memories on the sea 海の記録

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銃撃の謝罪をしたことで台湾がフリッピン制裁を解除

2013-08-29 00:42:02 | 海事
台湾はフィリッピンが公式的な謝罪を台湾漁民お家族に対して行ったことで制裁を解除した(8月9日BBC)

台湾外務大臣がフィリッピン人の雇用凍結を含む11の制裁条項を解除すると発表した。フィリピン沿岸警備隊が台湾漁民Hung Shih-chengを銃撃したのは5月9日のことであった。水曜日にはフィリッピンは火器を使用した8隊員の殺人罪適用を勧告していた。

「中華共和国(台湾)はフィリッピン側が謝意を表明、文書や行動でその善意を表したことにより直ちにフィリッピンに対する制裁を解除する」と木曜日の台湾外務省の発表を引用してAFP通信がつたえた。
漁民Hung, 65歳は両国が自らの200浬専管水域であると主張する海域で銃撃された。当初フィリッピン政府は銃撃は防衛のために行われたものであると発言、しかし現在は沿岸警備隊員の過剰な武力の行使であったと結論つけた。

フィリッピン大統領は特使としてAmadeo Perezを木曜日台湾南部の漁民家族に派遣した。「自分は大統領Benigno Simeon C Aquino IIIにより指名され大統領とフィリッピン国民の心からの哀悼の意と謝罪を不幸にも亡くなったMr Hung Shih-chengの家族にを届ける」とMr Perezが発言。

家族らは謝罪を受け入れ、この損失に対する補償をフィリッピン側がマニラ行うことで合意した。両国は漁業交渉を始め、両国の漁民に対する武力の行為を行わないことを合意したと、台北からBBCのCindy Sui が報じている。両国は他国の漁民の逮捕にあっては通告を行うことでも合意した。台湾は遅く勝つ不誠実なフィリッピン側の対応について激怒していたとBBC通信員は伝えている。雇用凍結の制裁ではおよそ1万人のフィリッピン人労働者が労働許可を得られなくなっていた。

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