memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

危機のギリシャで漁師は

2012-06-26 00:47:55 | 水産・海洋
ギリシャの港町Chalkidaでは漁船が夜明け前に出漁し早朝市場に戻ってくる(6月12日BBC)

しかしビジネスは厳しく、漁民らは誰に矛先を向けるべきかを知っている。「政治家全員を一緒に集めてから海に投げ込みたい」と79歳のYiannisはいう。彼はここで数十年操業を続けてきた。「奴らは金を盗み、我々は飢えている。満足に食べることができない」と。ギリシャは荒海に深く沈みこんでいる。5年間連続の経済不況でChlkidaやほかの町も不況に沈み、危機の重みで座屈してしまった。産業界はそのすべてが死んでしまった。一つ残ったセメント工場もダウン、失業者が急増している。

緊縮財政か破綻か
経済政策の失敗への怒りはChalkidaの選挙民を過去40年間ギリシャ経済を担ってきた二つの政党に向けている。先月の決定的でない選挙ではこの街は最左翼政党Syriza支持に切り替えた。それはギリシャの国際緊急援助契約を引き裂きブリュッセルのコスト削減要求を停止したいと要求。しかしながら、ギリシャをユーロ圏内に残したいという。 EU指導者は両方をとることはできないと発言。緊縮財政の道から逸脱するならギリシャが依存している貸付金を没収される。人々に希望を与え、ギリシャをユーロ圏に残したい。それは通貨ドラクマに戻ることおなじである。現金がなければアテネは負債のデフォールトに陥り、ユーロを去らなければならない。それは他の債務国に悪影響を残すことになる(中略)

古い港のChalkidaの陽射しの下でDimitris Vazakas は次の出漁のために網を整理している。彼は政策を心配している。しかしSyrizaは彼の投票を得た。自分としては削減に対しては声を大きくしたいと彼はいう。「人生はかくも厳しい。ユーロに残りたい。それがなければ大混乱だ。ここにはSyrizaしかない。削減があれば未来はない。今ここに希望はない」

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