鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

第三帝国の崩壊~既視感と滞欧願望

2012-04-30 22:51:23 | Weblog
明るい曇り空に、花が満開。
昼から会社の友人とランチ。夕方まで、ダベリング・・・。


1945年4月30日。
愛人(←前日には、婚姻していたから、夫人にすべきなのだろうけれど、愛人の方が、長かったらしいから、一応、愛人にしとこう)エヴァ・ブラウンとともに、焼身自殺したアドルフ・ヒトラー。

第一次・第二次世界大戦で、世界を敵にまわしたドイツ。
ヨーロッパは、焦土となって、疲弊する。

見渡す限りの無名戦士の墓の映像。

この時期になると、優しい野の花が、乾いた風に身を任せて、戦士の墓の側で揺れている。
心地よい風に身をゆだねていると、何故かそんな映像が、浮かんでくる。

滞欧は、経験がないし、ましてや、第二次世界大戦さえ知らないのに。
これは、所謂ヴィジュアル(映像)の記憶なのだろうか・・・???

しかし、どうも映像の記憶とも思えぬような既視感もあったりで・・・。
もしかすると、前世の記憶というヤツだろうか・・・などと、馬鹿げた妄想を繰り返すのも今頃。

・・・やはり、前世は、ユダヤ人で、強制収容所で、死んだんだろうな・・・などと思ったりする。
だから、あのお墓が、妙に懐かしくて?・・・
大体、このあたりから、コレが、妄想だというのが、バレてくる。

強制収容所で死んだのなら、自分がソコへ行く前に、既に死んでいるのだから、お墓の画像が脳裏に残る訳がない・・・イヤ、コレは、第一次世界大戦のときの無名戦士の墓で、私は、ここに来たのだから・・・なんて、本当に、どうでもいい話になってしまうのである。

わからなことに対しては、わからなくていいのである。
・・・そう、思うことにしている。

もし、チャンスがあれば、一度、滞欧してみたいと思っているけれど、ツアーなんかで、戦争の跡地を見て回る・・・なんて企画は、ないだろうし(お城だの、世界遺産だの・・・そんなとこばかりである)、今の仕事を続ける限り、月末・月初は、何処へもいけない・・・休暇も取れないから、この時期の滞欧は、無理だろうなぁ・・・。

フランスなどは、たぶん、今が一番いい季節だろうし。

世界を敵にまわした狂気が死んだ日。

風の季節は・・・。

2012-04-29 22:52:27 | Weblog
こんなに風の美しい季節は、やはり、4月半ばから5月半ばくらいだろうと思う。
花の緩い香り。
初秋の涼風もまた一興か・・・とも思うけれども・・・こちらは、暑さに疲れた身体を癒すもの。
初夏の風は、心浮き立つもの。

ちょこっと車で、遠出をしてみたいのだけれど、連休中は、混雑混雑 & 渋滞渋滞 ・・・。
車両の少なめな連休中の平日狙いで、行こうか・・・。
東は、海へ・・・。
北と西は、山岳ルート・・・
南は都心へ・・・。

一番行きたいのは、東進すると行き着く海・・・だけど、あのへんは、まだ、放射線量が格段に高い太平洋沿岸だ・・・。
北も同様。福島第一原発に近づくルートだ。
どんなに健康に影響がないと言われても、被爆経験のある国に生まれていれば、警戒するのは、当然だろうし、無神経では、いられない。
・・・となると、残るは、西と南・・・。
南は・・・どうだろう?あまり馴染がないというか・・・いつも電車で行くルートを車で、走ってみようか
な・・・それとも、西へ行こうか・・・。
あのひとの生まれた地へ。

さて、どっちへ行こうか・・・なんて、考えているうちに、連休など、あっ・・・と言う間に終わってしまうものだけれども。

そして、こんなことを考えても、二の足を踏むのは、原油高で、ガソリン価格の高騰である。
2週間前くらいだったか?
給油して驚いた。
満タンにして、6000円近かった。
今までは、どんなに高くても、5000円をちょっと出るくらいだったから、多分、車を運転しはじめて、最高の原油高なのかもしれない。
・・・今んとこ、まだ、円高傾向だから、原油高に、まだ歯止めがかかっているけれど、円安になって、原油高が続くと・・・1リッター200円だとか・・・もっと、もっと、高くなって、車両通勤が、出来なくなる日も来るのかもしれない。

・・・はは~~~ん?ソレで、最近、街では、前後左右、全部、プリウスだったりするのかもね?
ハイブリット・・・ってヤツですわな・・・。
たぶん、震災のときに、ガソリンスタンドが閉鎖になって、苦労された方が、ハイブリットに移行したのかもね・・・なんて、思ったりするのだけれど、見当違いかな???

緑に染まり始める日②

2012-04-28 22:50:50 | Weblog
まさに、天に祝福されたような大型連休の初日。
風爽やかな初夏のお日和。


この暖かさで、隣接する田圃から、楽しそうな蛙の声。
今週は、雨続きだったけれども、か細い声で、啼くには啼いていた。
今日は、大音量。
ホント…楽しそうだ。
お仲間に入れていただきたい。

ぬくんできた田圃の水が嬉しんいだよぉ~~~。
食糧のムシも出てきたよぉ~~~。
雨でも、降れば、もっと嬉しんだけどね~~~。

(こんなことを思って啼いている訳では、ありません:隣接田圃在住カエル一同)
抗議されそうだ。


新緑は、眩い・・・。
光を通して、自室が、透き通った緑に染まるような気がする(・・・そんな気がするだけですが)
透明な緑色。
新芽は、美しい。
雨の日の緑もきれいだけれど、初夏の光の中では、更に美しい・・・。

去年の震災、原発事故のときから、極力、窓を開けずに暮らしていた。
でも、これだけ、心地よいと、窓を開け放したくなる。
こんなことを考えずに暮らせた過去は、幸福だったと思える。

・・・それなのに、メディアや学識経験者?や、専門家は、
『安全です!』
とのたまう。
・・・ただちに、身体(健康)に影響を及ぼす値ではありません・・・
多分、(絶対)嘘なのさ。

『ただちに、身体には影響を及ぼす値ではありませんが、全く、影響がないとは、断言できません。』
・・・但し書きがつくんだよ・・・。

FUKUSHIMとは、そう近くでもないけれど、かといって、そう遠くはない・・・曖昧な地域にすむ、曖昧なひとは、いつも、原発事故と地震が頭から離れず、美しい緑の季節を堪能できずにいる。


ミス率2%のゲーム

2012-04-27 22:55:45 | Weblog
雨・・・降ったり止んだり、本降りになったり、霧雨になったり・・・。


4月度の会計決算の前半戦は、本日で終了。
残り(こちらの方が、金額的には、大きいのだけれど・・・)は、9連休後。

丁度、1週間前のブログに、技術課だけの仕事なら、あと3倍あっても余裕でこなせる・・・なとど大風呂敷を広げたのは、よかったのだけれど、今回、この技術課の会計伝票が、前月比の2倍近かった・・・それが、前半戦の山場となったのだけれど、やはり、大風呂敷など、広げない方がよかったと思っている。

・・・スキル的には、何の問題もないけれど、如何せん、処理件数が、多かった。
途中で、飽きてきて、イヤになってきたのである。
こうなると、もう戦う?相手は、自分しかいない。
102起案中、ミス率は、2%・・・つまり、2起案分なら、上等。
真剣勝負?である。
・・・ところが、途中、意外なミスを発見。
作成した明細の数量と単価を、逆に入力している案件が、あった。
(・・・経理部で、気が付かなければ、通る伝票だけれど、気付かれたら却下だよな・・・)
既に、管理職、担当、取引先の社印のある書類である・・・。
(却下されるとしても、数字を変える方が、疑われるよな・・・。要は、数量と単価の表示を逆にすればイイワケだから・・・。でも、担当2名も通しているのに、何で、こういうミスに気が付かないんだよ!・・・でも、この書類作成したのは、何を隠そうワタシなのである・・・痛恨!くだらないミスだ。)
システムロックの時間も迫っている・・・。
原本を手書きで修正するか・・・。
そんな書類が、6件。
ミス率2%は、有効なのか、無効なのか・・・。
要は、却下されなければいいのであるが、単価1円で、数量40, 000という不自然さ・・・(本来なら、単価40,000円で、数量:1にしないとヤバイ・・・)。
支払金額は、何ら問題は、ないし、システム入力は、完璧だ。
あとは、この手書きの書類を、正規の請求書として、通してもらえるか、或いは、申請を却下されて、書類の作り直しになるのか・・・否か・・・。

イチかバチかの賭けにでた。

案外、簡単に通ってしまいました。

・・・という訳で、技術課案件に関しては、ノーミス(・・・いや、かなりのミスだったけれど)ってことで、安心していたら、厄介な問合せが、立て続けに、発生。

そんなわけで、ノーミスゲームには、勝ったけれども、結局、残業するはめになってしまった大型連休マジかの昨日、今日・・・。


天蚕(シルク)と真珠(パール)

2012-04-25 22:46:50 | Weblog
くもりがち。夕方小雨。


昨日、一昨日と、何の脈絡もなく、蚕(かいこ)の話になってしまった。

私の住んでいる地域は、過去に、養蚕が盛んだったようで、あるブランド?紬の産地の一帯でもある。
大店(おおだな)の若旦那さんの着流しに、御羽織。
一反、お高い物だとン百万の値段がつく・・・ということなのだけれど、真偽は知らない。

この紬のモトは、絹で、絹のモトは、蚕(或いは、天蚕・・・ヤママユ)が、蛹化するときに籠る繭であるということは、まあ、この辺では、社会科のお勉強のウチである。
昔は(昭和の後半だけれど)、桑畑も多うございました(・・・何故ここで、語尾が変わるのかは、不問に付してください)。

ヤママユ蛾の蛹を燻蒸して殺虫してから、糸を紡ぐのだけれど、糸紡ぎの映像は、あの女工哀史というか・・・『ああ野麦峠』という映画にもあった。
女工さんも地獄だけれど、気の毒なヤママユの蛹は、御陀仏。
別に、絹糸を取られるために生まれてきたわけでもなかろうと思うのだけれど。

ほっときゃ、蛾に羽化して、飛んで行ってしまうのだから、そのままにしておいてもよさそうなもんだが、私は、蛾が、大の苦手で、1匹だけでも悲鳴を上げるのに、集団で、羽化された日には、たぶん、気が変になる・・・だろうと思うし、恐ろしくて、外出もできない・・・。

養殖ではない天蚕は、淡い黄緑色をしている。
光沢が美しい絹となるのだけれど・・・モトは、『蛾』である・・・あまり考えたくないが・・・。

同じように、生きた母貝に、核を埋め込んで、痛がる貝が、自分の身を守るために、貝自身が、異物を包んで、作るのが真珠。
人間でいえば、胆石だとか、結石なんかを想像すると近いかも(・・・いや、全く遠いか・・・)???なんか、ホント・・・痛そうだよね~~~。
でもって、1年経つと、真珠として、取りだされて、美しい柔らかな光を放つ宝石となる。

絹も真珠も、その光沢が命だし、月の光のように淡くて、柔らかい美しさに包まれている。
・・・それは、当然・・・命の美しさなのだ。
蛾と貝が、その命尽きる前に、ひとに殺されて、取りだされるものだから、美しくないはずがない。

・・・あの美しい輝きは、羽根を広げると目を覆いたくなるような蛾と、ゴツゴツした外皮にぬらぬらした陰性の粘液が、大本だとは、たぶん、誰も信じたくない。

繭に籠る蚕② 或いは、圧力隔壁・・・?

2012-04-24 22:59:56 | Weblog
夏日。昨日とは一転、初夏のお日和。


私は、社会生活(集団生活)が、極めて難しい性質で、これまで、ン十年間会社員でいられたのが、奇跡だと思っている・・・なんてことは、何度も、この拙なるブログ内で綴った。
今の会社に来る前の会社では、『おはようございます』、『お先に失礼します』以外には、一言の会話もない時代が、10年くらいあった(・・・信じられないけれど・・・)。
別な意味での引きこもりだ。
隔絶する壁がなくても、私自身が、繭となる・・・というか、繭にならざるを得ない・・・というか・・・。
人目がない分、自宅での引きこもりは、随分と、ラクだというもの。

他者との絶望的な隔絶。
見えない壁・・・。

そんなものが、生体エネルギー化(・・・オーラ化?)しているのかもしれない。

蚕の繭は、美しい絹に変わるけれど、人の繭は、どうなのだろう?
蚕の繭は、絹糸にするには、蛹のまま、煮て、蒸して、絶命させられる。

ひとは、自分で、繭の中の自分を抹殺してしまえるのだろうか?

自分と外界を隔てるもの・・・。
・・・だから、いつもひとりだし、他者からも、私は、見えていないのだろうと思うときもある。
物理的には、存在するものの、他から見えにくくしているもの・・・。

それは、『意志』によるもの・・・だとしたら、案外、凄いと思ったりする。
魔法使いだとか、修行を積んだ忍者だとか・・・。

或いは、『天狗の隠れ蓑』みたいなだとか、座敷童っぽい・・・妖怪じみたものかもしれない。

まあ、何でもいいや・・・。

原発の内部で、放射性物質がコンクリートの隔壁を突き破って、外へ漏れ出すもの時間も問題だ。
人においても、人の放つ無神経で、破壊的で、悪意に満ちた気(のようなもの)を防ぐ繭或いは、隔壁は、必要なのだと、勝手に解釈している。

・・・度がすぎてもいけないけれど・・・みたいな・・・???


繭に籠る蚕

2012-04-23 22:51:15 | Weblog
雨・雨・雨・・・と、1日中・・・雨・・・。

週明けは、雨の始まり。

さて、今週は、月末である。
・・・しかも、GWを控えた、何処となく、心ここに非ず・・・と言った感もあるのだけれど。

週明けは、オカシイ・・・。
オフィスのネットワークが、錯綜しているようだし、パソコンの立ち上がりも、プリンター、コピー、スキャナーなどの複合機も、どうも、調子が悪そうだ。

湿度のせいか、はたまた、週明けでヤル気がないのか・・・。
午前中は、リハビリ、リハビリ・・・軽く行こうぜ・・・と思っても・・・。

訳のわからない敬語。
『・・・ですかぁ~~~?』
異様に長く語尾が伸びてる高音の電話対応の声。

イライラ・・・イライラ・・・ああ、せめて、あの甲高い電話の会話さえ、聞こえてこなけりゃなあ・・・。
お願い!もっと、静かに話してくれよ・・・。

こういう日は、『蚕(かいこ)』になりたい。
青々とした桑の葉を、シャリシャリ、シャリシャリとお腹いっぱい食べて、柔らかで、美しい絹の糸を吐出し、自分が眠る繭を作る。
誰にも邪魔されず、美しい淡黄緑の絹の床を作りながら、静かに静かに・・・羽化するのを待つ。
電話も、来客も、請求書も・・・何もせず、ひたすら、美しい繭になる。
ずっと、ずっと、繭のままでいたいけれど・・・。

・・・蛾になる日は、ちょっと、辛いか・・・。
羽根の模様が、気持ち悪いし・・・。こんな自分は、好きにはなれぬし・・・。

天蚕は、そのまま、蛾になるけれども、飼育されているヤツは、そのまま蒸されてしまうんだったな。
寝てる間に、釜茹っていうのも・・・。

・・・それでも、こんな月曜日は、自分で紡いだ美しい光沢の繭の中で、ゆっくり、ゆっくり、静かに揺られる夢をみたい・・・。



緑に染まり始める日

2012-04-22 22:57:07 | Weblog
灰色の空。午後から雨。

・・・何時までも、春の暖かさが戻ってこない。
今年は、花も遅いけれども、新緑の芽吹きにも、いまひとつ力がないような気がしている。

本日の画像。
自宅裏の雑木林の小さな緑の芽吹き。

冬枯れしていた先月とは、一転。
灰色の空の下で、緑は、目覚め始めたようだ。
陽光があれば、もっと透明な緑色になるのだけれど・・・などと思いながら、構図やら露出?やら、何も考えない所謂『バカチョン』で撮影。

この雑木林の中で、鳥たちは、生きている。
時々、木の根元に小さな卵が落ちていたりする。
地面は、湿性を好む墨ツボスミレが、江戸紫色、白色の小さな花を咲かせるもの今頃。

この雑木林では、ないけれども、あともう少しすると、ハナミズキが、フワフワと浮遊するような花を咲かせるし、ニセアカシアの林から、白い花房が、風に揺れて、香りを届ける。
ニセアカシアは、白い花が、薄い黄緑色の葉の中に埋もれて咲くようで、あまり目立たないのだけれど、芳香で、気づかされる。

そして・・・メインは、薔薇だ。
その芳香といい、形といい、ひとが、交配を続けて、より美しい形、より強い芳香、新しい色を作り続けて止まない。
・・・それでも・・・。
荒地に咲く、ワイルドローズのその香り、その姿には、かなわないような気がする。
野生の美しさは、誇ることなく、媚びることもない。
園芸種の薔薇は、肥料喰い、虫害、病気・・・人の手によって、作られたから、人の手によってしか、守るすべを知らない弱さがある。

去年の原発事故は、いつ起きても不思議はない脆弱さを、政府と電力会社が、必死に隠ぺいしつづけたけれど、地震によって、その老朽化したあわれな姿を暴かれ、無残にも露呈した。
人の手によって、つくられたのだから、人の手によって、収束させるしか方法はない。
しかも・・・人の手にあまる原子力を、制御する力は、まだどこにもない。

一見、何も変わらないように見える雑木林には、日々、以前の倍以上の放射線は、降り注ぐ・・・。


解放されるということは・・・?

2012-04-21 22:50:10 | Weblog
曇りがちで、寒い日が続く。

今年は、花が、咲くのが遅い。
長かった冬が続いたし、このところの寒さの戻った感じのする日も多いせいか・・・。
桜も、染井吉野は、終わったけれど、八重桜、枝垂れ桜、山桜などは、今盛りで、風に乗って、花びらが舞っている。
ちょっと赤味の強い蘇芳なども、よく目立って、体感的には、寒くても、やはり4月なのだな・・・と思ったりする。

これから、5月にかけてが、多分、1年で一番、爽やかで、過ごしやすい時期になる。
連休もマジかだから、気分的にも解放感があふれるし、風も気持ちよくなってきて、衣類も薄手の物に変えて、気分も軽くなりたいものだ。

解放感が強い・・・と言うことは、日常、いつも何かに縛られて生きているということなのだろう。

この身体を縛るもの・・・。
服飾なども、その一部だろうし、女性(最近は、男性もか?)なら、外出するときの化粧。
コレなどは、古代なら魔除けの意味があるらしいけれど、今は、武装(・・・外に出れば、敵も多いし、戦闘準備ということにでもなるのだろうか?素の自分を隠すという意味もありそうだ)ということか・・・。
・・・どうも、使用前、使用後が、あまり明確ではないと思うこともあるけれど。
病気や身体の不調なども、確実に自由から、この身を遠ざけている。
物理的な重力なんかも、それに縛られているし、また、重力がないと、骨などが退化して、歩行すらできなくなるという。
身体を縛るものは、反面、身体を守るものなのかもしれない。

呪縛というものあるか・・・社会的なルール。

心も随分縛られているよな・・・。
仕事の納期、達成に伴う重圧感や、それに伴う人間関係、仕事以外のプライヴェートな関係。家族関係。婚姻などもそのひとつだろうし、恋愛関係などは、顕著なものだ・・・とそう思う。特に、未熟な恋愛だと相手の心が、自分以外に向くことを許せなくなる・・・或いは、相手にそれを強要されるとか・・・?

何気ない、全く信憑性のない占いなども、それに支配されることもある。

結局、自分自身を自覚する機能(主に、脳だとか、精神の病だとか?)を崩壊させるか、死に至る以外、完全解放されることは、なさそうである。

解放感を味わうには、縛り付けられている日々が、必要なのだろうと思ったりする。



気の早い『連休モード』な金曜日

2012-04-20 22:50:00 | Weblog
肌寒い日が続いていて、本当に、4月の下旬なのだろうか・・・と思わせるような寒い曇り空。

今日は、生産計画で、現場部門は、お休み。
現場を持つスタッフも休業。
私も、以前は、現場を持つ部門だったので、去年までなら、休めたけれど、管理部門に異動になったので(・・・でも、以前と同じ仕事をしている)、今日は、出勤。
朝の通勤時間帯も、何やら、空いていて、駐車場は、ガラガラだ。

現場が、動かないってことは、生産ラインも止まっているので、工場は、眠っているかのように静かで、年末もこんな雰囲気になる。
リーマン・ショックの後のあの100年に一度・・・と言われた不況のときも、ラインが、止まった。
工場は、仮死状態に陥った。
全く、動いていない工場は、不気味なくらい静かで、もう、この先は、ないのかな・・・。
あと何回、ここに来るのかな・・・と思ったりした。

ラインが、停止しないと、できない仕事もたくさんあって、部品調達、在庫管理調整、メンテナンス部門は、フル稼働。
お隣の技術課は、全員出勤しているのに、全員現場に出ているから、事務所は、管理課の女子社員数名と管理職しかいないので、シン・・・と静まりかえっている。

来週は、ゴールデン・ウィークに突入で、その前に、一足早い連休気分を満喫した。
早くも、連休モードに入ってしまった感がある。

・・・それでも、合間をぬって、技術課のスタッフから、経費支払の伝票が、ポツリポツリ・・・、五月雨のように、絶え間なく、上がってくるあたり、やはり、月末なのだなぁ・・・と思ったりする。

今月は、発注枚数が多いにも関わらず、処理完了件数が、まだ半分以下なので、来週あたり、ひとつの山場があるのかな・・・と思っている。

頭は、連休モードだけれど、その前に、ひと仕事。

でも、技術課の支払処理は、ルーティン化しているから、問題はほとんど起こらない(問題は、輸送関係が多くて、支払停止処理だとか、スクランブルは、ほとんど輸送関係なのだ)。
技術課の仕事は、私の上に命令者がいるから、ラクでいい。
全部、この技術課の仕事だったら、あと3倍あっても、余裕でこなせるよな・・・なとど、大風呂敷でも広げようか・・・そんな、開放的な気分になる4月の肌寒い一日。