鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

嗅覚

2015-10-31 23:26:11 | Weblog

体調が良い日は、あまりない。
いつも、グズグズしていて、実は、十代初めの頃より、随分長い事、起立性低血圧による脳貧血状態に脅えている。

外出時は、特にそうだけれど、深夜にお手洗いに立って、その時に起こる発作もイヤだ。
心因性というか、症状が起こるのは、精神的な要因も大きいようだ。

今回、都内に出て、発作が起こった原因のひとつが、嗅覚だったように思う。

病院隣接の駅ビル内で、ハンドクリームの新作を試した。
その香りが、全く受け付けない香りで、お手洗いに寄って、洗い流せばよかったのだけれど、時間がもったいなくて、そのまま電車に乗った。
手を顔に近づけると、酔ってしまう様な香りだった。
 
具体的には、ジャスミン・・・ということなのだが。

ジャスミン・・・と言えば、お茶にも利用するし、お茶に含まれるものは、嫌いではないが、友人が、昔、ジャスミンだとか、金木犀は、トイレを連想させるから、花の香りのお茶は、苦手だと言っていた。
 
私は、ジャスミンというと、入浴剤のバスクリンを思い出す。
あの香りは、好きだったのに。
入浴剤のジャスミンの香りは、純粋なジャスミンではなくて、合成なのだろう。
 
今回、試したハンドクリームのジャスミンは、純粋な香料としてのジャスミンだったのだろうか。

濃厚で、粉っぽい(アルデヒド)感じだった。

ここのメーカーは、期間限定という商品が多くて、3カ月おきくらいで、新作を発表して、好評のものが定番化するようだ。
いくら気に入っても定番化されないとその商品は、販売されない。
同じシリーズでも、購入時期により、微妙に香りが違っているように思う。
処方箋が違うのだろう。

それにつけても・・・。

強い香りは、宜しくないようだ・・・。





散々な一日。⑤

2015-10-30 00:51:05 | Weblog

(一昨昨昨昨日?からの続き)
↑こういうワードがあるのかないのかわかりませんが・・・。日曜日(10月25日)からの続きです。


帰宅途中の電車の中で、少し眠り、地元に着くころには、すっかり回復した。

これから、また少し(・・・ほんとうに、少し。15分くらい)、歩く。

市役所の駐車場迄だけれど、市内の駅西地区を歩くのは、久しぶりだった。


往路に通った時も感じたけれど、市街は、寂れていた。

古いビルと解体中のビルの混在するなか、昔からあった店舗は、ほんの少しだけ残ってた。
かつて、この地域で、働いていた頃、ここは、もっと活気があった。

なににつけても、中途半端な街だ。

ショッピングだって、県央か、都内へ行ってしまった方が、よさそうだ。
買いたいものがない。

食糧品などを扱うスーパーも駅ビルの中にひとつあるだけで、車で移動するにも不便極まりない。

この先、発展は、望めそうにない。

市街地が、閉塞している。

そんなことを考えながら・・・。

歩いた・・・。


今の私には、市街地活性化よりも、車のエンジンが、かかるかどうかのほうが、問題だ。

駐車場に戻ってきて、車に乗り込み、エンジンをかける。

問題なく、一発で、かかって、安堵した。

相方から、たぶん、大丈夫・・・と聞いていなかったら、今日一日、心配し続けたことだろう。


出発から、トラブル続出の散々な一日であった。







散々な一日。④

2015-10-29 08:01:17 | Weblog

(一昨昨作日からの続き)
  ↑こういうワードがあるのかないのかわかりませんが・・・。日曜日からの続きです。


この頃、脳貧血の起きる頻度が、増している。
自宅から殆ど、出ないし、外出したとしても、車だから、慢性の運動不足で、低血圧に拍車がかかっているのかもしれない。

自宅に居れば、ナントカなる・・・でも、ナントカならなくなるときも、来るかもしれない。

外出先で、具合が悪くなるのが一番イヤだ。
路上で、ブッ倒れれば、誰かが、救急車を呼んでくれるだろうけれど。
ましてや、JR駅だから、駅の職員さんが、レスキューしてくれるのには、違いないけれど、まわりは、全て知らない人だ。
そんなことが物凄く怖い。

最近、都内へ出向くときは、大抵、相方と一緒だが、今日は、ひとりだし。

電車から降りて、ホームの柱の片隅で、うずくまって、発作が、治まるの待っている。

澱んだ空気の電車とは違って、ホームには、風が吹く。

その風に救われたような思いがしていると、内回りの電車からの下車してきたひとりの女性が

『大丈夫ですか?誰か呼びましょうか?』

と声をかけてくれた。

見も知らぬ他人のために、有難いことである。

『ちょっと、貧血起こしただけなので、大丈夫です。ありがとうございます。』

と言うと、

『飴を持っていますから、どうぞ。』

といって、のど飴をくれた(・・・もっとも、低血圧からくる発作で、低血糖とは、関係ないから、糖分を取っても変わらないのだが・・・)。

数分して、少し動けるようになったので、できるだけ目立たないホームの階段下へ移動する。

ここは、風が抜けない。油と埃の匂いで、余計に具合が、悪くなりそうだ。

山手線の内回りは、混雑していて、とても座れそうもないので、反対側の空いた外回りに乗車する。

コレで、上野まで、30分か、40分くらい座っていられれば、発作は、治まるハズだから・・・せめて、この吐き気さえなんとかなれば・・・と思いながら、上野までやり過ごす。

時間が経つにつれて、症状が寛解してきた。
(コレで大丈夫だ。あとは、地元まで、座ってさえいければ、帰宅できる)

上野始発の電車は、20分待ちだった。

既に電車は、ホームに入っていたから、あとは、ドアが開いて、乗り込めばいい。

座席の一番隅に着席して、出発を待つ間、相方からメールの着信があったので、電話をする。

具合が悪くなってしまったことなどを数分話した。

電車が、動き出したので、少し眠る。


(明日に続く)



散々な一日。③

2015-10-27 22:50:01 | Weblog

(一昨日からの続き)

某百貨店で、いつも行くお目当てのお蕎麦屋さんが、撤収したことを知って、別の店舗で、食したとろろ蕎麦である。
渋谷某百貨店の系列店のハズなのに、全然違う。
味が、濃すぎて、御蕎麦もバキバキ・・・コレで、1500円って・・・。

時間もないし、不味すぎだが、仕方がないので、飲み込むように食して、この百貨店で、一番、利用者が少ないだろう(と思われる)化粧室へ。
10分くらい洗面台の一角を使わせてもらったけれど、その間利用者は、たったひとり。

ここは、本当にアナ場である。

この化粧室に近い、絶景の和食料理店もリニューアル工事中であったし、すき焼きの名店も、11月にならないと再オープンしない。

折角、都内へ出たのに、意に沿わなくて、残念である。

そのあと、中央線で、病院へ。
診療は、特に問題なく終わった。
3週間ぶりに出たものの、他に何処かへ行こうとか・・・そんな体力は、残っていない。

このまま、上手く行けば、夕方には帰宅できるだろう・・・と思った。

中央線に乗って、新宿で降りる。

山手線で、上野まで行こうと思った。

東北本線(宇都宮線)と東海道線間が、まだ繋がっていない時(今年の3月迄)は、上野始発が沢山あったけれど、今は、1時間に2本くらいに減ってしまった(コレも時間帯によって違うけれど)。
他は、みな始発が、熱海や小田原なので、東京発などは、座席に座ることができないので、不便になったと思っている。熱海や小田原になど、行く機会は全くと言っていい程、無いから。

新宿で、内回りの電車に乗るも・・・。

着席できなかったので、ドア付近に立っていた。

新大久保で、おかしくなってきた。

動悸と吐き気がして、冷や汗まで出てくる。
典型的な脳貧血状態だ。

(マズイなあ・・・と思う)

池袋迄、持ちこたえれば、着席できるんだけれど。でもそんな余裕はない。

仕方ないので、次の目白で、下車する。
ベンチを探すけれど、何故か、ホームにベンチがない。
転倒したら、まずいから、一番近いホームの柱に身を寄せて、うずくまる。
人目があるけれど、仕方がない。頭に血が行かなくて、酸欠状態だから、少しでも、頭を低くして、凌がないと・・・。

電車の中と違って、ホームの風は、気持ち良かった。

(明日に続く)


散々な一日。②

2015-10-26 22:40:41 | Weblog

(昨日からの続き)

昔は、都内へ出向く折には、駅から徒歩10~15分の市役所第二駐車場に車を置いていた。
安月給だったし、出来るだけ節約したかったから。

それからしばらくして、駅近辺に、1日500円の駐車場が出来たので、そちらを利用していた。
駅隣接の駐車場は、1時間200円だから、一日おいて置くと、都内までの片道の電車賃より高くなってしまうので。
更にソレから、1日100円の駐車場が、出来たので(今年の初め頃だったように記憶しているけれど)、そちらに置くことにしたけれど、いつも満車状態。3カ月もしないうちに、1日300円値上がりになってしまっていたのだった。
・・・なんて、みみっちぃ話でしょうか・・・。

暫くぶりに、市役所から駅に至る道を歩いたのだけれど、以前と違い、細い路地裏の近道などもなくなってしまっていて、結構な遠回りになってしまった。駅西は、かつての繁華街であったけれど、車がないと生活できない地域だから、駐車場の少ないこの地域は、ゴーストタウン寸前のように寂れているみたいだ。

ナントカ、予定の電車に乗り込んで、予約時間が、15時だから、食事時間も1時間近くある。
最悪、1時間電車が遅れても、予約時間には、間に合うだろう。

乗換の新宿駅隣接の百貨店のレストランパークでの昼食を考えていたので、一番近い南側の出口へ移動するも・・・。

工事中で、いつもの出口とは、違う。
随分と大回りというか、迂回というか、遠回りをさせられているみたいで、時間はどんどん過ぎていく。

改札の前にあったハズのコンビニエンスストアで、歯ブラシのセットを買うつもりでいたのだけれど、そのストアも移転???したようで、何処にあるかわからない。

歯科治療に行くのに、事前に歯磨できなくては・・・と思いつつ、某百貨店で、歯ブラシセットが、何処で売られているのか・・・見当もつかない・・・。

地下だろうか・・・???エスカレーターで階を上がりながら、レストラン街のある高層階へ移動した。
この百貨店とつながっている○急ハンズだったら、確実にある・・・と思い打し、再び、エスカレータで、下降しながらの移動・・・。
百貨店内で、ある日用品の特定のモノを探すは、至難の業だ。
普段買わないから何階に売られているのか、見当もつかないし。

コンビニなら売り場面積が小さいから、すぐに探せるのに。

ビューティヘルス階で、必需品の歯ブラシと歯磨き粉のトラベルセットを購入。

乗り継ぎの電車の時間まで、あと45分を切った。

当初は、エスニック(タイ料理がクセになってしまった)を検討していたけれど、時間もないから、簡単ですぐ供される蕎麦にしよう・・・と、いつもの永坂更級へ・・・。

ナイ・・・ナイ・・・ナイ・・・???

既に、店舗自体が、撤退していた。

先々々週もそうだったのだけれど、池袋駅西隣接の某百貨店といい、今日の新宿・某百貨店といい・・・レストラン街改装中で、お目当てのお店が、何処も営業していないのだった。

仕方がない・・・1階下のK庵だ。
ここは、値段が高く、量が少ないが、渋谷の某百貨店に出店している店舗と同じ経営者だし・・・。

とろろ蕎麦・・・渋谷の某店舗と同じものとは思えないくらい・・・不味い!


(明日に続く)




散々な一日。

2015-10-25 22:51:27 | Weblog
 
昨日は、秋だと言うのに、春のような少し華やぎのある空気で、こういう日を、小春日和というのだろうか・・・。

英語では、インディアン・サマー(indian summer)というらしい。
小春・・・というには、暑すぎたかもしれない。初夏・・・くらいですかね???

そんな中、4カ月に一度の都内への通院。
正午前に自宅を出るつもりであったけれど、今年4月のJRダイヤ改正だとか、走行路線の延長とかで、とにかく、電車運行の距離が、大幅に伸びた分、ダイヤの乱れが頻発で、すぐに遅延が出るから、都内などへ出向く折には、以前より1本早い電車に乗ることにしている。

イザ、出かけようとして、最寄駅までは、自分の車なので、エンジンをかけた。

プルプル・・・プスン・・・。

ややや・・・エンジンがかからんではないか。

何度か試みるも、かからない・・・。

コレは、不味い・・・バッテリーが上がった???

そう言えば、先週の月曜日、半ドアで、ルームランプを4時間程度点けっぱなしにしてしまったのだった・・・。
もう一回チャレンジして、エンジンがかからねば、自転車にしようと思いつつ、エンジンをかける。

プルプル・・・プスン・・・。

それでも、何だか、回っているような気がして、アクセルを踏み込むと、エンジンは、まわり始めた。

取りあえず、行ってみるか・・・。

でもなぁ・・・一度、かかっても、帰りに、動かなくなったら、困るしな。
バッテリー上がりの疑いが濃厚だけれど、バッテリーは、今年の冬に相方に変えてもらったばかりである。

エンジンをかけたまま、仕事中の相方に、電話をした。

『エンジンかけたときに、セルモーターが、回っていれば、バッテリーじゃないよ。ずっと乗ってないでしょ?オイルだとかが、詰まっているのかもしれない。駅に行く前に、2~3キロ走ってみて。それから、有料駐車場にパークすると、動かなくなったときに、引取日まで、料金取られるから、少し遠いけれど、市役所の第二駐車場に置いた方がいいよ。市役所なら、数日置きっぱなしでも、大丈夫だから。取りあえず、病院へ行って、車の事は、帰ってから考えれば。』

『・・・で、セルモーターって何?』

電話の向こうで、相方は、呆れたように、

『エンジンかけたとき、普通のエンジン音とは、別の音がするでしょ?』

『あ・・・そう言えば、なんか、音してたかも・・・。』

『ソレ。それに、今、エンジンが動いているってことは、バッテリーじゃないし、少し走ってあげれば、大丈夫だよ。』

電車に乗るまでに、市役所からの徒歩時間を考えても、まだ少し余裕があったので、市街地をドライブ・・・このときは、まだ、これから先、次々に起こるトラブルのキッカケにすぎないことを知る由もなかった。




炊飯器で、小豆を炊く。②

2015-10-24 22:33:44 | 食・料理

小豆は、美味しい。

和菓子には、欠かせぬ材料でもあるし、その煮汁などは、薬効もあって、身体を温めるなどの作用があるとのこと(もっとも、砂糖などを添加し過ぎると、害になるという記述もあった)。

昔の宮中では、月初めの朔日、15日には、小豆粥を炊いて食べる習慣があったとか。
それだけ、薬効が認められるということかもしれない。
ビタミンB類なども豊富で、脚気などにも効能があるようだ。

これからの寒くなるシーズンには、暖かいお汁粉や善哉(ぜんざい)など、嬉しい一品だし、暑い時期は、ひんやり冷して、白玉善哉、水ようかんなども美味しい。

しかし・・・炊飯器で、小豆を炊けるとは、知らなかったなぁ。

過去に読んだ故・宮尾登美子氏の随筆(エッセイと書くより、随筆の方が似合う作家さんだと思っているので、随筆と書くことにする)で、戦時中、物資が不足して、お祝いをしたくでも、小豆が手に入らず、思案していたところ、子供の頃、遊んでいたお手玉の中に小豆が使われているのを思いだし、お手玉の布を割いて、中を取りだしてみたところ、一握りの小豆が出てきた。
虫食いなどもなく、炊いて食べることが出来た・・・という文章があった。
何の随筆だったか、失念したけれど、小豆は、十年くらい(或いはそれ以上の年月)は、保存が利くようだ。
出征だったか、出産だったわからないけれど、小豆の赤い色は、御目出度さを表す貴重な食材でもあったのだろう。

一握りの小豆とお手玉。

女衒(娼妓紹介業)の父を持ち、娼妓の売買で、生計を立てていた宮尾氏の実家であるが、裕福だった少女時代、贅沢になれた少女は、上品な漉し餡が好きだったという。

戦争を経て、甘い物に餓えてからは、カタチのある粒餡の方が好きになった。少しでも、食べた感じがする粒餡の方を好むようになったとのことだった。
若くして結婚、戦争を挟んで、満州へ渡り、終戦後、中国大陸より引揚げ、街中で育った身が、高知の山村での暮らし、重度の結核、離婚、再婚、遅い作家デビューと波瀾万丈な一生を送ったひとでもあった。

今年の1月に亡くなられたけれど、宮尾さんは、炊飯器で、小豆を炊く・・・と聞いたら、どう思われるだろうか・・・。

炊飯器で、炊いた小豆は、食されないかもしれないな・・・そんなことを考えながら、ラクしたい私は、これかも、たぶん、炊飯器で、小豆を炊くだろう。




炊飯器で、小豆を炊く。

2015-10-23 23:43:30 | Weblog

那須へ出向いた折、昼食に立ち寄った店で、小豆が売られていた。
小豆の他にも、主力商品のお米(今の時期だと新米だそうである)、キビ、ヒエなどの雑穀類、お菓子なども売られていた。

私は200g230円の小豆一袋を購入。

小豆は、煮るのが面倒で、一晩、浸水させて、それから、何度か、煮こぼして、灰汁を取ったり・・・とかなり手間がかかる。

最近の調理方法では、直接、煮た方がよい・・・と記されているものもあった。

もう少し簡単なものだと、何度か煮こぼしてから、熱湯とともに、魔法瓶(・・・この魔法瓶というネーミングも何だか、レトロですね。お湯が冷めないから、魔法瓶なのだろうけれど。今では、ポットと呼んでますね)に入れて、数時間保温すると、ちゃんと煮えてるそうな・・・。

煮ものをするときに、光熱費の節約で、小豆ではなかったけれど、節約と節約料理の研究家・魚柄仁之助さんが、鍋を毛布で包んで保温して調理する方法を紹介していたけれど、何だか、毛布などに包む方が面倒カモ・・・と思ってしまった。
もしかすると毛布ではなくて、発砲スチロールだったかもしれない・・・(詳細は、失念)。

豆類は、種類によって、煮方が、違うようで、黒豆なんかは、一晩浸水しないとダメらしい。

いづれにせよ、調理器具などが、飛躍的に発達しても、豆類は、結構、難しいのかもしれない。

簡単で、手間がかからず、出来れば、光熱費もかからない方法が、ベストだと思ったので、もしかしたら・・・炊飯器に、小豆と水を入れたら、どうだろうか・・・と思った(ガスと電気では、どちらが割安なのかわからないけれど)。

インターネットで、検索すると・・・。

やっぱり、出ておりましたね。

炊飯器で、小豆を炊く方法。

ザルで、水洗いした小豆の量に対して、水3倍(小豆が1合なら、水3合という具合で、メニューによって、水の量を変える)を、炊飯器に入れて、スイッチオン。

炊きあがりを待つだけ(ウチの炊飯器だと1時間くらいですかね?)。

スイッチが切れたあと、おほっておくと保温になるので、それでも大丈夫だった。

お赤飯などに利用するササゲなどには、豆のカタチを維持するのが難しいから向かないかもしれないけれども、お汁粉や善哉、餡類をつくるのであれば、炊飯器でもよさそうだ。

今回は、小豆粥を炊くのが目的だったので、煮上がった小豆を冷まして、お米と併せて、再び、炊飯器のお粥メニューのスイッチオン。

夕方には、小豆粥が炊けているという・・・超便利さ。

残った小豆は、煮汁と一緒に、小分けして、冷凍庫へ。これで、小豆ご飯用の小豆、5回分(我が家は、一回に、1合弱しか炊かないので)の出来上がり。

簡便この上なし。

アリガタや・・・炊飯器。








第22回観月会

2015-10-22 22:22:22 | Weblog

先週は(・・・も)、ブログの更新をサボり捲くったので、1週間遅れになったけれど、15日は、月例観月会で、回を重ねること22回目。


いつもの県央某所15階にある展望レストランへ。


秋の献立。

菊花をあしらった先附。もっちりした粟麩。

お椀替りは、鶏肉にベーコンを使った和洋折衷の清まし汁仕立て。

八寸は、杏のなます、からすみ大根、秋刀魚柚庵焼き、お多福豆など・・・秋の中に、早、初冬を感じるお料理。

特筆すべきは、焼き物。
柿釜胡桃味噌風呂吹きなる一品。
甘い柿をグリルして、塩辛のようなソース、蟹、麩、シメジ、三つ葉、松の実をあしらった不思議な食感。

煮ものは、南瓜と海老のあんかけ。茗荷の食感が心地よい。

揚物は、海老の衣にスライスアーモンドを付けて、カリカリに上げた天ぷら。
舞茸、サツマイモ、獅子唐、パプリカなど、塩レモンで。

ご飯は、牛しぐれ煮をのせた上品な味わい。
赤出汁も良く合う。

先週・・・月は、生まれたての三日月。
夕暮れに西の空に傾き、会食を終えたときは、既に、山入端に沈んで、姿は、なし・・・。

月に恵まれない観月会が、続いている。




錦秋の那須へ・・・。④帰路

2015-10-21 22:50:22 | Weblog



展望台から、相方は、車、私は、徒歩で、『殺生石』を目指し、別行動。

徒歩約30分の案内版の通り、到着。

(画像:展望台より那須市街を望む風景。ここから、徒歩。雲が出てきて仄暗くなってきました。)


相方は、20分で到着したとのことで、入り口で、待っていてくれた。

時は、正午。

ふだん、日中は、食事をしない私だけれど、もちろん、この日は、朝食は、食べていないし、山道を30分も歩いたので(30分くらい普通のひとには、何でもない距離なのだろうけれど)、お腹もすいたので、昼食を取るため、今度は、山道を下る。

途中、竈炊きご飯のお店を見つけて、入店。

時刻も時刻だし、お店は満席。
予約名簿に名前を書いて、待つこと約10分。

古民家を改装した店内で、ヘルシーな食材の純和食、御櫃(おひつ)に盛られたお変わり自由のご飯、湯葉、煮茄子、切干大根、味噌大豆、お味噌汁、そして、温泉玉子などをいただく。

ご飯を食べ終えたあとは、更に県道を東進。
和菓子店で、薄皮まんじゅうなどを購入。

店内には、購入したお菓子を食べることのできる広いスペースがあって、お茶、珈琲、麦茶など、無料で提供してくれる。
お茶と珈琲を一杯づつ飲んで、デザート?終了。

そのあと、相方お気に入りの陶磁器の販売店へ。
このお店は、外装が変わっていて、中には、新人作家などの作品を販売している。

相方は、お気に入りの漆塗りの漆器を見つけて、購入するかどうか悩んでいたけれど、ここ2ヶ月ばかり、給料の支払いが遅れているので、ちょっとお財布がピンチらしく、断念。


お腹がいっぱいになったので、帰路は、ずっ~~~~~と、助手席で、寝てしまい、寝とぼけた私をみて、相方も、県央まで戻ってきたあたりの運動公園の駐車場で、一眠りのハズが、目が覚めたら、既に日暮であった(移動中、寝っていたにも関わらず、パーキング中も、更に1時間くらい寝てしまった・・・何のこっちゃ・・・!)

秋の夕方は、暮れるのが早い。陽が落ちたと思ったら、もう真っ暗・・・であった。

途中の渋滞もあって、地元へ戻ってきたのは、19時過ぎ。

翌日、仕事の相方は、早めに帰宅。

歩き疲れた私は、翌日の月曜日は、1日中寝ているという・・・テイタラク・・・。