memories on the sea 海の記録

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ノルウエーはロシアを漁場から締め出し

2010-11-30 00:00:04 | 水産・海洋
ノルウエーとロシアとのバレンツ海の境界に関する合意によりロシア漁業者は北極海のも魚に富んだ海域から締め出されるとロシアの大規模漁業会社2社が異議を申し立てている。(11月4日バレンツ・オブザーバー)

合意により境界線の西側のすべての水域がノルウエーの管轄となる。これによりロシア漁業が豊かな海域から締め出されることをロシア側は恐れている。我々は9万平方キロを失い、バレンツ海の西側での操業を失うと ロシア北方漁業者団体のVyacheslav ZilanovがVzaglyad紙に対して表明。

Zilanovによればロシア漁業者は 年間30~31.5万トンの魚をバレンツ海の西側海域で漁獲している。東側は21万~21.5万トンである。もしロ押し合がこの海域を失えば毎年の損失は3450万ユーロに相当する。Zilanovはノルウエーがロシア漁民を西側から徐々に締め出す方法をとると信じている。もしノルウエーがこの海域でのトロール操業を認めなければ ロシア漁業にとって悲惨な結果をもたらす、と彼は言う。漁獲の95%までがトロールによるものであり延縄によるものはわずか5%であると。一方ノルウエーは漁獲の30%にトロールを使用しているのみ。
ノルウエーが新しい対策をトロール規制に講じる場合、彼らは「これは差別的なステップではない。我々自身も規制している」というであろうがこのことによる損失は100%がわが方に来る。

北方漁業者協会の幹部の Vasily Nikitinはノルウエーが豊かな資源を自分のものにしようとしていると。以前ノルウエーは彼らの規則に従った、またロシア側もロシアの規則に従った。いまや北方の隣人はバレンツ海の豊かな海からロシア漁業を締め出すに十分な梃を手に入れた。この合意には両国の批准が必要であることからZilanovhaロシアの政治家が最終調印に至る前に条文の変更を行うことを望んでいる。
写真:ノルウエーのKirkenes港に停泊するロシア漁船。


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