れてしまった。

『そういうのって、理解できない。』
私も、そう答えるだろう。

スコットランド王・ダンカンを暗殺したマクベスは、眠りを捨てた。
夫を唆したマクベス夫人も・・・幻の血で染まる手を洗っても、洗っても、消えぬ血の匂いで、眠ることも出来ない・・・。

・・・でも・・・。
そういうのって・・・理解できない・・・???


残された靴

2013-07-23 22:56:45 | Weblog

くもりがち。夕方から激しい雷雨。

先月末に、伊香保の石段を制覇し、その翌々日、まだ1カ月半しか履いていないパンプスを、ダメにして、さてさて・・・履き心地のよい、仕事中に履ける靴を捜していたところ、ネットショップのバーゲンで、かなりな御値引品を発見。

(・・・半額か・・・?コレ買いだよな・・・。売れ残りなんだろうか・・・サイズは、丁度、22.5cm。在庫僅少。)

他にも、2,3足買ってもよさそうなお値段。

オープントゥのブーティと定番のローファー(しかも、ネイヴィーブルー×白で、清楚な感じがするデザインでした)を購入したあとに、ふと・・・、このブーティとローファーは、夏向きなんだよな・・・と気が付きました。

以前は、通年履けるデザインと色ばかり、購入していたので、季節感全く無視・・・オシャレには、縁遠くて、実用主義・・・だったのですが・・・(今でも、ソレは、変わらないケド・・・)。

本当のお洒落さんは、まず、靴をみれば、わかる・・・まさに、その通りかと。
靴にオカネをかけられるひとが、本当にお洒落なひとなんだろうと思いました。

靴どころか、服装も、着た切りで、会社の事務服が一番、イタについているようでは、お洒落さんへの道は、まだまだ遠い・・・どころか、スタート地点にさえ、立てないです。

着た切りの名に恥じぬよう、清潔・清貧?をモットーに、幾霜雪???

1カ月半で、ダメにしたパンプスは、履きはじめが、最悪で、足の指が、血まみれになった靴だから、もともと縁の薄いものだったのかもしれません。

いつものことながら、今日のお題と何の関係があるのかと言いますと、靴で、思い出しのですが、かのフィリピンの独裁者・マルコス大統領夫人のイメルダさん。
亡命後、マラカニアン宮殿に、残された3000足の靴達。
3000足なら、1日1足としても、全部履くには、8年ちょっとは、かかるわね?
あまり、沢山あっても、収納場所にも困るし(宮殿でもあれば、別だけれど)。

・・・と、まぁ、別に、どうでもいいことを考えてしまいました。

3000足の彼女の靴は、履くひともなく、静かに朽ち果てていくのでしょうか?
靴としての寿命をまっとうできぬとは・・・。

1ヶ月半でダメになった私のパンプスの方が、まだ幸福だったのかも・・・?


プチ・夏休み

2013-07-22 22:57:25 | Weblog


曇りがち。夜から雨。

本日。有給休暇。
毎日、毎日、毎日・・・朝礼で、今年度に入って、まだ有給取得が、1日しかないので、今月休暇を取ってくださいよぉ~~~と懇願?されたので、休暇をいただく・・・。

睡眠不足で、疲れているし、夏風邪気味だし、遅脈、脈弱は、依然、そのままだし、コレステロールは、高いし???少し休むか・・・。

・・・んな訳で・・・。
プチな夏休み・・・ってことで。

しかし、私は、貧乏性。
身体が、動かないくせに、身体を横にしていると罪悪感が、ヒシヒシ・・・と襲ってきて、居ても経ってもいられない焦燥感。

夏休みなので、グウタラしてもよろしい・・・ハズなのに、どうにも、ダメで、休みを休みとして、100%楽しめない損な性質でもある。

全てにおいて・・・。
100%享受することができないらしい。

休みでも・・・。
明日の仕事が気になる(もう仕事なんざ、殆ど無いに等しいのに)。
過去の失敗を、鮮やかすぎる程に再生し、後悔と屈辱と怒りを蘇らせて、ネガティヴな感情に弄ばれる・・・もうその悪い感情に支配されてしまったりする。

夏休みなんてのは、ダラダラ過ごしていいのである。
それなのに・・・。
もう、休み明けの心配をしてばかりいる子供だった頃とちっとも変りはない。

宿題は、山積み。
少しづつでもやればいいのに、ちっとも片付かない。
片づける最上の方法は、日々、確実にやってしまうことだと解っているのに、心配ばかりして、日延べしてしまう・・・心配している時間に、やってしまえばよいものの・・・。

夏休みは、後悔の日々だ。
プチ・夏休みなんて、なくてもいいくらいだ・・・なんて思うプチ・夏休み最終日。