鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

春の海へ・・・。③

2015-03-31 22:53:04 | Weblog

(昨日の続き)

映画が終わって、16時過ぎ。

いつも行く海岸へ。
少し風が出てきて、満ち潮、引き潮、波と遊ぶ。

砂浜は、サラサラとした砂を湛え、この海の先は、アメリカなんだねぇ・・・。
などと、言ってみたりする。

灯台に、今日は、釣り人は、いない。


春の海 ひねもす のたり のたりかな


春の海を訪れたのは、何十年ぶりだろうか・・・。
友達のY子ちゃんが、結婚する前に、海まで、ドライブしたのが、春だったような気がする。
それ以来、春に、この場所(厳密にいうと、この場所は、Y子ちゃんと訪れた海岸より、少し北側に位置するのだけれど)を、訪れることは、無かったような気がする。

たぶん・・・自宅から、距離的には、一番近い海なのだった。

海はいいよなぁ・・・。

2時間くらい浜辺で遊んで、週末の帰宅ラッシュの中、車を西に走らせる。

既に、夕暮れ。

西の空には、金星?だろうか・・・ひときわ、輝く星がある。

ゆるい春の平日の週末は、まったりと過ぎて行った。




春の海へ・・・。② 青いカルメンちゃん。

2015-03-30 22:55:50 | Weblog

(昨日の続き)

K楽園、S波湖を後に、M市を北上。

次は、ランチと映画。

TOHO シネマズで、『イミテーション・ゲーム』を見る予定だけれど、M市内のシネ・コンでの上映プログラムが、無かったので、隣接するN市へ。

TOHO シネマズのあるムヤミヤタラに広すぎるショッピングモールは、春霞に煙っていた。

『ムダに広い。いや・・・広すぎる。駐車場がハンパない。』

ファッションモールを中心に、ユニクロ・・・そして、これも物凄い広さのホームセンターを有する一大ショッピングモールの中のファミレスで、ランチ。

正午のランチ時、お店は、混雑していた。

出来るだけ、野菜の多いメニューにしようと思い、カレーとチキンのランチプレートをオーダー。

ランチメ・ニューの価格を見て、驚いたが(ランチで、ファミレスを訪れることは、これまで、ほとんど無かったので)、こんなに安価で大丈夫?なのか・・・と思う。
普通なら、日替わりランチの価格にプラス500円くらいが、普通なのではないだろうか・・・と世間をよく知らない私などは、そう思う。
相方のバンバーグランチのハンバーグを味見させてもらったけれど・・・私は、自分で作るいい加減ハンバーグの方が、美味しいと思った。
デミグラスソースばかり、際立った味だけれど、コレが、一般的な味なのかもしれない。
私が作るのは、トマトケチャップに、中濃ソース、生のトマトなどを合わせたいい加減なソースだし、ツナギには、パン粉やお豆腐などを、入れてしまうので、本当のハンバーグではない。

おナカが一杯になったので、ホームセンターのペット館へ行く。

コンゴウインコのカルメンちゃんを見てから、系列店のペットショップには、違うオウムやインコがいるに違いない・・・しかも・・・青色のカルメン?ちゃんが、絶対にいる!

やっぱ・・・いました。それも、予想通り、青いオウム。なかなかの美オウムだ。

赤いカルメンちゃんより、人懐こく、ケージの側によると、寄ってきてくれる。
触っても、噛みつくことなく、よく馴らされたオウムであった。
綺麗な少し暗めな瑠璃色。

14時の上映まで、鳥達と遊んで、再び、ムヤミヤタラに広い敷地内を横切り、映画館へ。

(明日に続く・・・かもしれません・・・?)



春の海へ・・・。白鳥と遊ぶ。

2015-03-29 22:52:54 | Weblog

一昨日(27日)は、平日の週末であったけれど、全く機能しない破壊寸前の組織での、どうでもいい営業会議に出たくない相方は、1ヶ月ぶりに休暇を取った。

午前7時半に、私の家の近隣のショッピング・センターで、待ち合わせをして、隣県の海へ。
日本三大名庭園のひとつであるM市のK楽園、映画、海というスケジュールであった。

太平洋沿岸へ向かう国道は、通勤の車で渋滞。
年度末の金曜日に相応しい?混み具合だ。
国道周辺は、梅、桃、木蓮・・・花の季節の到来を告げる花達の先発部隊が、春を先取り。

朝は、氷点下1℃だったけれど、気温は、うなぎのぼり。
日中は、22℃まで上がる。

最初は、K楽園。

梅林の名所で、普通にみかける白梅をベースに、ひとえ咲き、二重、八重咲き、桃を連想させるような淡い色の梅、圧巻は、紅梅。ほんとうに、真っ赤な木が、庭園内に存在した。
物凄い色の赤・・・梅のイメージを超えた赤である。

平日だというのに、観光客でに賑わっていた。

隣接するS波湖の周辺も散策。

湖には、たくさんの鳥が飛来してきて、白鳥もいた。
私は、目前で、生の白鳥を見たことが無かったので、

『こんな大きな鳥だとは、思わなんだ!』

という感想を相方に告げる。
相方、哀れみの笑みを浮かべ無言。私の馬鹿さ加減に言葉もないようだった。

白鳥は、湖面を物凄いスピードで、滑走しながら、飛翔する。
水の上を走る姿をコレまた始めて見た。

『白鳥は、身体が、重いので、助走しないと飛べません。鶴は、羽ばたくだけでで、飛翔しますが・・・飛行機とヘリコプターをみたいなものでしょうかね?』

相方、薀蓄をタレる。

純白の羽毛は、バレリーナの衣装を連想させ、羽の下の羽毛は、ダウンジャケットや羽布団を連想させられる。

ぜひとも、触ってみたいものだが・・・。

あのくちばしに挟まれたら、ちょっとひどいことになるかも・・・???

見るだけで、我慢する。
鳥達と遊びながら、桜の蕾の膨らみで、もう春本番だと言うことを知る。

湖面には、カモメやカモ、大きな黒鳥までいた。

こんなオアシスが、県庁所在地に接しているとは・・・M市は、よき処であるな・・・と思ったりする。

(明日に続く・・・かもしれません・・・?)








『イミテーション・ゲーム 』

2015-03-28 22:41:53 | Weblog
 
昨日(27日)は、晩春を思わせる暖かすぎる気候の中、1ヶ月ぶりに休暇を取った相方と隣県M市にある日本三大名庭園ひとつであるK楽園まで、ドライヴ。


そのあと、M市に隣接するショッピング・モール内のシネ・コンで、映画『イミテーション・ゲーム』を鑑賞。

昨年、この映画が製作されたことを知って、いつ日本公開になるのか・・・(それとも日本での公開は、都内などの一部の芸術的作品のみを上映する映画館でしか、公開にならないのか・・・)と待っていた。

チューリング理論(のちのコンピュータ理論)を構築したアラン・チューリング・・・そのひとの物語である。

この映画では、断片的にしか描かれていないけれど(英国では、ご法度なのだろうか?)、少年時代に、変人?アランの唯一の理解者であり、(たぶん)初恋の相手であっただろうクリストファーへの思慕、そして、愛している・・・と伝えるつもりであったその日に、彼の死を知ったアランの絶望。
死んだ人ともう一度会いたい・・・クリストファーに、もう一度会いたい・・・その思いが、人工知能の創造への第一歩となった・・・というエピソードを軸に、ドイツの暗号『エニグマ』の解読する術を探る。

天才は、一般の所謂、フツーの人には、理解できない。
理解できないだけなら、まだしも、迫害して、淘汰させようとする。

アラン・チューリングも、淘汰されたひとりであった。

同性愛は、重大な犯罪。
その偏見による政府の矯正治療の苦痛から、彼は自殺して、この物語は終わる。

もうひとつ、端折られたエピソードに、毒リンゴがあるけれど、チューリングは、毒リンゴを食べて、自らの命を絶ったそうである。
映画の中盤に、クラーク(このひとも、或る意味では、天才なのだろうけれど、普通の女性の途を歩くことに成ったようだ?)から、コミュニケーションの方法を教わって、仲間にリンゴを配るシーンがあった。そのリンゴが、後に彼の命を絶つ重要なアイテムでもあった。

孤独な天才数学者をその独特の雰囲気で、演じたのは、ヴェネディクト・カンバーバッチ。
目の色が、特徴的な俳優さんである。
寡黙さ、静か、孤独を、卓越した演技力で、作り上げた天才数学者は、必見である。





夢違観音

2015-03-27 05:51:42 | Weblog

悪夢ばかり見ている。

深夜勤務を1日やっただけで、帰宅した早朝の当日から、翌日にかけての2日間は、終日、うとうと眠って過ごした(深夜勤務じゃなくて、普通の生活でも、似たようなモノだけれど)。

眠ってばかりだから、夢も見る。
相変わらず、めちゃくちゃな展開をしてくれる。
ストーリーとして、全く成り立たないのに、あのリアルな感覚は、一体何なのだろう?
あのリアルさは、現実離れしているようで、恐ろしいくらいだ。

奈良・法隆寺に『夢違観音』という仏像があって、たぶん、修学旅行で、お目見えしているハズだけれど、他の2大スター?弥勒さんと百済さんの方の印象が強くて、全く記憶に残っていなかった。
どうやら都内の世田谷にも、同じ名前の観音様がいるらしい。今度拝謁致したく。
『夢違(ゆめたがえ・ゆめちがい)』というのは、凶夢を吉夢に変えるという意味のようだ。

私の飼って???いる『獏(バク)』は、私の悪夢を食べすぎて、消化不良による腹痛を訴えて、長期療養中で、不労なのだ(私も不労だから、何も言えないが)。
夢喰いが、お休みしているから、悪夢・凶夢が、とめどなく溢れ出し、スゴイことになっている。

私は、霊感だとか、インスピレーションだとか、第6感だとかが、全く働かないから、予知夢というのは、未だかつて、見たことが無い。
それらしい夢もあるにはあったけれど、後付けのコジツケ、猿時恵と言われればソレまでだ。

でも、私は、夢を見るのが好きで、あの独特な夢見後感は、筆舌に尽くしがたい時も、稀ではあるけど、あるには、ある。

一体、あの夢見後感は、どこからくるのだろうか・・・(たぶん、脳だと思うけれど、自分の脳が、感応して、外界というか・・・次元の高い場所からくるのであれば、モノスゴイことであろうな)。
・・・んな訳で、一時期、ヘミシンクなる覚醒にチャレンジしてみたけれど、すぐに眠ってしまい、しかも前後不覚になるくらいだから、ヘミシンクで、半分起きて、半分眠る・・・なんて、神業は、拷問に等しい・・・。

いつも、こんな馬鹿げたことばかり考えている。

叶うものなら、来世は、『夢違観音』に就職したい・・・就職というのが適切でなければ、就任というか、生まれ変わりというか・・・一気に、『観音』職???希望である。
これは、かなりなことで、ヒトが、観音に生まれ変わるということは、選ばれたひとなのだろうし、私には、奇跡でも起きない限りは、無理なのかもしれない。



夜働く・・・。③

2015-03-26 05:44:55 | Weblog

先週の土曜日(21日)の夜から、腰痛が、酷くなった。
寝たり、起きたり、立ったり、座ったり・・・という動作が、辛くて、動かすと、ズキズキ痛む。
そのかわり、動かさないで、静かにしていると痛みは、感じないので、終日横になっていた。
パソコンを見るのさえ、面倒だったから、ブログの更新などもせず、ひたすら、横臥していた。

普通に何の苦痛も無く、身体を動かせるのって、幸せなことだったのですね・・・と改めて思う次第。

この腰痛も、火曜日(24日)の深夜作業までには、なんとかしないと・・・と思いつつも、手立てがなく、只、横臥するのみであった。

そして、人生?二度目の深夜勤務。
雇い主は、処理しきれない仕事を抱えた相方であった。

徹夜してでも終わらせないと、今月分の給料を社員に支払うことはできません・・・という相方を手伝って、新年度の有給休暇残の計算、通知書類の作成、先週末(21日)以降の小口現金出納帳の記載、給料支払データを会計事務所に渡すための作業管理票の勤怠チェック、工数計算などをやっていたら、夜が明けた。
先月とは、違って、夜明けが、早い。

腰痛が完治していないので、時々、休ませてもらいながらも、相方の指示のもと、なんとか、予定まで、終了できて、早朝帰宅。

朝から、お風呂に入って、オバラショウスケさんになって、そのまま、爆睡。

昼時に少し起きて、また、夕刻まで、眠ってしまった。
夕食のときに、ビールを飲んだら、あれだけ眠ったのにも関わらず、再び、深夜まで、眠りこけてしまった。

夜勤も一日くらいならいいけれど、昼夜交代勤務だとか、大変だなぁ・・・と思う。

ここ数日、朝は、気温が、氷点下で、ずい分と寒い。

まだダウンジャケットをクリーニングに出さないで、正解だったね~~~なんて、思いながら。






祝日仕事

2015-03-22 10:31:49 | Weblog

このところ、10日一度くらいの割合で、相方から、事務仕事を貰っている。

昨日(21日)は、6時間、小口現金出納帳の記載などを手伝った。

会社をひとつ潰して、何故か、会長職?についたモト社長が、小口現金の担当?になったようなのだけれど、1ヶ月も経たないうちに、使途不明金が出てしまったらしく、相方は、仕方がなく小口現金の管理まで、やっているらしい。

滅茶苦茶な会社である。

預金通帳のコピーから、現金取り扱い分を抽出し、(今時)手書きの出納帳だ。

こんなの・・・会計ソフトで、やりゃあいいのになぁ・・・と思いながら、ひとつひとつ記載していく。

零細企業ならでは・・・だね。

そう言えば・・・。
手書きなんて、最近、全く、しないよなぁ・・・。

こうやって、文字は、打つのモノ・・・。
書くから、打つへの変遷かね・・・。

そんなことを思いながら、電卓を叩く。
Excel に、直接入力してしまったほうが、計算は、ラクだけれどなぁ・・・。

文字と数字を、手書きしていて、間違うこと、間違うこと・・・。

そんなこんなで、一応、目的まで終了。

夕方から、割引券のあるステーキレストランで、和牛の切落し肉の鉄板焼きを御馳走になった。

サラダとスープとご飯のセットメニューで、野菜炒めがたっぷり、お肉の量は、ちょっと多すぎ・・・一番、少ないサイズだったのだけれど。

お店は、土曜日のディナータイムでの来店だったから、待ち時間30分前後だった。
割引券の利用期間が、今月末だったから、今日しか来店のチャンスがなかったので、待つことにした。

家族連れや、行楽帰りのグループなどで、店内は、混み合っている。
高速道路のインターチェンジに近い店舗だから、土日は、混むのだろう。
2ヶ月くらい前・・・ちょうど、年があけて、暫くした頃の平日に訪れたときは、店内は、閑散としていたからエライ違いであるなぁ・・・。

そういえば、昨日は、春分の日で、週末、土曜日、全国的に祝日であったことを今更ながら、思い出した。






『Into The Woods』~もう森へなんか行かない・・・???

2015-03-20 05:55:19 | Weblog

昨夜は、霧立ちこめる中、相方と隣隣市のシネ・コンへ『Into The Woods』を見に行った。

レイト・ショーのカップル・ディ。
まわりは、ほとんど、カップルさん。
これまで、訪れたこの映画館で、一番、観客数が多かったかも・・・(といっても、ざっと見た感じ、20名くらいでしたかね?)。

ディズニー製作の映画で、主演は、メリル・ストリープとジョニー・ディップってことで、童話の『赤ずきんちゃん』、『シンデレラ』、『ジャックと豆の木』をコラボレーションした映画。
三本立てを1本のストーリーにまとめての換骨奪胎???編らしい。

メリル・ストリープは、魔女役で、このひとは、魔女がよく似合う。
アンジェリーナ・ジョリーより魔女が似合う・・・。
この女優さんは、たぶん、もういい御歳だ。
この女優さんを初めて見たのは、『クレイマー・クレイマー』で、その次が、『ジュリア』、『ソフィーの選択』、『プラダを着た悪魔』・・・結構、見てますね。
超一流の女優さん。

ジョニ・デは、赤ずきんちゃんを襲う狼さんの役。
・・・コレだけしか出てこないの?
ジョニ・デ ファンには、ちと不足か・・・。

生意気そうな『赤ずきんちゃん』と、ちょっと田舎風の『シンデレラ』と、頭は、悪いけれど、可愛い少年の『ジャック(と豆の木)』の3人とこの3人を繋ぐパン屋さん夫妻。
パン屋の奥さんは美人だった・・・。

ミュージカル風で、セリフに、ときどき音楽が付く。
美男と言えば、美男と言えないこともない・・・王子様兄弟・・・私は、次男の方が好みかも・・・?

字幕の翻訳が上手いのか、或いは、映画の脚本が、平坦で、分かりやすい英語を使っているからなのか・・・出演者が、クセのない英語を話しているのか・・・そのヘンの区別は、つかないけれど、理解不能なスラングなどはなくて、教科書通りの英語だったような気がする(気がするだけかも)。

私が、タイトルをつけるなら『もう森へなんか行かない。』・・・こんな小説ありましたかね?
そんな結論の映画だと思う・・・・(まるっきり、違います)。




カルメンちゃん③/赤と青②

2015-03-18 23:14:51 | Weblog

くもりがちながら、晩春のような暖かさ。


コンゴウインコのカルメンちゃんは、少しくすんだ赤い羽毛と瑠璃色の長い尾羽をもった鳥である。

赤と青。

三原色の内の二つの色を持っている。
色の三原色は、赤・青・黄色・・・で、この3つの色があれば、殆どの色が作り出せる・・・らしい。
鮮やかで、美しい鳥だ。

赤と青・・・。
この二つの色は、相剋の色かもしれない。
赤は、暖色、青は、寒色。

以前、この拙なブログの中で、韓国の時代ドラマの衣装や、風呂敷などの表裏に、青と赤が使われていて、本邦では、あまり組合せない・・・というか、ちょっと合わせるのが、難しい色なのかもしれない・・・なんてことを書いたような気がする。

青い衣装にちょっとだけ、差色で、赤を入れるとか、その逆で、赤い衣装に青の差色・・・なんていう使い方は、するけれど、青いスカートに、赤いセーターとか・・・色の彩度や明度にもよるけれど、原色で使うには、ちょっと難儀だ。
どちらの色を使うにしても・・・多分、着用する人の肌の色が大きく関係するのかもしれない。
因みに、私は、赤と相性があまり宜しからざるようで、原色の赤を着用すると、顔が緑っぽく?なってしまって、全くダメなようなのだ。

赤いルビーと青いサファイアのコラボレーションリングを、カタログでみたけれど、やはり相剋で、殺し合う色なのだろうか・・・お互い、三大貴石のうちの二つで、あとのひとつは、エメラルドだったと思うけれど、同じカラット数で、同じカットの3つの宝石を組み合わせるとどんな風になるのだろうか・・・。
過去に王族だとかの身を飾る装飾品には、あるかもしれない。
これは、権威とかの象徴だから、派手な方がよさそうだ。

その宝石のような色をもつコンゴウインコのカルメンちゃんだけれど、あの鳥が、30年から40年くらい生きるとして、あのペットショップのあるホームセンターは、存在するのだろうか?
或いは、カルメンちゃんは、何処かのお金持ちの家で、飼われて寿命を全うするのか・・・そんな、余計な心配などしてしまうのだった。



カルメンちゃん②極彩色の静寂

2015-03-17 23:01:31 | Weblog

日曜日(15日)の観月会へ向かう途中、相方は、ちょっと遠回りをして、一つ手前のインターチェンジから、1区間だけ高速道路を走ってくれた。私が、この高速道路を走ったことがなかったので、一度、通ってみたいと言っていたから。

春霞に霞む街を抜けて、以前から会いたかったオウムのカルメンちゃん(2015年1月14日の拙ブログをご参照下さい)のいるホームセンターのペット館に寄った。

日曜日の夕方。
ホームセンターは、混雑していた。

相方の住む街のホームセンターの一角にあるペット館も、子供連れや、犬を連れた人達で、賑わっている。犬や猫は、当然いるし、小鳥や金魚、亀、子ヤギまで居た(売れるのだろうか?子山羊・・・ヤギ座の私には、ちょっと他人〔他山羊〕とは、思えなかった)。

鳥類のケージの片隅に、オウムのカルメンちゃんは、居た。

相方のいうように、真っ赤な羽と青い尾羽、見るからにカラフルな熱帯の鳥だ。
他にも、カラフルなオウムやインコがいたけれど、カルメンちゃんの存在感は、超ド級だ。
そこにいるだけで、カルメンちゃんなのだ(私達が、勝手に、カルメンちゃんと呼んでいるけれど、カルメンちゃんの性別は、不明であった)。
不思議な鳥だ。

カルメンちゃんは、正確には、オウムではないらしい。

ケージの片隅に取りつけられたポップには、『コンゴウインコ(スカーレット)』と記されている。
インコのようだ。
カルメンちゃんは、その派手な色とは、対照的に、とても大人しく、ちょっと眠たそうに、目を、ぱしぱしと瞬かせていて、動きもゆっくりだった。

相方は、

『カルメンは、もっと静かな場所で、ゆっくりさせてあげたいね。』

と言った。

犬の鳴き声、子供の叫び声、ザワザワしたヒトゴミの喧騒の中、カルメンちゃんは、静かに、ケージの中いる。
静寂な佇まい。
カルメンちゃんは、その静かな存在感で、ソコにいる。
カルメンちゃんの居る場所が、カルメンちゃんなのだ。

カルメンちゃんのケージの前には、いつも人がいる。

カルメンちゃんは、目立つ鳥だけれど、ケージの外には、興味がないようで、頭を背中につけて、背眠を始めた。
寒いのかもしれない。