鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

雷と台風の発生率

2016-05-31 22:21:30 | 自然・気象

曇りがち。

気温は高いけれど、風が、気持ちいい。

夕刻より、雷鳴と時雨れ。


今年は、雷が、少ない・・・というか・・・我が居住地に関しての話だけれど、平年だと4月、5月は、雷の発生が、多いのに、記憶に残る限りでは、5月になって、雷鳴を聞いたのは、5月末日の今日が、初めて・・・?のような気がする。

小さな雷は、発生していたのかもしれないけれど。


平年とは・・・違う・・・ということは、これから起こりうる異変の先駆けとなるものとして、予測の材料にできるのではないだろうか・・・。

日本近海で、今年は、まだ台風の発生がない・・・ようなことを聞いた(数週間前だったから、既に、発生しているかもしれないが、数が少ないようだ)。

頻発する地震など、なんらかの気象変動が、これから先・・・それ程、未来のことではない時期に、何かあるのかもしれないし、何も起こらないかもしれない。

起こってみなくては、わからないのだけれど。

こんなときは、過去のデータを調べてみるのがよいかもしれない。

雷、台風ともに発生の少なかった年のデータ・・・なんてあるのかどうか・・・。
ちょっと(ホントにちょこっと)、ググッてみたけれど、該当例は、見当たらない。
起こらなかった(発生のなかった)ことに対しては、関心がないのだろう。

では、逆に、雷、台風ともに発生が、多かった年のデータ・・・は・・・?

これも、雷、台風と単体では、あるけれど、雷と台風をセットにしたものは、見当たらなかった。

たぶん・・・膨大なインターネット上で、探せば、たどり着くのだろうけれど。

いづれにせよ・・・。

起こったことは、起こるべくして、起こるのであって、起こらなかったことに対しては、検証できない・・・ってことですかね?

雷が鳴ると、気圧が下がるので、片頭痛がきたようで、目がチカチカする。

・・・今年は、この片頭痛が、まだ起きていないから、やはり、雷の発生が少ない・・・ってことなんだろうな・・・或いは、来月以降に多いとかさ・・・。





機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起 

2016-05-29 20:51:51 | 演劇・映画



『ぼうやだからさ・・・。』

1970年代の終わり頃の・・・所謂、ロボット・アニメというカテゴリーという幼児?向けの分野から、30余年。

ぼうやは、大人になり、おっさんになった・・・?

劇場内9割は、成人男性(・・・と思われる)。
すくなくとも、分別の或る大人(少なくとも、ハタチは、超えているだろう・・・と思われる)の方々で、一杯である。

初期ガンダムを初めてみた中学生は、1960年前半から半ばくらいの生まれだろう。

ロボットのアクションだけ見ていた小学生ならば、1970年以降の生まれくらいになるのかもしれない。

ひとつの『機動戦士ガンダム』という作品から、様々に派生した『ガンダム』全ての原点である・・・始まりのガンダムのはじまりの物語である。

人類史上最悪と言われた『1年戦争』を描いたのが、初期のガンダム。

その『1年戦争』を引き起こすきっかけをつくったのが、ガンダム最強にして、最高のキャラクターであるシャア・アズナブル・・・そのひとである。

そして、これは、そのシャア・アズナブルの物語である。


『ぼうやだからさ・・・。』


ガンダム名ゼリフ、シャアが、宿敵・ザビ家の御曹司ガルマに、向けて放つ言葉である。
(本日の画像:ぼうやのガルマ・ザビのミニ色紙と映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』の半券)

シャア・アズナブルは、ダーク・ヒーローとして登場した。
ただのダーク・ヒーローではない。
美形で、高貴?な血筋で、頭脳明晰、超人なみの体力、知力をもった麗しいキャラクターである。
そこに至るまでのシャアを描く、シャアファン待望の一作だろうか?
シャアは、ダークヒーローであるとともに、自身の信念を貫く鉄壁の漢(おとこ)である。
その信念は、両親を殺害(母親は、幽閉後、病死とされているようだ)したジオン公国のザビ家への復讐と父親の信念・スペースノイドの地球からの独立である。

シャアは、信念の為には、友達も利用し、偶然を装って、亡き者にしてしまうし、人類史上最悪の戦争を誘発する。
善悪は、関係ない(もともと、何をもって、善とするか、悪とするかは、人間が決めることであり、宇宙的は普遍性とは、異なる・・・ような気がする)。

暁の蜂起をへて、赤い彗星へ・・・。

かつて、ぼうやだったおっさんたちの・・・ささやかな抵抗・・・。

『親父にも、ぶたれたことない!』・・・ぼうやたちは、現在に至り、映画館へ、集う。

そして、アムロ・レイというニュー・タイプの出現を待つのである。




影子日記(4)~和宮様御留:有吉佐和子・著

2016-05-28 05:11:47 | 皇室
 
年初から、『影子』と言われている内親王さんの入れ替わりについて、皇室ウォッチャーさん達の話題になっている。

小説や映画にも、武田信玄、徳川家康の影武者だとか・・・戦国時代なんかには、多かったみたいだ。

歴史的に、政治が、皇族から、貴族(源・平・藤・橘の各氏)へと政権が移った平安時代、更に、鎌倉時代には、武家が、政権を担っていった歴史があるようで、皇族が、再び、政権奪還したのが、明治維新。太平洋戦争後、皇族は、国の象徴と、日本国憲法にうたわれている。

君臨すれども、統治せず・・・というのが、欧州と日本ということでいいのか。

象徴なれば・・・とりわけ紀元2676年続いたとされる血脈なんか、もうどうでも???イイワケで、皇太子(托卵説なんかも浮上)、内親王が、皇統の血統でなくても・・・それなりに対面をたもってくれりゃいいか・・・というのが、大方の意見なのだろう・・・と勝手に思っている。

この話を聞いたとき、私が一番最初に思い出したのは、故・有吉佐和子氏の著作『和宮様御留』であった。

読んだのは、ハタチくらいの頃で、私は、いつも閉塞感の中にいて、その中での唯一、狭隘な読書を楽しんでいた。

和宮様の影武者は、貧しい農民の少女・フキで、野山を走り回っていた少女を、御所に押しこめ、皇女らしい立ち居振る舞いを身につけさせられ、やがては、発狂してしまう・・・というストーリーだったと思う(余談だけれど、この時期、私は、有吉佐和子ばかり読んでいたのだった)。


浅学なので、間違ったことを書いてしまっていたらお許しを。

諸外国は、20世紀半ばで、長年続いた王朝が、次々に崩壊していった。その中で、2600余年続く王朝は、日本だけだという。

その長きにわたる血統も、途中で、幾度も途絶えた・・・と聞く。

歴史の闇の中に、葬られた皇族も、幾多、あったことだろう。

信じられないけれど、少なくとも、明治以前は、天皇家も質素で、貧しい暮らしをされていたし、親王・内親王として生を受けながら、ロクに、お墓すらない・・・とされる皇族もいるらしい。

大体、明治天皇すら、影武者説が浮上するくらいだから、現在の内廷皇族が、その血筋も怪しい誰かに成り代わったとしても不思議はない。

しかし、現在は、瞬時にして、世界に情報(画像など)を、発進できる手段を、フツーのひとが手にいれてしまった。

10年前ならいざ知らず・・・日進月歩の科学技術の賜物で、情報は、瞬時にして、世界を駆け巡る。いかに、某半島の北の国のように情報統制をしても、もう無駄だろう。

こうなったら、象徴として、ただ御身を慎み、御所を出ることなく、静かに、大好きな?祈りをされて、お過ごしくだされば、国民は、渋滞などに巻き込まれることなく、普段通り、生活ができるというもの。

それにつけても、オソロシイ世の中になったもんだ・・・と常々思う、情弱な日々・・・。

さて。本日は、午後から、バイトにいかねば・・・。




予兆なのだろうか・・・?

2016-05-26 23:59:30 | 自然・気象

蒸し暑く、くもりがち。
梅雨入りも、もうマジか・・・なのだろうか。


午前3時頃のことである。

何やら、虫の羽音がする。

部屋の窓は、全て締めてあるのに、何処からか、侵入した『蜂』である。

羽音からしても、かなり大きいサイズの蜂だから、スズメ蜂・・・くらいしか思い浮かばない。
蜜蜂や熊ン蜂(熊蜂というらしいけれど、『くまんばち』と呼んでいたから、そう書かせていただく)のような全体的に丸みのある蜂ではなくて、かなりシャープでスリムな体型の蜂である。

何処か、壁などに止まってくれれば・・・と思いながら、一応、部屋の外へ避難する。

蜂は、天井をつたい、蛍光灯の傘のまわりをブンブンと飛んでいる。

全く、掃除をしていない蛍光灯の傘には、埃が積もっていて、蜂が、傘の周辺を飛ぶたびに、埃が舞い落ちてきて、まったく迷惑な客だ・・・と思う。
出来れば、このまま、御退出願えないか・・・と思うのだけれど、何処も開いていないし、窓を開ければ、更なる蜂を呼んでしまう可能性も無きにしもあらず・・・なので、再び、様子をみることに。

自分の部屋では、殺虫剤は、使いたくないし、ゴキジェットとかで、蜂を完全に動かなくさせることが出来るのかどうか・・・。
瞬間凍結スプレーなども、飛び回る蜂には、あまり効力がないのではないか・・・(ゴキブリを凍結させるのにも、5秒くらいは、スプレーし続けないと効果がないようだった。殺虫成分がなく、ただ、動くのを、止めるだけの効果だからな)。

15分くらい飛翔して疲れたのか、蜂は、部屋の壁の天井に近い位置に張り付いた。

チャンスかもしれない。
掃除機のヘッド(床ブラシ)を外して、伸縮延長管(ノズル?)をのみにして、最大に伸ばし、スイッチは、『強』にする。
蜂に攻撃のチャンスを与えることなく、静かに、確実に、掃除機のノズルを蜂に近づける

吸引力に負けた『蜂』は、わずかな抵抗で、掃除機の中に吸い込まれていって、一件落着。

ああ・・・疲れた。

いつもと違う現象が起きた時は、何かの前触れ・・・ともいうけれど。
蜂は、どうなんだろうか・・・?

蜜蜂とかだったら、可愛いのに、スズメ蜂???だもんな・・・。



喰う、寝る・・・眠る・・・。

2016-05-25 22:25:12 | 睡眠

朝に起きて、日付が変わる頃、眠る・・・そんな普通の生活から、随分と遠ざかってしまった。

午前3時前に起きて、午後7時に眠る・・・とか、いろいろとパターンを変えて、やってみたけれど、やはり、ヒトは、夜明けとともに目覚め、暗くなったら眠るのが、これまでのパータンだから、たぶんDNAに刻み込まれているのだろうと思う。

睡眠時間は、7時間から8時間くらいが普通といわれてきたけれど、今時、こんなに眠っていたら、生活が成り立たないだろうし、刻苦勉励し、睡眠時間4時間で、受験や資格試験、或いは、仕事をカンバるひとがいて、そいういうひとは、尊敬の対象になる。

睡眠時間4時間以下で、某最高学府入学・・・とか・・・。

4時間、何の障害もなく、眠れる人は、或る意味、天与の才能をあたえられているヒトなのだろう。
4時間眠れば、疲労やその他、身体から深層心理まで、リセットできるのは、超人だと思える。

私は、2時間くらいすると目が覚めてしまうので、夜中、何度も、寝なおすことになるから、ものすごくロスが多くて、4時間では、まったく眠った気がせず、疲れは、倍増し、翌日は、12時間くらい、ダラダラと眠ってしまう。
4時間眠って、起きて、何かをして、また3時間眠るなどの分割睡眠は、更に疲れる。

更に、更に、私は、とっても頭が悪いから、ヒトの言ってることが、理解できないことが多いし、自分の考えもまとまらないし、考えれば、考える程、分からなくなってしまうし・・・こんな馬鹿は、考えるだけ無駄だし、余計な、いらぬことまで、心配し、結局、また、不眠に陥り、不眠が続くと、今度は、嗜眠になり、頑張って?起きていても、結局、数日経つと、過剰に眠ってしまったりするから、どうにも、睡眠下手なんだろうと思う。

最近思うことだけれど(コレもとっても下らなくて、読んでいただくにしのびないけれど、こんなコトしか書けないので、書いてしまう)、ヒトは・・・というより、私個人は、或る程度、まとまった睡眠時間がないと、昨日(過去)が、リセットできないようなのだ。

一応、昨日のことをリセットするのに8時間なりの脳のお休みが必要だということだろうか。
だから、継続している事象に対し、何らかの対策を立てるにしても、一度、切り離さないと、どうにも上手くまわっていかない・・・ような気がする。

それでも、今の処、1日1回の食事の時間(午後5時から6時)だけは、遵守されて、その他は、空腹が激しくなると、飲み物を飲んだり、軽く食べたりしている。

喰う、寝る・・・眠る・・・の生活である。




植物性(3)

2016-05-24 04:45:35 | 自然・気象

湿度が高くなってきて、大気が、雨の季節を予感させるような初夏の日々。


春頃から、胃の具合があまりよくなくて、空腹時、食後に軽い痛みや重苦しさ、熱感などがあって、そういうときに、一番最初に思い浮かぶのが、『胃癌』だろうか。

癌と言えば、『肺癌』、『胃癌』、『肝臓癌』が、癌界?でも、知名度の高い、罹患率の多い病気だったような気がする。

現在は、『大腸癌』とか、女性が、罹患しやすい『乳癌』なんかが多いのかもしれない。

脂肪分、たんぱく質の多い欧米型と言われる食事によって、誘発されやすい病気のようだ。

少し、胃が痛くなると・・・『胃癌』かなぁ・・・病院へ行こうかなぁ・・・などと思うけれど、イヤ・・しばし待て。

空腹時に痛みがあって、熱感を伴うのであれば、十二指腸潰瘍とか、逆流性食道炎が、胃酸過多・・・そうだ・・・そのへん?の病気としては、早急に、生命の危機に陥る・・・という病気でもない、所謂、病気としては、二流どころ??の病名など、思いだし、安堵してみたりする。

・・・もう少し、様子をみるか・・・。

様子見の余裕があるあたり、病気としても、二流どころなのだろう。
『胃癌』様に比べれば、まだまだ駆け出しのスターだからな???

医師の診断を受けた訳ではないが、家人服用の市販の胃腸薬を分けてもらい(それでも、ひと箱くらい12包を飲んでしまったが)、服用し続けた。

あまり効果もないが、それ以上悪くもないので、空腹時に胃酸の分泌を抑える『重曹(炭酸水素ナトリウム)』を飲んだりして凌いだ。

市販の胃薬よりは、効いたような気がした(・・・あくまでも、気がしただけで、プラシーボ効果なのかもしれないけれど)。

劇的に、効果があったのは、『林檎ジュース』である。
(コレは、拙ブログ2016年4月4日/簡易な花見とエビフライをご参照下さい)

胃の具合が良くないのに、海老フライを食しに行って、食前に出された100%の林檎ジュースを飲んだところ、胃が軽くなったような気がして、それから、多少のアップダウンは、アリながら、現在は、自分の胃を意識することなく生活している。

もともと野菜や果物などの植物には、様々な薬効があるようで、真偽の程は、分からないけれど、米国では、食事を菜食(ベジタリアン)にしたら、瞳の色が、青く変化した・・・という報告もあるようだ。

えっ・・・碧眼になれるのか・・・良いかも・・・???
もともと、メラニン色素の多い日本人が、青くチェンジするのは、難しいかもしれないが・・・。

瞳の力さえ変えるちからがあるらしい植物達。軽い胃痛や頭痛などは、化学合成の薬品に頼らず、自然にある野菜や果物を摂取して緩和するのが、正しい、治療なのかもしれない・・・?




Riverside Restaurant(2)

2016-05-23 00:11:28 | 食・料理

日付が変わり、昨日は、夏日。

少し蒸し暑い・・・ような気がする。

さっき、ヴェランダに出たら、沖天に満月。

初夏の月。

夏が近い・・・。


一昨日、訪れたフレンチレストランは、ずっと昔に1度訪れたことがあって・・・もう随分と旧い記憶だから、詳細は、覚えていないけれど、川沿いのちょっとわかりにくい場所にあったし、ディナーだったから、夜道で、暗かったし、ますますそのへんが曖昧になっている。
あのとき、連れて行ってくれたのは、友達とその彼氏だったと思う(残念ながら、その後、別れてしまったのだけれど・・・)。

そのとき、食べたお料理の内容も思い出せない。
思い出そうとしても、なんだか、夢の中のことのように思えてきたりする。

本当に・・・?実際に、訪れたことがあったんだろうか・・・。

記憶のレストラン。

あのときは、多分、二度とこのお店には、来ることが出来ないだろうな・・・と思った。

この土地は、旧・県庁所在地で、歴史のある街だから、駅から北側に街が開けていて、街中の道路も狭いし、曲がりくねっていて、迷路のような街だ。
街全体が、レトロな雰囲気を残しているから、徒歩や自転車などの方が、楽しめるかもしれない。
カーナビやスマートフォンのナビがないと、辿りつけないような複雑な場所に、隠れ家的に存在するから、私には、難しい地理的な立地でもある。

税務署などの官公庁、県内トップクラスの高校、普通の高校、私立高校、私立大学など、学校も多いし、神社仏閣なども多い。

駅周辺には、地元では、有名処のレストランも多数存在していて、老舗である。
個人の経営で、やって行けるだから、やはり、フランチャイズチェーン店などとは、比較にならない。
お料理もお店の雰囲気も、サービスなども。

新興住宅地やら、工業地帯の我が居住地とは、雰囲気がまるで違う。
我が居住地では、フランチャイズ店が、出来たり、つぶれたり忙しい。


時間が幾重にも積み重なっているような錯覚がする街だ。

私の出来の悪いアタマでは、入学不可能な女子高が、このレストランの近くにあって、一種、近寄りがたい雰囲気であったことも覚えている。

記憶の街と記憶の川沿いレストラン・・・。

また訪れる日が、あるのだろうか・・・。







Riverside Restaurant

2016-05-21 23:58:21 | 食・料理
曇りがちだけれど、夏日。

本日は、午後から、相方の事務所で、データ入力業務4時間程。

夕刻より、相方の誕生日のお祝いに、隣市のフレンチレストランへ。


このレストランは、川沿いにあって、店名も『川沿い』のフランス語そのもの。

十数年前、友人と友人の彼氏?(トモダチ?だったのか???あまり記憶にないけれど)に連れてきてもらったことがあって、あの頃は、バイト生活の極貧だったから、フレンチなんて、もう一生食べることなんかない・・・と思っていた。

そのあと、某医科大のバイト時代に、医学書のワープロ打ちの完成祝いで、勤務医さんと医局秘書さんと、何故か、私が、出版社から、ご招待???されて、食するのが難しいパイ包みのスープだとか・・・気取って食べると、ボロボロと落ちるし、ナイフもロクにつかえない山ダシだから、味なんかよくわからなかった。

それ以来、多少なりとも、ベジタリアンだったりしたから、いづれにせよ、20代は、フレンチには、あまり縁がなかった。

フレンチレストランは、敷居が、高かったけれど、いい加減、オバさんになってから、それ程の頻度ではないけれど、お誕生日だとか・・・特別な日には、やはり、フレンチがいいな・・・と思うようになった。

今日は、やはり極貧だけれど、相方のお誕生日なので、十数年前に訪れたこのお店で、食事でもしようと思ったのだった。

雰囲気は、全く変わっていなかった。

ランチメニューの一番高額なコース料理を、予約をすれば、ディナーでも供してくれるというので、予約をしようと電話したけれど、生憎その日は、定休日だった。
ふとお店のHPをみると、ネット予約というものが出来るではないですか・・・インターネットから予約をして、来店。

前菜が秀逸で、スモークしたチキン、サーモンマリネ、ゆで卵が、良い香り。
野菜も美味しくて、パンもバターも美味しかった。

これだけで、もう充分といった内容。

パプリカとジャガイモのポタージュ。

メインは、白身魚をカレー風味のリゾットソースで。

お誕生日ということで、お店から、デザートケーキプレートのサービス。
クーポンで、香り豊かなハーブティーも。

ランチ価格のプチ・コースだったけれど、これで充分。御馳走さまでした。




初夏の闇

2016-05-20 23:57:00 | 詩のような・・・?もの

ゆっくり流れる時間と、足早に去っていく時間。

退屈な仕事をしているときは、眠くて、長い。
楽しい時間や眠っている時間は、瞬間に過ぎて行く。

物理的には、同じハズなのに、どうして、長さが違うのだろう。

時間の長さ・・・それは、感じ方の違い・・・のようで、経験則に基づく、往路は、長く、同じ距離を戻る復路は、短い・・・。

人生も、半ばを過ぎると、一年が早く過ぎるように感じる。
同じ1年でも、子供の頃の3倍速以上で過ぎて行くような気がする。

忙しくても、忙しくなくても・・・ぼぉっと過ごしていても、1日は、瞬きをするより、短い・・・ような気がする。

明けるのが早い5月の朝に、鳥の声を聴き・・・気が付くと、あたりは、もう夕方。

明け方の4時頃の明るさと夕暮れの7時頃は、同じくらいの明るさで、朝なのか夕方なのか、一瞬分からなくなる・・・

そんな暮らしを、もう長い事続けている。

時間は、たぶん、命なのだろう。
大切な命を、一日、一日、喰い潰し、生きている。

いや・・・生きているなんて、積極的なものじゃない。

ただ、単に生かされているだけなんだろう。

なにも成さぬまま・・・一体、どこへいくのだろう。

明け方と暮れ方の
太陽がのぼる前と沈んだ後の同じ闇の色の中に、すっと溶け込んで、このまま消えてしまいたくなる・・・

初夏の闇の中。


携帯端末乗換顛末記(6)

2016-05-19 21:01:11 | Weblog

昨日に引き続き、夏日。

気温は、高いものの風は、爽やか・・・。


昨日(18日)は、携帯端末乗換に伴う、インターネット回線及びプロバイダー変更手続きのファイナル・・・というか、情報弱者ゆえ、業者さんの言いなり?のまま、セットになっているらしい、不要のオプション(光テレビだとか・・・地上波だけでも持て余してんのに、要らね~~~よ。光テレビなんて・・・)の解約、及び、旧プロバイターの無線LAN、WiFiの返却に奔走???する。

市役所から、出頭?(来庁依頼?)命令、来月の都下病院の予約などもあったので、コレもやってしまおう・・・ということで、さて、始めねば・・・と思いつつ、いつものダラダラで、開始したのが、午後になってから。

インターネットで、軽く調べると、光テレビの解約は、なかなかに大変らしく、サポートセンターに繋がらないだとか、各部署をタライ回しにされる、携帯電話ショップとサポートセンター(157)両方に、連絡しても、なかなか進展しないなど・・・の苦情も多そうだった。
1度では、済まなさそう(・・・大体、1回で済まそうというのが甘いのかもしれない。お役所と携帯端末とインターネット回線とかは・・・)なので、一応、覚悟???を決める。

サポートセンターには、簡単につながった。
やはり平日のお昼過ぎ・・・だからだろうか。
ひかりテレビの解約は、簡単に済んだ。

ただ、まだ、いろいろとオプションのトラップが待ち受けているかもしれないのだけれど。


次は、病院の予約。
ここは、いつも数分待たされるのだけれど、今回は、予約したい旨及び、診療希望時日を伝えると、病院から、折り返しの連絡が入る。
これもいつもとちがって(この日は、ダメとか、あの日も予約が一杯で・・・とかいうこともなくて)一発で、決まる。


そして次は、市役所来庁。

所得がないことを自己申告しないといけないらしい。
こちらは、就労していません・・・名前と印鑑を押して、5分でおしまい。

予定の最後は、先月まで契約していたプロバイダーの解約。コレは、先月、サポートセンターに電話をして、契約解除の申し入れをして、無線LAN、WiFiの返却のためショップに行くだけ(自宅から車で5分くらいの場所なので、敢て、宅配でなくても・・・と思っていたのだけれど)。

ところが・・・。

本日は、予約が一杯で、19時からしか対応できません・・・なんで?機器の返却だけなのに?
ショップのHPでは、来店の予約なしでもOKと書いてあったのだけれど?

パソコンの中のウィルス・ソフトのアンインストールだとか・・・その他、このプロバイダーのプログラムを削除するために、パソコンを持ち込まないと解約して貰えないらしい???

だって、返却だけだから、5分で充分でしょうが・・・???と思っていたのが間違いだったようだ。

本社に、解約申し入れの連絡したときは、たしかに、パソコン診断も無料ですから、是非お持ち下さい・・・という話だったけれど。持ち込まないと解約して貰えないという話ではなかったと思う。

既に、新しいウィルスソフトは、インストールしてあるし、旧ソフトは、削除してもらったし。

そういう手順を踏まないと解約に応じてくれないのか・・・。
なんだか、ちょっと、ムカっとして、

『それでは、今日は帰ります。本社の方が、機材は、宅配でもいいと言っていたから、明日送ります。署名が、必要な書類を、自宅まで郵送して下さい。』

というと、(↑ここまで、持参してきて、郵送ってのも、バカバカしいけれど)スタッフが、困った顔をして、

『少々お待ち下さい。』

と言われ、暫くして、

『本社から書類を取り寄せるのに、30分程度かかりますが、お待ちいただけますか?』

どうして、たかが、書類一枚出力するのに、30分も掛るのか謎だけれど(多分、本社というところで、データ化したものを、転送するのに、それくらい時間が掛るということなのだろう。30分は、妥当かも)。

来店から都合1時間後。

署名捺印して、機材を返却して、違約金3240円支払い、晴れて自由???の身となった。
待たされてたうえに、お金払うなんて・・・(なんか違うような気がする)。

そんなこんなで、相当、疲れた午後になってしまった。

残るは、某電話会社の解約違約金の記載された請求書をゲットすれば、終わるハズだけれど、本当に、コレで終わるのか・・・。

フツーに会社員やっていたら、途中で、挫折して、面倒になってしまうだろうな。
それで、ひと月千円、二千円・・・使わないサービスのために、出費することになってしまうんだろう。
面倒だから。

情報弱者から、吸い取れるだけ吸い取れ・・・って、ことなんでしょうかね。

イヤな世の中だ。