鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

破眠

2013-11-30 22:50:09 | Weblog

穏やかな晴れの土曜日。


腰痛が寛解しても、寝たり起きたりの生活をしている。

かの明治の文豪・森鴎外の長女で、文筆家である森茉莉氏の随筆『贅沢貧乏』の記述に、

『昼夜絶え間なく湯たんぽを熱くして、寝台に埋まり、マルセル・プルウストを、気取っている』

という一節がある。


炭火を扱うことが出来ないし、石油コンロを操作することも出来ない、プロパンガスにストーブが取り付けらない・・・といった理由から、森茉莉氏は、寒い冬には、たぶん終日、ベッドの中にいらしたのだろうと思う。


会社勤めから、逃れてみれば、憧れの森茉莉的生活をしている・・・。


私の場合は、電気ストーブが、あるので、湯たんぽの利用はないけれど、起きるのは面倒だし、電気ストーブでは、部屋の中は、そう暖かくはならないし、エアコンの暖房は、あまり好きでない。
それなので、今の処、終日、横臥している。
・・・そして、身体を横にしていると、あの沈むような憂いのある眠気が、来るようになった。

穏やかで、優しく、そして、少し憂鬱で、不安な感じを伴うあの極上の眠気が・・・。
あの感覚に憑りつかれると、もういけない。
以前は、会社勤めなどしていたときなど、もうその日の朝は、休暇をとりたくなるくらい魅惑的な眠気・・・だったのだ。

・・・それが・・・去年の夏から、一向に訪れなくなって、不眠の度合いが増して行ったのだった。

それが、ここへきて、再び、戻ってきた・・・よいのか?悪いのか・・・?

さて、そんな眠気の中、世間のひとが、活動をしている時間帯・・・朝だとか、昼だとか、夕方だとか・・・そういった時間帯に、この愁いのある極上の眠気が舞い降りてくると、眠ってしまう。
ヒトとして、眠るには不適切な時間だけれど、眠っている・・・。

それが・・・。
そういう極上の眠りの中にいるときに限って、相方は、電話をしてくる・・・。


眠りは一瞬にして破られるのだった・・・。


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隠棲②

2013-11-29 22:36:56 | Weblog

朝方、冷え込む。


この10日間というもの、腰痛で、寝込むハメになっていて、昨日初めて、自宅から外へは出てみることにした。

久しぶりの家の外。
そろそろ、師走。
街の中も活気づいているようだけれど、私には、無縁のこと。

家人以外、誰とも会話はしていない・・・。

誰とも会話がない・・・というのは、少し違うかもしれない。
朝と夜・・・相方が、電話をしてきてくれる・・・。
それ以外は、誰とも会話をしていない。

仕事をしていたときでも・・・。
あまり会話をせずとも、済んでいたし、退職前の2ヶ月は、あの会社で、一番仲よくしてくれた人に仕事を差し出すことになって、以前のように、世間話をすることも少なくなってしまっていた。

今は・・・。

自分自身と会話をしている時間が一番長い。

こうして、隠棲していると、もう外には出たくないと思う。

電話で、会話をしているとはいうものの、相方とも2週間会っていない。

それでも・・・。
特に不自由だと思わない。

仕事・・・探さなきゃ・・・。

このまま、どんどん、ダメになってゆく・・・。

それでも・・・いいか・・・?




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隠棲

2013-11-28 23:26:51 | Weblog

曇りがちながら、暖かい一日。

隠棲・・・して、84日目。
もうすぐ、3カ月目・・・。
ホンっとに、何もせず、終日過ごしていて、未だ、本すら読んでいない。

このまま、廃者(すたりもの)に成る日も近かろう。

そんなわけで、腰痛も寛解の兆しを見せ始めたし、車もたまには、乗ってやらんと・・・、そして、これまで、避け続けた現実・・・ハローワークへ、雇用保険の手続きに。

・・・しっかし・・・なんで、ハロワ・・・なんでしょうかね?
失業者を、おちょくってるのかね・・・?そんなネーミング。
イメージだけでも、明るくしようみたいな・・・?職安だと、悲惨?な感じが、あるかもしれない。

・・・もう、二度とここに来ることもないだろう・・・と、タカを括っていたのだけれど・・・。
再び、来ることになろうとは・・・。

しかも、以前の場所から、少しは離れたところへ移転した先は、ショッピングモールの中にある某店舗の二階。
午後2時。駐車場は、既に満杯。
仕方がないので、同モール内のスーパーにパークさせていただく。

・・・1階は、家具などを扱う店舗と紳士服店のようで、ハロワへの入り口がよく分からない・・・。
どうも、西側のようだ・・・とアタリをつけて、建物の中へ入る。
何故か?シースルーのエレヴェーター・・・ここ本当に、お国がやってるんだろうか???

離職票など持参して、総合案内の窓口へ。

あれやこれやで、1時間後。
『次回は、12月5日の説明会へ来て下さい。』
と言われて、解放された・・・。

帰りに、車をパークさせていただいたスーパーで、食糧品を買い込む。

風は強いながらも、気温は、高めだ。

コンビニで、県・市民税と国民年金保険料を支払い、ついでに、カフェモカを購入。

なにやら、惨めなような・・・そして、自由なような・・・そんなヘンテコな気分になったりした。




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くんくん・・・。

2013-11-27 22:42:14 | Weblog

曇りがち。

失業が決まってからというもの・・・。

相方は、週に1度は、夕食に誘ってくれる。
以前は、1ヶ月に1度くらいしか会わなかったのだけれど・・・。

連れだって歩くことも多くなった。
相方は、身長が、175cm、私は、153cmと22cmの差があって、チビな私は、大抵5cm以上ヒールのある靴をはいているけれど、その身長差だと、相方の顎あたりに私の頭の位置がくるようで、相方は、時々、私の髪の匂いをかぐ。
汗をかいた日(かかない方が珍しいけれど)などは、やめてもらいたい。

『シャンプー変えないでね。』

相方は、笑いながら言う。
現在、使っているシャンプーがいたくお気に召しているようだ。

『・・・このシャンプーね。イタリアのヤツでね。(値段が)高いんだよ。わたしには、もう収入がないから、今使っている分が無くなれば、もう買えないかもね・・・。』

今はまだ、そう逼迫した感じはないけれど、先月、最終給与を貰って以来、私の銀行預金口座に、入金があることは、なく、現在の残高から減る一方なのであった。
そんなことを言うと、相方、少し考えて、曰く。
『それ、いくらするの?』
『250ml入りで、2,500円くらいかな。』
『ふうん。スーパーで売ってるヤツの10倍くらいなのね?』
『うん。今の私の身には、全くそぐわないシャンプーなんだけどね。』
『じゃあ、買ってあげるよ。だから、シャンプー変えちゃダメだよ。』
私の頭に鼻を近づけて、くんくん・・・する。
くんくん・・・だの、もぐもぐ・・・(拙ブログ11月6日ご参照)だの・・・私達は、人間失格かしらん・・・

男性は、薔薇の香りが好きだと聞いていたけれど、相方もか・・・。

・・・だけどなぁ・・・シャンプーくらい自分で買うし、今年春の個人的経済危機以後は、節約しようと思っていたけれど、それも上手くいかなくて、結局、この現在の収入にそぐわないシャンプーを使い続けている訳なのだけれど・・・。
それに、以前、使っていたやはりイタリア製だけれど、薔薇とラヴェンダーのシャンプーに変えようかと思っていた矢先・・・。

この薔薇とラヴェンダーのシャンプーも大好きで、価格も、今使っているものよりは、やや安価なのだった・・・。

好きなシャンプーくらい遠慮なく?自分で買いたい・・・と思う失業中の私である。




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贅沢な日々。

2013-11-26 22:54:45 | Weblog

暖かな冬晴れ。


私は、一生、会社勤めをして働くのだと思っていました。
この身に、病気か事故でも起きない限りは、毎朝6時半には、起床して、会社に行かなくてはならないのだと思っていました。

その予想は、全く外れて、今は、何の仕事もしていません。

そんなことは、あっていいはずがないのですが・・・。

私は、今、ものすごく、贅沢な日々を過ごしています。
何故なら、嫌いな仕事をしなくてもいいからです。

会社勤めは、大嫌いでしたが、その反面、会社に行きさえすれば、月々、決まった額のお給料がいただけるのだから・・・と自分を騙して、騙して、騙しぬいて、嫌いな仕事を続けてきました。
たぶん、自分から、辞めることは、しなかった思います。

無理やり、引導を渡されて、退職の憂き目にあいましたが、それはそれで・・・。

だから、今、ものすごく贅沢な日々を過ごしています。

いつまで、続くのかな・・・。
いつまで、続けるのかな・・・。

先の見込みは、全くありませんが・・・。
不安ばかりな毎日ですが・・・。

ぐうたらしています。
頭が痛くても、会社へ行かなくてよいのです。
身体が、怠くても、会社いかなくてもよいのです。
どんなに眠くても、起きなくてよいのです。
寒い朝も暖かい蒲団の中から、無理やり、起きなくてもよいのです。

・・・こんな暮らしは、一生できないと思っていました。
毎日、毎日、働かないといけないと思っていました。

だから、いまは、物凄く贅沢な日々を送っています。
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Butter(バター)

2013-11-25 22:52:54 | Weblog

三週間前の土曜日、少し早めの夕食で、ミックス・サンドウィッチを食して、バターの美味しさを再認識しましたが、市販のバターを、一番小さな箱で、購入しても、全部使い切らない内に、賞味期限が切れてしまう・・・なんてことを書きました。
毎朝、パン食ならば、全部使い切れるだろし、週末などの休日を利用して、お菓子やパンなどを作るのなら、無駄がないのでしょう。
・・・勤め人であった頃は、朝食など食べた記憶はないし、週末のお休みは、日頃の寝不足解消のため、一日中、床に伏していたりして、とても製菓づくりなどの気力もなくて・・・。
そんなこんなで、やはり、バターの箱買いは、無駄になるばかりでした。

でもなぁ・・・朝、食欲があるのならば、あのトーストとバターの美味しさは、特別だし、ブリオッシュだとか、フルーツケーキなんかも、珈琲とは、最高の相性だしなぁ・・・。
そんな未練もあるのでした。

バターは、美味しい。
お料理にも、パンにも、お菓子にも・・・。
絶対、必需品なのよね・・・。

あの色の名前にもなっているバターイエロー(着色料だったか、添加物だったかの名称だけれど、あの淡いクリーム色を連想させる優しい色合いは、バターならではのもの。)
仄かに、優しい色をおびた油脂の固まり。
魅惑の食べ物。

そして・・・(現在は、食材の虚偽表示なんかが、明るみに出ているけれど)、フレッシュ・バターという名称の出来立てほやほやのバターなんか、食べてみたい気がしています。
語感がいいのよね・・・フレッシュ・バター・・・出来立てバター。

・・・ところが・・・。
市販の生クリームから、バターが、比較的、簡単にできることを最近知りました。
脂肪分45%以上の生クリームと塩を、ペットボトルにいれて、撹拌するだけ・・・。
それで、バターが出来てしまう・・・ということでした。

それならば・・・。
今度、自宅で作ってみよう。
あの小さな生クリームの容器ならば、出来る量もたかが知れているし、出来るものは、憧れ?のフレッシュ・バターなのです。

トライしない・・・なんてことは、ありません。
今は、失業中。
時間は、ありあまっておりますからね・・・。

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紅葉狩り

2013-11-24 22:53:46 | Weblog

爽やかな晩秋。


本日の画像。
自宅のもみじの木が、真っ赤に染まり始めました。


2日前には、まだ、緑色だったのに、一晩、二晩で、もう赤くなっていました。

お勤めしていた頃の朝は、忙しくて、とても写真撮影・・・なんて時間はないし、帰宅時は、もう真っ暗だから、ライトアップでもしないと無理ですし、紅葉の美しさは、何と言っても、太陽光に透かした色が一番美しいと思うし・・・それでは、休日に・・・なんて思っていると、もう既に、散ってしまっていたりして・・・ということで、自宅にもみじが、ありながら、なかなか、画像にすることが出来ずにいました・・・。

自宅には、5本のもみじの木があって、以前は、もっと勢いがあったのですが、老木化してきているし、肥料など与えていないから、細る一方です。

でも、今年は、圧巻だなぁ・・・と思い、二階のベランダから、眺めるも、やはり、接写したくて・・・7日ぶりに外へ、出た次第。
腰痛で、寝込んだりしているし、もともとの引きこもりだから、ますます自宅の外へは出ておらず・・・。

そんなこんなで、わずか10分程度でしたが、紅葉狩り。
(・・・果たして、紅葉狩り・・・と言っていいのか悪いのか・・・???)

そして、もうすぐ・・・本格的は、冬の訪れ。

名残秋 赤き紅葉に 陽は暮れゆく・・・(お粗末)


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かの地へ(東京ディズニー・リゾート)⑤復路(帰国)編

2013-11-23 22:51:21 | Weblog
乾燥した冬晴れ。


(昨日の続き)

アトラクションのほとんどが、ジェット・コースター系で、その中の最大の目玉『インディ・ジョーンズ・クリスタルスカルの洞窟』のファストパスを取得したけれど、予定時刻は、19:00から・・・ということで、それまで、園内の比較的待ち時間の少ないアトラクションを巡る。

『センター・オブ・ジ・アース』の垂直に近い様な落体観で、ジェット・コースター酔いをおこし、フラフラするので、30分くらい休憩させてもらった。

初冬の夕暮れは、早い。
そろそろあたりも暗くなって来て、寒くなってきたので、ホテル近辺のカフェで、人工湖上のショーの時間を待つ。

湖周辺には、来場者が集まり、イルミネーション・映像・音楽のショーの開始を待っている。
ミッキーマウス対魔女というストーリー。

巨大なドラゴンの噴く火炎に、相方一言。

『あのドラゴンの首を動かすのは、力学的に難しそうだなぁ・・・。素材は何だろう?紙だと燃えてしまうだろうし・・・???』

設計屋の血が、騒ぐらしい。

約30分のショーの後、まだ少し時間があるので、3D映像の楽しめる『マジック・オブ・シアター』へ。
この映像をみて、インディ・ジョーンズ・クリスタルスカルの洞窟・・・で、今日の予定は、完了。

時刻は、20時すぎ。
車に乗り込んで、帰宅の途へ。

都心に近付くにつれ、イルミネーションに彩られた、スカイツリーと並走する高速道路。
初冬の夜景が、美しい。
(・・・この夜景の中だったら、ずっと走っていたいなぁ・・・もちろん、私は運転しないけど)
そんなことを思いながら、一路、北へ。

北へ行くたびに、周辺が暗くなって、灯りも少なくなっていく。

往路4時間20分・・・復路1時間40分・・・。

虚構の国より帰国した私達は、再び、現実の世界に戻ってきた。
現実の世界も、初冬の色合い・・・。

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かの地へ(東京ディズニー・リゾート)④入場編

2013-11-22 22:53:30 | Weblog

穏やかな初冬の日差したっぷりな一日。


(昨日の続き)

平日なのに・・・人・ヒト・ひと・・・何処も、かしこも、行列ができている。

そして何より、ここは、果たして、本当に、千葉県・・・なのだろうか・・・と思う異質の空間。
疑似外国・・・しかも、相当デフォルメされた・・・そんな雰囲気。

道行く人達も、世界で一番有名なネズミさんのお耳や、そのネズミさんのガールフレンドの赤に白い水玉模様のカチューシャをつけたカップル、うさぎさんのお耳のかぶりものの女の子のお二人さん、様々なキャラクターのかぶりものをしたお客さんで、賑わっている。ここは、カブリモノ天国、ここは、異質の空間・・・誰もが、日常と違った体験が出来るところ・・・らしい。
似合っていても、似合わなくても・・・誰も、何とも思わない世界。
それが、ルール。

カップルさん、修学旅行とおぼしき制服姿の学生さんの一団、お子様連れのファミリー、そして、何より、かなりなご高齢とお見受けするご婦人方、更には、車椅子での来場者(身体が、御不自由な方は、優待制度があることは、聞いていたけれど・・・)に、驚く。
・・・老若男女・・・全ての世代が、集い、楽しむところ・・・のようであった。

相方曰く。
『ここを歩いている人達は、疲れた顔をしているひともいるけれど、みんなが幸福そうでしょ?』

そういうところらしい。

虚構の楽園・・・多分、そんなところなのだろうか・・・。

私は、捻くれているせいか、あの日、あの場所で、一番、不幸そうな顔をしていたに違いない。
こういう場所を訪れていても、今現在、私に押された社会的烙印は、『失業者』なのである。
・・・いや・・・失業者だって、入園料を払えば入れてくれるけれど・・・。

そして、ちょっと不快だったのは、入場ゲートでの手荷物検査(拝見)だった。
そんなことも意に介せず、夢の国には、楽しいことしか待っていないかのようだったが・・・。
夢の国を支えているであろうスタッフ(キャストという名称らしい)は、約2万人・・・ほとんどが非正規雇用社員だと聞いた。彼らの仕事は、どうなのだろうか・・・1日中、同じこと繰り返し・・・あの営業スマイルも虚構の国だからこそ・・・なのだろうか・・・などと、要らぬ心配などしてしまう。

さて、今回は、『インディ・ジョーンズ・クリスタルスカルの洞窟』、『海底2万マイル』、『ストーム・ライダー』、『センター・オブ・ジ・アース』、『マジック・オブ・シアター』、ショーは、『ディズニー・マジック・オン・ザ・スカイ』を体験・及び鑑賞。
前出の4つは、ジェット・コースターのヴァリエーション。
絶叫・・・と言う程ではないけれど、いづれも、アトラクション終了間際に最高のスリルを提供するというプログラムのようだった。


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かの地へ(東京ディズニー・リゾート)③往路編

2013-11-21 22:50:35 | Weblog

冬晴れ・・・。

(11月16日からの続き・・・)

首都高へ入る前の埼玉県中央部で、事故渋滞に遭遇。
『普通だったら、2時間くらいで、着いちゃうのに・・・。』
日頃、冷静な相方は、相変らず、焦りもなく呟く。
(私としては、かの施設内で、並んだり、歩いたりするよりは、渋滞の方が、いいと思うのだった)

それでも早朝(夜明け前)の山などは、冬の美しい趣を湛え、緩やかに明けていく朝の気分は、久しく経験のないものだったことを思い出す。
平地でも色づき始めた木々が、朝靄の中、再び目を覚ましたようで、朝には、朝の美しさがあった。

東北道を南下中、白く雪化粧した富士山のお出迎え。

午前10時20分、かの地に到着。

舞浜の海は、穏やかな初冬の景色を映し出していた。
なんなら、この浜辺に1日居てもいいのでは、と思ったくらいだった。
平日だというのに、隣接の駐車場は、満杯。かなり遠くの立体駐車場にパーク。
それでも、次々と車が入ってくる。

『今日は、本当に、平日なのでしょうか?』

これから、先。何度もこのセリフを言うことになるのだけれど。
本当に、何処から、どれだけ『人』が、集まってくるのだろうか・・・。

『でも、この前の3連休なんて、もっとスゴかったんですよ。』
相方、今月2回目の来園らしい。
人気アトラクション・・・既に、140分待ち。
ファストパスを取得するものの、14時から・・・。
140分とは・・・2時間20分・・・並んで待つのか・・・私は、この時点で、既にうんざりしていた。
そして、このファストパスなるシステムやら、わずか数分のアトラクションのために、待ち続ける『ヒト達』が、何故に、これ程多いのか・・・と改めて、『この国(かの地)』の不思議な不文律に、驚いた。たぶん、それだけ待っても、アトラクションを経験したい・・・さぞや、物凄いモノなのだろうと思った次第。

相方は、これらのアトラクションの機械構造や技術に、興味があるらしく、遠心力だの、落下速度だの・・・計算しつくされた『遊び』の中の物理を体験するのが楽しみのようだ。
・・・つまりは、ジェット・コースター系が好き・・・らしい。

逆に、私は、苦手なのだろうか・・・コースター酔いを起こして、30分の休憩を余儀なくされたのだった・・・。


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