中東向けの輸出が急増 ベトナム

中東向け輸出金額が年初からの9ヶ月間で28億ドルに到達、前年同期比で56％増加した（11月25日INFOVN)

通商鉱業省は電話や電子機器部品が急速に成長、輸出物資の中で主体をしめるようになったと。アラブ首長国連合(UAE)が輸出の73％とリードしている。それに続きトルコ11％、サウジアラビア7％となっている。 繊維製品が輸出の中で第2位、輸出全体額のなかで9％を占める。この種の物資がここ最近増えていると市場観測者らはいう。これはトルコの衣料メーカーが需要は手堅いと見ているためという。

水産物は金額で全体の6％を占め第3位。ベトナムのマグロは中東の12カ国に輸出され、イラン、イスラエル、リビア、UAE,エジプトなどが規模の大きな消費国である。新たな輸出物資としてはタバコやガラス製品などが中東市場で期待される。