米国貿易赤字5月に10%増加、輸入増加で輸出減少

米国貿易赤字は輸出が減少し一方輸入は中国からのものが増加したことで5月には赤字が10%増加したと妻子の商務省報告が伝えた。（7月7日MP)

貿易赤字は5月に411億ドルで前年４月は374億ドルであった。輸出は0.2%減少一方輸入は1.6%増加した。この赤字は特に中国とが顕著で、そのギャップは19.4% 、290億ドルに達した。EUとのギャップは13.5%に増加した。

 米国では常に貿易不均衡が続いている。海外輸出よりも財貨の輸入が多い。ドルは強くなったが、このことは顕著である。「米ドルの上昇は貿易収支を圧迫している。輸入は割安になったが輸出競争力は落ちている」とMoody'sのアナリストEmily Mandel はいう。

貿易赤字は中国との間が顕著である。ギャップは19.4%、290億ドルに拡大した。これは2015年11月以降で最大である。またEUとのギャップも 13.5%拡大した。.