鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

悪夢のような2月も・・・。

2009-02-28 21:08:47 | Weblog
このところ、ぐずついていたお天気も、少し回復へ。
久しぶりに太陽光をみた気がします。

北欧などの陽の射さない冬ってこんなカンジなのだろうか・・・?と思ってしまうほど。

このお天気は、まるで、人の心を反映しているようで・・・。

先月の終わりに、友人の解雇通告があって・・・。
次は、ワタシか・・・という思いに捉われて、
『クビ洗って待ってるから・・・。』
と開き直り、それでも、そのことが、頭から離れず、F派遣会社への通達は、2月の始めにあったのに、
ウチの派遣会社とG派遣会社には、通達のない状態が、2週間以上、まさに、
『蛇の生殺し状態』が続き、心身ともに疲れてしまい、私的には、長い長い2月となりました。

一応、3ヶ月間の延長が決まったものの、一緒に仕事をしていた人たちは、ことごく去ることになり、来月・・・といっても、もう明後日から、潰したA工場の社員がこちらへ異動してくるから、一難去ってまた、一難・・・。

嵐は、続くよ・・・いつまでも・・・。

思えば、一昨年から、潰れるだの、無くなるだの・・・と大騒ぎをして、一向に終息しない日々が続いております。

こんな閉塞状態にいながら、今迄、かつてなかったライン操業の停止期間が1週間以上と、ホントに危機的状態なのね・・・この会社・・・と思います。

周囲は、そういう危機感よりも、目先の統合だとか、決まった無理なスケジュールをこなすのに一杯で、あまり危機意識がないようにも思えるのは、ワタシだけでしょうか?

次の大きな危機は、6月前後か・・・
派遣切りが一段落したところで、次に着手するのは、社員のリストラ・・・でしょうね。
たぶん・・・。

悪夢のような2月も、今日でおしまい。
でも、まだまだ嵐は、続きそうな気配・・・。

でも、せめて、明るい春を楽しみたい・・・そう思う2月の最終日。

柑橘系

2009-02-25 20:55:10 | Weblog
ぐずついたお天気が続いて、寒い2月の最終週。

1週間くらい前、会社帰りによって、食材を購入するいつものスーパーの果実売り場のコーナーで、『天草オレンジ』という柑橘を発見しました。
1個120円という値段で、柑橘類が食べたくなったこともあって、1つだけ購入してみました。
沢山買っても、美味しくなかったらイヤだし、ホンのお味見に。

皮が柔らくて、果汁たっぷりのジュースのようなオレンジ。
果肉もとても柔らくて、凄く美味しい。

オレンジというよりは、国産の極上の温州みかんを、大きくして、ちょっとオレンジっぽくしたようなカンジ・・・。

これは、
『買いだ!』
と思って、今日、そのスーパーに立ち寄ったのですが、既に、姿を消しておりました。
残念・・・。
『天草』という固有名詞がついているあたり、九州のあの『天草』でしょうかね?
あまり量産されていないようです。


和歌山県を旅したおりに、出会った『清見タンゴール』も好きな柑橘系の一種です。
これも、温州みかんとオレンジをミックスしたような柑橘ですが、あのジューシーさとつややかな果肉の美味しさには、感動しました。
あのときの出会いに近しいのが、『天草オレンジ』でした。


オレンジといえば、カリフォルニア・・・を思い出しますが、カリフォルニアといえば、青い空・・・。

かなり昔ですが、草刈正雄さんとサックス奏者の渡辺貞夫さんの登場する資生堂さんの男性用化粧品(ブラバス?)のバックで流れていた曲が、『カリフォルニア・シャワー』。
軽快な明るいリズムの素敵な曲でした。

上下するエスカレータの中央部で、お二人が握手する・・・といったコマーシャル・フィルム(だったような気がしますが・・・)で、ほんと爽やかな柑橘系の香りを想像させるCMでした。
実際、どんな香りだったのか・・・。今となっては、知る由もないのですが・・・(このCMが流れていた頃は、まだお子ちゃまだったのだけれど、お子ちゃまなのに、こういうジャズ系の音楽が好き?なヘンテコな子供でしたね・・・ワタクシは・・・)。

天草オレンジから、随分、話が飛んでしまいました・・・。

☆☆☆

明日から、暫くの間、ブログの更新が、不定期となります。

定期預金的生き方②

2009-02-24 21:07:08 | Weblog
すっきりとしないお天気、
まるで、心の中を投影しているよう・・・。

明け方、夢をみました。

職場へ出社してみると、知っている人が、誰もいない・・・。
机の上は、乱雑にモノが溢れていて、お隣で、同じ会計の仕事をしていた派遣のお姉さんの残していった可愛らしいメモ書きが一枚・・・。
妙にさびしく、目覚めたあと、とても悲しくなってしまいました。

一緒に仕事をした期間は、11ヶ月でしたが・・・。

・・・実際、あと一月後の4月には、このシチュエーションを追体験するわけで、少し早い予行映像として、夢に現れたのでしょうか・・・。

去年の今頃、相棒が、違う場所へ移動になって(それでも、一応、出社すれば、会えるので・・・)、さよなら・・・という感覚は、皆無だったけれど、今度は、軒並み三人と、お別れをすることになってしまいました。

派遣組では、何故か、わたしひとり3ヶ月残留が決まり・・・ひとり取り残された形となっているので、この先は、どうしたものか・・・。

やはり、定期預金的に3ヶ月先の満期まで、とりあえず、働いてみる・・・ということで、ナントカ、しようと思っているのですが、こうダイレクトに悲しい夢の余韻が残るとなると・・・。
もう、やりきれない気持ちで、一杯なのです。

去っていく人、残る人・・・みんなそれぞれ、傷を負い・・・。
去年のパターンの繰り返し・・・解体・再編・再び解体・・・解体・・・解体・・・解体・・・。

遅かれ、早かれ、この会社は、消滅へと向っていくのでしょう・・・。

何時まで、ここにいるかわからないけれど、せめて、期日までは、頑張ろうか・・・そうでも思わないと、一日が、虚しくて仕方が無い・・・。

何とか、一日を無事にやり過ごすことだけを考えよう・・・。

そして、満期の日には、どうなっているのか・・・わからないけれど、それまで、心静かに、過ごすことだけを考えていよう思う二月の雨の日・・・。


定期預金的生き方

2009-02-23 21:17:27 | Weblog
深夜から降り続く雨の一日。

毎日毎日、リストラや就職活動(現在では、就活というそうですが・・・)の話題ばかりです。

なんだか、もう絶望的で、テンション下がりっぱなしなのに、会社側は、次から次へと、無理?難題を押し付けてきて、そのせいかどうか、因果関係は、不明ですが、去年の終わり頃から、病名が腫瘍・・・所謂『癌』と診断されて入院中の社員が、現在、既に3名程(ひとりは、今月復帰・・・。元気そうだったのでよかった)。

そんなストレスだらけの中、ふと思いだして、どなたが書かれたのか、失念してしまいましたが(違っているかもしれませんが、筒井康隆さん???だったかな???)、
『定期預金的生き方』という記述です。

・・・生きる意味を見失って、自殺への願望が強くなったら、すぐに行動に移さないで、暫く考えて、せめて一日待ってみる・・・ソレができたら、1ヶ月か、2ヶ月か・・・あるいは半年、1年後と期日を決めて、その日までは、我慢して、とりあえず、待って、『その時期』が来ても、死ぬ気がなくならなかったら、死んでしまおう・・・というもの。

定期預金と同じで、期日までは、解約せずってカンジですね。
死ぬのを待つこと・・・みたいな・・・。

とりあえず、期日までは、生きてみる・・・というもの・・・
・・・内容・・・違うかな・・・ウロ覚えなんで申し訳ないのだけれども・・・。

そんな生き方も、一つの手だと思うのです。

昔の定期預金は、利率がよくて、年利8%くらいだった時代もありましたが、いまじゃ、小数点以下の世界だから、あまり人気もないようですけど、安全・確実ってのが、売りですかね・・・。
タンスに預金しておくくらいなら・・・少しでも利息がついた方がいいですもんね。

自殺への願望も利息みたいなのが増えて、かえって、死んでしまいたくなった・・・なんてこともありえるのでしょうけれど、もしかして、何かひとつくらい、いい事(生きていてよかったと思えること)もあるかもしれないし・・・。

いいことが、明日来るのか、何十年後に訪れるのかわからないけれど、とにかく、今日は、ちゃんとごはんを食べて、きちんと寝て・・・せめて、明日一日、生きてみることです・・・と、もう亡くなってしまった方ですが、作家の中島らもさんが、記述していた『明るい悩み相談室』を、思い出した次第です。

猫の日

2009-02-22 21:11:21 | Weblog
穏やかに晴れて、暖かい一日。

今日は、猫の日・・・。

以前、ウチにいた三毛猫のみーちゃんは、所謂、迷い猫(野良猫とも言う・・・)でした。

見た目、かなり、アヴァンギャルトで、サイケデリックな柄・・・。
別の言い方をすれば、芸術的?とも言いますか・・・。アブストラクト(抽象画?)だね・・・この柄は・・・。
黒・明るい茶色・白の絵の具を、何も考えず、ごちゃっと塗った感じです。
正に、神の造形???
・・・この容姿だもんな・・・。たぶん・・・誰も、飼ってあげようなんておもわないよな・・・という猫でした。

でも、声は、凄く可愛いソプラノ・ヴォイス。
この姿で、この声か・・・。
う~ん・・・。
『その声で、トカゲ喰らうか、ホトトギス・・・』
ってのが、あったな・・・。
意味が違うか・・・。
逆の意味では、
『外面如菩薩、内面夜叉・・・』
全く、違うか・・・。

まあ・・・そんな感じ(・・・ってどんなカンジだ???)の猫でした。
そのうち、
『庇貸して、母屋取られる』
状態に陥りまして、何故か、我家で一番よい待遇を得られるようになってしまった訳ですが・・・。

それでもって、出会いから15年。
一緒に暮らしておりました。
4年前・・3月の寒い朝・・・姿を消してしまいました(これは、何度も、このブログ内で書きましたね)。

今日は、お刺身なんかの至福にありつける猫ちゃんたちも多いのではないでしょうか・・・。

或いは、普段は、ちょっと、買って上げられないようなスペシャル猫缶を買ってあげちゃう猫好きさんもいらっしゃるでしょうね。

猫は、ホンっと、可愛いんですよ。

うちのは、凄い柄だったけどさ・・・。

雪の日

2009-02-20 21:30:24 | Weblog
朝、起きたら、あたりは、真っ白・・・。
夜半に降った雪のせい・・・。
出かける頃は、かなり強めの雨となってしまいました。

みぞれまじりの雨に打たれる梅の花・・・。
今年は、随分、早いです・・・。やはり暖冬なんでしょうかね・・・。景気は、底冷えだけど・・・。

今日は、クリスマス用のカードで遊んでみた画像です・・・。
雪の日に因んで、スノー・モチーフ・ネックレス・・・。
このネックレスも、昨日のブログ同様、スラスブとアジャスターが前に来てしまうネックレスです。
ペンダント・ヘッドにかなりの重みがあるのに、何故だろう・・・といつも思うのですが・・・。

大小のダイヤモンドがキラキラして、冬限定ネックレスですが、黒服の多いワタシには、色を選ばす身につけられるので、重宝しています。
結構、大振りな感じで、そんなに厚手でないタートル・ネックのセーターにも合う感じです。


最近思う事ですが、色石・・・ルビーとかサファイヤだとか、その石だけ単体でセットされたジュエリーよりも、極小でもダイヤモンドの付いた宝飾品の方が、キラキラ感が強くて、その分、楽しめるような気がしています。
色石単体だけでは、少し物足りない・・・。
色石の脇役の小さな小さなダイヤモンド達ですが、その存在は、かなりなモノですね・・・。

やはり、宝石の王といっても過言ではないダイヤモンド・・・。


ネックレス・ジレンマ

2009-02-19 21:43:02 | Weblog
今日も風の冷たい一日。

西洋占星術師・・・という肩書きで宜しいのかどうか・・・かなり人気のある占い師さん・鏡リュウジさんが、今年の始め頃、或るテレビ番組の星座占いで、ワタシの属する星座は、
『今年のラッキーアイテムは、ネックレスとかスカーフとか首を守るように身につけると幸運を呼ぶ』
とおっしゃっていたので、
『ラッキーアイテムは、ネックレスか・・・。』
と、一応、自宅から外へ出かけるときは、必ず、ネックレスをするようにしています。
ラッキーかどうかは、別にして、衿越しの高い服のときでも、ネックレス(誰に見せるわけでもないのですが・・・)を、御守りがわりに身につけています。

・・・ですが・・・。
以前から、気がつくと、首の後ろにあるはずのスラスブ(留め具)が、首の前にまわってしまい、ペンダントトップと合体・・・。
猫背気味なんで、そうなってしまうみたいです・・・。
暇なときは、ちょいちょい直せるんですけど、忙しいともう・・・そのまんま状態・・・。
ネックレスの種類によっても、後が前へ回る頻度も違うようですが・・・。

今日の画像は、昨日、一昨日と『十字架嫌悪シンドローム』現象を扱った小説について、書いたので、それに因んだクロス・モチーフ・ネックレス。

装着すると、必ず、後が前にくるネックレス(ブラックダイヤ・クロス)と、後が前に来る頻度が、比較的少ないネックレス(ホワイトダイヤ・クロス)。
同じモチーフでも、かなりの違いが・・・。
ペンダント・トップの重量の違いかとも思いますが・・・。
因みに、ブラックの方は、18金。ホワイトは、プラチナの地金です・・・。


やはり、姿勢が良くないというのが、一番の原因ですかね・・・。

スラスブとアジャスターが前に移動しない方法としては、スラスブの部分にブレスレットくらいのチェーンをつけて、背中の部分に垂らして、錘にすると前へ回りづらくなる・・・と言う方法の紹介がありました。
まだ、試していませんが・・・(なんか、面倒だし・・・)。

やはり、ここは、背筋を伸ばして、きちんとした姿勢で生活しましょう・・・ってことでしょうか・・・。


明日は、雪の予報・・・・。暖かくしてお休み下さい。

『イエスの涙::ピーター・シャビエル著』②

2009-02-18 21:40:45 | Weblog
今日も風の冷たい一日。

このところ、不況の風も一層、厳しくなってきていて、会社の中でも、契約の更新が出来なくて、所謂『就活』と有給休暇消化のため、お休みの人も増えてきた。

そんな不安の中、この本は、一気に読んでしまって、読んでいる間は、その不安を忘れていた。
読書には、そんな効能もある。
どうしようもない嵐のときは、動き回らず、比較的安全なところで、じっとしている方がいい時もある・・・。
生活の危機が迫っている時は、もちろん、読書どころじゃないかもしれないけれど・・・。

この 『イエスの涙:』を読んでいて、ふと思い出したのが、井沢元彦さんの書かれた『ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座』。
母体は、同じ神様なのに、三つ巴の戦いを繰り返す宗教の姉妹達。
その中で、日本人には、一番なじみが深いのがキリスト教だが、これも日本人口の1%に過ぎない(・・・らしい・・・)。

それでも、大抵のひとは、知っているイエス・キリスト・・・。
クリスマスには、ケーキを食べて、お正月には、神社に初詣に行って、ご先祖の命日には、お寺へ行ってと、節操のない?日本人だけれど・・・。

クリスマスくらいしか縁のないイエス様だけれども、西洋史には、欠かすことの出来ない存在。

小学生のときだったか・・・。
ホロコーストや亡国・・・、何故、ユダヤ民族は、迫害されるのか・・・不思議に思っていた・・・。
『どうしてそうなってしまったのか・・・。』
わりと長い時間、その疑問に答えてくれるひとがいなかったけれど、友達のお姉さんが、
『それは、イエス・キリストを磔刑にしたのがユダヤ人だから・・・』
と教えてくれた・・・。
たったひとりの男を死刑にしただけで、どうして、西欧社会で、こんなに忌み嫌われるのか・・・。
私には、よくわからなかった。

それから、何十年かあとに、
『イエスを磔刑にしたのは、ユダヤ人ではなくて、ローマ人である・・・と聖書にも書いてあるのに、誰もそんなことは、言わないし、そんなことをローマで言ったら大変なことになる・・・』
とおっしゃられたのは、誰だったか・・・。

何年たっても、知らない事は多い・・・。多すぎて分からない・・・。
全く、脈絡のない文章になってしまったけれど、頭のよくないワタシが、こういう問題を考えるから、余計にわからなくなるかもしれない・・・。

でも、このまま、何も知らずに死んでしまうのも・・・なんだかな~~~と思いつつ、今日も読書をしよう・・・。


『イエスの涙:ピーター・シャビエル著』

2009-02-17 20:58:27 | Weblog
風の冷たい一日。

今年は、年の初めから、外国の方の著書の感想ばかりをこのブログに書いている。
・・・と言っても、まだ3冊目だけれども・・・。

土曜日の午後から読み始めて、翌日、日曜日の深夜には、読了してしまった。
随分と読みやすい本で、誰の翻訳だろうと思った。
本のカバーとか、本の前後に、著者と翻訳者の紹介が、普通だと掲載されているものだが、この本は、著者の紹介しか出ていない・・・ということは、著者のピーター・シャビエル氏が、日本語で書かれたものなのか・・・(・・・だから読みやすいのか・・・。素直な日本語だと思うし・・・。)
著者のプロフィールは、日本とアメリカで、カトリックとプロテスタントの神学を学び、現在、ドイツ在住の神学修士とある・・・。
何処の国のご出身(アメリカ人かな?)で、年齢は、おいくつくらいなのだろうか・・・?

日本に在住されていた頃は、きっと京都に住んでいらしたのだろう・・・この『イエスの涙』は、バチカンと京都が舞台だから・・・。

物語のテーマは、明快に描かれている・・・。
問題は、クリスチャンの方には、受け入れがたい大変な事なのだろうとも思う。

キリスト教の重要なアイテム・十字架・・・
それを嫌悪する『十字架嫌悪シンドローム』の報告から物語は、始まる。

バチカンと京都・・・二つの都市で揺れ動く日本人神父・山本成一。
彼の心に突き刺さる棘となっている孤独な女子大生・上野こころ。
この恋人未満の二人の再会が、キリスト教の教義を揺るがす事態へ発展していく。

この二人の男女の邂逅シーンで、私は、かのクリスチャン作家の三浦綾子氏の著書を思い出してしまった・・・ああ、三浦さん的だなと・・・、文章もわかりやすいし。

三浦さんが、生身の人間の原罪と赦しをテーマにしているのに対して、この『イエスの涙』は、イエス・キリストの神になる以前、人間だった頃(・・・こういう表現は、キリスト教義的に間違っているかもしれませんが、お許しを・・・)の心情を、洞察している点で、まるで違う。

『どうして、私の心を誰も理解してくれないのだろう!』
イエスは、そう叫びたかったんだろうな・・・人間としてのイエスは・・・(違うか?)

2000年前の真実を証明できるひとは、存在しない。
でも、洞察することは可能だろう・・・。


立春を過ぎると・・・。

2009-02-16 20:56:22 | Weblog
何のかんのと言っているうちに、2月も後半・・・。
1月は、だらだらと閉塞感ある長さだったのだけれども、2月は、やはり過ぎていくのが早いような気がしています。

立春を過ぎたあたりから、スーパーの果物売り場で、春色をした果物が、目に飛び込んでくるようになりましたね。
苺の赤、オレンジ色伊予柑とか、甘夏、デコポン・・・。
何故か、立春を過ぎると、酸味系のものが食べたくなるのは、どうしてなんだろう・・・と思っておりましたところ、どうも、身体が春への準備をしているらしい・・・とのことでした。

そうか、そうか・・・春の準備をしているんだね・・・
クエン酸サイクルを活発に回すために、酸味のある食べ物が欲しくなるらしい・・・です。

そう言えば、私事ですが、冬場は、あまり酢の物って食べたくないのですが、すこし暖かくなってくると、海老や帆立貝を玉葱やパプリカなんかと一緒にマリネしたり、パック入りのモズクなんかに、心惹かれ?たりします。

そうか、そうか・・・身体が欲しがってるんだね・・・酢の物・・・。
そいじゃ(それじゃ)、買っちゃうか・・・伊予柑・・・少し高いけど・・・。
仕方がないよな・・・身体が欲しがっているんだもんな・・・。

もう少し、暖かくなってくると、苦味のあるものが欲しくなる方もいらっしゃいますね。
ふきのとうだとか・・・春に芽吹く柔かな緑の芽を食べたくなる春先。
淡い苦味を欲しがる・・・。
ワタシは、味覚もお子ちゃまなので、苦味までは、まだ到達していませんが、これから、年齢を経るに従って春の苦味がわかる大人になるのでしょうか・・・???
今のところ、春になると酸味が欲しくなるまでは、到達。

立春を過ぎると、身体は、春への準備を始める・・・。

二月も、もう半ば・・・。

三月は足早にやってきそうで、今年の春は、早そうです。