台湾の調査船"Ocean Researcher V"(海研5号) は人的ミスが原因で沈没したことが海事港湾局の報告で明らかになった(3月6日SNT)
海難調査委員会の殆どのメンバーがこの事故の主因は人的ミスであることに合意した。調査官らは本船の帰港の際に乗組員らが適正な手順に従っていなかったことを見出した。本船位置の把握に海図を使用することや海難に際しての万全の準備がなされていなかったことも明らかになった。本船が進路を外れた際に適切な補正をしなかったことが惨劇を導いた。船長も船員も悪天候により進路を外れていることを把握していなかった。
もし適切な補正を行っていれば2014年10月10日の台湾沖での沈没事故には至らなかった。この事故で乗組員45人のうちの2人が死亡している。
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