鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

化粧

2013-04-30 00:15:51 | Weblog
私の現在のメイク道具と言えば、おまけで、もらったアイメイク用のパレットが1個(全然、つかってないけれど)と、薄いリップが、あるくらいで、ファンデーションなどは、所有していない・・・。

要するに、俗にいう、スッピン・・・というか、余計な・・・というか、無駄な抵抗は、やめて久しい。

それなので、会社や、たまに都内で出る折の電車の中でみるファンデーションべったり、だまだまマスカラ・・・なんていう女人の近くには、寄りたくない。
見たカンジ、窒息しそうになるからだ。

私個人としては、基本的(生物学的)に女の部類にはいるようなので、男性の好みは、解らないけれど、ああいうベタベタ不潔な感じのする肌って・・・どうなんだろう。

キスするとき、自分の唇に、移るあの油分の多い赤い物体については、ノープロブレムなのかどうか・・・???

まあ、脱がせるまでの手順ってことで(脱いで、暗がりならば、別にかまわないか・・・)。

癇性病みだとか、神経質な人間なら、御免こうむりたいところだろう。
(文人の泉鏡花のような潔癖症は、奥さんの鈴さんが作ったもの以外には、手をつけなかったそうだし、階段を掃除するのも上段・中段・下段と雑巾を分けていたそうで、それくらい潔癖だと、女人のメイクなんぞ、もっと煩かろう・・・と思える)

天性の肌の美しさで、頬に触れると、手がぴったり吸い付くような・・・そんな柔らかい質感の肌だったら最高だと思う。
全身そうだったら、言うことないんじゃないかと思う。
絹のようにさらさらしていて、それでいて、脂肪質というか、優しい柔らかさを備えた上質の肌。
脚なんぞ、いつまでも絡ませていたくなるような・・・これぞまさに、上質・・・。

・・・化粧から大分逸脱してしまった・・・
いつものことである。

この先、私が、きちんと普通?に化粧する日は、たぶん、自分が死んだときだろうな・・・と想像した。
所謂・・・死化粧・・・って、奴ですね。
絹の粉とワイルドローズとゼラニウム・・・の白粉。
これに、薄っすらと桜色の口紅でも引いてもらえたら、言うことなし。

・・・それよりもまず、ちゃんと棺に収まれるような最後を遂げられるのだろうか?



世界が終わる日・・・。

2013-04-29 02:16:53 | Weblog
『私』の世界の終わりを告げる第一報。


状況が、時間を追う毎に、明らかになってくる。

わずかに残った甘い期待も、打ち砕かれて・・・。

私は、奈落の闇に置き去りにされる。



『私』の世界の終わりを告げる第二報。

立っているのも辛いのに、『私』は、普通の顔をして、仕事を続ける。

気丈な女を装っていても、脚は、ガクガク震えているし、
もう、先が、全く見えない・・・。

揺さぶり続ける感情は、もう The Endのテロップを出し続ける。


・・・それでも・・・

『私』の呼吸は、止まらない・・・。

『私』世界は、終わったはずなのに。

目の前は、Black Out ・・・。

でも、こんな状況は、いつも脳裏の片隅に巣食っていて、
再現フィルムを見るように、スローモーションで、何度も、何度も再生される。
何時しか、現実のものとなるのを、私は、予知していたはずなのに・・・。

Black Out・・・
Black Out・・・
Black Out・・・

『私』の世界が終わった日・・・。



散文的な日々・・・。③

2013-04-25 00:10:07 | Weblog
終日雨の水曜日。
夜になって、雨脚が強くなる。

そして、また、日付が変わってしまった。


・・・何をするにも、物憂くて、気持ちが前に向かない。

再び、闇に沈み込んだような日々なのに、雑用だけは、てんこ盛りだ。

明日・・・いや・・・もう今日か・・・。
今日は、月に一度の古紙回収の日だから、少し早く起きて、溜った通販のカタログとダンボールを、捨てないと・・・。

明日は・・・いや・・・もう今日か・・・。
会計の前半の締日だから、残業になるな・・・。

会社のデスクの抽斗の中のチョコレートは、もう残り少ない。
コンビニエンス・ストアで、買っておかなきゃ。

週末にオーダーした三冊の本は、つまらないものばかりだ。
買わなきゃ、よかった。

連休に入る前に、ほうじ茶を買っておかなくては。
それと珈琲。
ゲロルシュタイナーも、残り少ない。

残業だから、パン屋は、閉店してるよな・・・。
夕方6時までしか、空いてない店だもんな。

冬のコートは、クリーニングに出さないといけないし、車も汚いから、洗車しとかないと・・・。

この間、掃除したばかりなのに、階段は、埃だらけになっているし。

セルジュルタンスの香水も買っておかなくちゃ。

5月になったら、あのひとに会えるかな・・・?
忙しいから無理かもね・・・。

・・・そんなことばかり、考えているから、すぐに日付が変わってしまう。



散文的な日々・・・。②

2013-04-24 00:05:26 | Weblog
今日というより、昨日というか・・・またもや、ぼんやりと考え事をしているうちに、日付が変わってしまった。

今週は、月曜日が、生産調整で、休日だったので、昨日(23日)が、週の始まり。
週の始まりと言っても、工場内で、休業なのは、私の勤務する部署と隣の事務所の品質保証関係の部署だけだから、他は、稼動していた訳で。

・・・ああ、会社なんて、行きたくないよな・・・と毎朝、毎朝、思いながら、出社してみると、デスクの上は、出張旅費の精算書だの、専決伺いだの・・・よくも、まあ、人のデスクにコレだけ、書類を置けるよな・・・と思う位、重ねてある。

・・・パソコンを立ち上げて、電子メールのチェック。

ああ・・・訃報だよ。
会社から出る香典受取りにいかにゃ・・・。
(同じ課の人のご家族なので、私も香典の表書きしなきゃ・・・筆ペン、筆ペン・・・なんてのは、嘘。実は、母親に頼んで、香典袋の表書きを、筆書きして貰ったものを、デスクの引き出しに、ストックしてあるのだった・・・。筆字苦手なのよね。)

・・・週明けに、発注する大量のコピー用紙も、月末だから、早めに入れとかんと・・・。

・・・現場サイドで、使う社内携帯電話の回線申請したのが、先々週だったけれど、仕事の超遅い○○部にしては、珍しく(普通に)仕事をしたようで、現物が、デスクの上に、4台程、届いていた。どうせなら来月で、よかったのに・・・。なんで、こんなときだけ、早いんだろうね・・・???
(USED品で、異様にベタベタして、埃っぽいから、触るものイヤだ)

おっと・・・社内メール便の回収に行かんと・・・。

ばたばた・・・バタバタ・・・そんなこんなの週明けで、午前中は、終わってしまった。

会計の一次締めは、明日なのに、まだ何もできてないや・・・。

残業するかなぁ・・・。

・・・と言った散文的な取り留めもなく、忙しいのに空白なゴールデン・ウィーク間近の週明け・・・。

・・・って、コレの一体、何処が散文的なんだ・・・???


散文的な日々・・・。

2013-04-23 02:05:36 | Weblog
気温の上がらない晩春。


マンネリのネタ切れ状態で、ブログが書けないでいる。

それなので、適当に、文字を並べた散文的な詩のような文体で、お茶を濁している日々である。

詩作でも、韻律を踏んだり、定型とよばれるお作法もあったりするから、詩作するなら、きちんと勉強したうえで、書くべきだとおもっているけれど、私の書く詩(もどき)は、純然たる詩ではなし、洗練もされず、ただ、このブログ内に、虚しく存在しているに過ぎない。

詩作に限らずとも、文学、音楽、絵画・・・なんてものは、読んだり、聴いたり、見たりした瞬間に、何だか、解らないけれど、魂というか、心の奥底に、何か『ガツン!』と感じるものがあれば、それは、天性の芸術以外の何もでもない。

だから、たとえ、万人に受け入れられずとも、世界にたったひとりしか感じてくれる人がいなくても・・・、その『心に響くガツン!』を感じてくれれば、その作品は、極上であると思っている。

・・・だからといって、それが、どうした・・・と言われれば、ただ・・・ソレだけなんです・・・と言うしかないのだけれど。

芸術とは、直接関係ないけれど、以前は、『努力』すれば、なんでも叶うと思っていたときがあった。
でも、それは、あっさりと裏切られた。

・・・努力して、開花する天才は、たぶん、確かに存在する。
けれども、そんな『努力』などしなくても、生まれながらに『天才』であるひとのほうが、圧倒的。なにしろ、天から与えられるものだからだ。

特に、声楽。
生まれながらに、持つ『声』がないと、成り立たない芸術のひとつだろう。

歌が上手い・・・と言われるひとは、多い。
歌唱力の問題で、これは、たぶん、技術を習得すれば、或る程度は、上達するし、天才・・・の域に達することもできるかもしれない。
・・・ただ、天性の『声』とセンスに恵まれたひとは、普通の人の半分以下の努力で、楽々とハードルを越えていく。
努力だけでは、如何ともし難いその『差』をみせつけられるような思いがする。

・・・またまた意味不明な内容になってしまった本日の散文的ブログ。



an answer・・・?

2013-04-22 02:17:51 | Weblog
雨続きの週末。寒の戻り・・・か・・・?
本日も、休み・・・。


どう考えてみても、答えは、ひとつ。
(二次方程式なんかは、XとYのふたつの解があるけれど)

本当に、どう考えても、答えは、ひとつ。

それなのに、心は、ソレを否定している。

でも、やはり、結果は、決まっている。

それなのに、心は、違う・・・と言う。

簡単な方程式のように、答えが、決まっているといいのだけれど。

何故、自分の出した答えに、反発するのか・・・???

いつも、いつも・・・直感は、正しい。
それなのに、心は、ダダを捏ねる。

私の理性は、正しい道を指し示すのに、心は、反対方向へ行きたがる。
感情に従っても、いつも、破滅に向かうばかりなのに。

私の理性は、いつも正しい。
最初に感じたことが、答えなのに。
いつも、ふらふら、迷ってしまう。

An answer ・・・正しき答えを・・・
An answer ・・・麗しき解答を・・・
An answer ・・・迷いなき心を・・・

そんな答えをもとめても・・・。
素数の闇に、引き摺りこまれるだけ・・・。



無意味

2013-04-21 02:07:24 | Weblog
終日、曇り。夕方から雨。寒の戻りの週末。


生産調整で、土曜日から3連休。
月末の会計ピークなのに、休みだなんて・・・。

・・・という訳で、ゴールデン・ウィーク前の有難くない3連休だけれど、何をするでもなく、ぼんやりと日を過ごしてしまった。

小さな小さな宝石箱から、お気に入りのルビーとダイヤモンドのリングを取りだして眺めたり、ぼんやり考え事などしているうちに、えっ?と思う位時間が経ってしまっている。

だって、さっき、時計を見てから、なんで、こんなに時間が経っているの?

どうも、時間泥棒が現れたらしい・・・???

愚にもつかぬことばかり、考えていて、気が付くと、日付が変わっている・・・。

あああ・・・!
・・・と絶句しながら、この無意味な『ぼんやり』を、何処かへ捨ててしまいたいと思ったりしている。

こんなことなら、方程式のひとつも解いていた方が、ずっと有意義ではないか(・・・しかし、私の現在の生活に、簡単な方程式ひとつ解いたところで、別に、なんのメリットもないのであった・・・これも、無意味なことには、違いないのだけれど・・・)。

結局、何をやっても、やらなくても・・・。
無意味な人生には、違いないか・・・。

真夜中に、濃い焙じ茶なんぞ、淹れて、無意味感に浸っている。

なにやってんだか・・・(結局、何もやっていないんだよね?)

なんだか、今までの自分の人生みたいで、イヤになってきた。


終日・・・こんな思いに捕らわれている無味乾燥な連休中。


(括弧で括る)。

2013-04-19 22:52:41 | Weblog
初夏の気温から、一転。
忘れかけていた冬を思い出す。


詩人・西脇順三郎の詩に『天気』と題された詩がある。



(覆された宝石)のやうな朝

何人か戸口にて誰かとささやく

それは神の誕生の日



朝を形容する(覆された宝石)と、括弧で括ってあって、この括弧で括るというのは、方程式を習う前の四則演算なんかでも、まず(  )の中を計算して・・・という手順がある。
そして、この(   )で、括ってみると、割と簡単に計算できることが多いし、正(プラス)、負(マイナス)の乗算などは、随分とすっきりするような気がしている。

私の書く文章も・・・とにかく、(  )付が多いので、ちょっと(・・・イヤ・・・相当)読みにくいかもしれないけれど、この(   )で括らないと、文章が、出来ない。
この(  )付の文章が、抜群に上手いのが、森鴎外の長女・森茉莉だと思っている。
真似をして、書いては、みるものの、やはり、猿真似の猿以下になってしまう。

私の場合、背景の説明が下手なせいか、(  )で、括らないと、ダメなのね・・・たぶん。


さて、この西脇順三郎の詩。
光の散乱の散乱する美しい朝の光景から始まり、(美しき)神の生誕を寿ぐような透明な空気感のある大好きな詩だ。

湿度の低い・・・清明の朝か、もう少し季節が進んで、初夏の頃の爽やかな朝を連想させるのに充分だ。

たった・・・三行で、ここまで、表現できるのは、天才ならではの研ぎ澄まされた感性なのだろう。

・・・本当は、もっと、(  )付の文章で、書くつもりだったのだけれど、どうも思ったように、カッコよく?書けないでいる。

詰まるところ、コレもやはり文才の無さ・・・なんだろうと自己嫌悪に陥ってみたりする。


爛熟する春

2013-04-18 22:50:02 | Weblog
初夏日和。ハナミズキが咲き始める。

(下手な詩作を試みる・・・)



春が熟れゆく。

霞んだ物憂い熱気が、夏を予感させるとき・・・

春が熟れゆく・・・。

物憂く、気怠い午後の光の中で、爛熟する春が通り過ぎていく。

腐って落ちてゆく前に。

春雷が、二人を引き離す前に・・・。
凶暴な夏が来る前に・・・。

あなたの瞳の奥に眠る『私』を探して。

あなたの瞳が閉じられる前に・・・。

あなたの瞳の奥に眠る『私』を探して。

探して、探して、探して・・・探し続けて・・・。

春が熟れて腐っていく・・・。

気怠い光の中で・・・狂喜乱舞する花びらの中で・・・。





バベルの塔の崩壊

2013-04-17 22:45:11 | Weblog
夏日・・・なのに、私の勤務する事務所では、事務服支給で、いただいたカーディガンを羽織って丁度いい気温。


製造技術用語関連の英訳版が、配布されたけれど、縁の無い世界で、どっちかっていうと、輸出・輸入の通関関係の英文書類の方が、やや馴染がある・・・。
馴染があるっていったって、請求書の明細について来る主に、輸出元・輸入元の保険の負担だとか、その程度。

最近は、翻訳ソフトがフリーで使えるから、意味不明な単語なんかを、辞書感覚で、調べるのには、便利なのだけれど・・・。

私の書く文章がヘンなのか・・・英訳したものが、上手く翻訳されているかどうか、逆に和訳で、変換してみると・・・何だか、本当に、おかしな、ヘンテコな文章になっている。

・・・動詞の位置が、悪いのか、格助詞落しがまずかったのか、主語が抜けているからか・・・

ほんとうに、コレ日本語?ってくらい、ヘンな日本語に翻訳されている・・・。

よくよく、考えるに、たぶん、小学生の書くような簡潔で、解りやすく、簡単な文章程、正確に訳せるのだと思う。

・・・つまり、私の文章は、機械が、文章として、認識しないんだろうなぁ・・・と思ったりする。

バベルの塔の崩壊以前は、世界の言語は、共通で、みんな同じ言語を話していたのに・・・。
世界は分割されてしまったわけで。

・・・再び、よくよく考えると、同じ言語を話してしても、意思疎通って上手くいかないんだよね・・・。
それを或る程度、勝手に、翻訳して、変換しているから、たぶん、相手になんて、ほとんど伝わっていないのではないか・・・とさえ、思える。

恋愛なんかもそうかもしれない。
きっと、『私』が、思うほど、『あなた』は、『私』のことなんて、考えてない。

だってさ・・・。仕事が、忙しいんだもの・・・。

・・・仕事が忙しい・・・って、結構、便利に使えるイイワケだよな・・・。

たぶん、最高の免罪符。

だって、仕事じゃ、仕方がないもの・・・。デートが、キャンセルされたって。