鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

関東梅雨入り・2021

2021-06-14 22:04:40 | 詩のような・・・?もの

関東地方、例年より7日遅い梅雨入り。

 

曇りと時々雨、蒸し暑い一日。

雨の季節の到来。

片頭痛の季節到来。

 

そして、どんどん暑くなる。

夜明けもどんどん早くなり、午前4時には、もう明るい。

日暮れも、どんどん遅くなり、午後7時になる。

 

あっという間に夜が明ける。

 

夜が短い・・・。

夜が短い・・・。

 

私は、うっかり夜を明かし。

母の不在を思い知る。

 

一番嫌いな季節の前で、私は、恐怖に立ちすくむ。

 

 


秋の満月の宴

2018-10-26 22:58:00 | 詩のような・・・?もの

午前中は、晴れるものの、午後から、雲が厚くなってきて、御天気下り坂のよう・・・。

昨夜は満月でした。



月のうさぎさん。
ぺったんこ、ぺったんこ。
美味しいお餅を一晩中作り続けておりました。

小豆を煮ましょう。
美味しいお汁粉に、つきたてお餅。
お月様に、差し上げましょう。

きな粉のお餅も作りましょう。
大根のからみ餅も作りましょう。

花の香りのお酒。

木の実をたくさん拾いましょう。
栗も籠いっぱい。

きのこもどっさり。


秋の最後の宴です。


宴が終われば、冬支度。

宴が終われば、冬支度。

月のうさぎさんは、大忙し。

宴の支度と冬支度。


マフラーと手袋を編みましょう。


宴が終われば、冬支度。


お月さまは、ほろ酔い。

うさぎさんも、ほろ酔い。


宴が終われば、冬支度。

宴が終われば、冬支度。






解放?された日

2018-08-21 23:33:43 | 詩のような・・・?もの

猛暑復活。
最高気温35.6℃
私、低体温なんで、既に、体温越え。

週間天気予報など、眺めると、暫くは、涼しい日は、訪れないようで・・・。

ああ、また、あの熱気と湿度をおびた空気に取り巻かれるのか・・・と思うと・・・。



5年前の今日。

私は、それ迄、携わってきた仕事を、止めることになりました。

あのときは、どうしたらよいのかわかりませんでしたが・・・。

先日、相方から、

『あの頃に比べたら、なんだか、憑き物が落ちたような、重荷を下したような・・・すっきりしたような感じだよね。随分、変わったよ。』

と言われた。


そりゃ、そうさ・・・。

派遣先から、派遣元に所属が変わって、なんだか、訳がわからぬままに、月間、数億円の支払処理をして、ラクな仕事の正社員さんを横目で見ながら、仕事は、3倍、賃金は、1/3と、きれいな反比例の関数グラグができそうなくらいの理不尽さ・・・。

理不尽も数学的なグラフだと、なんときれいな放物線(parabola)になるものよ。


それなのに、仕事があるだけ、有難い・・・と自分を半ば、騙しつつ、バカでも出来る面倒なだけの仕事から、解放されたんだもの・・・。

どうせ、あと数年もすれば、コンな仕事は、AIに取って代わられるのだから。
遅かれ、早かれ、淘汰されるのさ。

簿記を知らなくても、会計ソフトがあれば、出来る仕事。
貸し方、借り方、財務表・・・そんな用語をしらなくても、右と左に数字を打ち込めば、ソフトが間違いなく(打ち込む数字を間違えさえしなければ)、数字を出してくれて、オンラインで、上司決済。
本社にデータが飛んで、その先は、プログラムに従って、相手先の口座に振り込まれるし?

・・・なんてことを考えていたりして・・・。



私には、翼が生えていた。

その翼は、鋭い茨の棘で、雁字搦めに縛られて、私は、自分に翼があることを、知らずにいた。

でも、知らない誰かが、解放してくれた。


さあ・・・青く広い空は、すぐそこですよ・・・と美しい天使が、微笑しているのに・・・私は、全然、気がつかなかった。


そんなワタシが、解放された日。





蜩蝉~平成最後の夏

2018-07-09 23:46:52 | 詩のような・・・?もの

昨日の夕刻あたりから、蜩(ひぐらし)が鳴きはじめました。

蜩は、梅雨明けを呼ぶ・・・。
今年の梅雨は、7月を待たず、6月中に開けてしまいましたが、やはり、梅雨明けを告げるように、蜩の声を聴きました。
気温の低かった先週は、聴かなかったような気がします。

夏至の頃に比べれば、日暮れも少し早くなり、19時前には、日没です。

暦は、盛夏を迎え、やがて、秋を感じるのも・・・今年は、早いのかもしれません。


平成最後の年の大水害と同時に、化学兵器テロのカルト教団の犯罪も、なにひとつ明らかにならぬままで。
(あの教祖は、死刑になっておらず、替え玉だという噂も・・・そうかもしれないなどと思ったりで)。

なにひとつ、知らされぬまま、失われた30年が過ぎていきます。

真実が、なにひとつなかったような平成。ひらなり。ひらになる・・・???

あの御方は、もしかしたら、この世には、もうおらぬかもな・・・と思ったりで。
ご自身が、たぶん・・・『平成』という重荷に耐えられなかったのかもしれません。

新しい時代になっても。
たぶん、国難は、まだまだ続くのでしょう。

何も解決されなかった・・・平成という負債を、コレから、支払わなければなりません。

原発、化学兵器、気象テロ、戦争、差別、飢餓。
自然災害ではない・・・人災・・・。

それらに対して、私たちに、戦う術は、あるのでしょうか?

何も知らされないままに、闇に葬られてしまうのでしょうか?


来年の夏・・・。
また蜩は、梅雨あけを告げるために、鳴くのでしょうか。

ワタシは、蜩の声を、来年の夏に、聴くことができるのでしょうか?

少しセンチメンタルになりました。

西日本豪雨で、被災された方々の一日も早い復興を、亡くなられた方々のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。




日本は、善き国らしい…?

2018-06-08 23:23:23 | 詩のような・・・?もの

台風接近中。
日曜以降は、関東沿岸に大雨・・・の予報。

梅雨・・・本番・・・カウントダウン?



日本は、善き国らしい。

官僚は、不正しても、退職して黙秘権。罪に問われることもない。
善意の募金を、横流しする政治家・・・その募金、北朝鮮へ流れて、ミサイル開発の資金になったり。
皇族は、コレみよがしに、税金を湯水の如く、浪費。引っ越し費用が、35憶円って、桁間違ってないか?孫娘が、タブラカサレテ、その後始末に3憶円ってか・・・???
在日は、日本が大嫌いだといいながら、居座り、企業して、税金免除。税金払わなければ、カネは、残るわな。


それでも、日本は、善き国らしい。

水道の蛇口を捻れば、きれいな水が流れる。
電車は、正確にホームに着く。
昨日、発注した本は、今日、届いている。

病気になれば、病院へ行けて、
国民の殆どが、字を読める識字率が高く、
飛行機、新感線、高速道路・・・速度は、カネなり、時間も買える。


まっこと・・・日本は、善き国らしい。


そんな日本に住んでいても。

特権階級、既得権益で、ほんの一部の富裕層が、国民から、搾取する。



こんなに善き日本でも。

1時間、目いっぱい働いても・・・時給は、980円。
そこから、税金、社会保険料・・・いっぱい、いっぱい差し引かれ、手許に残るのは、いくらだろう。

少し贅沢なカフェで・・・珈琲1杯飲めないかもな???


子供のための慈善団体は、集められた寄付金で、必要のない中国のアイドル歌手や皇族の娘を広告塔にして、資金集めに余念がない。
紛争・災害・病気などで苦しむ人を救うためあらゆる支援をしているハズの赤いクロス社。
そんなのは、タテマエで、外国送金の手段として使われていた・・・なんてことを知ると・・・。


まっこと・・・日本は善き国だ・・・善良すぎる日本国民から、カネを搾り取れるだけ絞りとれ。

外国人、特権階級、政治家、官僚、在日が・・・が、甘いアイスクリームに寄ってたかる蟻のように、日本の国を食いつぶす。




さやさやと・・・。さわざわと・・・。うとうとと・・・。

2018-05-22 22:23:24 | 詩のような・・・?もの

午後になると、風が立ち・・・。

さやさやと・・・。
みどりまぶしい若葉の間を通り抜け、初夏の白い花の香をのせて。

さやさやと・・・。
5月の風が吹いておりました。

そして。

うとうとと・・・。
私は、怠惰に、眠ります。

さやさやが・・・。
やがて、ざわざわに変わり・・・明日の天気は、如何でしょう?


開け放たれた窓から・・・。

さやさやとざわざわが、いっしょになって。

それでも、まだ、うとうとで。

初夏の白い花の香り。
緑と柑橘と花束の・・・馥郁とした花々と緑の風の香り。


けだるい午後は、ゆっくりと、時間が止まったように、流れ行きます。




春の雨

2018-03-05 23:26:12 | 詩のような・・・?もの
 
昨日の春から一転、くもりがちな週明け。
宵のうちから、本降りの雨。

静かな雨音を聞きながら、今日が、終わろうとしています。

春は、加速度をあげながら、大気もそれに従って、春の雨は、さくらの花のめざめを促すように、音を立てて降っています。

芳醇に満ちてきた湿度が、春を呼びます。

春の雨
春の雨
春の宵の雨

気分は、すこしメランコリック・・・。

春の雨
春の雨
春の宵の雨

春の大気

2018-03-02 23:23:23 | 詩のような・・・?もの

 
東の窓から、つきひかり。
春の満月。

空気は、まだ冷たいけれど、春の匂いのする宵。
春宵。


先月、先々月と、異常に寒くて、最高気温が、5℃以下・・・なんて日もあったけれど、昨日は、20℃越えで、4月並み・・・なんてことをニュースが伝えておりました。

昨日は、急に、暖かくなったもので、家人曰く。

『夕食は、冷たいそうめんが食べたい。』

冷たいそうめん・・・か・・・。
去年の秋以来かなぁ・・・。

そうめん
茄子の揚げ出しと魚河岸揚げ
温泉玉子
きゅうりもみ。

そんな献立にしよう・・・。

道明寺桜餅も買ってあるから。

温泉玉子なんて、この間までは、30分くらいお湯につけておかないと、固まらなかったのに・・・。
気温5℃以下だと、30分くらいがちょうどよい加減で。

それなのに、昨日は、20℃だったから・・・15分前後か・・・とおもっていたら、固くなりすぎて、ゆで玉子の一歩手前状態まで、固まってしまっていた。

外気温に左右される温泉玉子は、難しいよなぁ・・・。

温泉なんかに泊まりに行って、翌朝、供される温泉玉子は、よくできてるし、中禅寺湖畔のフレンチランチのときには、湯葉と温泉玉子の前菜が、とても美味しかったんだった・・・そんなことを思い出しながら・・・。

春の空気だねぇ・・・。

満月と春の大気。

あすは、おひなまつり。


大雪の中の満員電車に乗ってください。

2018-01-23 01:59:21 | 詩のような・・・?もの

大雪で、電車が遅れてる。

駅は、入場規制で。
いつ乗れるかわからない電車を待っているひとたちは。

こんなに寒いのに。
早く暖かい家に帰りたいのに。
疲れているのに。

そんなひとたちが、真面目に働いてくれた税金で。

かの方々は、お引越しをなさるという。
一度着た衣装は、二度着ない贅沢三昧のお妃さまと。
ご公務を20年間務めることもなかった妃殿下と。

37億円だか・・・かけて、宮殿をつくり、快適にリフォームをして。
そんなひとたちのために・・・。

外は、零度に近いのに。

冷たい冷たい雪が降っているのに。
早く家に帰って。
暖かいお風呂と暖かいごはんを食べたいのに。

いつ電車に乗れるのかわからない時間を。
イライラしながら、待っているのに。

そんなふうにして、働いたお金の中から、どんどんどんどん引かれていく。
そんなふうに引かれた、悲しいお金で。

都内のど真ん中の緑豊かな広い土地に住み、door to door で、どこへでもいける。

雪が降っていても、雨が降っていても、暖かい自動車の中で、信号機で止まることもなく。

美術館、コンサート、軽井沢。
フィリピン、ベトナム・・・だって、door to door。

政府専用機や自衛隊の船で・・・どこだって行けるんだ。


一度、満員電車に乗ってみるといい。

あなた方を養うために、働くみんなが、どれ程、つらい思いをして通勤しているか・・・。

一度だけでいい。
雪で遅れる満員電車に乗ってみてくれ。

そう思いながら、ニュース番組を見ていた大雪が降った日。



冬の夜空で、また逢おう

2017-12-14 19:35:45 | 詩のような・・・?もの
 
流星雨の夜

氷片を含んだような冬の夜の風の中

星がひとつ南の空に消えていった・・・

オリオン座を横切り・・・


光の残像が、流星の尾となって

夜空の巨人・オリオンを横切り、冬の星王・シリウスに手を振る

さよなら・・・。

また、いつか・・・


今日は、消えていくけれど・・・

巨大な火球となって、流れていくけれど・・・。

下弦の月は、新月にむかって、やせて、やせて、消えゆくも・・・。


また再び、逢える日を夢にみて・・・。

さよなら・・・。

また、いつか・・・


冬の夜空で、オリオンとシリウスは、ずっと待っていてくれるだろう。

冬の夜空で、また逢おう。
冬の夜空で、また逢おう。

冬の夜空で・・・。